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2007年5月 2日 (水)

次世代マウスとキーボード by Apple

パソコンに向かう時間が長い仕事に憑きものと言えば・・・腱鞘炎(けんしょうえん)である。わたしはまだ真性の炎症を患っていないが、ぐっと力をこめて提案書やセッション資料を作成しているときなど、手の甲に痛みが走る。しばらく鈍痛が続くのである。

腱鞘炎とは、関節を動かす筋肉を骨に固定している腱と、腱を抑える部位の腱鞘との間に起きる炎症のこと。ひどくなると激痛で作業ができなくなるという。キーボードだけでなく、マウス操作も原因だといわれるため、この症状を「マウス症候群」と呼ぶ医師もいるという。

手首の痛み、腕のしびれやだるさ、握力低下などさまざまな症状の原因は、同じ姿勢で作業する血行障害である。そんなマウス・エルボーの救世主になるか?今日はアップルが出願した次世代マウスとキーボード特許をテーマにしてみたい。

【勝手にアドバイス Vol.162 次世代マウスとキーボード by Apple】
まず次世代マウスから見てみよう。Appleインサイダーから記事をかいつまんでみる。

・iPhone interface designer Brian Huppi describes a next-generation Apple mouse design method
→iPhoneのインターフェースをデザインしたデザイナーが次世代アップルマウスのデザイン

・(The method is) capable of switching between operational modes based on the way a user holds or grips the device's enclosures.
→そのマウスはホールドするかグリップするかの2つのモードがある。「ホールド」「グリップ」、どちらもつかむないし握るという意味になるが、それは何だろう?次の図を見てほしい。

 Mousepatenet0704122

左上と真ん中の「かぶせる」状態がHold で、右上と右下の「握る」状態がGripらしい。ではこのふたつの違いが操作にどう違いを及ぼすのだろうか?

 070423ap1  Mousepatenet0704123 

まずマウスを握るポジションで、つまり一般的なマウスを操るかたちで(ただし、Windowsコンピュータのように左右のクリックはない)入力をする。図の24番、親指を押さえるところが入力のようにも見える。

一方、マウスをおおうポジションは、画面をスクロールさせるポジションであり、画面上のカーソルを自在に動かす。四つの指がおさえる側面部のmodal areasから指をゆるめるだけでスクロール移動モードになるという。

the switch arrangement may activate the cursor movements when the hand is positioned proximate the modal areas and it may activate the scroll/pan movements when the hand is positioned away from the modal areas (or vice versa)."
→どうやらその24番スイッチには2つのモードがあるらしい。指が側面部にあるときはカーソルを動かすモードになり、離れていると画面をスクロールさせるように自動化されている。

マウスのダブルクリックやシングルクリックという動作は、わたしの手の甲の血行障害や肩こりの元にもなっているとも思われるし、ホイールマウスのホイール上下運動も、登場したときは画期的ではあったが、わたしの人差し指の鈍痛の原因になっていなくもない。手のひらで握る、あるいはおおうことが、わたしの痛みを解消してくれるのだろうか?

【Mighty Mouseと似ているが・・・】
スクロールホイールを再発明したマウス」とうたって販売されているMighty Mouseは、中心部のスクロールボールを前後左右するだけで、画面が動かせる(そうだ)。ウィンドウズ・マウスでは、左右のクリックボタンが物理的なタッチで動かすが、Mighty Mouseではタッチセンサーや感圧センサーが内蔵され、触る・握るでコントロールができる。

 Mmouse_diagram

これはわたしの想像だが、Mighty Mouseをより進化させたのが次世代マウスだろう。

【iPod キーボード】
もうひとつの特許も実に興味深い。

 070424ap2

「キーボード装置には、回転式入力ユニットを組み合わせたボタンが搭載される。図7A(FIG. 7A)に示されているとおり、このボタンは回転式入力ユニット部分の中央に配置される。ただし必ずしもボタンを搭載する必要はなく、搭載する場合でも、回転式入力ユニットの外側など、任意の場所に配置することができる
引用元 http://blog.japan.zdnet.com/apple/

iPodのクリックホイールがキーボードに装着されるというイメージである。これはぜひ実現してほしい。これは想像するに、クリックホイールの要領で、ファイルを絞り込んで選択することが出来るのだろう。iPodが1億台を出荷したという状況だから、このインターフェースに違和感を覚える人はもはや少ない。

【勝手にアドバイス】
右手より左手の方がサイズが大きかったという本田宗一郎氏(ハンマーなどの工具で左手を何度となくたたいたからと言われる)ほどでないが、大なり小なり多くの人が道具と手で悩みをかかえている。PCはマーケット的にコモディティ化してきたが、実は「入力」という、いまだ完璧でない開発分野=差別化分野が残されている。スペックやOS、アプリケーションでの競争が一段落し、差異づくに困りカラーリングで差別化しようという動きもあるが、人間とマシンのインターフェースでは実はまだ課題が多い。腱鞘炎を撲滅する入力デバイスの開発を人類のためにぜひしてほしい

アップルのこのマウス&キーボードデザイナーはiPhoneのデザイナーなのだから、iPhoneのようにいっそフラットなタッチキー・キーボードでもいいだろう。物理的にキーが存在しないフラットならば、キー位置や入力キーをパーソナライズできる。その人のくせに合わせて入力の労力軽減、すなわち腱鞘炎予備軍の縮小になるのではないだろうか?

 Noqt_calls20070109_2  もうすぐ発売のiPhoneのフラット・インターフェース

今日は以上です。

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