« タグルという住宅コーディネイト | トップページ | アパマン 3Dでお引越シミュレーション »

2006年12月27日 (水)

アーリー・リタイヤの誘惑

日本人の奥ゆかしさには良い面と悪い面がある。良い面は、たとえば「美しい国づくりをしよう」というリーダーシップに表れる。悪い面は、たとえば「美しい国づくりをしよう」というカモフラージュに表れる。

このままでは年金財政は破綻する(しなくても給付は少なくなる)ことが目に見えているのに、なぜ「美しい国づくり」なのか?脈絡も正直さもまるで感じられない。まあ、豊かな人には美しい国になりますとは、はっきり言われたくもないが。

そんなニッポンで、わたしも中年に差しかかり「生きなおし」を考えなくもない。今日はアーリー・リタイアメントという生き方をテーマにしたビジネスを考えてみたい。

【勝手にアドバイス Vol.92 アーリー・リタイヤの誘惑】
二人とも47歳のジョーとステイシー夫妻は自営業。3人の子どものうち末っ子を今年カレッジに送り込んだ。やれやれ。さあこれから人生を愉しむか。働きながら、時に旅行して、地域にも根付いて・・・・なにしろまだまだ働ける47歳なのだから。

ところがふたりの「第二の人生選択」は、パナマで開催された、ある4日間のセミナーに1000ドル(12万円)を支払うところから始まった。そのセミナーは International Livingという団体が主催したもので、要は「リタイア後にパナマ住もう」というのがテーマなのである。つまり、47歳にしてパナマへのアーリー・リタイヤをふたりは検討している。

Mpanama パナマは赤点。

【パナマへのアーリー・リタイアメント】
1989年当時のパナマ・ノリエガ独裁政権を武力制圧した、米国のパナマ侵攻はだ記憶には生々しい。麻薬密輸の撲滅が表向き理由だったが、ほんとうはパナマ運河返還交渉を有利に進めるというねらいがあったと言われている。

そのパナマ、今では米国のリタイアメント・コミュニティとして脚光を浴びている。

一般的なリタイヤ年齢(60歳)でリタイヤしたフレッド夫妻は、パナマ市の海浜沿いの5ベッドルームの家を16万ドル(約1900万円)で購入した。友人のロンと毎日ゴルフ三昧。それもPGAが承認したゴルフ・コースである(単純に良いコースと思えばいいだろう)。フレッドもロンも、購入した家はゲート・コミュニティに属する。つまり居住地自体が囲われており、ひとりひとりの侵入者は厳しくチェックされる。それでいて生活費は〆て1200ドル(15万円)。2台の車、保険、食費、メイド、庭師、込みで1200ドルである。

Apr_panama_061113_sp イメージ写真ですので。

彼らは言う。それまで住んでいたフロリダ州オーランドでは、自分たちの年金だけではやっていけない。だが65歳、70歳までは働きたくない。それでフロリダから空路3時間、生活費が格段に安いパナマにリタイヤした。
以上引用元 http://www.abcnews.go.com/Travel/story?id=2624274&page=1

日本にもこれと近い話がちらほらあるが、米国でも年金だけでは暮らしていけないのである。ガソリン価格の高騰にあるように、資源は枯渇し、いつ物価がど~んと上がるとも限らない。ならばそもそも物価格差があるエリアに移住しよう。

【生きなおす】
リタイヤメント支援には、無職なステータスで生活費がどのくらいかかる、移住先の現地の治安やコミュニティはどうだ、置いてゆく財産はどうだ・・・といった「静的」なことと、現地でどうやって働けるか、働くためにどうするかという「動的」な支援がある。つまり静的な支援とは、リタイヤそのものや、その後に関する支援、動的な支援とはアーリー・リタイヤ後の「生きなおしの仕事と生活に関する支援」。

静的な支援は多いが、動的な支援は少ない。海外青年/中高年協力隊はあるが、そんなハードなことでなく、もっと現在のジョブの延長線上の支援が少ない。

合理性・効率性を追求する企業の現実。合併や清算などでドロップアウトを強いられる中高年は増えても減少する気配はしない。経験も実績もスキルもあるのに、冷たくあしらわれるくらいなら、アーリー・リタイヤで、海外で、生産を教える、開発を教える、マーケティングを教える。会計を教える・・・・日本民族の過去100年の先進性をもってすれば可能であろう。

