MYアフィリエイトからの社会貢献
武士は喰わねど日々ブログ、それが(少なくとも今のところ)わたしのモットーである。何を言いたいかと言えば、アフィリエイト(商品やサービスをブログやHPで紹介して成果報酬をもらうこと)も広告も、やっていないということである。その気持ちは貫きたいと思う。
わたしのブロガーズ楊枝とは裏腹に、昨今はアフィリエイト市場が拡大している。広告主から見れば草の根の宣伝がバナー広告よりも効くという判断があるからだ。だからポータルサイトへのバナー広告の出稿が減っており、「企画広告(インタビューやエッセイなどをからませる)」で売上をカバーしているのが実情である。バナー広告自体の表現力の乏しさもあり、それならいっそ消費者に広告をゆだねようという計算である。
大手企業で始めてアフィリエイト・ビジネスに本格的に乗り出すのが、OCNを運営するNTTコミュニケーションズである。「へえ~っ」という驚きで、武士のお尻もモゾモゾして、思わず楊枝が唇から落ちそうになった。副業で儲ける人もいるというアフィリエイトについて、今日は考えてみたい。
【勝手にアドバイス Vol.264 MYアフィリエイトからの社会貢献】
消費者として企業の商品・サービスの価値を体感したうえで、自ら積極的にその商品・サービスを他の消費者にも薦めたい、という個人が運営するブログなどを中心に広告掲載依頼を行い、消費者の視点での広告・販売促進プログラムを推進します。
引用元: http://www.ntt.com/release/2007NEWS/0010/1001_2.html
漢字がとても多いNTTらしいプレスリリースだが、かんたんに言えば650万人ものOCNの会員を背景にして、大手企業からアフィリエイト広告主をつのり、それをメニュー化して、ブログなどでアフィリエイトしてください、というものである。
なんと言ってもアドバンテージはNTTコミュニケーションズの信用力であり、安定したネットサイトの運用実績、そしてOCNの規模である。ゆえに10月1日から始めたばかりだが、広告主は大手企業がずらり。アスクル、イーオン(英会話)、オスカープロモーション、住友不動産販売、日本旅行、主婦の友ダイレクト、二木ゴルフ、ピジョン、ビックカメラ、ベネトンなど。これならアフィリエイトする側も、NTTコミュのサイトから申し込もうかと思わせる。
広告主への配慮もあり、エッチサイトなどは排除する仕組みを二重、三重にかけている。アフィリエイト報酬も企業ごとに明朗会計で、手続きもフローチャートでわかりやすい。アフィリエイトのイメージは確かにアップした。
【アフィリエイトをする人は何が欲しいんだろう?】
お小遣いが欲しい、と言われればもちろんそうだ。だがお小遣いが先なのか、ブログが先なのかと聞かれれば「アフィリエイトはおまけです」が大半だろう。とはいえ、わたしもよくセカンド・ブログからTBをもらう。それは単なる商品紹介だけのサイトだ。正直言って、その種の下品なサイトからアフィリエイトがあるとはとても思えない。
古い調査(アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2005年)だが、アフィリエイトをする人の7割が月収1000円未満である。むしろパートナー企業(広告主)の「特典がもらえることをメリットと感じる人が多い」とされるくらいだ。
アフィリエイトを事業化したようなものでドロップシッピング(無在庫の販売サイトを持ち、受注後メーカーなどに発注する)がある。その調査「ドロップシッピング意識調査2007」でも似たような結果である。「収入がないが68.5%。1000円未満が15.7%」。
だから、せいぜいお小遣いなのである。自分自身のネット購買行動を考えればそれは当たり前だ。よほどの衝動買いでないかぎり、直接そのサイトを検索して買おうとするでしょ?もちろん、誰かにお奨めされて買うことはある。Amazonの書評で「買うか買わまいか」のとき、☆の多い批評家は参考になる。
【宮崎あおいさんはMYアフィリエイトか・・・YESです】
MYアフィリエイトのトップページには、宮崎あおいさんのフォトに関するインタビュー記事が掲載されている。
2台のオリンパス。 あおいさんの撮った写真
わたしがあおいさんファンであることは、MYアフィリエイトに転載されている彼女の写真をすべて熟知していることで明らかである(Olympusのキャンペーンを追尾しておりますので_笑)。彼女の目には憧憬がある。身体ごと引き込まれる・・・それはさておき、彼女の写真への思い入れ、撮影した作品、ファインダーからの気持ち・・・ウエブサイトを通じてそんなことを知り、彼女のフォトエッセイまで買った(ミーハー・ミドルです_笑)。
(質問) 一眼レフのどんなところがお好きですか?
(宮崎) 何と言っても一眼レフの良い点は、自分でピントを合わせられるところですね。「ここ」って思ったところに、ピントが合った瞬間が気持ちいい!他にもおもちゃカメラを合わせれば、全部で8台くらいは持っているのですが、一眼レフを持っていればもっと良く撮れたのに!って思う瞬間は結構あります。
引用元 同
彼女が写真好きで(いずれカメラマン・デビューするでしょう)、良い写真を撮っているから、惹かれてしまうのである。アイドルとはいえ、その人となりが察しられるから、ああ・・・大口径レンズのカメラっていいなあ・・と。わたしはあおいさんを介して、確かにデジタル一眼レフに惹かれている。
【CGMは無視できないが・・・】
アイドル経由ならずとも、企業が口コミを無視できなくなったのは事実であるし、質の悪い広告より、誠実そうな個人の書き手の方がよほど信頼できるのも事実である。いわゆるCGM(消費者の口コミ力)はネットによって地球上の広がりつつある。わたし自身、マーケティング・ブログを書くようになって、一人ひとりが自己表現の武器を持ったことを実感する。
だがアフィリエイトには、ひとつだけ改善をしてもらいたいことがある。「わたしのブログはアフィリエイトや広告を含んでおります」という但し書きである。それがないと、どこまで何を責任をとるのか、まったくわからない。それが無くてアフィリエイトやドロップシッピングをされると、そうと知ったとき裏切られた気持ちになる。
【勝手にアドバイス】
ブログやHPを開く人は誰でもちょっとした社会貢献がしたいのだ。それを高楊枝と言ってもいい。ネット上のブログやHPやSNSというメディアを通じて、人や企業や団体とのつながりを得たい。新しい人間関係を築きたい。出会いを通じて自分がやりたいこと、やれることを見出したい。さまざまな想いをこめて書いているのがブログであり、HPであり、SNSである。
その努力たるやたいへんなのでお小遣いを欲しがること自体、わたしは大目にみてあげたい。ブログやHPでの自己表現するのが先で、アフィリエイトは二の次であるという前提だが。
そこでひとつ提案がある。せいぜい1000円/月なら、全額を環境保護や恵まれない国の人への募金にまわすのはどうだろうか?ウエブサイトにこういうバナーをつける。
「このブログはアフィリエイトが成立した場合、環境保護と貧しい国に全額
(または一定の比率)を寄付いたします」
超過収益(1001円以上とか)はそのサイトの開設者がもらう。そうすれば良いこともできて、閲覧者が増えれば自分の収入も得られる。このアイデアいいと思うのですが。今日は以上です。
宮崎さんの写真。テーマ=「自分の足で歩こう」かな?
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