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2007年11月13日 (火)

備えあればオフィスでビバーク

首都圏では一昨日の日曜日にも地震があった。スワっ直下型?みたいに一瞬ヒヤリを感じたが、たいしたものではなかった。だが防災科学技術研究所(地震・火山等の災害被害の研究開発機関)によれば・・・

1923年に起きた関東地震のようなタイプの地震が再び起こる周期を約200年とすると、このクラスの地震が近い将来、発生する可能性は低い。しかし、マグニチュード7クラスの直下型地震が南関東で発生する周期に入っており、その兆候はすでに表れている」そうだ。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/office/column/20070903/511071/
いずれはやってくる地震に備えて、事業所における対策をいくつか紹介しつつ、オフィスでの身の振り方を考えたい。

【勝手にアドバイス Vol.277 備えあればオフィスでビバーク】
まず『東急電鉄、渋谷に高層複合ビル・帰宅困難6000人収容施設』という取り組み。東急文化会館跡地に建築する複合ビルには、災害時の帰宅困難者を収容する施設をつくるという。やるじゃないか東急電鉄。

(記事前略)駅前の新たな「シンボル」になる地上33階、地下4階の高層複合施設を建設。施設内の一部を災害時帰宅困難者向けの一時的収容所にする方針も盛り込んだ。
出典 http://www.shibukei.com/headline/4686/

    1191471589_photo  どこかで帰宅困難者がビバークできる。

2012年度に竣工予定の再開発計画では、地上33階・地下4階の複合施設が核施設で、低層階は物販、中層階に劇場やホールを置き、高層階が事務所となるものである。6000人収容所は公共ホールを活用するという。この取り組みには拍手を送ろう(補助や容積率緩和などのインセンティブがあるのか不明です)。

【家には帰れない!】
この記事を読んで、かつてわたしはこう同僚と話したことを思いだした。

「オレさぁ・・・もしも大地震があったら、歩いてでも家に帰るよ」 
当時わたしは、スニーカーや防災グッズを会社の机の足元に置いていた。
「郷さん(わたしのこと)、お志はいいけど、無理だと思いますよ」 
「なぜ?」 
「だって郷さんのところまで、河をいくつも渡らなきゃならないでしょう。橋なんて落ちてますよ」

まったくだ。帰れないばかりか、中央防災会議によると、首都圏直下地震で約64万人が避難所生活を送るという。これは阪神淡路大震災の36倍である。必要な応急住宅162万戸と言われ完全に不足。

就業時間中の大地震では家に帰れず、会社に住むしかない。今や学校も減り、住宅も減った首都圏では、公共施設も満足にはない。つまり「備えあれば、オフィスに住まいあり」対策が必須なのである。

【エレベータに住みたくないが・・・】
それほど大きな取り組みでなくてもできることはある。一例はエレベータ閉じ込め事故に対応するための備えである。日本ユニシスでは『大地震発生を想定し本社エレベータ内に「非常用ボックス」を設置』した。

 0174849_01

あれ?最近のエレベータは揺れたら最寄の階に止まるということだが・・・。実は直下型の大地震が来た場合、実際には途中階で停止してしまう可能性が高いという。東京都防災会議では都内で9000台が閉じ込めになるという想定をしている。ゆえに日本ユニシスでは閉じ込め後も数時間は我慢できる備えを本社エレベータ18台に施した。

備えは「簡易トイレ」「非常用ライト」「防災ラジオ」「水」「飴類」「ブランケット(保温/トイレ目隠し兼用)」などである。エレベータには住みたくないが、「備えあれば、住めば箱でも都」となるかしら。

【ホイッスルがいる!】
オフィスで暮らしたり、閉じ込められた時のことを考えたが、実際には違う!という専門家の指摘もある。小物だけでなく大物が振ってくるのが地震。仕事場でも負傷者がたくさん出るわ、救急車は来ないわ。事業所でも負傷者手当やサバイバルが必要である。

救急用具は総務の役目とすると、必需品は「ホイッスル」というのが専門家の奨め。福和伸夫教授(名古屋大学大学院環境学研究科)は、電気もつかない、机も棚も書類も渾然となるオフィスの瓦礫の中に閉じ込められたとき必要なのはホイッスルと話す。「備えあれば、オレはここだ!」のサインが出せる。

    18_img03 地震の発生にはホイッスルはないが。

【勝手にアドバイス】
1日10時間以上オフィスにいる人にとっては、オフィス被災の確率は50%近くある。オフィスではそもそも着替えもなければ布団もない。食糧はオフィスグリコしかない。総務が用意するのは緊急品だけである。生活品がまるでない。東急グループや日本ユニシスを見習って、オフィスで数日はビバークできる対策も実施したい。いくつかの勝手なアドバイスをば。

 ・寝袋にもなるカーテン(スナップでポチポチ留めれば割と簡単)
 ・はがすとマットレスになるタイルカーペット(汚い?なんて言ってられません!)
 ・シュレッダーゴミを詰めた布団(これいけそう?)
 ・枕にもなるキングファイル(痛そう)
 ・固形燃料にもなる「監査小六法」の本(分厚いので長く燃えそう)
 ・ビジネスクラスのようにリクライニングできる椅子(普段はシエスタ Zzzz・・)

今日は以上です。

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