もちろん地域を問わないインターネットを活用して、バーチャルに日本(相手に)ビジネスも可能なのではないだろうか。リビング経費が日本に比べてダントツに小さい国であれば、大きなビジネスをしなくてもいい。月間10万円も稼げればいいのである。

【勝手にアドバイス】
アーリー・リタイヤメント・コーディネイターというビジネスには可能性がある。

①生きなおすためのサポート・ビジネス
 従来の中高年サポートは「国内での再就職」という視点が中心。これからは国境を越えた支援、とくに定年前の中年世代の生きなおしサポート・ビジネスが有望である。
②インターネットを活用すべし
 海外にいても国内に顧客を持つ。これは現に増えている就業形態である。そのためにはインターネットは欠かせない。
③専門バカでも海外で生きなせる
 海外にいても仕事が得られるのは専門性がある人。特に数年ぐらいの短期間であれば、専門バカの方がますます有利である。日本の会社のゼネラリストではなかなかむつかしい。日本で「専門バカ=使えない」が海外ではその逆。

パナマに限らず海外移住の誘惑にそそられる方はこちらへ。良質なサイトです。http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/r1.html

同僚のMK嬢はヨーロッパに向かって今日旅たった。ウチの会社は年末は29日までの営業であるので、アーリー・バケーション。それも何ヶ国も旅するらしい。動的でもなく静的でもなく心的な嫉妬

今日は以上です。ではまた明日。Click on tomorrow!

|

« タグルという住宅コーディネイト | トップページ | アパマン 3Dでお引越シミュレーション »

コメント

社内読者からメールをもらいました。趣旨は、米ドル年金と日本円年金では、年金でも格差社会をひきずるのではないか。つまり円はもっと安くなって絶望的に暮らせなくなり、結局は帰国子女ならぬ「帰国爺婆」になって日本にとぼとぼ戻ることにならないかというものです。

なるほど。年金にドル建てオプションを付けられるものか?厚労省に問い合わせたいと。そう考えると、ビックマックで購買力平価を比較するってありましたが、年金受給額で購買力平価を比較するサイトがあってもいいですね。今だとフィリピンなら車2台、メイド3名までオッケー!みたいな(笑)。ドバイだとこじきになれぇ!だとか。

投稿: 郷/Marketing-brain | 2006年12月28日 (木) 16時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/4700418

この記事へのトラックバック一覧です: アーリー・リタイヤの誘惑:

» 発毛とサラリーマンたかし [発毛とサラリーマンたかし]
発毛に頑張るサラリーマンたかしのブログ。初心者なので仲良くしてね。 [続きを読む]

受信: 2006年12月28日 (木) 08時53分

» 売上倍増マーケティング! [無料!資料請求サイト!]
我々が「ある画期的なプロモーション」についての説明をした後に、某上場企業のマーケティング責任者がもらした感想です。 そして、この企業は早速、その方法を実践し、なんと2ヶ月後には以前の集客数の3倍を達成してしまったのです。 しかも販促費用も営業マンも一切増やさずに・・・・。 この会社にいったい何が起こったのでしょうか? ここ数年、急激なブロードバンドの普及や誰でも簡単にWebサイトが作れるブログなどの登場で、 個人ユーザーの活動が活発になり、インターネットの市場環境が劇的に変化してき...... [続きを読む]

受信: 2006年12月28日 (木) 17時52分

» 主婦、OL、フリーター必見!携帯オリジナルサイトを運営!無料! [ライブドアブログアフィリエイト日給8万円のおずさんは魔法使い?]
あなたも、携帯ランキングサイトを運営して、アフィリエイトビジネスをしませんか?ご利用は、完全無料です!無料でご登録いただければ、すぐに、あなただけのオリジナルのランキングサイトを簡単に作成・運営することができます。     ... [続きを読む]

受信: 2007年1月13日 (土) 16時35分

» なぜ、負け続けだった私が、1年で資金を4倍にまで増やせたのか? [誰でも勝てる!外国為替証拠金取引(FXトレード)必勝法]
初心者必見!今話題の外国為替証拠金取引(FXトレード)の必勝法を無料で差し上げます。 [続きを読む]

受信: 2007年1月29日 (月) 08時37分

« タグルという住宅コーディネイト | トップページ | アパマン 3Dでお引越シミュレーション »