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2008年1月27日 (日)

シェリル・クロウ/原点へのまわり道

 今週はようやく(08年)1月30日がくるのでワクワクしてます。その日はシンガーソングライター、 Sheryl Crow/シェリル・クロウさんの久々の新譜『Detours/ディトアーズ』の日本先行発売日だからです(日本以外は2月5日)。

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 先行発売された1stシングルの『Shine over Babylon』(愛聴してます)、2ndシングルの『Love is free』は全曲フルでタダ(愛は自由&想うのはタダですね♪)視聴できますが、この曲も素晴らしい。どちらもメロディは耳に残り、詩のメッセージは明確。社会環境問題とニューオリンズのハリケーン被災です。
 
 それもシェリル、ここ3年別離、乳癌、養子、そして環境保護活動と、さまざまなDetours(意味は“まわり道”)してきたからだろう。発売までカウントダウン3日前の今日のテーマはシェリル・クロウさんの新譜。

【hmm・・なアドバイス14.シェリル・クロウ/原点へのまわり道】
 世の中が混沌としている中、私たち全員が平和に生きる方法を見つけ出そうと
 していること。そういったことがかなり反映されているアルバムになっているわ。

 シェリル・クロウ インタビュー 『神戸からのメッセージ』(フリーペーパー)
 
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 前作『ワイルドフラワー』(2005年)の発表のときに行われたインタビューから引用。この時点で今回発表の『ディトアーズ』の全曲も(いったん)録音されていたのにはびっくり。ワイルドフラワーは地味でアコースティックな曲集、ディトアーズはポップな曲集として、最初は2枚セットで発表する予定だった。だが両方いっぺんではアコースティックなアルバムが聴かれないという想いから、ふたつにしたそうです。

 ところがそれからが長かった。2006年は転機であり原点回帰の年だった。

【混沌】
 05年8月にプロの自転車ロードレース選手ランス・アームストロングさんと婚約を発表。愛の曲が満載の『ワイルドフラワー』を9月に発表。ところが翌06年2月に婚約解消。そしてそのすぐ2週間後に定期検診(マンモグラフィも含まれていた)で乳癌を宣告された。
 
 そのときはこんな具合だったそうだ。ひとりの医師からは「じゃあまた半年後!」と言われて、もうひとりの医師から「ちょっとまって。生体検査もしよう」。幸運といえば幸運で、乳腺腫瘤摘出、7週間に及ぶ放射線治療。早期発見、早期治療が命を救ったが、06年の新譜ツアーはキャンセル。

 そして地味な『ワイルドフラワー』は売れず、常連だったグラミー賞も逃し、彼女の関心はニューオリンズのハリケーン被災、アメリカのイラクでの間違った戦争、環境破壊と環境保護に向かった。その想い、怒り、嘆き・・・どこにどうぶつければいいのか。06年は苦しんだ年になった

    Sr240_crow_88492527  “戦争は答えではない”
    シェリルは戦争反対、環境保護のアクティビティでも有名。

【まわり道】
 そして、すでに仕上がっていたポップな曲集のアルバム化に再びとりかかる。だがどう手を付ければいいのか?思い当たったのが、原点に返る道だった。

  I kept coming up with the idea of detours; when you're young and innocent
  you have this clear picture of who you are and who you want to be and
  you're very idealistic.

  引用元 http://abcnews.go.com/Entertainment/WireStory?id=4157338&page=1
 「ディトアーズのアイデアがわいてきました。それは、人は若いとき純真で自分が
 どんな人間で、いったい誰なのか、何をしたいのかしっかりわかっています。理想
 に向かって走っています

 ところが年をとると・・・。“夢に向かおうとするとまわり道を強いられ、原点にもどろうとするたびにもどれなくなる”(同インタビューでの彼女の発言)

【原点】
 これがアルバムのテーマだと考えたどりついたシェリル、自分の“原点”のプロデューサー、Bill Bottrellさんに電話をしました。
  
 'I'm going to propose something crazy, but how do you feel about getting
 together and seeing what we might do in the studio?' He said, 'I've been
 waiting for this call for years."
'
 シェリル 「ちょっとクレイジーなことを提案したいのよ。いっしょにスタジオで
 レコーディングするって、どうかしら?

 ビル 「君からの電話、何年もずっと待っていたよ

 なぜクレイジーかといえば、Bottrellさんはシェリルの大ヒット・デビューアルバム『Tuesday Night Music Club』(1993年)のプロデューサーでしたが、それ以来10数年、付きあいがなかったから。アルバムごとに新しい個性を追求するスタイルゆえですが、今回は“原点への想い”が電話をさせた。10数年のまわり道だったわけです。この師弟関係も、なんかジンときました。

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   シェリルの自宅。ひとりレコーディング風景(彼女のブログより
 
【hmm・・なアドバイス】
 愛、別れ、天災、戦争、混沌・・・そして原点。こんなシェリルほどじゃないですが、わたし自身もいくつもまわり道をしています。今度こそ!と想うのですが。たくさんまわり道した彼女から勇気を得て、まわり道も原点への道、と思うことにしましょう。

 あと発売まで3日。ミクシィのシェリルのコミュには「日本盤は2曲多い(2500円)」「いやiTunesはさらにもう1曲あるよ!(ビートルズの“Here comes the Sun”をカバー)(1500円)」という迷いモードのコメントが入っています。迷ったときには原点。1500円で輸入盤CDを買うのも手です。でも発売は2月5日になりますので、それってちょっと“まわり道”(笑)。今日は以上です。

 

     買わない人にも『Shine over Babylon』を

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