2009年7月10日 (金)

銭湯が熱い!(当たりまえか)

 わたしの銭湯の記憶はずぅっと遡り、ん十年も前。熱かったなあ銭湯。入るのに一苦労でした。ネットをぐぐるとちょっと前まで46度くらいもあった!どおりで熱かったはずだ。最近はぬるめの方が好まれて42度くらいに落ちてきた。

 だがお湯だけでなく“熱い銭湯”が増えているという。なぜなんですか?

【hmm…アドバイス438. 銭湯が熱い!(当たりまえか)】
 まず銭湯テーマのフリーペーパーを作ってしまった銭湯。 

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同誌は、銭湯が持つ「コミュニティースペースとしての機能」に着目。「銭湯文化」にちなんだ特集記事をメーンコンテンツに、同湯の浴場で行ったインタビューコーナー「裸のコミュニケーション」、各地の銭湯を紹介する「全国の銭湯を巡る旅」などで構成する。引用元 シブヤ経済新聞 

9  引用元 清水湯さん 

 09年4月のリニューアルを期に、フリペまで発行するのが『清水湯』。自社の施設の紹介だけでなく、渋谷・青山地域に特化した“コミュニティペーパー”を目指すという。港区内の銭湯や商工会議所などで配布中。リニューアルの設備がまた凄い。ジェットバス、かけ湯、炭酸泉風呂、サウナなど至れり尽くせり。清水湯さんのブログの写真も美しい。ああ、仕事場の近くにあれば! 

D0106912_1615856 同湯のブログより。

【銭湯でライブプロモーションを】
 こんな記事も前に読んで「ほほう」と思った。 

1242575928_photo  引用元 

 アルバム『蒲田温泉』を発売(09年5月中旬)のプロモーションで、同名の銭湯(つまりモデルでしょうか)で記念ライブを開いたのがポップミュージシャンのバクザンさん。音楽はヒップポップで、♪銭湯で汗流せばいいさ♪なんちゃって。 

ライブには入浴料+ワンドリンク付き(1,000円)。常連客も「いいねえ!」と言ったとか。でもね彼の半身裸ライブもあったそうで、それは見たくないぜ(笑)。

【銭湯で富士ロック】
 そして今日の朝日comにこんなニュースも。 

13  同湯のHPより 富士ロック? 

地元の人たちでにぎわう音楽ライブ、小皿料理に舌鼓を打ちながらお酒も楽しむ——。すべて東京・吉祥寺の銭湯での光景だ。湯船をステージ、洗い場を客席にした一風変わったライブイベント「風呂ロック」を開き、満員の盛況続き。引用元

 ヒップポップの次は風呂+ロックですか。吉祥寺の『弁天湯』では1〜2ヶ月に一度ライブをしているそうで。100人以上の集客!はすごい。どうやら風呂には熱い音楽が似合う、のである。しかし湯船の上の特設ステージがすてき。“松島八景”のようなペンキ絵とのアンバランスもいいです。興奮したら水道の蛇口をひねって、水栓を指で抑えて水を飛ばしてもいいしね。ワンドリンク3千円はいつも完売。その理由は風呂場でロックという意外性だけではないと思う。

【hmm…なアドバイス】
 音楽だけでなく、落語やコントのお笑い、選挙集会もいいかもしれない。でもいったいなぜ銭湯がいいのだろうか?う〜ん、きっと裸がいいんじゃないかな。みんな裸がベースにあるから、コミュニケーションにも感動にも、見もココロも裸になれるのではないか。

 フムフム。裸になれば状況を改善するアイデアも出せそうだ。さっそく月曜に仕事場で裸になってみよう。cherryさんに勘当されるけれど(笑)。今日は以上です。

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2009年7月 9日 (木)

キャラ弁は世界の“OBENTO”へ――達人、小川真樹さんに聞いた

 

今日はビジネスメディア誠で連載させていただく“うふふ”マーケティングのこぼれ話しです。

キャラ弁は世界の“OBENTO”へ――達人、小川真樹さんに聞いた
アニメなどのキャラクターを食材で表現した“キャラ弁”。キャラ弁作りの達人、小川真樹さんは「キャラ弁のおかげで長男が幼稚園になじめるようになった」という。彼女はキャラ弁にどんなこだわりを持っているのだろうか。続きはこちら 

Triangles 小川さん作のキャラ弁。

 このエッセイ、小川真樹さんに感謝感謝です。小川さんという“キャラ”に出会うことができてよかったなと心底思っています。率直だし、ナチュラルだし、愛にあふれている、とっても素敵な方でした。光文社のSTORYの取材も受けていらっしゃる。8月号をごらんください。 

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【弁当は家庭の鏡】
 このエッセイのそもそもですが、キャラ弁の流行がわたしのココロの隅にありました。ところが弁当に深いコンプレックスを抱くわたし(ビジネスメディア誠のエッセイの冒頭を参照願います)、どうやって書こうかなあと悩んでいました。弁当って実は、家庭の鏡なんですよ。家庭の状況や育ちを映し出す。だから(誰も)自分のこと、恥ずかしいじゃないですか。

 そこに相棒cherryさんが「郷さん!、最近は海苔にプリントするそうですよ!」と教えてくれました。それに驚いて、あらら“食べれるインクジェットプリンタ”が開発されそ〜だ、と思ってそりゃまずい(笑)と。お弁当の心理を反映した、しっかりしたキャラ弁を探そう!と思って探し当てたのが小川さんだったのです。ムサい中年男に会っていただいて、感謝しております。

【笑ってくれた!】
 掲載をお知らせして、さきほどご返信をいただきました。エッセイを読んでもらったお子さん(カイクン&ハルクン)お二人が、「笑っていた」そうで、よかったなあと思いつつ、実はハっとしました。

 わたしの拙文で誰かの笑顔を(ちょびっとでも)引き出せたんだ。それが凄く嬉しかった。ああそれこそ書く意味そのものなんだ。それにハッとしたんです。

 コンサルとかマーケティングの書きものでは、市場トレンドはどうだとか、企業のポジショニングはどうだとか、今流行っているワケは?とか、消費者と近いようで売り手視点での書きものばかり。それで良いという読者も多いわけですから否定するわけではないのですが…。

 でも、マーケティングの教科書で“笑顔”や“感動”が引き出せたことがあるでしょうか?

