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2007年8月23日 (木)

Googleのyoutube新広告でyoumediaの時代へ

2007年8月21日にGoogleが発表した新広告フォーマットは、昨年買収したyoutube動画にフラッシュ・アニメーションで透かしを入れるというものである。この広告フォーマット、すでに22日から開始されたという(いくつかチェックしてもまだ当たらない)。

Googleによるyoutubeの買収には1900億円が投じられ、その金額の大きさに疑問符も付ける人もいた。だが毎日1億人以上が利用する動画媒体というメディアが他にあるだろうか?使い方によっては途方もない収益がGoogleに、そのおこぼれが「世界のみんなに」生まれる可能性がある。

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 You Drive the YouTube Experience

まだほかほかのニュースなので、的外れもご容赦いただきつつ、勝手に書いてみたい。

【勝手にアドバイス Vol.228 Googleのyoutube新広告でyoumediaの時代へ】
まずその概要説明を引用する。
Flashアニメーションで作られたYouTubeのミニコマーシャルは、ビデオの下の方に透けるように表示され、10秒間で消える。広告が表示されると、ユーザーはこれをクリックし、再生中の動画を一時停止することができる。その後ユーザーは「プレーヤー内プレーヤー」に誘導され、広告主のコンテンツに接することができる仕組みだ。広告の外部をクリックすれば、ビデオ再生がまた始まる。
引用元  http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20354891,00.htm

動画を見だしてから15秒後に広告が表れ、広告は10秒間続き消える。Googleではさまざまなテストを繰り返して、その秒数を決めたとされる。TVのスポットよりも短い10秒広告というフォーマットは、ネットでは視聴者の許容値が、TVより小さいということであろう。

ちなみにわたしは日経のブロードバンドニュースは見ない。なぜなら見たいニュースビデオ30秒のために、同じくらい長い広告を延々と見せられるのが実に苦痛だからだ。いらいらしてその広告主の印象はいつも悪くなる。だからもう日経BBはやめた。Googleが取り組んできたのは、そのイライラをさせない広告手法なのである。
参考 http://www.youtube.com/blog?entry=rQpNsTzbgqM

【フラッシュアニメ】
その解が動画内のフラッシュ・アニメーションである。Googleによれば10秒のフラッシュ広告への許容度は高く、しかも同じ動画の2度目の試聴には広告が表示されない工夫もある。事前のテストでは、フラッシュ広告を見た人の内75%までが、広告をクリックした後も元の動画を試聴しているという。つまり動画で広告を観れば両方見る人がほとんどということだ。

 Google

これは実に示唆に富むポイントであり、動画の内容と広告の内容に密接な関係が築ければ、従来にない広告とクリップの一体感がつくられるということである。広告は広告、クリップはクリップという垣根がぐっと低くなることは間違いない。

【検索サイトの広告と動画サイトの広告の違い】
従来のアドワーズ広告では、検索キーワードに関連する広告が右手に掲示される。わたしはクリックしたことは何度もあるが、正直いってあまりぴったりするサイトにであったためしはない。それはなぜだろうかと考えた。

検索は必ずしも商品を探すだけではない。Googleを使うわたしの目的のほとんどは「記事など情報を探すこと」「質問を投げかけること」「人を探すこと」「言葉を探すこと」など、幅広く探すことが目的である。探すという行為と広告は必ずしも親和性が高いとは言えない。論文を探しているのに商品サイトの紹介が出てきたらかえってイライラする。

広告と検索はマッチしなくはないが、或る点で親和性は高くない。それが検索クリック広告の限界である。一方youtubeの動画サイトは、そもそも「楽しむ」ためにある。試聴時間帯は仕事後でリラックスタイム。検索でカリカリしていない。たとえばDixie Chicksのビデオを観ていて、そこにChicksのグッズやチケット広告があれば迷わずクリックする。youtubeと広告は検索サイトと広告よりもペアリングが良い。

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                 下の文字が広告って感じで。

【フラッシュ広告はかんたんに作れる】
 GoogleのSeth氏は、広告主らがFlashコンテンツの製作に向け準備万端であることに驚いたという。テスト期間中に協力を得たおよそ20社の企業の大半は、すでにFlash開発の経験のあるスタッフを揃えていた。「まだモデルが確立していないにも関わらず、広告主らはこの広告フォーマットにうまくなじんでいた」
引用元 同

フラッシュならではの良さは、すぐに作り替えることができる点である。広告主自体が社内で作り直しができるのであれば、印刷会社は不要である。もっともたった10秒のフォーマットでクリックしてもらうためには、プロとしての表現力も必要である。さらにその先の動画の需要も増加する。ウェブデザイナーには新たな収益源となるし、アニメ関連の専門学校生の新アルバイトにもなる。

【何よりも「みんなの収益」が生まれる】
youtubeが実現したことは「自己表現を地球上に公開できる」という革命であった。

Googleの新広告フォーマットは「自己表現で収入をもたらせる」という革命になりそうだ。わたしはそれをyoumediaの時代と呼びたい。

PV(ページビューだが動画ならAV=アニメ・ビューと言うのか?)数が増えれば増えるほど、広告主からの分配がある。多くのクリックを集めればその投稿者には多くの収入が入る。話題になれば何百ドル、何千ドルも夢ではない。

【勝手にアドバイス】
どこからでも参加ができるのがウェブの革命である。ホームページもメルマガもブログも動画投稿もそうだった。動画+広告もまた付加価値革命である。

オモシロい動画を作って投稿すれば広告収入が得られるかもしれない。気の利いたフラッシュ動画をつくる技術を持てば新広告表現が作れるかもしれない。動画とマッチした広告なら、他の広告メディアより気分良く広告を見ることもできる。可能性がまた広がった。今日は以上です。

Googleの新機能=天体が見えるサービス。これも凄い。

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