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2008年2月 7日 (木)

ハニカミ王子に学ぶ――スポンサーがお金を払う“3つのB”とは?

 今日はビジネスメディア誠の連載「“うふふ”マーケティング」へのリードです。

     ハニカミ王子に学ぶ――スポンサーがお金を払う“3つのB”とは?
  5億円という破格の契約金で、史上最年少のプロデビューが決まった
   “ハニカミ王子”こと石川遼選手。世間のブームには“語形変化”があり、
  スポンサーは語形変化を見て、いつ、いくら払うかを決めるのだ。

  http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0802/07/news050.html

 ざんねんながら石川遼プロ、今週(08年2月5日)のプロ転向後の初戦、全英オープン選手権での予選突破はなりませんでした。だからといって石川遼ブームが廃れるわけではない。予選落ち決定後も腐らず練習をしたという姿に、むしろ“大きく育って!”という声さえ聞こえてくる。次戦での好成績を待ちましょう。

      2008020611293231l 全英予選の一枚
 
【ハニカミ+強さというセット】
 “ハニカミと強さ”- 青々しくてしかも勝ってさわやか、このセットが日本人にとってたまらない価値なのだなと、ハンカチ王子やハニカミ王子のブームを通じて思っていました。ハニカムだけでは子どもっぽくてちょっと、強くてもふてぶてしいのではファンになりにくい。ハニカミと強さ、そして“強運”の三点セットこそファン心理をかきたる。

 そのハニカミ王子のプロ転向ニュースに触れて、日本人にとっての“ブーム”って何だろう?とあらためて考えた。ブームにもフェアウエイをまっすぐ飛んでゆきそうなブームもあれば、OBになってしぼむブームもある。いくら打っても上達しないのでゴルフクラブを“置いた”わたしにさえ「ハニカミがんばれ!」と思わせるブームとはなにか?この疑問から今回のエッセイを書きだしました。

     41_1_4p  
   全英予選ではティーショットが大きくぶれてこんなショットさえ。

【ゴルフ体験、米日の彼岸の差】
 わたしのゴルフプレー体験は、米国に駐在していたころ始まり、駐在とともに終わりました。レッスンも行きましたし、毎週のように近場のコースに行きました。さらに全米シニアツアー転戦をしていた青木功プロの出場する試合までギャラリー観戦したこともありました。プロがゴルフ球の芯を打ち抜く音、小さなミサイルが飛んでゆくようでした。シロウトとはまったく違います。

 米国カリフォルニアでは、プレースタイルもカジュアルで、スコアよりも楽しさが主体。いくらわたしでも、100回も打てば1回ぐらい良いショットもあります。プレー料金も安いし、ホールアウト後に沈みゆく夕陽を見ながら冷たいビール・・・その爽快感が好きでした。

 でも日本のゴルフ場ではたった一度しかプレーしたことがありません。最初で最後の体験が、伊豆の某高級なゴルフ場。その時はボロいショットでもおべんちゃらで「ナイスショット!」と言わなくてはならないバカらしさから、絶対やるもんかと思いました。それ以来止めました。

【ゴルフ市場の盛り上がりのトレンド】

 それは90年代、ゴルフ場経営が曲がり角に入りかけた頃です。高額フィー前提の法人顧客頼みの経営、預託金・会員権に依存する仕組み。しかも接待ゴルフでプレーも清々しくない・楽しくないのでは・・・。そんなゴルフ業界のいろいろなムリがバクロされたのが、2000年前後からの数年間、バブル経済の最終処理局面でした。

 しかし05年、06年と日本のゴルフ場入場者数は2年連続で増加しています。ゴルフ場経営の建て直しや清算、会員権の減損処理も終わり、投資ファンド傘下で経営を合理化したところが増えてきました。料金も下がり、プレーもしやすくなったからでしょう。女子プロの活躍やハニカミ効果で、ゴルフに興味をいだく20代~30代の層が増えてきたことがプラス要因です。

 収入や資産の格差社会をポジティブに受けとめて、高機能・高価格クラブ・高級ゴルフ場のメンバーコースもある一方で、米国のパブリックような低料金(20~40ドル/90年代ですから今はちょっと高いかも)で楽しめるゴルフ場がたくさんできればいい。「ゴルフって楽しい!」という“普通のスポーツ感覚”を広めるチャンスです。

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   強さと可愛らしさが同居する上田桃子プロ。一挙手一投足“一ブログ”が注目されています。

 一方、再試合で盛り上がったハンドボール、“ブーマー”にするためには「勝つこと」が必要だった。火を消さないためにも最終予選(女子3月、男子5月)で勝つこと、負けてもそこから次のロンドンへのシナリオづくりがたいせつでしょう。今日は以上です。

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