 たいていは無味乾燥なことを書きがち。“マーケティングはAha!なエクスペリエンス”と、かのマーケティングの大家が言っているのに。わたしはそれに忠実に、自分が感動するもの、ぐっとくることを生活者視点で書きたいと思っているだけ。

 もちろん、供給者(企業)に「お灸を据えて」など注文をうけることもありまして、それはバランスをとって書きます。でも今回のように、誰かの笑顔を引き出したい。お客さまの笑顔の上にこそ、経営とかマーケティングのありたい姿があるはずでしょう?それなら、エッセイもそうありたい。

 これからも読者視点をこころがけます。

【男が作るお弁当】
 さて、+SIGHT “あなたの生活に新たな視点と潤いを提供するプレミアムライフスタイルマガジン”がありますが、ここでアートマルシェ神田のイベントを取り上げていただいたのです。ありがとうございました。そしてライターのとくとみさん、男の手づくり弁当派なのだとか。 

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毎日のお弁当作りも習慣化されてきたとくとみです、こんにちは。
最近は何曜日にどこのスーパーで何が安く売られているのかということを少しずつ学習してきて、できるだけ食材にかかるお金も節約しようとしていますが、まだまだ研究が足りません。
引用元 

 こりゃ立派、栄養も彩りも考えられていて!のりたま、ししとう、豚肉、炒り卵という素晴しいカルテット。お弁当のことをエッセイに書きつつ、ほとんど作ったことのないわたし、赤面しました。せめて明日、utteのオフィスでオムレツ作ります(実は今日やろうとしたのですが、卵を買い忘れもあり、かなり体調不良で臥せっていました)。

【モグモグなアドバイス】
 選挙の夏、と叫びまわっていらっしゃる政治家のオジサマ方、ぜひ一度スーパーで食材を仕入れ、自分自身や選挙応援者のお弁当を作ってみたらいかがでしょうか。供給者視点から、作り手視点、つまり生活者の視点に変わると思います。そうすると施策が生活者密着すると思います。地元、という意味が心底わかるのではないでしょうか。今日は以上です。

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2009年7月 8日 (水)

夢猫か、甘猫か。

 我輩は猫である。センサーとモータとプログラムで動く。 

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を洗う仕草やごろんと体をひねって寝転ぶ動作を再現し、表情もまばたきをしたり、鳴き声に合わせて口を動かしたり、まるで生きているような動きをする。引用元 毎日jp

 セガトイズから09年7月30日発売の『夢ねこヴィーナス』。癒しのペットロボット。cherryさんから振られた話題、昨日のテーマが(自分的には)いささか重かったので、その反動ですかね、やわらかいのを、今日は。

hmm…なアドバイス437.夢猫か、甘猫か。】
 夢ねこヴィーナスは、06年に発売した『夢ねこスマイル』のヴァージョンアップであり、さらに前の02年発売『夢ねこ』を原点とする猫ロボの最新版。なぁんか、よく出来ていそうだ。 

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 寝ころがった感じが猫ぽいね。センサはたくさん。額(猫の目)、後頭部(なでなで)、ほお(ゴロニャ)、胸(ごろごろ)、背中(う〜んと伸び)。モータもたくさん。耳・目・口・左前足・上半身回転までするという。猫のサイズ490×240×230mmと聞くとロボですけど、あっぱれな作り。 

夢ねこスマイルはなんと11万個も販売されたヒット商品。その後継の本猫は(ワリと控えめな)年2万個の販売目標。ターゲット顧客No.1は、なんとご老人だとか。ボケ防止にペットはいいというが、老人ホームなどではペット不可ですよね。だからこれを買ってあげるのだとか。なぁるほど。10,500円です。

【猫と脳トレの密接な関係】
 そこで脳トレの川島教授のお墨付きが付くのは強い。セガの猫ロボットや犬ロボットを、抱いたりなでたりする老人の脳への効果測定の結果、前頭前野の活性化が得られるとのことで、脳トレーニング機「脳力トレーナー」をやるのと似た効果(=ボケ防止、記憶力アップ)があるそうです。 

13 前作

 セガはどうも猫への執着心が強いメーカーで、DSでは『夢ねこDS』という猫を育てるゲームを開発。次の画像はDSののバーチャルペット。姿態がリアルで、キジトラに惚れました。 

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 余談ですが、ボク的には老人ホームでご老人が、日なたに座って一斉にDSをやる光景なんて見たくないよ。そら恐ろしい(笑)。それに比べれば、この猫ロボをなでているほうがいい。ペットで脳活性なら、おじいちゃんのLastの性欲がヘタに活性化されるより平和だしね(笑)。

【hmm…なアドバイス】
 う〜ん…でもセガのロボでひとつ気になることがある。それは猫がここまで従順でいいのだろうか?という疑問。

 猫の魅力は“自分の世界”を持ち、ぷいっとどこかにゆくところ。我輩は猫である、青シャツはおかしなヤツだ、だから誰にも触られない場所でのほほんとする、そんな冷静脳を持つのが猫だ。まあでも堅いことは言わない。料理研究家cherryさんの傑作ロールねこケーキを見よ。 (出典

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 左がロールケーキ、右がロールケーキのロール(モデル、つくねクン)。こんな甘猫もいいじゃないか。今日は以上です。

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2009年7月 7日 (火)

星空と願いごととマーケティング

  七夕の夜、南関東は晴れ渡ったといえないまでも、青夜空がところどころに顔を出す“願いごと日和”になりました。今夜半くらいまでは、天の川が見えるかも。リアルな短冊に願いごとを書いてもよし、Twitter短冊に書いてもよし。星の彼方の織姫と彦星が、WindowsだろうとMacだろうと大丈夫なように、互換性をもたせましょう。 

