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2007年5月26日 (土)

ミニュームプレーンに心を飛ばされて。

読者でプラモデルラジコンをつくったことがある人、手を挙げてください!

ハイ」とわたしは片方の手を挙げます。小学生の頃、プラモデルづくりが日課でした。朝早起きして、家族が誰も起きていない静けさの中、何カ所か組み立ててから学校に行ったっけ。そうそう、ファン招待に当選して、静岡の田宮模型までひとりで行ったこともありました。小5ぐらいでした。戦車、船、飛行機、ジープ・・・神楽坂のプラモデル屋のオヤジとは、戦闘プラモデルを通じた戦友だった(笑)。

そんなわたしには高価でなかなか手が出せなかったのがラジコン。無線コントロールの模型である。昔はオイルを入れてエンジンを回して、ブーンと飛行機を飛ばしたんです。だから高価だし、飛ばすにはプロの技が必要だった。

だがラジコンの雄、京商が開発したミュームプレーンは、誰にでも本格的な飛行ができる、夢のラジコン・セスナである。今日の勝手にアドバイスは飛んでゆきたい心をテーマに。

Logo_11 京商ロゴ。

【勝手にアドバイス Vol.175 ミニュームプレーンに心を飛ばされて。】
全長325mm、重さ(軽さ?)18gのラジコン飛行機が、京商から6月20日に発売される。名前はミニュームプレーン。そのサイズと本格的な飛びに発売前からファンが熱くなっている。それもそのはずである。従来のラジコン飛行機とはまったく違う発想から開発されたからだ。

京商は5月10日、室内用ラジオコントロール(R/C)飛行機「ミニュームプレーン セスナ210センチュリオン」を発表した。インドアタイプのトイ系飛行機が人気を集めるなか、R/Cメーカーの同社が満を持して投入する本格派だ。開発を担当した同社シー&スカイグループの濱崎剛志氏は、「ミニュームプレーンのキーワードは、“いつでも、どこでも飛ばせる”こと。しかし、トイ系飛行機ではなく、京商ならではの本格派を目指した」と話す。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0705/10/news086.html

 Mainleft2

本格派とは何か? 第一にスケールモデルであること。京商が創業当時にヒットを飛ばしたのもセスナ機モデルだったというが、オモチャとはいえ忠実にスケールダウンされていること。第二に3チャンネル飛行が可能なこと。スロットル(スピードコントロール)、エレベーター(上昇、下降)、ラダー(左右旋回)がそれで、実機に近い操縦が行えるという。第三にその価格(1万9950円)で3チャンネル飛行が可能なものはなかった。

【とにかく飛ぶ姿を見てみよう】
ウェブサイトに公開されている4分17秒の驚異のフライトをぜひ見てほしい。

 L_ts_kyosho09
http://www.kyosho.com/jpn/fun/special/minium/index.html

動画共有サイトにも同じものがある。(英語版)
http://3.upload.dailymotion.com/Christophe_RC/video/x1w7km_kyosho-minium-plane-indoor


Kyosho Minium plane indoor
a?¢a??a??a?-a??a??a??e!?e?? Christophe_RC

凄いのは全長1mぐらいの机の上からでも飛び立てたり、小さくても宙返りを何度でもできる操作性である。

【興味深い技術開発】
まずねらいはインドア(といっても小さな体育館サイズはあった方がいいだろう)で気軽にゆっくり飛ばすために、「秒速3m以下。機体重量を10g」という目標値から設定した。このハードルがいかに高いかは、通常のトイ飛行機用のサーボモータがすでに6g/個あるというところからもわかる。開発者の濱崎氏は各部の重量を逆算して、最小・最軽量の開発を目指した。そのため機体も部品も、すべての経験をリセットして開発にあたった。
 
 L_ts_kyosho05  スチロール製の機体重量はわずか4.5g

サーボモータは携帯電話の振動用モーターを採用。着信時にぶるぶる震えるやつだ。もちろんトイ飛行機に使われたことはない。搭載バッテリーは小型軽量リチウムポリマー(リポ)電池。おもしろいのは飛行機を置く台座に充電機能が付いていること。台座に単三電池を入れておき、そこにリポ電池を差し込んで20分で充電完了!コードレス電話みたい。こういう機構もなかった。

Photp06右手にリポ。Photp05電池充電。

さらに操縦をする無線コントロール方式は、ブルートゥースと同じ2.4GHz帯。受信機ユニットを小さくするために採用した方式で、これもトイ飛行機初だという。
参考 http://www.kyosho.com/jpn/fun/special/minium/development/index.html

【今までの飛行機とどう違うのか?】
いままでのラジコン飛行機とどう違うのだろうか?ラジコン飛行機にはエンジンとモーター方式があり、どちらかと言えばエンジン=本格的、モーター=初級者だろう。

エンジン飛行機は15~140クラスという区分があり、ミニュームプレーンよりかなり大きい。
15クラス (全長)850mm (全幅)930mm 1.3kg ~ 140クラス 1613mm 1842mm 6.0kg
(ほかにも40クラス、50クラス、90クラスがあり、段階的に大きくなる)

 3024  京商40トレ-ナ-カルマ-ト(5~6万円)

モーター飛行機では、わりと小型の飛行機でも、京商の「EPPスホ-イSu-31 M24」は、全長840mm、全幅820mm、全備重量 約300~320gと数倍の大きさ・重さである。

 3020  EPPスホ-イSu-31 M24 (2~3万円)

いずれにせよ、障害物の無い河原でブーンと飛ばすという模型である。模型オタクの土臭いおもちゃという感じである。だがミニュームプレーンは体育館やちょっとした広場で簡単に遊べる。従来のトイ飛行機とはまったく違うものと言っていい。
参考サイト http://www.shintani-1.co.jp/shop/beginner/b-1.html

【勝手にアドバイス】
たかが玩具、されど玩具。このミニュームプレーンは前例否定の技術革新が詰まっている。従来のトイ飛行機のサイズと重さを否定し、かつ実機に忠実なデザインという本物感。前例の無いモーターや無線方式の採用。入門用ではあっても飛行能力と操作性に妥協しない開発者の執念(開発には2年を要した)。そしてヒット間違いなしの価格設定(2万円弱で購入後すぐ飛ばせる)。

01s 開発者の濱崎さん。

京商の企業理念は「あそびにマジメな会社です」。マジメに遊ぶことが前例否定の執念の商品開発につながる。なかなか飛べないわたしも、これなら飛ばしたいと思わせたgootきた商品である。今日は以上です。

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