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2007年6月27日 (水)

復刻版モスバーガーと再挑戦バーガーキング

消費者視点が欠けていた会社のせいでミンチ肉が悪モノになっている。確かにミンチ肉とは、一体どこの部位の肉なのか?ということは、疑問に持たれるときもあるし、問題の会社では期限切れや期限切れ間近の肉を仕入れ混入していたという。これは犯罪だ。

それはそれとして、わたしがハンバーグを作るときは合い挽き肉を使う。安いし、必ずしも牛肉100%が美味しいとは限らないから。母譲りの作り方だが、合い挽き、にんじん、タマネギの千切り、さらにはジャガイモのすりおろしまで入れる。健康を考えた昔からの知恵だろうか。

そんな合い挽き肉を使ったハンバーグと、ど~んと牛肉100%のハンバーグが今日のテーマ。

【勝手にアドバイス Vol.195 復刻版モスバーガーと再挑戦バーガーキング】
創業の当時の店舗を再現したという「復刻版モスバーガー」(汐留)。2007年3月より開設されている。ここでは「昔の味で出ています」がテーマである。

  Extnews_mos060329  ふっくらバーガー。美味しそう。

店内は立席カウンターのみ。とりあえず基本の「ハンバーガー」をオーダー。見た目はほとんど同じだが、一口食べてみると、なんだかいつもと違う味! いったい何が違うのか?モスバーガー広報担当者にお話を伺った。
「違いは大きく2つですね。パティは現在ビーフ100%ですが、牛肉と豚肉の合挽き肉を使用しています。またミートソース、テリヤキソースの味も違います」

引用元 http://www.excite.co.jp/News/bit/00091143624652.html

【創業店舗は地域密着型】
1972年に最初の店舗(成増店)を出店したモスバーガーは、創業店はわずか2.8坪しかなかったという。ハンバーガーはアメリカから日本に来ましたが、モスは日本人のお客さまの好みに合うようにひと工夫しました。家庭の手作りハンバーグに近い牛豚合挽き肉にタマネギを混ぜ、ジューシーなパティを作りました。ソースには味噌や醤油といった日本ならではの調味料を使い、肉の酸性を中和するためアルカリ性の野菜をたっぷり挟みました。何よりも出来立てのいちばんおいしい状態で召し上がっていただけるように、注文を受けてからバンズやパティを焼き上げ、ひとつひとつ心をこめてハンバーガーを作りました。
引用元 http://www.mos.co.jp/shop/shiodome/

 Ph_01  ソフトクリームもあった。

たった2.8坪のお店なのでお客さまとのコミュニケーションは活発で、地域密着型の近所のハンバーガー屋だったという。モスバーガーがその創業店舗を復刻したのは、同社が既存店舗の「赤モス」を「緑モス」という、安心・安全・環境をコンセプトにする店舗への転換を図る上での象徴にしようというねらいである。

そこでは創業の原点である「この日本で、本当においしいハンバーガーを作ってたくさんの人に食べていただきたい。」(創業者故・櫻田慧氏)だけでなく、時代の変化に合わせた健康・安全志向(素材、調理、禁煙化)を取り入れ、ファスト(早い)だけでない、ゆったりとした雰囲気での飲食も推進している。

【日本再上陸のバーガーキング】
次にモスの業態転換と機を同じくして、2007年6月に日本市場に再上陸した、米国のハンバーガーチェーン「バーガーキング」を見たい。同社は1993年に日本に進出したが、多店舗展開に着手する前、2001年に撤退していた。米国ではマクドナルドに次ぐ全米第二位のチェーン店であり、食べ応えのある「ワッパー(Whopper)」が主力である。

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前回の撤退は、日本側のパートナーと米国本社の行き違いもあって、日本側のパートナーも当初の西武商事からJT(日本たばこ)へから移り、森永ラブ店舗の転換まで行ったところで、多店舗まで行き着かず撤退した。当時、吹き荒れていたデフレバーガーの風に追われたと言ってもいいかもしれない。

今回の再上陸にあたり、リヴァンプの玉塚元一氏が惚れこんでヘッドハントした笠眞一氏が社長に就任した。笠氏はハンバーガー業界の第一人者と言われる。必ずしも社長だけで戦略が浸透できることはないが第一人者ならではの手腕が期待できる。そして、顧客満足を得るのは第一線の従業員やパートさんを含め、満を持しての再上陸であろう。新宿の次は池袋サンシャイン、わたしの元ホームグラウンドだった。

【ジャパナイゼーション】
1971年にマクドナルドが日本進出したときのパートナーは藤田田(でん)氏(故人)という立志伝中の人物であることは有名である。自社のオフィスの窓から、道往く人の流れを見て、歩くスピードが早くなってきたことを喝破した。「これからの成長の時代、早く食べることが求められる」と考えてハンバーガーが当たると考えたという話は有名である。

もうひとつマックに行くと思いだすことは、アメリカ英語の発音だと「マクダーナルズ」になるが、日本人には発音しにくいのであえて「マクドナルド」に表記したという話である。マクダーナルズではここまで日本市場で成功したかどうか危ういとまで言われた、ネーミング上の日本化(ジャパナイゼーション)であった。

わたしがしばらく米国駐在していたときのこと。単身赴任だったので遅くなると、夜もハンバーガーのテイクアウトで済ますこともあった。そんなとき夜食がマックでは・・・と思い、ボリュームもあり味も美味しいバーガーキングにドライブスルーで立ち寄った。そのときあんがい難儀したのが、Whopperという発音であった。実は日本人にはこのWopperが発音しにくいのである。

  Whopper ウ・・・・ァッパァ!

ドライブスルーでマイクに向かって、「ウ・・ァッパァ!」とWの発音にするのが苦しくて(笑)。聞き返されたことが何度もあった。そのうち怒鳴るように言えば通じることがわかった。

バーガーキングは、日本市場からの撤退時も同じくWhopperが主力だった。カタカナで「ワッパー」にすれば発音もしやすいが、「Whopper」とはどこか違う商品のような気もした。だがネーミングの日本化は成功の重要なポイントのひとつである。

【勝手にアドバイス】
モスの店舗改装とバーガーキングの再上陸は直接のつながりはないが、ハンバーガーをめぐる環境が変化しつつあることの証である。

65円のデフレハンバーガーの時代から、適正な価格のハンバーガーに回帰してきた
・スターバックスなどのカフェの浸透で、ゆったりとした飲食タイムと飲食スペースの需要が顕在化した
・無闇に外国の味やシステムを導入して、定着してこなかった反省(バーガーキングに限らずいくつもの外食チェーンが撤退した)から、日本人の繊細な嗜好や習慣を詳細に分析・反映する商売をするようになってきた。

高齢化社会は「ファスト」よりも「スロー」な社会。若者イメージの100%ばりばりのビーフより、やさしい合い挽きが似合う社会かもしれない。ファストフードのファストとは何か、原点から見なおす時期にある。
今日は以上です。

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