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 iPhoneアプリの『Planets 1.4』。位置情報を登録しておくと、そこからほんらい見えるはずの満天の星と星座を示してくれる。都市部では実際は見えませんけど。このソフト、無料なんてイケていますよ。無料アプリでは突出しているでしょう。

【hmm…なアドバイス436.星空と願いごととマーケティング】
 でも、夜雲の隙間から見えてきた青くて黒い空には、ちいとも星が見えない(笑)。でも、たとえ不況だからという世知辛い世の中でなくても、笹や短冊にしたためて、空に向かって願う気持ち、なんだかわかります。だって願いが夏夜空に吸い込まれていきそうだから。

 ともあれー
 人の願いとビジネス。そのふたつは、だいたいマッチしているのでしょうか?
 そんな疑問をもつことがある。

 マーケティングの世界では“願い”をめぐって、ウォンツ(欲求)、ニーズ(必要)、ディザイア(欲望)、インタレスト(興味)、フィッシング(釣り)、インフルエンス(影響)、レコメンデーション(推奨)などさまざまな顧客誘因策/技術/ノウハウがあります。これらをうまく順序だてて、また整理だててやるわけですが、現実には無法地帯・無秩序地帯(笑)、まあそれでいいと思う。

 人の願いに切り入るのがマーケティングですが、消費者の心はブラウン運動ほど明確じゃないし、たいていうまくゆかない。星をつかむようなもの。あれ試してこれも試して。そのくらいのゆったり感でやったほうがいいと思う。

【マーケティングの起源】
 だから人の気持ちとビジネスをマッチさせるためにどうしたらいいか。考えれば考えるほどむつかしくなる。わたしもそのワナによくはまります。そのときは自分にこういう。おいおい、かんたんにいこうよ。wants/needs/desire/interest/fishing/influence/recommedationなどの前にある、もっと人間的なワードにフォーカスしようよ

 そのワードとは“HOPE”。マーケティングのほんとうの起源は“希望”だと思う。

 希望があるからこそ欲求があるし、生活上の必要を感じる。誰よりもという欲望をもてるし、興味をもって続けられる。釣られたぁ!損したぁ!と思っても、誰かに推奨して買わせて、ウップンを晴らせるしね(笑)

 希望の心理のウラには、不安があり絶望があり投げやりになる、生の自分がいる。

 希望の心理の横チョには、利己的にはなるな、利他的になれよ、と囁いて伴走してくれる神様もいる。 

3 ベランダからの今夜のお月さま。

【hmm…なアドバイス】
 そこで最大の希望ビジネスって何だろう? それはやはりアートだと思う。アートは人の内側から力をださせるものだから。苦悩や苦痛に満ちたアートこそ伝わるものがある。ギリギリで描いたアートにしか伝えられないことがある。

 誤解を恐れずにいえば、アートには同感という感動がある。だがアート未満のインテリア雑貨は共感どまり。どちらも“希望”をもらえるけれど、やはり賭けたもので違いはでてくる。願いごと日和の七夕の星空のもと、厳しい不況を背景に、今日は希望のことを考えました。ではまた明日。

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2009年7月 6日 (月)

和紙が静かに教えてくれること

 今日は月刊誌『プリバリ印』に連載する“マーケティング価値校”のこぼれ話しです。 

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 プリバリ印(プリバリイン)2009/07/10発売号 (vol 5)の私のページです。
 6月号はこちらからお申し込み受付中ですが、7月号はまだアップされていません。お待ちください。

 今回のテーマは「和紙」です。京都黒谷で、和紙の原材料の楮から栽培する“創る和紙職人”ハタノワタルさんの個展にお邪魔しました。彼の和紙にたっぷり触れ、個展に訪れる方々(ほとんどが女性でした)を観察し質問をして、ハタノさんにインタビューもして、さらに展示の片づけも手伝って(笑)、一日たっぷり和紙を味わいました。

 いまどき和紙なんて…と思ったら、あなたは遅れています(笑)。和紙はもう数年前からのトレンドで、ノスタルジーブームに終わらずにしっかり定着しつつあります。ただどこか“温故知新”の香りがあるのは否めません。

 「良いですよね和紙って」

 そう言う人が増えたことはよいことですが、“良いですよね…”の後に続く“用途”が問題です。ブックカバー、名刺入れ、扇子に団扇、照明のかさ、などでしょうか。あるいはハタノさんが創られる“アート”だったり。生活に定着する道具というより、どこかアートなのが今どきの和紙です。それじゃあ和紙の産地も売り手も育たないということで、日々努力されている和紙業界の方々に、ほんとうにアタマがさがります。

【鎧兜にも和紙が】
 ふらりと訪れた『わがみ堂』。浅野社長からいろいろ伺った話しの中で、甲冑の話しがありました。戦国武将の鎧兜、実際は鉄ばかりでなく、要所要所に和紙が使われていたという。戦時では身軽でないと刀が振れない。だから軽量化と“耐久性”を両立させる素材として、甲冑に和紙が使われたという。TVや映画の時代劇御用達、甲冑工房の丸武産業によれば、『徳川家康大黒頭巾写し』にこうある。 

Img10591506984jpeg 引用元

「主要な部分の素材には鉄を使用。本兜のみFRP製 *本歌(本物)は和紙の張懸けで 等身大は本歌の技法に合せ鉄と和紙で製作しております。 引用元

 同社の他の製品を観ても、やはり鉄だけでなく皮や和紙を用いています。和紙に漆を塗り耐水性を強化すると、かなり丈夫だったという。とても身近な用途、カラダに密着の“護身用”でもあった。

【清酒久保田を買いました】
 またエッセイに書いた『清酒久保田』のラベルの話しでは、散財もしました。プリバリ印の後藤編集長がこう言ったのです。 

久保田の和紙ラベルの話し、ぐっときました。現品の写真があればいいのですが

 今回は酒造元の朝日酒造にお話しをうかがったわけでないので、写真だけいただくのは気が引ける。まんまと載せられて(笑)、ええい!仕方ない、銘酒久保田を買おう!でも該当する和紙のラベルを使うのは、久保田の中でも高級品に限られます。もう一度、ええい仕方ない!と勢いをつけて、酒屋さんで1本だけ在庫していた久保田“千寿”特別本醸造を買いました。

