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2007年7月27日 (金)

フルーツフラワーのコアコンピタンス

昨日(2007年7月26日)のブログでは美しい花びらの付せん紙を紹介した。花びらが付せんになるなんて、ほんとうに素晴らしいアイデアである。Gootきた。その名残りもあって、週末の今日は花商品をもうひとつテーマに。花ギフトのコアコンピタンスを考えたい。

 Za101707701041  夏花

読者の皆さんは年に何回花を買うだろうか?男性なら「誰かにプレゼントする」ために買うことがほとんどだろう。わたしは・・・もちもち姫のCherryさん の誕生日に花を贈ったのをきっかけに、何度か買っている。

買えば買うほど気恥ずかしさは薄れたが、困るのが形容詞であり創造力。花屋の店頭で「いくらぐらい」という言葉以外に、どんな花を贈りたいか、どんな気持ちを込めたいか、形容詞が乏しい。花より男児って感じだ。

【勝手にアドバイス Vol.213 フルーツフラワーのコアコンピタンス】
そんなわたしにも迷うことなく贈ることができそうなのがフルーツフラワーである。

   Fruitflowerstopleft   

単純な話、お花のかたちにくりぬいたフルーツギフトである。発想は単純なのだが、それだけにインパクトがある。綺麗な花型の上に食べられるとくれば、言うことなしであろう。

 Extnews_ffmajestic070717 Tulipdaisy Outofpark 

このようにフラワーを活ける器とそのテーマによって、フルーツフラワーはパターンをもっている。tulip-daisyはチューリップ型とデイジーのギフトフラワー。out of parkはフルーツだけでなく野菜スティック?みたいなものも見える。受け皿のボールがいい。サッカー型があってもいいけれど。
参考 http://www.fruitflowers.com/news.html#

【用途はいろいろ、人生いろいろ
お誕生日に買うならば、フルーツポンチを作る手間は不要であるし、「ありがとう!」と言ってから「みんなで食べましょう!」となってテーブルの真ん中にドンと置かれそうだ。その点花束だと「わぁ!ありがとう!うれしい!活けておくね・・・」と一瞬、席の主役になるのだが、時間を経て宴の脇役になってしまう。

お店でお誕生日会を開いたときに、フルーツフラワーが真ん中にドンとあるのもいい。レストランの席でこれがあってもいい。ヘルシーで華やかなフルーツ花束は場がにぎやかになるし、贈った人も贈られた人も満腹になるのだ。

【創始者たちと企業名】
フルーツフラワーの起こりは、ずいぶん前で、Susan EllmanさんとEllen Davisさんが1984年に自宅のキッチンで始めた。

   Prphoto お花に埋もれて。

創業後10年目、1993年に初めてのフランチャイズ店を開設し、その後順調に拡大、今では全米34店舗となっているという開花ぶりである。SusanとEllenの設立した運営会社の名前-Incredibly Edible Delites, Inc. もおもしろい。かなり意訳だが、「これ食べられるし、消化されちゃうの株式会社」(笑)。

【花ギフトの核心】
ギフトとしての花束の良さとは何だろうか?それは花の命は短し・・・のたとえ通り、儚さ(はかなさ)である。美しくも数日経たぬ内に消え去るところがいいのである

貴君はあの栗色の女性に恋愛満々だとしよう。この焦げる想い、愛が相手に伝わらずにはいないと堅く信じている。だが貴君の愛の分子は、まだ彼女の中で構造化されていない。いかに伝播しようかこの熱い気持ちを。貴君は悩むだろう。そして年一度のチャンスに賭ける。そうだ、誕生日に贈り物を贈ろう

何を贈るべきか。のっけからジュエリーを渡す男はいまいが、アクセサリーや雑貨グッズを品定めする男は多い。フレグランスはどうだろうか。映画のカップル券なぞはどうだろうか。わたしに言わせればいずれもノーである。そういうモノや約束は、恋愛未満の相手には負担になるだけだ。何なのかしら・・・ウザいわね、あの男・・・とドン引きされるのが落ちである。

ギフトは、数日の命の儚い花束がいいのだ。さっと渡して消え去るぐらいの鮮やかさがいい。ほのかに愛に気づかせる。だが貴君は敵を撃ち殺して立ち去るガンマンのように、すでに余韻を残して彼女の視界から消えている。彼女は思う。あたしは愛されているのかしら?すると、花の間にメッセージ・カードが見える。カードには言葉はない。ハートの図の真ん中に、ひとつの焦げた穴が開いているのだ・・・。

 Yuuhi Cherryさんは知らなかった夕陽のガンマン。
 画像出典 http://kobe.cool.ne.jp/kazuo1/yuuhi.jpg

【勝手にアドバイス】
花ギフトのコアコンピタンス」とは何だろうか?それは「儚さを売る」ことなのである。ハートへの銃弾の痕を嗤うなかれ。男とは、男のギフトとは、ほんらい儚いものなのである。

このフルーツフラワー商売を日本に上陸させるとしたら、フランチャイズ店は花屋なのか、フルーツ屋なのか、それを考えるともっとわかりやすい。花のかたちをしているフルーツは花ではない。なにしろ花の儚さがそもそもないからだ。あるのは、花で満腹するという贈られた人の胃袋である。

花束もフルーツフラワーもどちらも消化されるギフトだが、前者はマインドで消化され、後者は胃袋で消化されるのだ

つまり花ギフトのコアコンピタンスとは、贈られ手に儚く消化される顧客価値である。花屋さんにあり、フルーツ屋さんに無いのは、儚さをマインドギフトのニーズに転換する商売の知恵である。胃袋だけでなくマインドで消費させることをコアコンピタンスにしたフルーツフラワー、さすがである。

今日は以上です。

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