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2008年3月26日 (水)

デスクレイアウトが生みだす“ひらめきの力学”

 発想について古今東西、さまざまな見解が述べられてきた。カードやノートなどの文具、思考法や発想法、“馬上・枕上・厠上”のようなひらめきの場。人それぞれだろうが、なんといってもひらめきや思考で一番お世話になるのは“”である。

 先日おもしろい机のレイアウトができるデザインを見つけて、"ひらめきって机のレイアウトで違うんだ”をテーマに。

【hmm・・なアドバイス62.デスクレイアウトが生みだす“ひらめきの力学”】
 これはイスラエル人デザイナーitay ohaly氏の手によるデスク。ネーミングが『Sheeps』なのはあちこちに人が群れるという意味だろう。

Oh2

 外枠のテーブルの中に4つの小テーブルのセット。さまざまな組み合わせができる“デスクの集合体”。思い思いに、その場その場の目的で、自在にかたちを変えることができる。

Oh3 Oh4

 このデスク、大工の経験もあるこのデザイナーらしく手作りの味わいもある。群れれば一緒になれるし、個々の作業に入れるときは机だけエイやと持って行ける。高さが28cmなので家庭用途だが、こんなかたちと機能を持つ椅子の高さのデスクができれば、オフィスのミーティングルームにもいいと思う。

【Cakeの一片を切りとったり、くっつけたり】
 もうひとつはチェコ人デザイナーのDesign Brothersの『cake table』と名づけられた円形にも“?形”にもなる机。これもレイアウト次第で集合作業と個人作業を平行させたり、群れと個人を同時に作ることもできる。

Cake_knihovna01 Cake_knihovna02

 Sheepsもcakeも、集合でのコミュニケーションも大切し、個人の作業も大切にすることから発想されている。レイアウトを自在にできることで、あるときはコミュニケーションを促進し、あるときは抑える。それが集団知のひらめきをもたらす。

 それに比べると日本のオフィスのレイアウトは何を大切にしているのか?ときどき疑問に思う。「フリーアドレス」といってもホンネは場所の節約が目的で、音や視界に対する配慮も少なく、創造性に配慮もしていない。デスクレイアウト=何を大切にするか?それが大切なメッセージだと思う。

【発想の転換は“ピボットターン”で】
 集合知は動的レイアウト、一方自宅の机は"ピボットターン”がいい。それは“L字型レイアウト”である。

Kokuyo_piex_20050317_01 Kokuyo_piex_20050317_02

 これはコクヨの『Piex』で、賢いのはL字型の部分の柱が邪魔にならないように、脚部をピボットターンのように動かせるところ。さすがはコクヨです。この机は欲しいと思いました。

 だがL字型でピボットターンをするのは、むしろ“人”である。敬愛する写真家の吉村和敏さんもデスクはL字型らしい。彼のブログを読むと、正面と斜め前にパソコンを置き、横の机には抱えている仕事をどっさり置いておくという。前に向いて写真や原稿、横を向いて次の仕事をエイさ!と前に持ってくるのだろうか。

 仕事だけでなく、吉村さんの机にはひとつ、発想の切替えの素がある。それは“地図”。地図をいつも机の上に置いているという。仕事に飽きたら、まだ行っていないところを地図で想像して、発想をピボットターンするというわけです。な~るほど。

【hmm・・なアドバイス】
 会社の机ではなかなか自由にならないでしょうから、せめて個人の机でピボットターンを! え?スペースもないって?ひとつノーベルなアイデアを発見しました。それは押入の活用!

Pict0378 雑誌の写真なのでピンぼけ。 

 雑誌『リンカラン』にあった"私の小さなリノベーション”特集から。押入のスペースをうま~く使ってL字型のデスクレイアウトにしちゃうわけです。これは気に入りました。押入は奥行きもあるので、でっかい世界地図も広げられます。押入から世界へ!今日は以上です。

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コメント

YUKAさん、コメントあっりがとう。
しゃぶ帰り…とか書かれると、一体何のことだろう?とみなさん興味津々であります(笑)。
catタネ明かししないで、そのままにしておきます。

投稿: 郷/marketing-desk | 2008年3月27日 (木) 12時58分

押入れ活用L字デスク!
しゃぶ帰りの話はこの事だったのですね。
なるほど。うまいこと考えましたね~

でもこの方、お洋服とかはどこにしまってるんでしょうね。。。
(私の押入れは服で溢れてます)

投稿: YUKA | 2008年3月27日 (木) 09時49分

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