CROCS/More than サンダル
サンダルであって、たんなるサンダルではない。そうでなければここまで世界中に拡がるわけがない。それはCROCS(クロックス)である。
不覚にもCherryさんに言われるまで、その存在をそこかしこで見ていたが、それがCROCSという名前で、それがこれほどまでの世界的なブームになっていることは知らなかった。世界は未知で満ちているとオヤジ駄じゃれしても仕方ないが、どうやらオヤジでもCROCSを履く人がいるらしい。
今日はCROCSを話題にして、さらに2007年8月3日に配本される共著『顧客志向の成長シナリオ(ファーストプレス社刊)のPRを、少しだけさせていただきます。
【勝手にアドバイス Vol.210 CROCS/More than サンダル】
CROCSとは何か。ひと言でいえば「人間工学に基づくデザインと素材の多目的シューズ」である。
選ばれる理由 ベスト3
とても柔らかく、すごく心地よく、足にぴったり合ったカタチをしている。
軽い。わずか6オンス(約168グラム)
通気穴が空気を通し、足を涼しく保つ。
引用 http://www.crocs.co.jp/ycrocs.html
その他7つの理由は「滑りにくい」「細菌の繁殖を防ぐ」「イタリアンセンス」「水はけ、砂はけ」「拭くだけできれいに」「カラダに負担がかからない」である。いずれも(見た感じは)その通りだと思われる。
【そもそもはヨットのデッキシューズ】
ヨットのデッキシューズとして開発したのが最初。このため、ヨット上で求められるさまざまな性能を有している。まずは素材。「クロスライト」といい、“クローズドセル”と呼ばれ分子と分子の間に全く隙間のない特殊な構造を持つ同社が開発したオリジナル素材を採用している。
引用 http://www.yokohama-bayquarter.com/floor_guide/shop_index.php?id=000180
その素材の特徴は、密な分子構造ゆえにバクテリアの侵入を防止できる、履くほどに足の形状に馴染むなどであるが、さまざまなカラー(20色以上あるだろうか)にもなるというのもアピールポイントである。その素材特徴により、「クロックス使用時には圧力バランスが良く分散されている」
引用 http://www.crocs.co.jp/ergonomics.html
【創業の経緯】
創業2002年7月のアメリカ企業CROCS社は、こうした特異性のある素材をいかに売り出すかを検討し、特異なデザインの最初のモデル「ビーチ」を開発。それが大当たりして、今では「クラシック」「ケイマン」「プロフェッショナル」「メリージェーン」などさまざまなデザインを展開している。
販売エリアもアメリカ、カナダを始め、ヨーロッパ各国、中国、香港、インドネシア、シンガポールなどアジア各国、オーストラリア、南アフリカなど20カ国以上で販売されている。2005年7月に設立した日本法人は初年度13億7700万円(2006年12月期実績)もの販売実績を挙げているから、まことに成長企業である。
参照 http://employment.en-japan.com/search/desc_105512
【シューズ業界のiPod?】
おもしろいのはこのシューズには、シューズのアクセサリーを開発する企業が表れているところである。
CROCSのシューズに開いている穴を利用して、そこにアクセサリーをはめて、自分オリジナルのCROCSをつくることができる。すでにさまざまなバリエーションがある。携帯のデコレーションのようで楽しい。
写真引用 http://blog.goo.ne.jp/fromzion420/e/201405fb96dfe20faafd12216fc67eb7
さらにCROCS社自身でも、いくつかのタイアップ企画がある。ひとつはタワーレコードと提携したCROCSシューズ。ちと気恥ずかしい派手さだが、オリジナル感はばっちりある。
PLAZASTYLE(旧ソニープラザ)とのコラボバッグというのもGootくる。靴と似たようなポップ感があって人気があった。すでに販売完了である。
こうしてひとつのサンダルが文化にもなりつつあるのは驚きである。
【勝手にアドバイス】
ケミカルサンダルの昔からサンダルの技術なら日本(神戸)が世界一であろう。だが、その日本からこのような付加価値製品が生まれず、アメリカから生まれるというところにクリエイティビティの差を感じた。
素材に差別化があるといっても、言ってみれば元はビーチサンダルである。用途面もカジュアル用途だけでなく、看護師用、ファッションモデル用、ガーデニング用、シェフ用などまで用途展開する発想は脱帽である。カラーセラピーと称する多色品揃えも今日的。昔からある商品や素材をデザイン、遊び感覚、用途、カラーなどで多様化させるだけで、これほどの新市場が生まれる。ここに学ぶべきポイントがありそうだ。
【顧客視点の成長シナリオ モノづくりの原点 出版のご案内】
今年の始めから取り組んできた、社外の企業経営者、コンサルタントの方々と共同で書いていた本がようやく出版される。仕事の平行してのことだったので、たいへんな時期もあった。感無量である。出版元のファーストプレス社の上坂伸一社長には、何度も迷惑をかけた。ありがとうございました。ファーストプレスの社員の方々にもお礼を申し上げます。キュートな表紙デザインを手がけてくれたデザイン会社の方々にも感謝しております。
「成長には普遍的な取り組みがある」・・・資生堂薬品コエンザイムQ10、新幹線インバータの2つの事例と、成長シナリオのコンセプト、構築法を具体的にまとめた本である。
顧客視点に立つということはむつかしいことである。どうしても自分視点、自社視点になりがちである。お客さまのコアバリューから事業モデルといかに再構築するか、モノづくりの製造業のみならず、サービス業、小売業にもすぐに適用できる内容になっていると自負しています。ぜひ書店やAmazonでチェックしてください。
ちょうど本日(2007年7月24日)、先行して見本誌が手元に届いた。ちょうどご来社していたクライアントにさっそく一部進呈したが、正式配本は2007年8月3日の予定である。
今日は以上です。お読みいただきありがとうございました。
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コメント
鳥組のトモヨさん、コメントありがっとぉ。
汚い字のサインつぅか名前書きつぅか、すみませんでした。
これでAmazonで売れなくなった(笑)。
ありがとうございます。IMしましょ。
投稿: 郷/Marketing-brain | 2007年7月26日 (木) 21時35分
こんばんは!
鳥さんチームのトモヨです。
御本の出版おめでとうございます。
頂戴してしまい恐縮です。ありがとうございます。
無理やりサインも強奪(郷奪?)!ふふ。
8月3日は本屋さんでチェックします。
勝手に平積みの面積ふやしたりして。笑
少しゆったり夏休みを満喫されてくださいね。
投稿: トモヨ | 2007年7月26日 (木) 18時19分
Yukaさん、ThanXコメント。
いや、ひとつのことをやり遂げるのはたいへんなことです。
書くということ、郷ストライターということもさることながら、
(大きく言えば)自分たちだけではなく、出版社の資源も投じて、
世に訴えるわけです。責任もあるし、本という表現媒体に
書き手の人間性も出る。そういうことがわかりました。
投稿: 郷/Marketing-brain | 2007年7月26日 (木) 18時11分
おお!
待望の一冊目完成ですね
おめでとうございます♪
そしてお疲れ様です。
発売楽しみです☆
不思議鳥可愛い
投稿: YUKA | 2007年7月26日 (木) 13時17分