« Sun Jarはジャーであってジャーでない。 | トップページ | 京友禅の823SHから見る孫氏の戦略 »

2008年1月29日 (火)

JALパックのスーパーツアコン

 遠い旅行地から同僚のCherryさんは無事帰ってきただろうか?蜜月的にはめずらしい地を旅行していたはずです。旅話しからブログのネタをもらえると期待しています。

 さてその旅行縁でもないですが、今日のテーマはJALパック。誰もが知る昔なじみの商品ですが、高齢化・格差社会を背景になかなか目の付けどころが良いのです。
Gheader_logo

【hmm・・なアドバイス16.JALパックのスーパーツアコン】

 (株)ジャルパックは、当社が誇るツアーコンダクターの中で、さらに厳選をした
 コンダクターがご案内する旅慣れた方に相応しい満足度の高い旅 2008年上期 
 スーパーTCと行く「世界紀行」 商品(全方面37コース)を発売いたしますので
 お知らせ致します

 引用元 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=180240&lindID=5

 Jal01  

 スーパー“TC”って何?ツアーコンダクターの略。ベテランかつ能力の高いツアコンを厳選して世界紀行への旅にまいりましょう!という商品。「当社が誇る」という修飾語はちょっとこそばゆいですが、団体旅行の出来不出来のかなりの部分をツアコンに負うのもまた事実。

【ツアコンの鉄人たち】
 ツアコンの鉄人たちがJALパックのHPにずらりと。みなさんこの道10数年以上のベテランです。
 
 Jal02

 「日中に唯一走るロッキーマウンテニア号に乗車 高級ホテル滞在も楽しみ
 絶景 カナディアンロッキー大自然の旅8日間」(82万円~91万円)

 「秘められた世界遺産オルチャ渓谷とナポレオンゆかりの地エルバ島 南
 トスカーナの村巡りとローマ近郊探訪の旅10日間」(69.9万円~82.9万円)

T_photo_chu T_photo_eur

 現在掲載・募集されているツアーでは50万円以下はない。飛行機はエグゼクティブクラス、高級ホテル(連泊中心)、そしてベテランのツアコン。至れり尽くせりのコースなのである。

【シニアをターゲットにして、3つのポイントをアピール】
 旅慣れたお客さまがほとんどで、それもほとんどシニアのはず。ババ(失礼)と娘のセットもありうるが、メインターゲットの年齢に合わせたサービスがポイント。それを「ゆとり」「安心」「深み」の三つとする。

 “ゆとり”とは「1ツアー平均12名(お手洗い休憩や、写真撮影もスムーズ、目が届く数が12名)」「ホテルは連泊でゆったり」「バスは一人2席でモノを置ける」「往復の荷物宅配クーポン」・・・。

 “安心”とは「旅行説明会の実施」そして「スーパーTCから挨拶の電話」など。あらかじめどんなツアコンがガイドしてくれるかわかるだけでも親切だが、あいさつの電話までとは・・。

 “深み”とは「ツアー設定時期へのこだわり(現地の最良の気候時期)」「説明がはっきり聞き取れるトラベルイヤホン(フムフムなるほど!)」、そして「ツアー中のちょっとした思い出を記載したメモ」・・・スーパーTCが書いてお渡しするのだと。旅行後に手紙を書いたり、シニアもブログを書く時代ですから備忘録。

【苦い体験】
 書いていたら前職の会社での苦い経験を思いだした。ご一行は社長と社長の顧問の二人。どちらも70代のオジイだ。随行の社員(わたしです)がいろいろな手配をやるのが役目。慣れないなりにやったつもりだったのが・・・のっけから大失策!ひとりのオジイを置いてけぼりにするところだった。

 社長の秘書がやったはずの車の手配(リムジン1台で二人の自宅を経由して成田へ)が、どこで間違ったのか、社長だけをのせて一路成田へ。途中の電話連絡で気づいて、車はUターンして顧問宅へ向かって事なきを得た。集合時刻設定にかなり余裕をみていたのが、不幸中の幸いだった。ヒラ社員のわたしはもちろんリムジンバスでのほほんと成田へ。そこでその顛末を知った。

 空港に着くとさっそく顧問のオジイにつかまった。
 「社長、郷君(わたしのこと)に、ちょっと言っていいですか?」
 「いいですよ」と社長。
 「ブァッカモ~ン!!!!」と成田空港の出発ロビーで、あれだけ怒鳴られた人間は、古今東西きっとわたしくらいだろう。土下座せぇい!といわんばかりに叱られた。その旅は後々までずっとひどかった。それは今は書くまい。

年を取れば(男は特に)短気になるシニアには細心の注意がいるのだ、ということを身をもって知った。

【hmm・・なアドバイス
 人は何歳かを境目に「旅=ハプニング」を楽しむか、「旅=予定調和」で安心するか、変わるものなのである。それが何歳かは個体差があるが、必ずやってくる。後者にはスーパーTCの出番がある。

 わたしからの要望は、法人向けの“社長随行ツアー”にもベテランTCを派遣してほしい。せめてアドバイザーでもいい。これ絶対ニーズありだ。そしてささやかなアドバイスをひとつ。スーパーTC、これを「ツアー・コンシェルジェ」と呼びませんか。同じツアコンですけど本質的に目指すのはそっちだから。今日は以上です。

|

« Sun Jarはジャーであってジャーでない。 | トップページ | 京友禅の823SHから見る孫氏の戦略 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: JALパックのスーパーツアコン:

« Sun Jarはジャーであってジャーでない。 | トップページ | 京友禅の823SHから見る孫氏の戦略 »