 1本5千円近い日本酒ですから、自分で飲むようなものじゃない。そそくさとラベル写真を撮影したあとは、自転車用バッグに入れて背負って、老母の元に背負って走りました。たまには親孝行ができました。

【和紙の魅力】
 でもいったい、和紙は洋紙と、どう違うのでしょうか?わたしの勝手なイメージですが、洋紙は情報を伝えるもの、和紙は呼吸をつたえるもの、そんなちがいを感じる。

[洋紙]書籍、教科書、百科事典、辞書、プライスタグ、会社資料、広告、チラシ…
[和紙]障子、襖、灯りのかさ、短冊、便せん、傘、扇子、団扇、掛け軸…

 片やデータに近い、片や人に近い。データが紙でさえなくなった日常で、逆に和紙にリアリティを感じてしまう。ハタノさんの和紙パネル作品を観ていると、なおそう思った。今日は以上です。 

Dsc02665s_2 彼の和紙パネル作品。

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2009年7月 5日 (日)

ワークショップ、それは自分探し

アートマルシェ神田で開いたワークショップ、お楽しみいただけたでしょうか? 

Dsc05767  キャンドル・アーティストの河野靖子さん。

 その中のひとつ、キャンドル・ワークショップでは、運営支援がギコちなくて申しわけありませんでした!(特に最初の方は)打ち合わせ不足を露呈してしまってすみません。でもワークショップって楽しいですね、としみじみ思いました(運営者ぽくなくてすみません_笑)。

【hmm…なアドバイス435. ワークショップ、それは自分探し】
 7月3日・4日にひらいた『ボン・マルシェ 〜私のウェディング』、ご来場どうもありがとうございました。ワークショップやトークショー、ネイルサービス、そして作品展示・説明をご担当していただいたクリエイターさん、お疲れさまでした。みなさまが「楽しかったな」という瞬間がひとコマずつあったなら幸いです。

 土曜日のイベントのひとこま、キャンドル・アーティスト 河野靖子さんのキャンドル・ワークショップのモヨウをぎゅっとお伝えします。 

Dsc05774 2つのワークショップの成果。

【キャンドル・ワークショップ】
 1時間半のワークショップでは2種のキャンドルの手づくりメニュー。ひとつは「サムシィングブルーキャヌレ」のキャンドル(写真奥)、もうひとつは“手巻き”で芯を入れて可愛い燭台とセットのキャンドル(手前)。まずはブルーのキャヌレから。

 あらかじめ用意をしたキャンドルの材料を溶かします。溶かすあいだに必要な道具類を参加者に配ります。紙コップ、木串、芯など。頃合いよく溶けた蝋を紙コップに注ぎます。それを割り箸でぐるんぐるんとかき混ぜます。最初は水のように柔らかく、だんだんとフローズン・ヨーグルト状に。 

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 見ている(いやアシスタントの)わたしも「堅くなってきましたねぇ」と言いつつ、やってみたくてウズウズしてました(笑)。蝋はキモチよくほだされていきます。結晶が散ら散らして、シャカシャカのシャーペット状になって。

 それを型に注いでゆくわけですが、もたもたすると固まってしまいます。「みなさん、立ち上がってまん中に寄って、注いでくださ〜い!」と河野さん。 

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 注ぎ終わったら、別の型に流していた蝋がそろそろ固まるので、そちらを四角い型で型抜き。抜いた四角形の蝋を、のり巻きを巻く要領で芯を入れて巻きます。

 おっっぉっと。アホウなアシスタントせいで、ほんとうはバケツに入れて冷やすはずだったキャヌレ、常温冷却になっていました!河野さんが気付いて冷やしましたが、畏れ多くも美しくも、型抜きできました。みなさんのキャンドル、とても美しい“抜き映え”でした! 

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 その型を抜いたキャヌレに芯を入れて、固めるシーン。下に落ちた蝋のバリをとってできあがり!ヒヤヒヤ・モタモタしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

【ワークショップの効用】
 さて河野さんのワークショップを手伝いつつ、参加者の一心不乱な表情をみて、思いました。創るのはやっぱり楽しい。わたしも少人数の教室やワークショップにいくつも参加したことがありますが、たいてい楽しい。それはなぜなのだろう?と。

 出だしがぎこちなくて、やがて慣れてきて、心がスムーズになっていく。知らずに未知の領域に踏み出している。そのプロセスが新鮮だからなのかな。それがワークショップや教室の効用だと思うのです。 

ワークショップとは、自分探し。

 閉じている自分に穴を開けて、外に向かって可能性を広げる。逆に自分の原点を意識することもあるでしょう。どちらにせよ自分の深いところに向かってゆくプロセスです。それは“創造”という行為が、そもそも持っている力なのだと思います。

 思えばわたしが、utte/アートマルシェ神田というビジネスに足を突っ込むきっかけのひとつも体験教室でした。utte登録クリエイターの山之井美穂さんの初心者向け帽子教室。フツーの生徒より1.5倍くらい時間がかかったでしょうが、ほがらかに指導していただいて。 

Dsc05804s ウォーリーなわたし。

 自分探しをして、自分に納得して、一心に創造する。それが自分を開き、市場に受け入れられる“商品”を創る。

 本人は開いているつもりでも、他人から観ると閉じ気味と言われるわたし。もっと開きたいと思っています。創造する人とその創造する行為を、もっと多くの人にわかりやすい文章で伝えていきたいし、自分の悩み多き人格を文章で表現したいと思います。このブログから変えていきます。今日は以上です。

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2009年7月 4日 (土)

