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2008年2月19日 (火)

インデックスとチリ取りと旨みを逃さないまな板

 すみません、タイトルが長くて妙で(笑)。テーマはまな板です。な~んだまな板か、ぐらいに思ってください。コンコンコンコン・・・という音が憑きものなのがまな板。お味噌汁の音、朝の音、といってもいいでしょう。今朝、それ聞いてから家を後にしましたか?コンビニ流行りで日本の朝の音も少なくなりました。寂しいです。

 さて台所から朝を告げるまな板ですが、ほうちょぉぅう、いぃっぽん(包丁一本)!ならぬ、まな板を複数枚買いたくなる、イギリス人デザイナーのユーモラスなデザインのまな板が今日のテーマです。

【hmm・・なアドバイス32.インデックスとチリ取りと旨みを逃さないまな板】
 まずは“インデックスが付いた”まな板 

 4つのインデックスで色分けされているユニークなまな板です。それぞれ、
 魚用、お肉用、野菜用など用途によって使い分けられるので、とても衛生的
 です。カラーリングも鮮やかなのでキッチン空間を楽しくしてくれそうです。

 引用元 http://www.caina.jp/commodity_detail/01098136/

01098136_ma_1chopmain 書類ファイルみたい

 Cainaで見つけたまな板は、なんとインデックス付き。魚は魚で、肉は肉で、パンはパンで、それ以外はそれ以外で分けて使えます。お料理をする人なら、そうしたいと常々思います。包丁だって肉用、魚用があるわけですから。

 オモテを魚用、ウラを肉用としたりしますが、いつの間にかどっちがどっちかわからなくなって、まな板をクンクンしたり。まな板を複数枚買うとなると“板挟み”になることもあります。収納場所も限られていますので、結局はせいぜい魚用で我慢するくらい。

01098136_sl_2chopsho2  01098136_sl_1chopsho1

 だからこのまな板インデックス、見た瞬間にうふふとなりました。使い手の「こうあったらいいのに」という感覚を切りとった感じが楽しい。サイズは小ぶりで、W330×H210×D70。価格は\5,985

【2つ目は“chop2pot”まな板】
 細かく切った野菜やお肉などをそのままサッと折りたたんで、鍋などに入れる
 ことができる、とても便利なカッティングボードです。持ち手を持つと、自然に
 折り曲がる優れたデザインで、使い勝手は抜群。さらに、フックにかけて収納
 できるので、すぐに乾燥し、衛生的ですし、置き場所にも困りません。

 引用元 http://www.caina.jp/commodity_detail/48319577/

48319577_ma_2chopmain2  Josephjoseph_chop2pot

 

 ふたつ目は、まるで「チリ取り」のような形状のまな板。色が黒だとますますチリ取りに見えてくるのがおもしろい。デザインの狙いは「Chop(カット)してPot(鍋)に入れる」のを入れやすくする、ところにあるそうです。なるほど!たしかにカレーなぞはまな板を持って、鍋に肉や野菜を落とします。そのとき取っ手があればなあ!これが発想源でしょう。

 Sサイズ(215×385mm)が\1,785、Lサイズ(263×475mm いずれも取っ手部分を含んだ全長)が\2,520。これもcainaから。

【3つ目は“旨みを逃さない”まな板】
 カットした食材から出た水分や油分が落ちないように縁がついたカッティング
 ボードです。持ち手があり、そのまま食卓に移動できます。

 引用元 http://www.caina.jp/commodity_detail/97690236/

Josephjoseph_cutcarve_2 97690236_sl_7ccsho7_2

 これはちょっと凝った料理をする人にはウケるまな板。オーブンで旨みを凝縮させる“丸焼き”系や“詰め焼き”系のお肉をまな板でカットする。そうするとせっかくの肉汁が流れて落ちてしまう。あらら・・・せっかくの旨みがいっちゃうよ!これをもったいない!と一緒にプレートに供することができるように作ったのがこのまな板。お皿ではお肉は切りにくい。まな板でもない、お皿でもない、その真ん中を突いたデザイン。

 しかも真ん中に“ボチボチ”があり、肉などを滑らさない工夫。この発想は並では出ません。

【デザイナー兼ブランドは“JosephJoseph”】
 ブランド名は『ジョセフ・ジョセフ』。その名前からしてオフザケではないか!と思ったら、さにあらず、兄弟、いや双子のデザイナーでした。http://www.josephjoseph.com/index.asp

Josephjoseph ヒゲは双子をカモフラージュ?

 AntonyとRichardのJosephさんは2002年からブランドを立ち上げ、キッチンを中心としたデザインブランド品を制作。特に日本が最大マーケットだとか。そうでしょうね、料理に現場の繊細さな思いをこめたデザイン、日本人にこそ良さがわかります。いと嬉しきデザインです。彼らのサイトには他にも気になるまな板や水切りもあります。ぜひ見てください。 

【hmm・・なアドバイス】
 3つのアイデア、いずれもまな板を使う人には、ほお!と思わせます。その発想、どこから来るのか?もちろん「観察」がベースにあるはずです。料理をするときの道具や場所と人間の動作の関係を緻密に観察し、「あれ?」という気づきをいだく。気づきを、旨みをのがさずに、デザインにギュッと圧縮する。

 お二人のジョセフはもちろん料理はするのでしょうが、自分が主役になってしまうと、かえってデザインは発想できない。だから誰かの動作を無心に観察する必要があります。ちなみにわたしとCherryさんコンサルティング・ワークショップも同じ考えに基づいています。

 でも・・・ジョセフさんたちは双子だから、相手の料理をするさま、まるで鏡を見ているよう!それが観察や発想にプラスなのか、マイナスなのか・・・こんがらがってきた(笑)。明日の朝にでもコンコンしつつ、我が身や我が心に映ることを探ってみます。今日は以上です。

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