Hat Love/帽子ラブ
今年もいよいよ暑くなってきた。陽射しが刺すように痛いので、最近わたしは帽子をかぶって通勤、顧客訪問をしている。まだ板についてはいないが、帽子の自分に慣れてきた。似合っているわね、というお世辞にも慣れてきた。帽子をかぶる理由は陽射し以外にも二つ理由があるが、今日はそれらはテーマではないので割愛する。
わたしに触発されたわけではなかろうが、同僚のCherryさんもジュリー(沢田研二さん)がかぶるような素敵な帽子を買ったという。カタチも色も素材も羽根も、キュートなのである。ぜひかぶってきてほしいものだ。そんなこんなで、巷では帽子が流行っているように思われる今日この頃、帽子をテーマにしたい。
【勝手にアドバイス Vol.218 Hat Love/帽子ラブ】
「帽子かむり」という、日本の会社員としてはマイノリティになったわたしは、当社も加入している東税健保(正確には東京税務会計事務所保険組合)の機関誌『東税健保だより』に帽子づくりの記事があるのを見逃さなかった。こうした機関誌をじっくり読む人も少なかろうが、帽子をかむる男性というマイノリティになると、端端に目はしが効くようになるものである。
帽子デザイナー山之井美穂さんのアトリエ L'ART DE CHAPEAUX(アール ド シャポー) では帽子づくりの体験レッスンが受けられる。その体験記事から引用する。
体験レッスンで作る帽子は、布帛で作るカジュアルなツバ付帽子。「芯を入れて、ツバの角度が変えられるように作ります」と山之井さん。洋裁初心者でも簡単にできると言うが、ちゃんと使い物になる帽子が出来上がるのか、ちょっと不安…。
引用元 http://www.touzeikenpo.or.jp/backnumber/taiken/07.08bousi.html
生地を選び、型紙をあてて切り、生地をアイロンがけ、それぞれのパーツをミシンで縫い合わせる。縫い合わせた後は「割台(わりだい)」と呼ばれるアイロン台を使い、縫い代にアイロンがけをして曲線を仕上げるそうだ。ぜひ参加したい!と思ったのだが、なんと女性オンリー。とても残念。ベーシックから特別クラスまでさまざまな帽子が作れるそうだ。体験料金は材料込みで7350円。他にも月1回の通学コース(ベーシック、アドバンス、スペシャル)があるそうだ。
http://homepage3.nifty.com/hatlove/
【帽子デザイナー山之井さん】
山之井さんはそもそもは普通のOLをされていて、勤め帰りに帽子の基礎を学び、帽子製造会社に転職された。そこでみっちり技術を身につけ、2003年にアトリエL'ART DE CHAPEAUXを開き独立されたという。
「帽子って1色の無地よりも、何色か色が入っている方が合わせやすいんですよ。(中略)もっと帽子のお洒落を楽しんでいただきたい!特に30~40歳代の女性の人たちに。帽子をかぶることによって小顔に見せたり、顔色を明るく見せたりすることもできます。その人に似合うかぶり位置もあるので、いろいろと工夫してみるとよいと思います」 と語られている。注文は15000円くらいから。
引用元 http://chisa.e7272.tv/reportL8544.html
今日のブログのタイトルHat Loveとは、山之井さんのサイトの名称である。わたしが気になった作品をいくつか転載させていただく。山之井さんには、ぜひ男性向け帽子づくり講座を作ってほしい。限定されているとしても、潜在的な需要が根強くあると思う。
【着物からよみがえる手作り帽子】
アンティークの着物やデットストックの反物から、ハンチング帽を専門に作っている工房がある。
ハンチングをオリジナルで製作しているのが、京都の町家に店舗兼工房を構える織布(オリーフ)だ。下の写真は店内の商品棚に並べられた帽子だが、使われている素材が何か、お分かりになるだろうか。実はこれらはすべて、大島紬や結城紬などの伝統織物から作られている。
引用元 http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/person/070731_orife01/index.html
ハンチングはどうもギャングやオヤジ臭いイメージがあって・・・と思っていたが、この女性のハンチングを見ると「いいな」と思った。写真のキャプションには「天井部分に結城紬、側面部分に久米島紬を使ったもの。いずれの織物も国の重要無形文化財に指定されている」とあった。
【オリーフ/Orifeのコンセプト】
紬(つむぎ)とは大島紬や結城紬に代表されるような織りで絵柄を出していく手間の掛かった織物です。(中略)上質の生地を若い方は着物好きと言われる方に気軽に触れていただけるように帽子という形に変えてみました。これにより生地のもつ風合いを日頃身近に感じてもらう事が出来るのではないかと思っています。
引用元 http://orife.net/new%20concept.html
アンティークの着物を調達し、着物を解く。水洗いをして、伸子(しんし)針を打って皺を伸ばす。アイロンがけをして裁断に適するものにする。こうしたはぎれから右側のオーダー・ハンチングが完成する。素敵な出来映えである。ある注文主のブログから。
ある注文主 http://takemi-life.cocolog-nifty.com/sundayisland/cat6900973/index.html
織布HP http://orife.net/index.html
なぜ着物なのか、実は理由がある。
着物は洋服よりもリメイク(仕立て直し)に向いている。洋服が人間の身体の曲線に沿うようにカッティング、縫製されているのに対して、着物は長方形の布地を直線で縫い合わせているだけ。それゆえに、縫い糸をほどけば長方形の布地に戻るので、仕立て直すことも容易なのである。
引用元 http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/person/070731_orife01/index.html
【勝手にアドバイス】
わたしは帽子初心者である。ゆえにアドバイスなぞはできかねる。だから初心者なりの視点で、こんなものが帽子づくり/販売のサイトでもあればいいなという提案にとどめたい。
①コーディネイトの支援
アタマと顔がどういう形だから何が似合うか。自分の顔の画像を取り込んで3D化し、それにオーダーや既製品を組み合わせるようなことができれば楽しい。
②帽子かむりのエチケット
どのような場にどのような帽子がふさわしいか、ふさわしくないか。わかるようでわからない。保守的にはなりたくないが、まず原理原則を知りたいし、一方相手にどう印象づけたいか、どう見られたいか、どのような洋服や和服を着ると引き立つか、そんな帽子双六情報があれば嬉しい。
③帽子づくり
布持ち込みでオーダーメードしてくれるところもあるが、そこまでせずともパターンオーダーでいい。素材とスタイルのベースがあり、サイズを決め、つばの広さや角度、飾りをチョイスできて、内張布の選択など、一定のカスタマイズが気軽にウェブ上でできると嬉しい。
今日は以上です。
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