マイケル・ジャクソンという才能の死

 彼の資産は「死によって大金を爆発的に生み始めた。これが今後数年間
 は続くだろう。マイケルのように偉大な才能が死んだ後はそういうものだ」

 引用元 ニューズウィーク日本版 2009.7.8

 FlickrやGoogleを停滞させたほどのニュース、わたしも第一報に息を飲んだ。ほうぼうでたぁくさん書かれていて、今さらマイケル・ジャクソンのことでもないのですが、3日ほど前、東京メトロの某駅のトイレで(次の読者のために置き去りにされた)ニューズウィーク日本版誌を拾って読み出すと、この一文にあたった。そうだなと思った。

 もう死んでしまったのだから、もう生み出せない。供給がないのだから、相場は上がるしかない。音楽に限らず真の才能とはそういうものだ。

【hmm…なアドバイス434.マイケル・ジャクソンという才能の死】
 わたしは彼とほぼ的に同世代なので、『Thriller』も『BAD』も同時代体験。小林克也さんの『ベストヒット USA』で10分以上の“Thriller”ビデオを何度も観たの覚えている。“Thriller”と“Beat it”は特に強烈だった。

 彼の歌と踊りから発するビートは、自然にカラダが動きだす、ポップでロックなリズム&ブルースだった。スリラーのビデオは観る人の目を釘付けにする場面転換の凄み、ゲテモノたちの世界にどんどん引きづり込まれ、その中で“美しい”マイケル・ジャクソンというビジュアル“が鮮烈な表現だった。 

Thriller  

 彼が“Just Beat it !”と叫ぶビデオも凄かった。マイケルが自分の膝小僧を叩くシーンを真似て、誰もみていない夜道で叩いてみたりしたぜ(笑)。 

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【hmm…な彼の才能への想い】
 思い出はそのくらいにしよう。しょせんわたしはストーンズ・フェチだしね。この2作以外はあまり知らない。

 でも“マイケルのような偉大な才能”というフレーズに引っかかって、“才能とは何か”、しばし考えふけった。どうしてかといえば、最近「才能って何?」「伝えることや伝わること」「お客さま志向やひとりよがり」 ー そんなことをずっと考えているからだ。才能とはどんなものか、考えだしたことをいくつか書き連ねてみたい。

才能とは受け継ぐものだ。
 Yes.どんな才能もベースがある。彼の場合はソウルの帝王ジェームス・ブラウンだ。

才能とは何かを変えることだ。
 ジェームス・ブラウン、ソウルの帝王のあのステップは、まるでリズミカルな小動物だった。そのステップを知らない人はこの動画が参考になる。マイケルは“80年代のソウルの帝王”にとどまらず、ソウルのダンスを超人の域に高めて、ポップ&ソウルなライフスタイルを創ったことが凄い。 

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変えるためにには、才能を伝えなくてはならない。
 伝える上でクィンシー・ジョーンズという大プロデューサーと出会った。 

 「ほんとに?」(当時二十歳の)マイケルは、クリスマスツリーの下
 にある大きなプレゼントを開ける子どものような大きな目で、私を見た。
 「マイケル、君のソロアルバムをプロデュースしたい」

 引用元 ニューズウィーク日本版 2009.7.8

 クィンシー・ジョーンズ氏の功績は「伝えることをとことん彼に伝えた」ことだろうと推測しています。当時のマイケルの才能は、間違いないものであっても、内気で繊細さが邪魔して、その開花には苦労が伴ったという氏の述懐は、意味深長である。

伝える上では気づかないといけない。
 何に気づくかないといけないのか。それはお客さまにウケる自分のパフォーマンス。自分という個性。ボードビリアンとして年少時からエンターテイナーだった彼は、生来の勘で気づいていた。

創造者はバッシングされなきゃならない。
 伝えることはバッシングされること。その創造作品だけでなく、創造を生み出すキャラクターも、バッシングされるべきだ。バッシング無しの創造は、ひとりごとに過ぎない。

伝えることを続けること。伝えたいことを深めること。
 そこに“とどまれる”ことも必要。伝えたいことが時代とともに古びるなら、それは伝えたいことが古びる運命にあるからだ。

 晩年、伝え続けることが持続できかなかったマイケル・ジャクソン、その寿命と共に死を迎えた。そんなふうにわたしは観ている。タダで読んだ雑誌からの追想をまとめました。今日は以上です。

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2009年7月 3日 (金)

みんなの教えたい!instructables/インストラクタブル

 単純な機器操作がわからないことがある。今日わからなかったのは、第一世代のiPodの操作で、“リピータブルな再生”。ほら“行って来いの矢印”がふたつあって、それをアクティブにするとエンドレスで再生する機能がありますよね。それが出てこないんです。

 iPhoneのiPodソフトにはそれがあるのに、iPodにはそれが出てこない。単にソフトが最新バージョンじゃないからかもしれません。ともかくわきゃらん。年々バキャになっているからね。

【hmm…なアドバイス433. みんなの教えたい!instructables/インストラクタブル】
 そんなわたしにいろいろ教えてくれるのが“instructables”、敢えて訳せば“みんなに教えたい!”ですかね。 

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Instructables is a web-based documentation platform where passionate people share what they do and how they do it, and learn from and collaborate with others. 引用元 

MIT(マサチューセッツ工科大学)のラボで考案・開発されたInstructables は、“私はどうやって作るか/作業するか”という知見を広めるプラットフォームである」  

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 たとえばこのLip Glossという、思わずクリックしてしまった画像の投稿では、自然素材で作るホームメイドのグロスレシピが載っている。

Step1:必要な素材一覧(コカバター、ビタミンBオイル他)と道具
Step2:ワックスを溶かす
Step3:オイルを加える
Step4:フレーバーを加える
Step5:カラー素材を加える
Step6:コンテナに入れてできあがり!
 

