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2007年12月17日 (月)

250エクスプレスのリヤカーECO宅配

自転車+リヤカーの宅配便を見たことがあるだろうか?見かけたことはあったのだが、あまり気に留めなかった。ところが先日、会社あてのチラシ入れを何気なく見ていたらこのチラシがあった。

 

250

 新発想の宅配便、250EXPRESS。
 「CO2ゼロ」ECO宣言。

なるほど近距離ならリヤカーでいい!都心部は車両規制もあるし駐車規制も強化された。自転車のメッセンジャー便もあるが、あれは時間との勝負のB2Bの書類がメインである。

【勝手にアドバイス Vol.297 250エクスプレスのリヤカーECO宅配】
250エクスプレスとしては地球環境問題に取り組むために自転車や電気自動車等のECO車輌での配送をすすめて参りました。現在おかげさまで50,000社のお客様にご利用頂き、1人あたりの配送エリアをおよそ1.71kmと縮小できた結果、ECO車輌を全体の31.9%まですすめることができました。
同社チラシより。

  

25001

250エクスプレスは、大阪発の250円宅配便サービスとして成長してきた。250円の専用バッグを買い(購入は40袋単位。袋+配送料+送り状がセット)、そのサイズ(320mm×400mm×110mm)に入るなら重量無制限で翌日宅配ができる。ただし集荷・配達エリアは大都市圏主体である。

大都市という規制もあり混雑するエリアだからこそ、リヤカー付き自転車のメリットがある。小回りもきくし一方通行規制もない。1.71km圏内での集荷・配送だから、メッセンジャー便のようなスピードを出して運ぶわけでもない。ECOでもあり合理的なビジネスモデルである。本日(12月17日)現在の自転車走行距離と時間が載っていた。

  ●本日までの走行距離:23820km
  ●本日までの走行時間:744時間

リヤカーから話は逸れるが、この250円という価格はひそかに通販業者にウケている。バッグのサイズに入るアクセサリーやグッズ、古書籍などであれば郵便局のEXPACK500(その名の通り500円)の半額で送れる。小規模企業にもやさしいのが250エクスプレスである。

【リヤカーと言えば・・・】
もちろん他の宅配便会社でもリヤカー宅配を手がけている。最大手クロネコヤマトではスリーターと呼ぶ電気自転車とリヤカーの組み合わせ配送車輌を導入。南東京支店管下では95台が走り、世田谷区でも5台を導入している(2006年現在)。こうしてみると道交法は良い点もあるのだ。

    

Photo

さてこうしたリヤカー、どこで作っているのだろうか?わたしの前の勤め先の同僚に村松さんという人がいた。彼の実家がリヤカーを作っていると言う話を思いだして探したら、リヤカー会社のHPを見つけた。

 

Photo_2

リヤカーって何語?という小話があった。ちょっとおもしろいので引用。
大正10年前後に日本に渡来した側車付きバイクをサイドカーという呼称で呼んでいた。それらが、街中を走るのを見るに付け改良に長けていた日本人は、 それをパイプで作成し自転車に取り付けられるようにした。それに触発された町の発明家が、横(サイド)より後(リヤー)の方がたくさん積めるだろうと考え、 それまで主流だった大八車の機能も加えてRearCarを考案し、リヤカーと命名した。
引用元 http://www.muramatu-s.co.jp/why.html

確か都内では唯一のリヤカー製造会社だと聞いた。TV撮影のために特注もしているそうだし、リヤカーが欲しい方はムラマツ車輌に連絡してほしい。

【宅配便エコポイント実験】
2007年10月から11月末まで、富士通総研が千趣会、佐川急便と協力して「宅配エコポイント実験」を実施した。宅配便エコポイントとは、消費者が行うグリーン物流(物流における環境負荷低減)の取り組みに対してエコポイントを付与し、貯めたポイントを商品や植林への寄付等に交換できるという仕組みです。
引用元 http://www.greenecopoint.jp/about/index.html

 

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千趣会のベルメゾン会員を対象に、期間中の通販購入で、商品の受け取り回数に応じてエコポイントを進呈する。在宅1回目で受け取ると3ポイント、2回目は1ポイント、それ以降はゼロ。トラックのCO2 削減に協力しようという試みである。ポイントはベルメゾンポイントか植樹への寄附を選べる。

【勝手にアドバイス】
宅配便の時間帯配達サービス競争が過熱すると、トラックのアイドリングが増える。当然CO2が増える。だからリヤカーで・・・それはエコで良いのだが、都心部以外はむつかしい。受取で在宅していてくださいというのも、消費者に我慢を強いることになる。

宅配業者もそれぞれ努力している。だがECOな取り組みは業界全体、足並み揃えてでやるべきだろう。植樹もいいが、共用型の宅配便ポストの設置で未配を無くすことが根本である。リヤカー利用の配送には、利用者だけでなく業者にもポイントを進呈したい集荷・配達情報通知サービスをドコモやauなど通信事業者が提供するのも良い。小さなエコも必要だがそれはライフスタイルの問題。もっと大きな循環全体を良くする取り組みもまた必要である。今日は以上です。

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