エコサイクル・マイレージから絹代さんへ
説明がつかないことに打ち込めることを、別名「幸せ」という。
なぜそれをやると自分が楽しいのか、口ではうまく説明できない。でも理屈抜きで楽しい。苦しいときもあるが、続けられる。そういう趣味をもてれば良い。それが仕事であれば尚良い。誰かを愛することもそうだろう。
わたしの場合、ある晴れた平日の午後に、雷に打たれたように自転車に乗りたくなった。まだ幸せと言えるほどはないが日曜サイクリストの仲間入りをした。
【勝手にアドバイス Vol.252 エコサイクル・マイレージから絹代さんへ】
まだ新しさの残るロードレーサーにはサイクリストらしい装備はまったくできていないが、どうしても参加してみたいと思ったのが「エコサイクル・マイレージ」である。
走った距離と時間を、エコサイクル・マイレージのホームページに毎日書き込むだけで、同じ距離を自動車でガソリンなどを燃やして移動した場合と比べて「どのくらいCO2を削減したことになるのか」、「どれだけのカロリーを消費し、 余分な脂肪を燃焼させたことになるのか」を調べてみよう。
引用元 http://ecomile.jp/what/index.html
さっそく参加を申し込み、走行距離を計るサイクル・コンピュータ(走行距離計)を購入した。ネットで買わずに近所のサイクルショップで買うのも、宅急便車を使わない地球貢献。ママチャリで出かけた。思いのほか本格的なサイクルショップが近所にあったのも発見だった。品揃えもしっかりのそのお店のTVでは「TOUR OF JAPAN」のDVDを映していた。食い入るように観てしまった。
TOUR OF JAPANは、1日に100kmから150kmもの距離を走るレース。2007年5月に全国の7ステージで行ったその大会には44万人も動員している。それに比べて日曜サイクリストの環境貢献は次のごとく、とっても小さな一歩ですが。
本日までの 走行距離 20.17km
走行時間 1時間0分(時間はテキトーな入力)
消費カロリー 278.46キロカロリー
自動車で同じ距離を走行すると排出されるCO2は0.0046391トン
エコマイレージの記録装置(1800円)
【自転車界のマドンナ 絹代さんの奮闘】
「TOUR OF JAPAN」の記事を読んでいて、自転車界のマドンナを知った。絹代さんはモデル、タレント、エッセイストで、5年ほど前のある日、取材中に自転車という「落雷」に打たれて、「ミヤタスバルレーシングチーム」の広報担当にもなった(2006年まで)。
はじまりは、人。
仕事で知り合った“自転車”でつながる人たち。皆、エネルギーに溢れ、全身で人生を楽しみながら生きていた。それは自転車のおかげ? その中に、私が知る他の誰とも、どこか違う男性がいた。とろけるような笑顔の彼は、過去すごい選手だったという。この人、いったい何だろう?
引用元 http://www.panaracer.com/new/column/old/03wheel_2_16.html
TOUR OF JAPANに参戦するミヤタスバルチームに関わりだした頃の文章(同チームの広報ブログ)より。それまでは美貌のモデルでありタレントだった。だが2002年にTOUR OF JAPANのテレビ番組に出られたときから取り憑かれてスタッフになった。このエッセイからは始めて給水のボトルを手渡す初々しさも伝わってくる。
そして、私たちは、なぜスタッフをやっているのだろう。他に、もっと条件の良い沢山の選択肢があるはずなのに。どうしてこんなことしてるの? ここに何があるの? 何が狙いなの? (中略)
今年は、何か日本の自転車界を変える一歩を、と、もがいた1年だった。遠くの夢と目の前の作業に追われ、関わる人々のそれぞれの思惑の中を、右往左往した。悩み、立ちすくんでは、目を覚まさせられ…また進み、立ち止まり…1年をかけて、私はいったい何歩進むことができたのだろうか。
引用元 http://www.panaracer.com/new/column/kensouroku34.html
東京シティサイクルで司会も
出典 http://miura-sv.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/p1020101_1.jpg
最近のブログではシクロクロス(自転車のオフロード競技)大会も支援する絹代さん。ネットも使えない山奥からも発信している。ずっと雷に打たれたまま。自転車レーサーたちの何かを伝えたい、何かを共に成し遂げたいともがく。
【勝手にアドバイス】
2007年は格差バブルの一方で、環境意識がぐんと高まった年になった。エコ+デザイン、エコ+自転車、エコ+美人・・・エコ+「XXX」がいよいよビジネスとしても、活動としても表舞台になる機運が高まっている。打たれた人にも光があたるといい。わたしにとってもエコ+マーケティングはテーマだし。
小さなアドバイス。エコサイクル・マイレージはぜひブログパーツにしてブログからも更新できるようにしたい。エコサイクルでブログをつなぐ(ブログパーツ.comにはなかった)。小さくても積もれば、いつか。今日は以上です。
不機嫌な騒動の渦中のおひとり、富永美樹さん(フリーアナウンサー)も自転車乗り。
乗ってすっきりしましょう!
http://www.cyclestyle.net/column_tominaga/09.html
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