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さらにこの行程全体をまとめたPDF資料が添付され、そこには投稿を読んだ人のコメントも(たぶん自動で)追記されている。

 ジャンルは「アート」「クラフト」「フード」「ゲーム」「キッド」などに分かれ、みんなが生活上の知恵や個人的な発明自慢、つまり“伊藤家の食卓合戦”ができる。生活の知恵の投稿(カーペットのタバコの焦げを隠すとか)もある一方、マニアックな投稿(チョコレートパスタの作りかたとか)も多いので、ツッコミが多くて、かなりコアなSNSコミュ的な感じもある。

【企業の利用にも効果あり】
 賢い企業もあって、自社の部品の組み立てや取り付けの説明にこのサイトを使っている。ステップbyステップで画像と説明文を投稿すれば、取説がポンとできあがり!で、商品PRもできるのだから、使わない手はない。 

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 以前取り上げた「MonkeyLectric bike light」は、防犯器具の取付説明を掲載している。その説明のわかりやすさを、読んだユーザーが★の数で評価もしている。

【hmm…なアドバイス】
 このサイトは凄く賢い。「教えたい」「聞いてもらいたい」という欲望と、その道の専門家である心理が重なりあっているからだ。OK webのようなQ&Aサイトは、訊かれないと答えられないが、このサイトなら自ら「答えをアピール」することもできる。

 企業にとっては自社の取り扱い説明の分かりやすさの客観評価もできるし、商品PRもできる。類似ジャンルの商品の商品説明も勉強できる。ユーザーにとって「わかりやすい」ということがどんなことなのか、しっかり考えるきっかけにできる。

 最後に、こんな道具だったら説明はいらない!というヤツを2つ添えて。今日は以上です。 

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2009年7月 2日 (木)

大切なのは患者? それとも臓器?――がん闘病記を書いた理由

今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

大切なのは患者? それとも臓器?――がん闘病記を書いた理由
がん手術の経験をもとに、筆者の先輩が闘病記を書いた。きっかけと
なったのは、大病院で医師に感じた、“違和感”だったという。
それは……?
続きはこちら

 Photo  
 誠の連載の画像はお化粧しました。こちらがオリジナルです。書き込みたくさんなので入れ替えたのです。

今回の連載のテーマは、病気を患われた只野呑介氏と、久しぶりに肝臓消毒をしたときにいただいた闘病記『わが闘病』を底本にしてまとめた。その『わが闘病』というタイトル、今やピンと来る人は戦争マニアぐらいになってしまった本のもじりであるが、たいへんな闘いたったと思う。その傍らで、できるだけ自分や、その置かれた状況を客観視して、患者/お客さまの視点から記録を取り続けた気力、まとめた胆力、畏れ入りました。

 その癌からの生還にまつわる患者心理、病院改革のヒント満載の物語を読んで、おもしろくて実はクスクスと笑っていました。というのもわたし自身、赤字病院のコンサルティングはたんとやったし、病院への営業や新規事業をやる中で、“医師や病院の習性”を割と間近で垣間みてきたから、そのあたりの生々しさ・ほんものさの記述が、実に身近に感じられました。

 でもちょっと待てよ、楽しんでいるばかりぢゃダメだ。只野氏の熾烈な体験や想いをくんで、わたしにできることは何かないか?そう思って、ビジネスメディア誠の連載に取り上げさせてもらいたいと思いました。“闘病”にまつわる生の患者/お客さま心理をひとりでも多くの人に広めて、誰かの同感、誰かの共感、誰かの反省につながればいいなと思います。

【紅いボールペン】
 書かなかったことの中でおもしろかったのが、そのでっかい大学病院医学部の学生が、レポートを書くために只野氏に、発病や入院経緯の話しを聞かせてほしいとやってきたくだり。

 

持ってきたボールペンがうまく書けない様子なので、見かねて小生の
 ボールペンを貸してあげて、話しの続きをしたのですが、「ありがとう
 ございました」と言って帰るとき、そのまま持って帰ろうとするので、
 「あ、そのボールペンは返してください」と言って返してもらいました。

 (後略、第五章)

 彼が持っていた書けないボールペンは“”だったという。インタビューで持ってきたのが赤ボールペン。そこに“心もとない印象”をもった只野氏。確かに心もとないですね。秀才バカという典型がそこにありそうだ。

 さて闘病記の原典、誰にでも配布するわけにはまいりませんが「どうしても」というお声があれば、お伝えください。作者と相談をいたします。

【サービス業になりきれていない】
 わたしの母も癌の手術をした。その後の良好な経過を観ると、某中堅病院の手術と処置レベルは高かったのだと思うたが、手術前後の前言撤回・逡巡(いつ手術するか、何度検査をするか、いつ退院できるか)には閉口した。入院日数をかせぐため、とは言いたくなかったが、そう感じてしまった。

 家人が只野氏と同じでっかい大学病院に入院して手術を受けるときも、閉口したことがある。病院ではなく保険会社にだ。癌なのかどうかまだ分からない段階で、念のため癌保険会社に電話して問い合わせをした。電話に出たのは極めて事務的な事務員だった。彼女曰く。

 「悪性腫瘍と認められたら診断書が必要です。診断書がなければ保険はおりません

 わかってるよ!会話としては成立しているが、ひとこと「たいへんですね」「お気持ちをお察しします」という言葉が、なぜできないのだろうか?ネギライの言葉は、何一つこの癌保険会社にはマニュアル化されていないようだ。癌保険に入って後悔した一瞬だった。病院と同じく、保険会社もまたサービス業になりきれていない。

【最後に】
 しかしあの“なんちゃってスタント”事件には呆れた。心臓血管外科の架空請求、診療報酬請求ノルマをミッションとして院内に課していたためだった。ただこの病院ばかりを責めることができるだろうか?

