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2007年12月12日 (水)

コクヨ ペンケース“C2”の発想

皆さんは仕事鞄に筆入れ(ペンケース)を入れて持ち歩いているだろうか?子どもじゃないから・・・胸ポケットの筆記具で十分だから・・・会社の引き出しやペン立てがあるから、といった理由で持ち歩かないかもしれない。

けれど出張の多い人、お客さま先に常駐で仕事をする人、社内の企画会議が多い人、胸のポケットに筆記具を入れられない人(つまり女性です)なら、ペンケースを持ち歩くのではないだろうか。何色かの蛍光ペンや消しゴム、付箋紙や小型の鉛筆削り、リップクリームや毛抜きを入れてもいいかも。

そんなターゲットにぴったりの“持ち運びやすく、入れやすく、そこで使うのに便利”なコクヨから発売されたC2ペンケースがテーマ。

【勝手にアドバイス Vol.294  コクヨ ペンケース“C2”の発想】
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市/社長:森川卓也)は、収納物を取り出しやすいトレー形状で、持ち運びにも便利な「ペンケース<C2・シーツー>(トレータイプ)」を12月10日に新発売します。
引用元 http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20071203-773.html

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コクヨがペンケースのユーザー調査をしたところ「書類などと一緒に持ち運ぶ時にしばしば落とす」「サイズがコンパクトなものは、収納物を取り出しにくい」(出所 同)という声を拾った。そこでこのペンケースにはぶら下げて持ち運ぶことができるストラップが付いている。さらにファスナーを開くと、道具箱のように左右がばっくりと開いて、中の筆記具や付箋紙などを探しやすく、取り出しやすくした。これはなかなか発想できない形状である。価格は892円(税込み)。

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【学生向け商品でもその発想は豊かである】
コクヨはきちんとユーザー調査をする会社のようで、この商品の発想源はこの調査だけでない。2006年暮れに発売したバナナの皮むきのようにペン立てになるものは、C2の原形ないし学生版と言っていいだろう。
 
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NEO CRITZ(ネオ クリッツ)
本体下部にPP製の芯材を入れているので机の上に立てることができ、ファスナーを開けて上部を折り曲げればペンスタンドとしても使用できます。消しゴムなどの小物を分けて収納できるように、ポケットを2つ設けています。大学生を主なターゲットに、おしゃれなツートンカラーに仕上げました

引用元 http://kokuyo.co.jp/press/news/20061212-654.html

【他社品も挙げてみよう】
デルフォニクス巻物型のペンケース。このケースの自由さは(挿入するサイズが合えば)何でも好きな文具を差し込めて取りだして使えることである。「オレ/アタシの文具ケース」かつ「大事にしている文具はこれ!」という主義主張ができるところが良い。1200円とリーズナブルな価格

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【発想源は“点”ではなく“線”】
これらの商品から感じるのは、ペンケースを「ペンを入れる」だけの“”の発想から、ペンケースをめぐる作業効率文具への敬愛プという使用プロセスの中での“”ないし“”の発想に持っていることだ。ユーザーに聴き取るだけではなく、ユーザーの使用シーンを想定して仮説をつくって開発している。

商品開発者はどうしても自分の作る商品が、ユーザーの生活の真ん中にあると思い込みがちである。それが近視眼の素になり、使用シーンのプロセスにあるニーズに気づかないことがある。ウチの会社の商品開発担当者も・・・と気になる管理職さんにアドバイスひとつ。肩書きを“プロセス開発者”という名前に変えてみよう。

【勝手にアドバイス】
会社の仕事がますますプロジェクト型になり、必要とされる時に必要とされる部署や会社へ出向くというフリーアドレスが当たり前になれば、文房具だけでなく、仕事グッズ一切合財を持ち歩く人が増える。そういえば会計士の多いわたしの会社のあるビルは、ドデカイTUMIの人が多い。どおりでね。

男性だけでなく女性も条件は同じだ。でも女性は文具だけでなく、各種の化粧用の液体や乳液や香料やペンシルや眼鋏も持ち歩かにゃなりません。何しろ電車の中でも立って化粧する人も多い。そこで、勝手にお節介で、デルフォニクスの巻物から発想を得て、“化粧ガンウーマン”ご用達「化粧品ベルト」を考案しました。

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 文具の代わりに、ベルトに弾丸をこめるような感じで、化粧品をベルトに挿しこむ

これがあんがい荒唐無稽でないのは、あのトリンプ箸を装着できるブラジャー(試作品)を開発したことでも証明される。オチない内に今日は以上です。

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