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2008年1月 6日 (日)

自分の後ろにあることを書く

 今日気になったのは次の言葉である。

自分の後ろにあることを書く

 著名なプロダクトデザイナーの秋田道夫さんのブログからひろった。そのくだり。

 自分の前にあることも自分の横にあることも抜きにして、自分の後にある
  自らのデザインについてその背景もふくめてきちんと書いて行こうとして書い
 たのがはじめて手がけたソファーINCLINEのコンセプトに関する記事でした。

 秋田道夫さんブログより 

【hmm・・なアドバイス 1.自分の後ろにあることを書く】
 秋田さんはその日のブログで、それまでブログでどんなことを書いてきたか振り返った。すると、他人のデザインしたものや、人の商品のことを書いていた。そんなことをしても仕方ないんじゃないか。「買ったけどどうだった・・・はやめよう」「自分だったらどうするか・・・に立脚したものの考え方」から抜けだそう。

 「他のデザインについては極力批評も批判も書かない」というスタンスに変えようと考えた。平たく言えば“批判や批評する立場にないから書かない”その替わりに“自分のことを書こう”である。 

 「その通り!」と読み飛ばそうとしたのだが、“勝手にアドバイス”を日々書く身の上にはサザ波が起きた。批判・批評よりも、紹介し応援するのがわたしのブログではある(と取りつくろった)。でも秋田さんの思いはよくわかる。

 そこで秋田さんの言う“自分の後ろにあること”とは何か考えた。秋田さんのデザインしたソファ『INCLINE』にそのヒントがあった。

【INCLINEソファの目線】

 ソファINCLINEには、購入する人や座る人だけでなく、掃除する人にも目配りがある。 

Chn11_rpt530_incline_tablecrank Incline_tablecrank_img02
 AIDEC MODERNより。 

 目配りが表れているのが脚。六本木ヒルズの家主から注文を受けたこのソファの特徴は脚にある。脚部分がINCLINE(インクライン=傾き)しているので、見た感じも上向きな感じがある。座りやすそうだなと思わせ、座ってから立ち上がりもしやすく(傾きのつくるくぼみにカカトが入る)、しかもモップや掃除機を入れやすい。

 このソファのデザイン、氏は“後ろ姿”から考えたそうだ。

  普通(なにが普通かわかりませんが)デザイナーはソファーを正面から描く
  のでしょうね。わたしはなぜだか「後ろ姿」から入ったのです。それはきっと
  置かれる場所のイメージが強く影響しています。会社のおおきなロビーに
  置かれた時、人が最初に感じるのは「背中」ではないかと思ったのです。

  秋田道夫さんブログより 

1haigo Chn11_rpt530_akita03_2
 秋田さんのブログより。  

【ブログの三つのポジション】
 世の中のブログにはおよそ三つ視点があると思う。

  ① 今日何を食べたブログ
  ② 商品評価ブログ
  ③ 自分自身ブログ

 ①はヤバイ。食欲も続かないしネタ詰まりになるので、おおかたのブロガーは食品以外の商品評価をするようになる。わたしもそう(笑)。それが②ですね。自分の意見を書くものの、どこかで「みんなはどう思うだろう・・」という思いも見え隠れする。

Photo_2

 そこから一歩下がって、後ろから素直にモノゴトをながめる。それが③のポジション。椅子を座る人から考えるとか、置かれる場所から眺めるとか、掃除する人の姿勢になってかがみこむとか。自分がどうしたか、どう感じたかを書くことになる。

 INCLINEの椅子のようにちょっと目線を傾ける。それが“後ろ”から書くコツだと思った。

【“hmm・・なアドバイス”にタイトルを変更しよう】
 マーケティングのブログなので商品評価はします。でもなるべく“後ろから見て、“ん~”と考えよう。だからブログのタイトルを“hmm・・”にしてみよう(Cherryさんの発案でした)。考えこみすぎて書けないときは“Zzz・・・”になります(笑)。今日は以上です。

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