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2006年10月18日 (水)

ホーム・スワッピング

今日の勝手にアドバイスの題材は、日本もいずれ休暇大国になって、こうなる日が来るのだろうか?という「ホーム・スワッピング」である。テーマはCherryさんからの情報提供です。

【勝手にアドバイス Vol.55 ホーム・スワッピング】
先日、ビジネス上の戦友(?)であり、ブロガーのkasaiさん(http://ameblo.jp/consumer-psychology/)が留学先の英国から一時帰国した。ご飯を食べたり、知人を紹介していただいたり、またお世話になってしまった。

彼の消費者心理学専門家への道のりは英国で続くのだが、帰国中の3週間ぐらいの間、向こうの借家はどぉしているの?と聞いた。韓国人の知り合いに家具付きで貸しているという。お酒の上での話しだったので、あやふやな記憶部分があるが。実はもう引き払っていたのかも知れない。

それもひとつの「ホーム・スワッピング」。ホーム・スワッピングとは、文字通り「家の交換」。欧米諸国におけるロング・バケーションの合理的なすごし方である。夏の長期休暇の間、家を交換するのである。みんなが同じような時期に長期休暇に出るのだから、n対nなので滞在先を交換できる。子供の頃よく遊んだ玩具、ダイヤモンド・ゲームのような感じだろうか。

F201d2e7  自分の色の陣地を取り合う

【家族と家族の出会い】 
サービスシステムは、ネット上にあるいくつかのエクスチェンジ・サイトの会員になる(有料で年間50ドルぐらから)。サイトには国別や地域別にホーム・スワッピング希望者が写真や条件をアップロードしているので、地域を選んで、さらに休暇希望期間や滞在可能なトラベラー数、禁煙・喫煙などの条件をチェックして、マッチする家庭をサイト管理者に連絡、紹介を斡旋してもらうというものである。

たとえばHomeforExchange.comをチェックすると、オーストラリアはゴールドコーストのビーチ際の5ベッドルーム、200㎡の2階建てのお宅やオランダの90㎡のアパートメント、ギリシャのプール付きのセカンドハウスなど5600件以上のリストがある。多くが2007年(来年)のバケーションの準備である。

あるベルギーの500㎡超のお宅の写真である。

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その説明文の一部。
Accommodation and facilities
Inside:   Telephone, Stereo / hifi, Security system, Central heating, TV / cable, Fax, Sunbed, Sofa 
Kitchen and washing:   Grill, Freezer, Fridge, Microwave, Dish washer, Oven, Washing machine, Dryer 
Outside:   Bicycles, Garage, Child's swing, Terrace, Parking, Sand pit, Garden, Barbecue 
Local activities:   Golfing, Mountain biking, Horse riding, Tennis, Roller blading, Hiking, Swimming 
Local places to go:   Galleries/Museums, Health Club, Fine restaurants, Good Shopping, Nightlife 
Languages spoken:   English, Deutsch 
Other information:  Children OK, NO smoking, Including internet, number of travellers: 4, Car recommended

さらに家族たちの紹介文がある。「わたしたちはアニエルとハバートという夫婦です、二人の小さい子供がいます、旅行には豊富な経験があります、交換するあなたにも子供がいらっしゃるなら、たくさんおもちゃもありますのでエンジョイできます・・・」などと書いてある。このご家族の場合、アメリカに来年7月~8月まで丸2ヶ月(!)滞在したいそうです。

日本人はどうか。このサイトでJapanを探したら11件がヒットした。渋谷区の80㎡のマンション、神奈川県の250㎡のお宅、品川の30㎡のアパートだってあった。広くなくても大丈夫なのである。

【知り合いに貸すのと一緒】 ★★★★ 
こればかりはなんともいえないが、別のサイトHomeexchange.comでは1万2000人以上の会員(家族)がリストされているので、すでに定着しているサービス。会員制であることに加えて、メールや電話で情報交換もするので、事件は起きていないという。Homeexchange.comではTestimonialsというユーザーの声を集めたサイトもあり、「グレートな経験だった」「ホーム交換って素晴らしいサービスだ」「リストに載せて5日で4件もの申し込みがあった」などの声が書かれている。

