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2007年10月27日 (土)

ペットER

ペットを盲愛する人は多い。ベンガル猫につくね君という名前をつけて、つくね君の伴侶(?)に、2匹目の猫をお迎えし、「つ○れちゃん」という名前をつけようと思案する同僚Cherryさんもその一人だろう(○の中一文字は何でしょう?)。

 Dsc00072  つくね君・・・今日は後ろ姿で失礼します。

だがさすがのCherryさんも、ニューヨークのAnimal Medical Centerに駆け込む動物好きの人々にはかなわないかもしれない。24時間×365日で稼動しているこの動物病院は、動物版のER(救急救命室)であり、超音波装置や内視鏡もあれば、水中セラピーもほどこし、さらには抗精神剤までペットに打つのだ。

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【勝手にアドバイス Vol.265 ペットER】
米国のABCニュースをポッドキャスティングで聴いていたら、『Animal ER』というトピックスがあった。これが凄い内容だった。内容をリワインドしてみよう。

リンパ腫(腫瘍)を患って6ヶ月もの化学療法を受けたビション・フリーズ種のスージー。飼い主とともに定期検診にやってきた。「何か見つかると困るの」という飼い主のスザンヌさんは、昨年来医療費に1万2000ドルを費やしたという。1ドル120円なら144万円。だがスザンヌさんは家を抵当にいれてもスージーを守りたいという。

  Abc_susie_mom_071012_ssh  一命と取りとめたスージー。

33歳の黄色いオウムは肝臓病を疑い、超音波装置でチェックしたが、幸運にも影は見つからなかった。

  Abc_rose_071012_ssh  Abc_sonogram_071012_ssh オウムに超音波。

ねずみの飼い主ダイアンは、アパートの部屋に迷いこんできたねずみと友達になったが、癌が見つかり、除去するには1000ドル(12万円)が必要だった。

  Abc_mousy_071012_ssh 運が良かったねずみ。 

6歳のヨーキー、ジャスティスは、気管支炎に罹ったあと、気分が落ち着かなくなり、飼い主に噛み付くようになった。心配した飼い主はジャスティスをERに連れてゆき、そこで精神科医に診てもらった。「犬の精神科医」という職業があるのは、軽いショックだった。

  Abc_justice_cute_071012_ssh

ジャスティスのかかりつけ医のエリーズ・クリスチャンセンは「わたしは犬の精神科医をしています、というとたいていみんなに最初は笑われるの」と話す。カクテル・パーティでの話題では人気ナンバーワンだとか。「ねえねえ聞いて。最近はね、犬の精神科医っているのよ」と。そうだろう、同感だ。

だが飼い主が出かけた後、部屋をめちゃめちゃにするペットもいる。それを精神病ととらえるのはどうかと思うが、誰かに噛み付いたり襲い掛かるとすると、訴訟社会のアメリカである。そこでペットの精神科医も必要になるのだ。

やがてプロザック(抗精神剤)を服用させるのも珍しくなくなるのであろう。ジャスティスには心の病だけではなく、他の疾患もあるそうで、総額1万ドルを超える費用がかかるそうだ。とりわけ精神科は保険の対象外なので実費である。それにしても・・・消費大国の果てのアメリカは、ペットまで病んでいるのだろうか?

【ペットERは成長産業】
このAnimal Medical CenterはペットのMayor Hospital(アメリカの高名な病院)と言われるくらいだから、なんと年間5万匹のペットが持ち込まれる。いやせめて「搬送される」と言い換えよう。すでにアメリカではペットのER対応の病院が何百とある。

開業時間が決まっているたいていの動物病院と違って、ペットERであれば緊急の救命措置をとれる設備と人員が配置され、24時間体制で受療が可能である。ちょっと古い記事からチェックしたが(1999年)、その時点で過去20年でペットERは400箇所以上増加したというくらいだから、成長産業なのである。

【日本ではどうなのだろうか?】
「夜間動物診療」という看板を掲げ、夜間のみ開業している動物病院「ネオ・ベッツVR夜間センター」(大阪)がその一例である。

 Yakan_main 夜間のみ開業。

家族の一員であるあなたの動物が夜中に突然不調を訴えた時に主治医の先生と連絡がつかない。
このようなことでお困りになったことはないでしょうか。ERセンター(ネオベッツ夜間VRセンター)は常時、熟練した獣医師と動物看護士が待機し、緊急時に備えています。

