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2007年6月28日 (木)

iPhone ネオC&Cプロダクト

2007年6月29日は、いよいよApple iPhone発売の日である。米国のニューヨーク・マンハッタンの五番街Appleストアでは25日から行列ができている。その先頭、一番乗りのGregは、並んでいる模様を伝えるためわざわざウェブサイト(firstinline.wordpress.com)を立てている。その自己紹介にはこうある。

My name is Greg Packer. I’m first in line for iPhone in New York City at Apple Store Fifth Avenue near Central Park. I showed up on Monday morning, June 25th, at 5am
わたしはGreg Packer。ニューヨークの五番街のAppleストアで、6月25日の朝5時から、iPhoneを買うために並んだ。
http://firstinline.wordpress.com/2007/06/26/hello-world/#comments
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=RS2035165427062007

Gregpacker_small  わたしはNuts。

このサイトへはコメントがバンバン入っていて、日本時間の28日現在、272件ものコメントが寄せられている。そのすべてを読むほどヒマじゃないが、「すごいね!」「がんばってね!」「ブログに書いたよ!(Bloggedという動詞がある)」という励ましがある一方で、「お前馬鹿?」「雨も降るし、燃えるように暑い中、ごくろうさんだね」「お前が並んでいる間に、オレはエアコン付きの部屋からオンラインで注文するよ」と揶揄するコメントも多い。

通信方式が異なる日本では少なくとも2年は上陸しないと言われるが、行列しないかわりに今日はiPhoneをbloggedしてみたい。

【勝手にアドバイス Vol.196 ネオC&Cプロダクト】
29日の発売を前にして米国のAppleのiPhoneサイトは、大幅にコンテンツをアップしている。全部見るときっと30分以上はありそうなビデオ紹介がある。「iPhone a guided tour.」「Get ready.」そして「iPhone keypad」である。

Iphone00 Iphone01

これらのビデオをすべて観るのは行列に並ぶのに近づくので、ざっと見てみよう。特にiPhone a guided tour.はタッチスクリーンの動きがダイナミックで、鮮やかなデザインと色で、動きがめちゃ速い。これまでにあったタッチスクリーン商品とは一線を画している。実にスムーズで動かすのが楽しそうだ。

Iphone02 Iphone03 

iPodとしてもベストプロダクト」だというシーンもあり、音楽と静止画を映し出す。タテにしてみたりヨコにしてみたり、静止画が自在にヨコタテ比を変える。映画やカメラも鮮やかである。カメラの静止画を「つまむように」指を動かすと画像が縮小し、指を広げると拡大する。お急ぎの方は、30分付き合わなくても15秒のTVCMがある。これだけでも楽しい。

【仮想タッチスクリーン】
発売を前に、ウォールストリート・ジャーナル紙のウォルター・S・モスバーグ記者が、スティーブ・ジョブスAppleCEOにインタビューをした記事がある。コメントをひとつ抜粋する。

[ウォルター]
 ---物理的キーボードを搭載しないと決めた理由はなにか。電子メールを頻繁に使用する「ブラックベリー」のような携帯情報端末(PDA)に大金を支払う顧客を遠ざけることはないだろうか。
[ジョブス]
 iPhoneはどのモバイル機器と比べても最高、最先端のキーボードを内蔵している。すべての小型キーボードと同様、慣れるには3-4日かかる。iPhoneユーザーは、ミスを自動修正する機能をすぐ信頼するようになるだろう。これまでiPhoneを試した全員がこれを気に入り、「トレオ」やブラックベリーなど、他のスマートフォン(多機能携帯電話)と比べ、タイピングの速度は同等かそれ以上だったと報告している。
全文はこちら。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBQS5742.html

これはほんとうだろうか?ビデオの紹介を見る限りわたしは嘘はなさそうだと思ったが、別の記事でitmediaでは発売前のiPhone評価をしている。

われわれも当初は懐疑的だったものの、テストでは問題なしと結論付けた。5日間使った後で、このレビューのほとんどのテストを担当したウォルトは、何年も使ってきたPalm Treoと同じくらいのスピードと正確さでタイピングできるようになった。タイプ途中でミスを修正してくれる賢いソフトウェアがこの結果には一部、寄与している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/28/news009.html

【競合機種にはあって、iPhoneにはない機能】
 
・インスタントメッセージング機能(標準的なテキストメッセージングのみ)
・ビデオ撮影機能
・着メロにiPodの音楽が使えない
・ゲームがない

ネットワーク機能は、Wi-Fi無線エリアに入れば高速通信にアクセスできるが、通常は低速なEdge通信であることは欠点とされている。だがいずれもハード機能はすでに備わっているので、ソフトウェアで解消されるだろう。それもこれも仮想スクリーンだからこそ、インターフェースも仕様もアップデートできるのである。

Iphone_hero_20070621
 
【iPhonの爆発力】
わたしはiPhoneは、携帯電話と携帯デバイスのシェアをすっかり塗り替える爆発力があると思う。その理由は物理的にではなく、仮想的に(仮想スクリーンで)機能追加やソフトウェアのアップデートをできるという一点を評価しているからだ。

ビジネスの世界でいうSaaSは、ソフトウェアをサービス提供側のサーバに置き、契約企業がそこにアクセスするという「ソフトウェア2.0」を実現したサービスである。それの何がいいかといえば、向こう側(メーカー側)で機能追加、バグ修正やアップデートをしてくれるのが、ネット経由で自動化されること。つまり「顧客接点を強化する」のが、ネットに接続することで実現されるという点である。

【iPhoneが束ねること】
iPhoneの革命は、その2.0機能をインターネットをベースにし、各国事情で必ずしも標準化されていない通信/無線ネットワークを束ねて、すべてを手元の仮想スクリーン上でフィンガー・タッチで実現するというものである。

そう考えれば、iPhoneとは「ネオC&Cプロダクト」なのではないだろうか。つまりコミュニケーションとコンピュータを束ね、商業的にも地球規模で成功する世界初のプロダクト、そういう予感がある。ああ、なぜ高騰する前に、Appleのストックを手元の現実にしなかったのだろうか?

今日は以上です。

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