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2007年7月19日 (木)

ストレスとマーケティング 4.MYストレス解消曲線

今週の旬ネタでは、ストレスとマーケティングを考えてきた。今日はその4回目である。昨日(2007年7月18日)はストレスの解消には段階を踏むべきだという考えから、Uの字曲線を描いた。ストレスの初期時点、下降時点、底辺、ピックアップ・・・段階によってストレッサーへの対処法、ストレス状態を緩和する法が違うはずだからだ。

そんなことを思いつつ、ネットを歩いたら「発火本」を手元においておけ、と良いことを買いてあるブログを発見した。この面白いサイト「仕事を楽しくする研究日誌」の書き手の大橋悦夫さんはこう書いている。 

 5191d07sr8l__ss500_  大橋さんは著書あり(未読です。ごめんなさい)

どうにも仕事が手につかない時、このような「発火本」が手元にあれば、これを手にとって読み始めることで、うまい具合に導火が得られるかもしれません。これは、周囲に励ましてくれる人がいない──いたとしても忙しそうにしている場合の「プランB」になりうるでしょう。
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=525

なるほど。発火本・・・ですか。良い言葉です。たしかにわたしにもそんな本はありますので共感してしまいました。

もちろん本でなくても、発火音楽発火映画、あるいは発火写真集(H_笑)もいいかもしれない。苦しくなったら読んだり聴いたり観たりする「座右の発火物」を持つことは、エネルギー低下の予防にもつながる。これらは手元に置けるのがいいことだ。ひとりで対処できるもん、という風情がある。

微妙なのはSNSである。

【勝手にアドバイス 旬ネタ ストレスとマーケティング 4.MYストレス解消曲線】
わたしは割とオープンにSNSをやっている。オープンという意味は開示度も内容も(写真も)という意味で、率直、正直に気持ちを書くようにしている。だから、そこで励まされるのはありがたい。

だがMixiを初めとするネット上の日記とは、心の備忘録という意味での日記では必ずしもない。開示度をプライベートな間柄に限定していたとしても、そもそも「誰かに読んでもらうため」に書くものである。「ミクトモがそれを読む」ことが前提であるので、「ココまでは書ける」「ココからは書けない」という一線が明確にあるはずだ。だからあからさまに心の不調を書かれると、読み手は逆に引いてしまうということもある。

それさえも考えずに書くとすると・・・きっとその人はミクトモ・ストレッサー(笑)である。ひょっとしてわたしはそれかもしれない(至極反省)。

【インスタント・メッセンジャーというリリーフ】
そんなわたしにぴったりくるメディアがあった。「発火本」と同じようにいつでも手に取れる、ブロードバンド時代の産物は、インスタント・メッセージだ。

もう10数年前だが、AOL(アメリカン・オンライン)のウェブサイトでリアル・チャットサービスに遭遇して、勝手に会話文が増えていくのを観たときは驚愕した。それは英文だったので、英作文がまだ苦手だったわたしは、そのオンラインにいてもただ見ているだけだった・・・。当時は144bpsぐらいのスピードの電話回線モデムだったから、チャットなんてしようと考える人は稀少民族だった。

だが今はブロードバンド時代。相手がいて「お話ししていい?」と聞けばPC間で筆談ならぬ鍵談ができる。インスタント・メッセージ(IM)である。日本語では初めてやったので、初体験だった。思いのほか楽しかった。自分のストレス状態を忘れさせてくれた。

 B_msn  MSN

【わたしのIM初体験】
ストレス解消したのは、もちろん相手が気兼ねなくお話しできる人だったから。リアルが疎ましければバーチャルだって疎ましいはず。鍵談は弾まないだろう。それが初体験だったので、メッセージを保存してみた。XMLフォーマットなのだ。その一節。

 何時間でもタダでしょ。
 うん>タダ だから電話よりいいでしょ
 悩み打ちあけたり・・・タイプ力いるけど。
 あはは>タイプ力
 わたしゃ結構ミスタイプ(寂しいタイプって意味よ笑)
 えへ 気にしない~
 うむ。即応だね。寂しさはじんわり。メッセージは即。
 ていうことは、これしてると寂しさも薄れるってことね。
 薄れるよー
 うんうん。
 なんかね、距離も近い感じがするでしょ
 「会話」してるって体感できる

てな感じで何分話し(電通し)ただろうか。ありがとうございました、Mさん。Mさんとは共通する履歴があるからこそ赤裸々だったし弾んだのである。くれぐれもその点は強調しておきたい。誰ともやって楽しいことはないし、まして出会い系はわたしはいっさい嫌いなので。

P_main IM絵文字。

こうしたコミュニケーションも、いずれセカンドライフの中のゼロゼロ番地で会おう!てなことになるだろう。

【MYストレス解消】
さて下図のU字曲線の吹き出しは、わたしが自分に対して有効だと思うストレス対処要素である。参考にしていただくのはOKだが、個性によって要素は異なるので、読者それぞれが「段階別に」考えてほしいというのがわたしからのメッセージである。

 03_9

ストレス状態前にストレッサーがかかり、エネルギーを消費する段階でこそ「寝る」「食べる」「走る」「ヨガ」などボディ系の解消法が効く。なぜならこの段階では、心はストレス未満であるから、やって来そうなストレスを「黙らせる」ためには直接療法がいい。自分と深く対話するより「自分を騙しちゃえ」という段階だろう。

だがそれも功を奏さず、だんだんエネルギーレベルが落ちるか落ちないか・・・その時点では「」のおしゃべりが必要だと思う。自分の悩める心を映してもらい、同情をしてもらうこと。絶対に説教を食らわないようにしたい。だが鏡になってくれる、そんな相手がいれば・・・幸せである。

そして辺に落ち込んでゆくとき、それが深い落ち込みであれば、人生やキャリアを再考するだろう。浅ければ会社を休むだけだろう。悩みが人を育てるというが、ビジネスとしては、ここの時点にいる人に商売っ気を出さないことが賢明である。

ピックアップするプロセスで「帽子」と書いたが、これは自らのスタイルを変えようという意識が働くタイミングを示した。帽子(わたしの変装チョイス)以外にも、化粧を変える髪型を変える、ネイルを変える、眼鏡を変える・・・・色々あるだろうが、「ガラっと変えたい」とお客さまが言ったとき、財布の口は相当開いている と思う。

 Photo_80  変装用帽子。

そしてインスタント・メッセージのような「同志愛」が心をピックアップさせるが、マイナス状態からプラスに転じる時にこそ、人の消費性向はアップステージにある。

ピックアップ以降はストレッサーから解放され、人助けをしたい気持ちになっている。ここは商売というよりも、ボランティア活動のような人を助けたい気持ちを(ビジネスにからめて)のばしてあげるといいだろう。

【明日への話題】
こうしたU字曲線とマーケティングがどう結びつくのだろうか?それが残された疑問である。その理解の一助としてマトリクス図を作った。言い値が「スピリチャル」と「愛」、定額は「発火物」と「西洋医学」である。今日は(長くなったので)このマトリクスの説明は明日にしたい。今日は以上です。

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