« 消えゆく石けん―エコでもあり、はかなくもあり。 | トップページ | 私がiPodを聴く気になれなかった理由 »

2008年3月12日 (水)

異文化を縦断するロマンスカーの魅力

 昨日(3月11日)霞ヶ関の駅で配っていたのがこのパンフレット。

Pict0495  こういうの、価値でるんですか?

 先週も鉄道をテーマにしましたが、まったく鉄ちゃんでない。ダイヤ改正を控え、話題が鉄道に揺られているからだけであります。でも、北千住から2時間ちょいで箱根湯本までゆける千代田線縦断の青いロマンスカーにちょっと興味あり。今日は3月15日から発車するロマンスカーがテーマ。

【hmm・・なアドバイス50.異文化を縦断するロマンスカーの魅力】

01

 2つの顔とは「平日の顔」と「休日の顔」。全席指定で、平日は箱根湯本や小田原から都心へ、休日は北千住から箱根へ。

1044  アタマから乗るワケではない。 

 平日運行はゆったり通勤をイメージ。
 上り1本=本厚木0628発、霞ヶ関0725、北千住0747着
 下り3本=北千住1735発~唐木田1845分着と、大手町2033発(本厚木2132着)、2133発(同2236着)の2本

 土日休日の運行は上り下り共に4本ずつだが、往路が北千住を0913発、箱根湯本に1114着、復路が箱根湯本を1704発、北千住に1912着が“日常性からの脱出と回帰”のダイヤになる。

03  北千住発・・・。

【車内は快適そうだ】
 小田急と千代田線の相互直通運転の歴史は古く1978年からだが、今回は専用車両のロマンスカーMSEの運行となる。ちなみにMSEとはパンフのどこを見ても見あたらなかったが(よくポカあるので、どっかにあるのかもしれない)、Multi Super Expressの略で「多彩な運行が可能な特急列車」という意味である。

1058  ロマンスたっぷりの車内。

 室内は美しく、特に蛍光灯の間接照明とLEDの直接照明という配慮や、流線型のテーブルなど堅苦しさがなく落ち着いた雰囲気がよい感じ。 北千住から箱根湯本まで片道2400円、往復4800円で東京縦断の現実逃避ができる。

02 1090

【千代田線とロマンスというミスマッチ】

 さてわたしが興味を惹かれたのは、千代田線という日本有数の混雑電車の路線に、優雅なロマンスカーが走るというミスマッチである。メトロ千代田線はよ~く揺れるし、車輌は古いし、いまだに扇風機車輌があるというのはモノを大事に扱う上では○ですが、乗客も大事にはしていない。花粉もたくさん飛ばしているに違いない。

Dsc00468  北千住+ロマンス=3列乗車(笑)

 湯島に愛のロマンス街があり、大手町にロマンスグレーが集い、赤坂にはコモエスタなロマンスが漂う。だが二重橋や霞ヶ関、国会議事堂前にロマンスカー、やっぱりミスマッチですよね。だがそのミスマッチに魅力あり!とひらめいた。

【都心を縦断する魅力】
 たとえば湘南新宿ライン。ダさいたま大宮(失礼)から、池袋・新宿・渋谷そしてハマの横浜と、それぞれ独自文化の都会の雑踏をくぐりぬけ、サーフボードの湘南までひた走る。異文化を車窓にながめ、異文化ボーダーを突っ切る。これ、実に気持ちいいじゃないですか。

 MSEロマンスカーも同じ。北千住や根津・湯島という下町から、大手町や霞ヶ関という日本の中枢を抜け、表参道というオシャレな街を経て、一気に郊外へ―都心を縦断してリゾートに抜けるのである。これが爽快なのである。

 「異文化の一気通貫=爽快」、逆に言えば「文化ない道=ペンペン草」という実例もある。それは電車ではなく、あの東京湾横断道路「アクアライン」。料金を値下げにしても運行車両がいっこうに増えない。その理由のひとつには「都心を迂回する」ところにあるのではないか。わざわざ雑踏を通るのは合理的ではない。だが都会を完全に迂回して、何にもない海とトンネルを走るのはつまらない。そこに人は魅力を感じない。だから通行車両、増えないのではないだろうか?

【hmm・・なアドバイス】
 人は本性から都会を突き抜けるのが好き。合理なら迂回すべきだし、混雑ゆえの時間の浪費や危険もある。だが都会を突っ切って異文化ボーダーを越えたい、その本性というか欲望にあらがえない。

 わたしの感覚的な仮説なので間違っているかもしれないが、北千住発のロマンスカー、新宿発よりも突っ切る異文化数、だんぜん多い(でしょう?)。今日は以上です。

|

« 消えゆく石けん―エコでもあり、はかなくもあり。 | トップページ | 私がiPodを聴く気になれなかった理由 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 異文化を縦断するロマンスカーの魅力:

» 大東めぐみ 番組中のハプニング動画 [大東めぐみ 番組中のハプニング動画]
交通事故で両足を骨折したタレントの大東めぐみのハプニング動画です。 [続きを読む]

受信: 2008年3月12日 (水) 21時33分

« 消えゆく石けん―エコでもあり、はかなくもあり。 | トップページ | 私がiPodを聴く気になれなかった理由 »