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2008年2月20日 (水)

オゾンで落とすか、ナッツで落とすか?

 オゾン?ナッツ?・・・とまた微妙なタイトルですが、テーマは洗濯機です。すすぎにもオゾン利用という節水革命の洗濯機、三洋電機の『AQUA』。未来商品コンペでの受賞作品『E-Wash(ウォッシュ)』。 最新の洗濯機と最新のコンセプトから、これからの環境保全は家庭から出発するトレンドが見ようが今日のテーマです。

【hmm・・なアドバイス33.オゾンで落とすか、ナッツで落とすか?】
 まず三洋電機の新製品『AQUA』。
 三洋電機、空気の力で汚れを分解するドラム式洗濯乾燥機「AQUA」を発売
 世界初!空気(オゾン)の力で汚れを分解する「オゾンすすぎ」を搭載した
 ドラム式洗濯乾燥機“AQUA”を発売

 引用元 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=179672&lindID=4

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 08年2月下旬から発売開始のドラム式洗濯乾燥機『AQUA』。その特徴は、オゾンの力で汚れを分解する「オゾンすすぎ」にある。洗濯機内部にオゾン発生装置を組み込み、発生するオゾンをすすぎ水に注入して「オゾン水」に変え、洗浄後にもまだ残る皮脂成分をのぞく仕組み。

 三洋のAQUAシリーズでは、衣服などの消臭や除菌をオゾンでする「エアウォッシュ」が好評である。さらに使用水を循環させて使用し、従来洗濯機の10分の1にまで水道水を減らす「アクアループ」。今回の新製品ではオゾンを“すすぎ工程”に広げた。

【あらためてオゾンとは何か?】
 オゾン(O3)とは、ドイツ・スイスの化学者が1840年に自然界に発見した、空気中にもわずかに含まれる脱臭・抗菌・脱色効果を持った気体。欧州では19世紀から上水道殺菌に使われてきた。空気に酸素原子を化学反応させ、大気にふれてO2にもどり、残留しないので、ナチュラルな素材でかつ安全である。

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 AQUAシリーズ前モデルでの装置

 すすぎへのオゾン効果で節水効果はますます高まる。07年のAQUA製品では、オゾン効果で年間使用水量は10年前の洗濯機と比べて9割減年間14000円の水道料金節約という試算もある。メーカー小売希望価格は28万円と安くないが、10年使えばイーブンのようなイメージがある。

【エレクトロラックスのコンペ洗濯機のナッツなアイデア】
 もうひとつはソープナッツ洗濯機。家電メーカーエレクトロラックスが03年から開催している「未来のデザイン家電コンペ」での07年優勝作品が『E-ウォッシュ』。

 「環境に優しく、商業的に実現可能で、人々が環境とより良い調和を保ちながら
 生活できる、家電の未来ビジョンの提案」に対し、「E-ウォッシュは、ハイテクと
 古くからの知恵を非常にうまく繋いだもの」と高く評価を受けた。

 引用元 http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_1177/

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 エレクトロラックスがデザインを学ぶ学生を対象にしたこのコンペ、「2020年を見据えたエコフレンドリーな家電」をデザインするもの。ハードウエアの工夫よりも審査員にウケたのは、自然界にあるもの、自生するソープナッツを洗濯に使う智恵だった。

 合成洗剤の代わりにナッツを使用しよう!ハンガリー人デザイナー(Levente Szaboさん)の提案。ソープナッツとは「東南アジアやインドや南アフリカの森林に、何千年も原生している石鹸の木の実」であり、1キロのソープナッツがあれば約1年洗濯が可能だという。

【オゾンとナッツで意識覚醒】
 ソープナッツは天然の石けん成分でその医療効果(アレルギー減少)も確認された。ナッツを有機農法で育成すれば、自然にもやさしいし、インドネシアやアフリカの生産農家を助けるし(フェアトレード)、合成洗剤の排水で河川を汚すことも少なくなる。まさに“一石三鳥”。

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 写真出典 http://soapnut.at.infoseek.co.jp/soapnut.html

 ただ泡立たないそうだし、こんな茶色い木の実で大丈夫なのか?と思ってしまう。だがそれは目に見えないオゾンで汚れが落ちるの?という疑問と同じなのである。

 これまで我々が洗濯機で慣れ親しんできた「モーターで回転させて擦り合わせて洗う」「ドラムでたたきつけて洗う」「化学合成洗剤で洗う」のは、衣服や肌にもよくないし、音もうるさいし、排水も多く公害を発生させる。オゾンとソープナッツは、これまでの家庭での洗濯のありかたを「それでいいの?」という疑問を突きつけている

【hmm・・なアドバイス】
 かつて耐久消費財の3Cと言えば「カー、クーラー、カラーテレビ」だった。言わば便利生活への「欲望消費財」だ。だがその欲望消費も50年経って曲がり角にある。消費者の意識も大きく変わりつつある。洗濯機という家庭からの“公害発生源”に注目が集まるのはそのためだ。

 わたしはこれからの家庭からのエコの3Cは、次の3つだと考えています。
 「エコ・コンシャス(気づき/Conscious)」
 「エコ・コスト(代償/Cost)」
 「エコ・コントリビューション(貢献/Cotribution)」

 エコに優れた商品やサービスを選び、そのために一定の代償を支払い、直接・間接に環境保全に貢献する。だんだんそのトレンドが太くなってきました。このテーマをこれからも考え、実践します。今日は以上です。

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