相手も自分の家に滞在しているのだから、お互い悪さはできない。ここがポイントである。もしも悪さをされたら相手もわかっている。だからまあ間違いはないのだろう。

だが、お化け屋敷を交換してしまったら、あるいは潔癖症が家を交換したら(きっとしないな)、隣が騒音おばさんの家だったら(夏休みが台無し)・・・など心配しだしたらきりがない。

貸し手もお隣さんらに「この夏、家を交換します、ベルギーからアルベールさんが来ます、よろしくお願いします」などと挨拶しておかなくてはならない。ある夏「お隣さんはベルギー人だった」というのも、ひと夏の思い出になりそう。ホーム交換はお隣さんもまたエキサイティングである。

【ボーダーレス&ロングテール】 ★★★★
インターネット・サービスとしても、散在需要をロングテールで結びつけるサービスであり、なおかつ国境を越えた家族同士の付き合いをサポートするという点も素晴らしいと思う。長期滞在なのだから、バカみたいにホテルに高いお金を払えないし、かといってセカンドハウスを所有してもアイドリングする。そのギャップをみんなで埋めるというところがいい。

巷の旅行会社にはこのようなサービスはできないだろう(利益が出ないしリスクが高い)。まさにインターネットによるビジネスの消滅と勃興を象徴している。

【勝手にアドバイス to Japaneseexchange】
狭い日本でこんなサービスができるだろうか。わたしは案外イケると思う。

①ご主人がリタイヤした家庭で、ちょっとリフォームして外人をお迎えできる体勢を整える。代わりに英国スコットランド、グラスゴーの家に滞在し、プレミア・リーグで活躍中の中村俊輔選手の試合を追っかけるのもいいだろう。

②狭い日本&狭い住居でも、別荘/セカンドハウスなら問題なし。別荘はたいていアイドリングしてる。夏休み、別荘にアメリカ人を迎えて、子供も一緒に滞在させる。すると英会話もばっちり。ならば一石二鳥である。

同じ穴の職業人や趣味人のネットワークで実施する。焼物作家同士、書家や絵描き同士、料理人同士、音楽家同士・・・など、国籍が異なる類似の仕事や趣味の人の家をスワップする。わたしなぞは、絵描きのアトリエのある家にひと夏住んでみたいという欲望を禁じえない。

④「世界ウルルン滞在期」型もいい。異文化の若者を受け入れて、一ヶ月間一部屋を開放。仕事や家業を手伝わせる。心が通いあう。言葉の問題さえクリアできれば、それもいい。商売にはならないだろうが島国根性から脱却できる。

だが「スワッピング」のネーミングはいただけない。ネットで調べるとアレばかり(笑)。今日は以上です。ではまた明日。Click on tomorrow!

今回は次の記事も参照しました。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/061011_houseswapping/index.html

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コメント

虎男さん、コメントありがとう!
おっしゃるとおりホントは「Homeexchange」が通称なのですが、一部でSwapという言葉も見つけたので、インパクトのある名称(笑)を採用しました。Hなトラバがもっとたくさん来るかと心配でした。
映画の件、覚えておきます!題材ありがとう!

投稿: 郷/Marketing-brain | 2007年1月29日 (月) 13時03分

ホーム・スワッピングの記事、楽しく読ませていただきました。調べてみると、ネーミングは「ホームエクスチェンジ」が一般的のようでした。色々な活用パターンの発想が、面白いですね。日本版は探してもあまり見つかりませんでしたが、ひとつ見つけましたので、参考に載せておきます。
http://homeexchange.jp
これ以外は、英語または直訳の変な日本語でした。
3月にはホームエクスチェンジを題材にした映画が、封切られるようです。

投稿: 虎男 | 2007年1月28日 (日) 17時49分

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