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2007年10月20日 (土)

東芝マンモグラフィと映画「Mayu」

2007年のグッドデザイン大賞候補15件が発表された。15件の中から次の6件が、2007年のグッドデザイン大賞候補に選ばれ、10月25日の大賞選出でひとつに絞られる。

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この6件からであれば、2007年は環境保護が巷に浸透した年であったし、経営面でさまざまな苦難があったサンヨーに1票を投じたい。だが「大賞にはこれを!」と思ったのは、6件には漏れたが東芝メディカルのマンモグラフィ“ペルル”である。

【勝手にアドバイス Vol.260 東芝マンモグラフィと映画「Mayu」】

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マンモグラフィとは乳房専用のX線撮影装置です。『乳がん』の早期発見に最も有効とされています。しかし日本におけるマンモグラフィ検診の受診率はわずか2%です。

引用元 http://www.g-mark.org/library/2007/best15/07A11053.html

乳がんの発症の危険性は高く、23人にひとりという統計もある。このため欧米諸国では受診率7割まで上がっているのだが、日本ではなかなか受診率が高まらない。早期発見さえすれば落命しないのだが。

 Sheryl_crow シェリル・クロウさんも早期発見で助かった

なぜ受診率が高まらないかといえば「マンモグラフィ検診は痛い」というのが一因だとされる。ある人は「万力のような器具」でぐいっとはさむと表現している。それは検査装置で、乳腺を診るために乳房を薄く均一に広げる必要があるからだ。それが痛いという人もいれば、それほどでもない人もいるそうだが、なんとかもっと乳房に優しい検査はできないものか。これが東芝メディカルの開発テーマだった。

【受診者の痛みを和らげる開発】
東芝メディカルの『ペルル』は次の3つの安心感を軸に開発された。

①視覚的な安心感: ラウンドフォルムの柔らかい形とパールホワイトの色彩
②触覚的な安心感: 体に触る部分の機械的冷たさを感じさせない素材、そして装置の硬さを感じないラウンドシェイプ。
③圧迫時の痛みを軽減: 「痛みの少ない」圧迫システムを採用(圧迫スピードを変化させて、受診者の様子を見ながら痛みの低減させる)

マンモグラフィでは唯一の国産メーカーである同社の、マンモグラフィ開発陣はすべて女性である。
最近、マンモグラフィ検査は痛いというイメージが一人歩きしているのが心配です。撮影時には乳房を圧迫するのですが、それには理由があります。圧迫すれば、よりクリアな画像が得られて乳がんの早期発見にむすびつく可能性が高く、X線量も少なくて済むのです。そうした知識の啓蒙も、マンモグラフィ普及のために必要です。
引用元 http://www.toshiba.co.jp/ad/yashio/no05/index_j.htm

 Mainphoto_f3 開発者のひとり、高橋理奈さん

大賞候補になった理由として、『本デザイン開発プロセスでは女性が中心となってこの機器が持つ問題点(物理的、人間的、設置環境、操作などの要素)を本質的に追求し、高度な次元でデザインがまとめられている』という評価が与えられた。

【Mayu -ココロの星-】
折りしも、平山あやさん主演の映画『Mayu -ココロの星-」が公開中である。これは乳がんに罹患したヒロインが、病気と戦う話。

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「Mayu -ココロの星-」は、21歳の若さで乳がんを患いながらも、前向きに生きようとする女性の心の成長を描いた人間ドラマ。大原まゆの闘病記『おっぱいの詩』を原作に、「プラトニック・セックス」の松浦雅子が監督・脚本を手掛ける。
引用元 http://omosironews.livedoor.biz/archives/315080.html

札幌市内の広告会社で働くまゆさんの母は、彼女が小学校3年生のときに、卵巣がんを発症した。まゆさんは入退院を繰り返す母(浅田美代子さん)に代わり、家事もし勤めもするがんばり屋。だがふと胸にしこりを覚えたのがきっかけで検査を受けると、乳がんであることを宣告される。しかも「9割の確率で悪性です」と。

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この映画のエグゼクティブ・プロデューサーの水野清さんは男性だが、原作本を読み、すぐに映画化を著者と交渉。原作者は「病気モノ」と扱われるのではないかと危ぶんだ。だが「男として、乳がんから女性を守り、救いたい」という水野さんのほだされ受諾。そして女性の監督(松浦雅子さん)を起用した。

松浦監督は平山あやさんに「難しい役だけど演技をしないでこの映画の中で生きてみて」と要望し、平山さんはすっぴんで挑戦。主人公が死ぬドラマチックな話ではなく、日常の生活を視点に持つ作品になった。

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【勝手にアドバイス】
グッドデザイン大賞は、結局Wiiだろう。Wiiリモコンというコンセプトの新しさ、世界市場へのインパクトから見ればそれが当然。

けれども個人的には、やさしい検査のマンモグラフィを大賞に選定してほしかった。受賞で広く受診率をアップさせるメッセージとなればよかった。おっぱいは女性にとってシンボルであるし、わたしはもちろん、あらゆる男性は女性のおっぱいが好きなのだから。今日は以上です。

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