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2008年1月25日 (金)

“うふふ”マーケティングこぼれ話 スイーツ男が増えるウラの仮説

 わたしは帽子かむりの男ですが、帽子をかむるひとつの理由に「勇気を出せる」ことがあります。帽子はひとつの変装という意味合いもあるからです。たとえば向こう見ずにも伊勢丹のチョコの祭典『サロン・デュ・ショコラ』に男一匹潜入できるという勇気がそれです。

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 「10人のうち9人はチョコレート好き。そして10人目は嘘をついている」ということば(米国の漫画家ジョンG.トゥリアスさん)を以前ブログに書きました。チョコ嫌いを公言する人、タマにいますが、ほんとうは嘘つきで痩せ(たい)我慢なのでしょう。誰もが好きなのがチョコ。

【女のイベント『サロン・デュ・ショコラ』に潜入!】 
 08年の『サロン・デュ・ショコラ』は1月23日から始まりました。わたしの潜入は昨日、第二日目でした。ハナモクとはいえお給料日前日。入りはどうなのか?と思いきや・・・まったく暑苦しいまでの人いきれでした。90%まではお客さんの女とお店の女と通訳の女(インタビューやらサイン会があったので)、あとの8%は女に連れられた男とチョコ職人の男でした。残りの2%がわたしのような潜入者でした。営業妨害になったとすれば、誠にすみませんでした。
 Photo
 会場見取り図。

 個々のお店をじぃ~と見つめると(やはり)恥ずかしいので、さも「業界人」ありなんの風情であちこち歩き回りました。しかしまぁどれもこれも美味しそうなこと。舌の栄養にはなりませんでしたが目の栄養にはたっぷりとなりました。

Pict0404  ショコラモチーフの展示

【チョコの帽子がありました!】
 フランスを活動拠点とする「ショコラティエ」のジャン=ポール・エヴァン氏、ちょうど氏がお見えだったようで著書にサインをされておりました。

Pict0392 ブレててすみません。

 さすが世界のショコラティエです。展示も販売品もとてもすばらしい。このチョコ帽子を見つけたときは狂喜しました(笑)。さっそく帽子デザイナーの山之井さんに画像をメールしました。帽子だけでなく靴や卵もチョコ一色でした。 

Pict0388 甘い帽子もいいですねぇ。 

Pict0390 Pict0394

【ウラ・バレンタイン=ひとりでコンビニスィーツ】
 通りすがりのチョコ欲しげの男にとっては実に甘すぎるイベントです。女性の熱気ムンムンだけでなく、バレンタインデーの本質的な意味を“男が(まだ)男たることを女性から認めてもらう”と考えてしまうと、だんだん落ち込んできました。あぁなんという疎外感!(笑)。だんだん気持ちが苦くなってきまして、早々に退散しました。

 伊勢丹本館の階段をテクテク降りて、この苦い経験を反すうしました。この催事、お目当てのカレや今のカレにショコラをプレゼントするため。でも彼女らのチョコへのまなざしを見ていると、カレとかあまり関係なさそうなんです。バレンタインデーとは「女性のための、女性自身の、女性に属しているお祭り」という域にまで達したのではないか。

Pict0402  
 エヴァンの隣のパトリック・ロジェ、女、女、また女・・・

 主役は(カレに贈るにせよ)チョコ買いをする自分自身なのではないか。ショコラな女の目の中に果たして男が映っているのだろうか?もらえる男も結局はアクセサリーにすぎないのではないか?

 ましてもらえない“負け組”の男は、義理も人情もなくなったチョコイベントの中で、ひとりでウラ・バレンタインを楽しむしかないわけです。そこで思い当たりました。

 この季節ならではありますが、“がっつりプリン”などのコンビニスィーツこそ、そんな負け組の救世主になってくれるのではないか?ジェンダー・ニュートラルな甘味市場ができたおかげで数多くの男が救われるわけです。あぁよかった!と言っていいのか悪いのか。男のスィーツのウラ仮説を立ててみました。

 「オレは甘いモノ好きの男だ!」
 「甘いモノには国境も性差別もないはずだ!」
 「だから、女のイベントで右往左往する必要もなぁい!」

 ・・・なんか言い訳めいているなぁ(笑)。

【かなりhmm・・なアドバイス】
 1セット10,000円もするチョコレートも出てきたチョコレート・イベント。これはちとやり過ぎではないでしょうか(と、もらえない我が身からブチブチ)。

 むしろ競争率の高いカレへの想いを差別化するなら、ひとつ原点回帰して「恋文」を書くのもいいと思います。手書きの想い。うまく書けない人は恋文代筆屋もあります。恋はほんらい身を焦がして痩せる想いをするものです。甘いものたっぷりで太っちゃうのではなく“痩せるほど甘い妄想にふける”、いかがでしょうか?これもまた佳きことと思うのですが・・・。今日は以上です。

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