 わたしはコンサルタントとして赤字病院のコンサルティングをしたことがあるが、ある時期“もういいや”と思ってやめた。病院は黒字化がいいのか?それが患者軽視につながらないのか?よくわからなくなったからだ。

 経営体であるかぎり赤字はまずいと思うし、人件費比率は一般企業と比べれば高すぎる。だが病院で、経営数字を目標にさせることが、医療サービスを向上させるのかわからなくなった。答えが出ないのにコンサルするのがおかしいと思った。

 

むしろ医療機関は、“患者をほんとうにまん中に据えた改革”を徹底するべきだと思う。ナイチンゲールもそう書いているしね。今日は以上です。

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2009年7月 1日 (水)

謝罪の日

 う〜ん。今日は誤り&謝りどおしの一日だった。とりあえずALLに謝っておきます。ごめんなさい。ひとりひとり謝らなきゃいけないのに、そういう日に限って、とてもバタバタしています。まだこれからもバタバタです。明日以降、ちゃんと謝ります。ごめんなさ〜い!みなさん。 

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【hmm…なアドバイス432.謝罪の日】
 まず朝一番、utteのクリエイターさんからお叱りのメールを頂戴しました。間違えちゃいけないミスで、確認したつもりがまったくしていないのと同様で。弁解ナッシングです。ほんとうにすみませんでした!プロセス、コミュニケーション、確認、すべての連携ミスの主犯格はわたしです。このうっかりの性格、ほんとうに何とかしなくてはなりません。

 そこをまた(ありがたいのですが)同僚愛というか、わたしのミスをカバーをしてくれた方々にも申し訳ないです。なんだか自分が(ますます)嫌いになりました。

 そのあと三和ビル(ギャラリー・アートマルシェ神田utteがお借りしているビル)の清掃担当のおばちゃんと、わたしたちのいるフロアのトイレや流しの備品等管理について立ち話ししました。トイレットペーパーや手洗い液体、手ふきのペーパーなど、誰がどう(コストや受け持ちを)分担するのか、決まっているようで細部が決まっておらず。誰かに依存している状態が続いていました。

 “ちゃんと決めましょう”という会話をしたあとフト気づいたのですが、わたし自身、ずっと“サラリーマンだったゆえに、細部がルーズ”というか無意識なんですね。それまで“所属企業”や“テナント管理者”がみんなやってくれたこと。ゴミも洗いもトイレもすべて自分でしなくてはならない。クリエイターさんとの連携ミスも同じです。

 今さらですが、そういった自覚が足りないのはなぜか。わたしがサラリーマンという気楽な稼業にずっと足を突っ込んでいたゆえです。みなさんがサラリーマン&ウーマンであれば、そうお伝えしても実感ないとは思いますが…。勤め人は気楽&身体楽です。ミッションだけに忠実ならいいのですから。

【大工仕事もまた楽し】
 お昼には近所のギャラリーcoexistにお邪魔して、これからの協業の打ち合わせをちょっとしました。オブジェ展示がすばらしいギャラリーです。ぜひ訪れてください。それから買い物をして帰社して、ウィンドウ・ディスプレイを飾る準備の準備をして、そうこうしているうちに、utteにこれから登録していただくクリエイターさんが見えました。

 彼の話しを聴いて&話してとっても楽しかったのですが、ひとつだけ(utteのサイトで発表するクリエイターインタビューにフライングして)書いておきたいのが、クライアントのある仕事と無い仕事の違いです。イラストレーターにせよデザイナーにせよ絵描きにせよ、クリエイターさんはクライアントが直接ある仕事と、無い自己表現の仕事と、2つやります。提案やコンペというグレーな仕事もありますが、それもクライアントよりでしょう。

 彼いわく、クライアントがある仕事は“大工仕事”になるという。この柱にはあの材木を使い、こっちの梁にはこの材木を使い、外装はこれこれ、内装はこれこれ。つまり“要望にミートする仕事”をしなくちゃならない。つまり型通りというか、きちんと図面ばかり読みすぎると、創造性が発揮しにくいというか。

【hmm…なアドバイス】
 でも、と彼が(わたしの想像分を含めて)言うのは、「クライアントのある仕事は社会に通じます」ということ。世間のニーズを受けとめて、咀嚼して、それをクリエイターに伝えてくれているのだと。それは直接価値があるし、響くのも早いはずですよね。

 その話しを彼としていたので、そのあと夜になり、さらにもうひとつ、謝らなきゃならない緊急事態が起きたのですが、いつもはもっと熱くなるわたしが、あんがい冷静に「そのとおりだよなあ」と思いました。

 誰もが誰かに生かされているのだし、誰かのニーズにしっかり応えることは(最初に思うよりも)満足感があんがい高い。ずっとそればかりだとフラストレーション貯まりますけどね(笑)。では今日はこのあたりで緊急事態に移らせてください。謝る前にちゃんとしろよと言われてます(笑)。ではまた明日。

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2009年6月30日 (火)

iPhoneが創る超小型プロジェクタ世界観

 ITメディアの鷹木創氏は新しいiPhoneをもちろんGETしたはずだ。

誠 Biz.IDの鷹木です。ついに本日iPhone 3GSの発売です。皆さんがこのメルマガをお読みのころは、私も新しいiPhoneを手にしているかもしれません。新しいガジェットはいつも気持ちをドキドキさせませすね。あー、待ち遠しい!。引用元 ビジネス通信 誠Biz.ID[Vol.0057]2009/6/26 配信

 わたしの記憶が正しければ、彼のiPhoneの表面には“クラック”が入っていたそうだ。だから買うしかなかったはず。最近彼に逢っていないのにそれを知るわたしは千里眼である。

【hmm…なアドバイス431. iPhoneが創る超小型プロジェクタ世界観】
 千里眼というよりプロジェクタだ。このガジェットニュースには、きっと彼もフックされたにちがいない。  

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The MiLi Evolution Mini Power Projector works in conjunction with your iPhone or iPod touch, docking it into the unit which then acts as projector and charger in one. The LCOS projector boasts 10 lumens of brightness for VGA projection of an image from 3 to 70 inches. 引用元

MiLi Evolution Mini Power Projectorは、キミのiPhoneやiPod touchをドッキングさせるとね、プロジェクタにも充電器にもなるんだ。VGAで10ルーメンの液晶プロジェクタで、投影画像は3インチから70インチというデカサなんだ。」(どことなく少年訳) 

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 まず最初の画像ですが、がばちょと開くとプロジェクタぽいレンズが表れる。iPhoneをのっけるクレードルはゆったりで、浜辺のリクライニングチェアで“よっこいしょ”、両腕をアタマの後ろにしてうつらうつらのような姿勢にする。