引用元 http://www.neovets.com/yakan/index.html

診察時間は21時から翌朝5時までという時間帯。緊急の措置をとるだけで、基本は翌朝主治医に返すまでの処置をするそうだ。それでも開いているという安心は大きい。「料金は相場より少し高いです」とわざわざ書いてあるのも当然だし、かえって良心的な感じがする。

興味深いのは「ワンちゃんの献血にご協力をお願いします」というバナー。人のようなABOではないとのことだが、頚動脈からの採血で、全血保存(約3週間)、その後は血漿成分を凍結保存して、緊急時に使う。

 Banner_kenketu2
 http://www.neovets.com/kenketsu.html

ドナー登録をすると「血液型を刻印したロケットを愛犬に作成致します」。ロケットを首輪にぶらさげて、緊急時に犬同士の助け合い。これもすばらしい取り組み。
 
 Kenketurocket  Kenketuno_6  献血バッグ
 http://www.neovets.com/kenketsu.html

【勝手にアドバイス】
ペットERの記事について、購入後のペットが病気になった犬の飼い主からのコメントがあった。買った翌日から具合が悪くなったので、ペットショップから「返品、交換しますか?」と聞かれて、すでに家族の一員なのだからクーリングオフなんて!と憤慨して断った。いくらかけても治します、と。

そういうものなのだ。昔、ヨークシャやプードルでブリーダーまでしていた母と、具合が悪くなった犬を連れて深夜に動物病院に何度か行ったことがあった。わたしが払うわけではないが、いったいいくらなんだろうと時間外診療費にハラハラしたこともあったが、アメリカほどではなかった。しかし母にしてみれば、お金なんかという気持ちだっただろう。ペットは子どもと同じ。そう考えればペットビジネスはまだ奥深いものがある。今日は以上です。

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コメント

まゆさま。
お買い上げありがとうございます。ペットグッズってアフィリエイトに向いている(笑)。Cherryさんに言っておかなきゃ。

投稿: 郷/Marketing-Brain | 2007年11月26日 (月) 13時09分

さっそくいろいろ買いました~♪>バニーヴィル
ありがとございます

エヘ 届くのが楽しみです~(^^)

投稿: まゆ | 2007年11月25日 (日) 17時06分

>まゆさん
(こんなところからご連絡)
昨日上海で見つけたのは、レスポートサックの
バニーヴィルという柄のバックです。
http://plaza.rakuten.co.jp/mikenyanko3/diary/200711170004/

投稿: Cherry | 2007年11月20日 (火) 09時59分

>魚かお肉かの違いですね、つみれとつくね
コメントありがとう、Cherryさん。
つみれとつくねの串刺し写真をお願いします♪

投稿: 郷/うふふマーケティング・ブレイン | 2007年10月31日 (水) 22時18分

mixiでも、けっこう当たりが出ました。
そう、つみれです。
女の子の予定だったから、ぴったり!と思ったのですが、
男の子。ま、いいか。
魚かお肉かの違いですね、つみれとつくね。

投稿: Cherry | 2007年10月31日 (水) 13時41分

まゆさま。
へぇ。次は来月後半になりそですが、東急ハンズ、チェックしてみます。ちなみにわたしは3冊目のジョルディ・ラバンダのノートを購入しました(笑)。
その隣にちらりとウサが見えました~♪

投稿: 郷/Marketing Brain | 2007年10月29日 (月) 22時08分

え~(´`) 次回はよろしくお願いします…とちゃっかりおねだりしてみる(エヘ)>ウサたん柄ノート

投稿: まゆ | 2007年10月28日 (日) 20時43分

Mayuさん、コメントありがとう!ピンポン!先日聞いたのですが笑っちゃって(♪)もっとも寝ん猫の決定&お迎えはまだだそうです。
「つぶれちゃん」かわゆそうですね!
そうそう、名古屋の東急ハンズにウサちゃん柄のノートがあった!けど買ってきませんでした、すみませ~ん。

投稿: 郷/マーケティング・ブレイン | 2007年10月28日 (日) 20時05分

「つくね」ちゃんときたら次は「つみれ」ちゃんなのでは!(食べ物シリーズ)

余談ですがうちには「つぶれ」ちゃんというウサがいました(なでるとつぶれるから)

投稿: まゆ | 2007年10月28日 (日) 13時51分

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受信: 2007年11月16日 (金) 20時11分

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