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2008年3月15日 (土)

ウェブサイトにタテ書きの自由を!

朝日・日経・読売の3社が提携して08年1月から開設した「あらたにす」、一面、社会面、社説などを三紙の紙面でくらべて読むというのがコンセプト。クリックするとそれぞれ会社のウェブサイトにリンクするのは便利だが、各紙の見出しとリードがヨコに三社一線になって比較して・・・それで何が良いのかさっぱりわからない

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 新聞の圧倒的な良さは一覧性である。一覧性とは、ハマる見出し、引きつけるリード、そして巧みなレイアウト、もちろん文章で決まる。そしてもうひとつ、タテ書きも大きな要素だと思う。日本語、タテ書きだとフンフンとたくさん読みやすいのだ。今日はタテ書きがテーマ。

【hmm・・なアドバイス52.ウェブサイトにタテ書きの自由を!】
 日本語の文章になじむ「縦書き」横流れ絵巻型ブログ
 フォント文字が使えるようになって、より美しい日本語表記が可能になりました
 株式会社 コンテンツ・ファームは一昨年に発表した「縦書きブログ」から、さらに
 読みやすく、洗練させた「縦書きブログVer.2」を株式会社スカイアークシステム
 (東京都渋谷区 代表取締役社長 小林晋也)と共同開発しました。

01 タテなサイトはこちら。

 タテ書きブログの運用開始はメディア向けなどで2006年から開始された。そのソフトウエアの新バージョン『縦書きブログVer.2』が08年2月に発表され、誰でも書きやすく、読みやすくなった。ただし一般配布はしておらず、実験中。
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 実験中のブログは4本ある。八軒屋南斎さんの『その日その日らく描き絵巻』。これは下にスクロールが付いていて、左に動かすと1日分が1ページで読める。上田早夕里さんのブログは、左側に「次へ」「目次へ」が付いていてワンクリックで進む。全ページが読める一覧性がいい。ヨコ長の液晶画面のPCが増えてきた今、どちらも違和感がないし、タテスクロールよりも早く快適に読める。

【タテ読みの時代へゆくのか?】
 Ver.1からの改良ポイントは次の通りである。

 ・さまざまなフォントが使える。
  →八軒屋南斎さんのブログにはVer.1のサイトもあり、文字体の進化がわかる。
 ・Fire FoxやSafariにも対応
  →ちなみにわたしはFire Foxですが、違和感まったくなし。
 ・テキストのコピーアンドペーストが可能
  →リンクの線はちょっと不自然だと感じた。
 ・多段レイアウトが可能、投稿も縦書きで書ける
  →新聞のように自在なレイアウトができるのがいいなぁ。

 適する文として、長文のテキスト(まさにわたしブログ)、俳句や短歌、タテ書き世代(団塊以上)などへの適応性もある。何より、日本語、やはりタテ書きは読みやすいどらくのインタビューを愛読しているが、外国語が入らないロングインタビューでは、タテ書きがいい。

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  今日3月15日、あのグラフと戦った伊達公子さん。

【読みはぁ~タテ、書きはぁ~ヨコ♪】
 だが書くのはどうか。タテ書きが手元から消えて久しいですよね。それはPCの普及だけのことではない。手帳も横書きならノートも横書き、会社の書類もほとんどが横書きです。タテ書きノートは小学生で卒業、タテ書きペン(筆ペン)は年に一度のごあいさつ。封書も年賀状も宛名書きからしてヨコ書きばかりである。

 タテ書きは死滅していないがマレである。始末書や退職願はタテ書きだからこそサマになる。血判状もタテ書きでしょう、やはり。自殺する人の遺言書のたぐい、想像だがタテ書きじゃないだろうか?悲壮な決意にはタテ書きがよく似合う(日本人ぽい)。余談だがラブレターはタテ書きとヨコ書き、どちらが突破率が高いのだろうか?恋文ならタテで、ラブレターならヨコ?愛にもタテとヨコがあるのだろうか?あ、上か下かでした(笑)。

【hmm・・なアドバイス】
 こうしてタテでもヨコでも融通無碍なのが日本語。直感的な言い方をすれば、タテ書きは感性を刺激し、ヨコ書きは頭脳を刺激する書籍も出版時、だいたいそれでどちらにするか決めます。

 とすると、新聞や雑誌のウェブサイトにタテ書きを盛り込めば、読者の感性と理性の両方を刺激できるのではないだろうか?紙の新聞は「記事はタテ・広告はヨコ」だから、メリハリがあって読みやすい。ウェブニュース、ヨコばっかりで画一的すぎませんか?ヨコ一線でのニュースの比較ではつまらない。タテも入れましょう!今日は以上です。

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コメント

アポロさん、同意です。
縦書きは日本語の重要な要素なのに、どうしてWEBではこうも軽視されてるのか不思議でなりません。

投稿: | 2009年9月12日 (土) 14時21分

Fire Foxというブラウザは存在しない、と突っ込みを入れるついでにコメント。

横書きのブログはフラッシュなど使わずに実現できるのに、縦書きはフラッシュを使わなければ実現できないというのでは、不公平だ。
たとえ縦書きでも、横書き同様の利便性が実現されるべき。
そういう意味では、このフラッシュの縦書きは、ブログとしての使命を十分に果たすことはできない。
CSSで縦書きにするのがベスト。
プラグインなど使わず、どうせなら Firefox の開発に参加して、ブラウザ自体で縦書きを実現することをもっと真剣に考えるべき。
Firefox がオープンソースで開発されているということを、企業はもっとまじめに受け止めるべき。

投稿: アポロ | 2008年3月16日 (日) 01時18分

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