 日本メーカー顔負けの折りたたみ機構ぢゃないですか。次の画像の説明にあるのですが、PCからの入力も可能(USBもVGA入力もあり)。さらにスピーカーまで備えている。7月末に255ドルで発売開始とされる。

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10ルーメンというと「暗いな」と思われるだろうが、従来型のDLPのルーメンとLEDの明るさは違うと言われる。実機を確かめてほしい。今まさにLEDへの過渡期だからこそ、ユーザーへの情報提供をメーカーの思惑を排除して、現実のものに率直に転換してもらいたいと思う。

【iPhone + プロジェクタ製品は広がる】
 これほどカッコよくないが、AiptekからもiPhone接続をねらったプロジェクタが発売される。双眼鏡みたいなデザインとリモコンみたいなデザイン。

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 具体的な発売時期や価格はわからなかったけれど、手の平のプロジェクタをiPhoneにつなげて投影するというコンセプトは貫くのではないか。

【hmm…なアドバイス】
 iPhoneが3G+Sになった影響、プレゼン/エンタメ面でも大きいんだな。

・展示会で画像や動画を投影して客引きをする。
・ネトゲを壁に投影して戦う。
・Wiiの代わりにiPhoneのソフトを投影してヘルスケアに励む
・幼稚園のかけっこを動画撮影して、写真判定に使う。
・新研ゼミの宿題を投影して母子でとりくむ。
・プロジェクタを貸し出す“プロジェクタ・カフェ”ができる
・二人で愛の動画を楽しむ(うふふ)。

 先日訪れた和紙の展示会では、デジタルフォトフレームを受付に置いて、過去作品を次々に映しだしていた。展示会に訪れた人が、作品を買わずに帰り道にフォトフレームを買ったというオチがついた。わたしは手持ちの3GのiPhoneで、クリエイター作品画像を見せたら、けっこうウケた。そんなプレゼンを超小型プロジェクタでやると尚いい。

 iPhone(やそのモドキ製品)の利用の拡張可能性はでかい。この便利さだと、来年の今頃には、買い替えの半数以上がフルタッチ携帯になっていると思う。あ、携帯ガラパゴスの本邦は別かもしれません(笑)。今日は以上です。

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2009年6月29日 (月)

LIGHT LANEのテールランプ

今日はたっぷり自転車に乗りました。アバウト50km。走った、走った。神田須田町から大塚、そして郊外のS市、そこから郊外の我が自宅まで。スイスイ・アセダク・テクテク・ヨレヨレ、の行程でした。

 大塚は我が実家(雑司ヶ谷)と目鼻なので、道にも勘が働きます。Just on timeで到着。デザイン書道家の平田美記さんと待ち合わせのパン・カフェの前でバッチリ出会って入店。noirさんと三和印刷の中村さんを交えて打ち合わせ。次のアポが、目測というか時間距離感覚がバツで、取材予定に15分も遅れてしまいました。ごめんなさい。ぐぁんばって良いエッセイ書きまぁす!(お話がとて〜も楽しかった。)

【hmm…なアドバイス430.LIGHT LANEのテールランプ】
 取材が終わり、明るいうちに自宅にたどりつけてよかった。なぜならわたしの自転車、テールランプが壊れて夜間は後ろからは真っ暗。買わなきゃと思いつつ。亡き忌野清志郎氏も著書で奨めていたTL-LD610-R ”がいいかな。 

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明るさは、もはやちょっとした前照灯。後方に向かって激しくアピールできます。ボディデザインが600Rに比べえてエキセントリック、好き嫌いはあると思いますがいいじゃないでしょうか、CATEYEらしくて。引用元

 この一文は、ライトマニアのブロガー HATTAさんのレビューから転載しました。どうぞご了承ください。高輝度LEDを5個搭載、単四電池2本で60時間(点滅モード)という省エネさもいいけど、何より「ド派手さ」がポイントですよね。これ、わたしモードなんだな(笑)。実勢2,000円くらい。近々ヨドバシで“エネループ”と一緒に見てみます。

【LIGHT LANE】
 ほんとうはこれが発売されていたら「買いたい」のです。まだプロトタイプなのですが、とてもイケてます。 

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LightLane was originally created for a design competition to promote commuting by bicycle. Although the concept did not win, the response was overwhelming, encouraging the inventors to continue development. 引用元 

そもそもLightLaneは、自転車利用を促進するデザインコンペでクリエイトされました。コンセプトは勝ち残りませんでしたが、レスがとっても大きいので、発明者たちが「やってみようか」と声をあげました。(拙訳) 

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 これは凄く良い!と思ったテールランプです。以前、このブログでこのコンセプトを取り上げたとき、あれこれ調べたのですが詳細がわからず、トンチンカンなブログになっています。陳謝します。英語力の低さも露呈しました(笑)。ともあれ、テールランプに“光る自転車レーン”のラインを描く機構が備わっているのですね。わぁすごぉい! 

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 この2枚の画像から、テールランプの両側から光の照射があり、それを道路に写すことで、自動車などの注意喚起をうながすのがわかる。素晴しい発明。動画があります。

【hmm…なアドバイス】
 東京メトロポリタン内(特に山の手線内側)での自転車走行は、車道にしろ歩道にしろ、走りやすい。自動車ドライバーと自転車乗りのアウンの呼吸があるし、都心ドライバーは運転が上手だから。バイクと自転車の走行レーンの整備度も良い(今日初めて走った環状7号線、イケてません)。

 しかしね、郊外にゆけばゆくほど、田舎にゆけばゆくほど、これで県道?よもや国道じゃないよね?という、自転車も歩行者も無視した道路づくり多し。これを改善するのは“エコのポイント”が高いはずなのですが、なぜ予算が少ないの?

 ついでにもうひとつ、“自転車ライダー向けの地図ボード”や“行く先案内ボード”が欲しい。歩行者向けに地図はあるし、自動車向けにボードはあるけれど、その中間が無いのです。自転車が走りやすいロード表記を入れた地図ボードが町中にあればなあ。今日は以上です。

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