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2007年7月29日 (日)

塩アイスクリームという自由

暑くなったかと思えば大雨の降る選挙サンデーになった。皆さんは選挙へGo!されたであろうか?わたしは名前からして「選挙に郷」しました(のっけから失礼デス)。候補者にとっては、甘美たる結果に終わるか、はたまた辛口な結果となるか、分水嶺の瞬間を迎える。

甘いか辛いかまだわからない状態・・・!とひらめいたのが「しょっぱさ」。しょっぱいと言えば。選挙で疲れた身体は塩でシャキっとするし、選挙の敵にも、時に塩を送ることもあったかもしれない。いや、負けた上に選挙違反で捕まるという、傷口に塩を塗るようなケースもあろうか。

そんな思いから、今日は甘いアイスクリームに塩が?というテーマ。

【勝手にアドバイス Vol.215 塩アイスクリームという自由】
一昨年あたりから、塩アイスクリームが流行っているという。ネットで調べてみれば、あるわあるわ、驚きました。まずこれは「寒天・知床深層塩配合 塩アイスクリーム」である。

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知床深層塩使用の海洋深層水とは
深層水とは地球レベルで約3千~5千メートルの海底を奥深くゆっくりと、太陽光が届かず光合成が行われていない深い層の海水で、約2,000年以上の歳月をかけて地球を循環していると言われています。(中略)この地域を「湧昇海域」(わきしょうかいいき)と呼び、清浄で栄養分の豊富な海洋深層水が流れています。

引用元 http://store.yahoo.co.jp/genki-hi/b4a8c5b7a1.html

知床・羅臼の「湧昇海域」の海水から取れた塩分が主原料。そしてアイスを固める材料には普通使われるゼラチンではなく、寒天をつかう。自然へのこだわりだけでなく、舌触りの良さを追求したものであろう。120ml×6個で2520円なので、@420円。

 000a000a5_1 Ice_01

別のサイトを見るとバリエーションを発見した。「塩」「紫蘇(しそ)」そして「昆布」である。昆布片がアイスに混入しているなんてオツである。

【海の塩アイスクリーム】
京料理「菊乃井」の和風アイスクリームも旨そうだ。「海の塩」という名前で、沖縄宮古島の天然塩を使ったものだそうだ。食べるとやみつきになるというほどの美味だという。1個368円で渋谷東急東横店などで販売中。

 60531depart
 参考 http://www.asahi-mullion.com/column/depart/60531depart.html

和菓子の老舗までが塩アイスに参入していたとは。たしかに味を引き締めるために、おはぎなど餡にも塩を入れる。そう思えば塩アイスクリームも不思議ではない。

【高いと思えば自分でも作れる】
塩ナビというサイトでは「塩アイスの作り方」を紹介している。市販のバニラアイスクリームに塩を1%の割合(アイス100g、塩1g)で混ぜ、牛乳または生クリームと練乳で味を調える。わりと簡単である。

 Ice_01  塩分過多には気をつけよう。
 http://www.shio-navi.com/blog/archives/2005/08/vol3.php

【とどめはチョコ塩バニラ】
Gigazinにはこういう記事がある。『チロルチョコ「塩バニラ」は本当に塩アイスの味がした

 01_m  03_m 04_m 

塩味が確実にバニラのコクを増した、まるで塩アイスを食べたときと同じような驚きでした・・・とあるのだが、こんな商品が表れるまで塩バニラブームだったのである。知りませんでした。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070531_tirol_choco_shio/

【勝手にアドバイス】
かつて日本では塩は専売されていた。

もちろんそれは日本専売公社である。それが存在したことさえ、わたしの愚娘あたりではすっかり伝わっていないが、専売という意味は流通の根っこをおさえるという意味であり、要は租税の徴収目的であった。塩の専売のそもそもの成り立ち経緯は、日露戦争のための戦費徴収と、安価な外国産の塩に対抗するための一種のカルテルであった。それは1905年である。自由な流通を制限するために、専売制を引いて価格を統制し、製塩業の保護をするのが目的であった。

ゆえに日本専売公社が民営化され(1985年)、塩の専売制が廃止され(1997年)、塩の販売が自由化されるまで(2002年)には、御上運営から民営化まで、実に約100年にもわたる長い道のりがあったのである。もっとも塩販売は自由化されたが、塩の製造・販売には今でも財務省への届出が必要である。100%民営化が実現していないのが実情である

御上国家ニッポンの象徴のひとつが「塩」であった。

選挙の日(2007年参院選)に塩について思うことが2つある。ひとつは「地の塩」という言葉。その意味は「塩は腐敗を防ぐ効果」がある。選ばれた者は腐敗から離れてもらいたい。

もうひとつは「塩アイスクリームという自由」。アイスクリームに塩を入れるという自由な発想は、御上の管理下から生まれないのである。御上から民間へ。この基調からずれてはならない。

今日は以上です。

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コメント

トモさん、コメントありがとうございます。
優良誤認、景表法違反も表現によってはありでしょう。塩ですから“締める”という効果の雰囲気はありますが、クスリではないわけですから、塩で締まったぁ!という心のゆるみ、それが効果なのかもしれませんね。

投稿: 郷/marketing-solty | 2008年2月29日 (金) 09時25分

でも、自然とかミネラル豊富とかで
塩も優良誤認で公取にパクられてますけどね・・・

投稿: トモ | 2008年2月28日 (木) 22時24分

トモヨさん、甘塩コメントありがとうございます。
甘塩ちんすこう、ていうのは変化球でござんした。

思い起こせば昨年9月18日より、アメーバからココログに引越て毎日書いてまいりました。アメーバから紐解けば、だいたいすでに400回ぐらい続けています。あと47回書けばココログで365達成なので、そこを区切りにしたいと思っています。毎日書くのはそれでお仕舞いにします。
書いてきてわかったことも多々あり(仕事領域、仕事派生領域、所属組織との意識乖離等々)、良い区切りでしょう。
あと47回、とりあえずお付き合いください。その後も書きますけど。よろしくお願いします。

投稿: 郷/Marketing-brain | 2007年8月 2日 (木) 09時13分

こんにちは。
先日塩バニラチョコ食べましたよ。
記事にもあるようにジャリッとしました。
甘みと塩気がちょうどよいハーモニーでした。

塩バニラがはやっていたのは知りませんでしたが、
塩味の商品が増えているなとは思っていました。
私の中での代表格がこの、塩味ちんすこう です。
甘ショッパさにはまります。おいしいですよ!

http://www.okinawajoho.jp/shokuhin/kasi_tinsukou_yukisio.html

投稿: トモヨ | 2007年8月 1日 (水) 16時30分

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