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2007年10月22日 (月)

手書きテストの復権/ゼブラ手書き採点リンク

メールを出そうか出さまいか・・・せっかち&拙速メール癖のわたしにしては、珍しく迷った。「どうだった?できたよね♪」と軽い調子で聞けばいいのに、結局メールを出しそびれてしまって。

 あて先: MKさん
 件名: 日曜日の資格試験、どうでした?

戦友のMKさん、出来はどうだっただろう?心より合格をお祈りしております。その試験、わたしも受けたことがあるが、今どき「手書きのテスト」なのである。受験者は全国規模で多いので、採点もたいへん。採点結果の発表までたっぷり1ヶ月半はある。

・・・そうだ!採点をぐっと楽にするデバイス&ソフトウエアが発売された。今日のテーマは「手書き採点リンク」というデジタル文具。手書きで○や×をつける採点が、エクセルなどで自動集計されるという、先生お助けグッズである。

【勝手にアドバイス Vol.262 手書きテストの復権/ゼブラ手書き採点リンク】
ゼブラは10月3日より、手書きの採点作業を直接データにできる自動集計採点ペン「手書き採点リンク」を発売する。教員や採点作業に従事する人向けに販売するもので、手書きの文字などをデータ化できることが最大の特長。超音波を読み取るセンサーを搭載したベースユニットを解答用紙に取り付け、特殊なペンで採点すると自動的にパソコンにデータが入力され計算作業を進めていく仕組みになっている。
引用元 http://www.j-cast.com/2007/10/01011787.html

 0a40d243803b6a24c0aa8eb264dbd39cすらすら、ラクラク。

ゼブラのサイトの説明にはこうある。「今ある解答用紙の採点からすぐにお使いいただけます」。あら、ワラ半紙でもできるのだ!(今時ワラ半紙はないですよね)。ペンからのデータを取り込むセンサの付いた、ベースユニットに解答用紙をはさみこめばいい。

準備もかんたんで、パソコンに導入したソフトウエアにその試験データ(期末テスト 英語 設問構成 配点)を入れる。そして学籍番号順かしら、採点する生徒の情報(学年、クラス、氏名、番号など)を入力する。ベースユニットに各生徒のテスト用紙をはさみ専用のペンで配点をする。

 0a92681e5a60b34c6d9f1a45c531a762 はさみこんで採点。

【「○」「×」「△」の認識だけでなく・・・】
設問ごとに、専用ペンで手書きでチェックする「」を正解、「×」を不正解と認識して、採点をソフトウエア上でしてくれるのだ。○と×だけではないのだ。先生によっては「/」と書く人もいる。それも「×」と同じ不正解として認識してくれるという。

 Step1_img

なるほど!と思ったのは「」である。△を認識させるのもたいへんだったらしいけれど、その配点はどうするか。△はマイナス2点とかあらかじめ設定もできるが、「『△』の場合、付近に記入した数字を部分点として認識する設定も備えております」。本来なら正解は5点のところ、漢字が間違ったとか、式を書かなかったとか、マイナスやオマケをしたいときがある。そんなとき横っちょに「2」ないし「3」と書けば、その設問は2点/3点として集計してくれるという。(生徒よりよほど)賢い。

 Step2_img

こうしてPCで集計・合算した合計点数をテスト用紙に書き込んで終了!採点済みデータは、「個別の成績」「順位表」「正誤表」「分析グラフ」など、およそエクセルでできることは何でもできる。価格は1セット26,000円前後(税込)。

【手書き文化を否定せず、効率化できる】
この商品の良さは「手書き採点の文化を否定せず、面倒だし計算を間違えがちな部分(採点や集計)を自動化した」ところにある。つまり「よくできましたね」といったコメントや「二重丸」や「花マーク」を答案用紙に書くのは自由なのだ(ただしPCへデータとして転写はできない)。

先生からのひと言メッセージが、子どもには励ましになるから、そこは電子化したくない。手書き文化の良さを残しながら、採点という面倒かつ間違いが起きやすい部分をシステム化した。

  10022712173 及第です。

マークシート方式の共通一次試験の第一期生のわたしは、4択問題で人生を決めつけられるなんて!と抵抗感を(勝手に)あらわにした。だが、試験の結果が悪かった逆恨みといわれれば、それには同意する。いずれにせよ、人間を判断するのに「白か黒か」いや「マークが合致したか否か」は大嫌い。母校(中学)の美術の教師は、紙飛行機を階段から落として通信簿を決めたという噂があった。だが彼の方がマークシートよりよほど人間的だと今は思う。

【試験結果のネットワーク化の効果も大きい】
もちろん、電子化の良さは計り知れない。先生の仕事の効率化は第一で、それで生徒とのコミュニケーション時間アップになれば、いじめや登校拒否が減るのではないだろうか。

また、各教室で実施した「模擬試験」のデータをネットワークでアップロードすれば、瞬時で市レベルや県レベル、さらには全国レベルでの得点集計、分析が可能である。それだけでなく「インチキ」や「間違い」の発見もできる。あるクラスだけ得点が良すぎるとか、悪すぎるとか、異常値がシステマティックに発見できるからだ。教育委員会にはとっても朗報でしょう。

試験終了後3時間以内に、すべての親に試験結果を携帯メールで同時通報するなんてお茶の子サイサイだ。だがそれをやると、ゼブラは恨まれて筆記具の売上を落とすだろうな。

【勝手にアドバイス】
手書き採点リンクは、元々は手書き情報を電子化させるツールの応用製品。だが手書きアンケートのチェックとか、手書き在庫表受発注表のチェックなど、まだまだ手書き文化の残る産業界にも応用がききそうだ

何よりも「手書きテストを復権させよう」というコンセプトがいい。少子化なんだから、あんな米粒の塗りつぶしのテストは全廃して、生徒一人ひとりに向き合う手書きテストに変えませんか?

そうそう、MKさんをいつまでもソワソワさせないためにも、オトナの手書き試験にもシステムをどしどし導入されたし。今日は以上です。

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また読ませてもらいます。エルメス。 [続きを読む]

受信: 2007年10月22日 (月) 22時09分

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ども、キャメルです。 現在定期テスト真っ最中です^^; 今日は現代文・世界史・英語でした。文系科目ということで比較的やりやすかったのですがやはり難しかったです。。。現代文は時間が足りなかった。。。 とりあえずテスト期間中はテスト勉強を行い、あけたらまた普段の勉強に戻していこうと思います。 明日は古典と物理。がんばるぞ~!... [続きを読む]

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