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2008年3月23日 (日)

椅子と人の間にあるものは―吉岡徳仁氏のブーケチェア

 今日は良い天気に恵まれました(でも明日から崩れますね♪)。桜も芽吹き、緑が冴え、ようやくわたしの花粉症も峠を越した?花粉症は今年からですが、ひどかった。こんなにつらく、思考も鈍り、ネタ獲得力も落ち、体力も落ちるものだとは知りませんでした。

 でも新しい相棒(ノートPC)も入手して、今週からは気分一新。華やぐ気分そのまま、花の話題を!

【hmm・・なアドバイス59.椅子と人の間にあるものは―吉岡徳仁氏のブーケチェア】
 MOROSOより発表される花束のような椅子"Bouquet(ブーケ)" です。
 引用元 http://www.tokujin.com/

826e3347e6cdc6e353eec6ddb48bccfc_13 椅子です!

 あらら花束の椅子!2008年4月16日から始まるミラノの家具見本市『ミラノサローネ』で、デザイナーの吉岡徳仁さんMOROSO(イタリアのソファメーカー)から発表する作品。MOROSOのウエブサイトには次のような説明がある。

 The Bouquet "blossoms" from a thin stem of chrome metal from which
 impeccable white or delicately-coloured petals bloom. They are composed
 of fabric squares sewn one by one with meticulous care and infinite
  patience to fully cover the inside of a snug, curving, egg-shaped shell.

  「クロームメタルの細い茎に、白や色とりどりの花びらを彩ったブーケチェア。
 織物片の花はひとつひとつ細心の注意をはらって根気よく縫われ、卵形に
 カーブした座面をすっぽりと覆います

Tokn1 いろんな色がありそうです。

 わたしの訳も下手ですが、説明文からだけではわからない。実際に座ってみないと、蝶よ花よの気分になれるかどうかわからない。だが吉岡徳仁さんの椅子と素材へのこだわりは並ではない

【ガラスの椅子とポリカーボネイトの椅子】
 03年に発表した『雨に消える椅子』は六本木ヒルズにあるストリートファニチァー

Amenikie

 「ノグチ・イサムが100年後に生きていたら、一体何を作るのだろう」吉岡さんはそう自問しつつこの椅子のデザインした。 偉大な彫刻家ノグチ・イサムの作品は“環境彫刻”とも言われ、環境そのものを創りあげる作家だった。彼へのオマージュが“雨の日に消える椅子”。椅子全体がガラスの塊で作られており、雨が降ると透明さゆえに風景の中に埋没する。このストリートファニチァーは売り物ではないが、透明樹脂のポリカーボネイトの椅子『Kiss me goodbye』は販売していた(約5万円、04年のミラノサローネ出品)。

Photo  driadeから発売されていた。

 どちらの椅子も少し遠くから見ると、座る人がまるで中に浮いているように見える(らしい)。座ると環境の中に同化していく気分になる―それがメッセージだろう。

【食べちゃいたくなる椅子】 
 さらに06年のミラノサローネでは『パンの椅子』を発表した。インテリアやデザインを中心に活躍されるライターのreikoyamamotoさんのブログから引用。

 「Pane(パーネ)」とはイタリア語で、食べ物の「パン」を意味する。スポンジのような
 見た目だが、近づくとビーフンのように白くて艶のある、細い繊維が無数に絡まって
 できたようである。
 

060414yoshioka_pane0032jpg 060414yoshioka_pane04

美味しそうな椅子!その形状や座った感触だけでなく、おもしろいのは製造工程で、まさに「椅子を調理して制作」された。繊維のかたまりを布で包んでかたちにして、ボール紙の型に押し込んで104度の窯に入れる。するとその型に合わせて繊維が形状記憶するようにかたまるそうだ。“座り食べ心地”とはいったいどんな気分なのか?

【hmm・・なアドバイス】
 吉岡さんはauデザインプロジェクトの『MEDIA SKIN』もデザインした。あの携帯を触ったことのある人はわかるが、微妙な素材感触が特徴だった。

Si_ms03 コアなファンがいます。

 結局彼は、“プロダクトと人の間にあるもの”を問い続けてきた。椅子に言い換えれば「椅子と座る人の間にあるものは何か?」。“お尻!”は正解だけれども、ちょっとだけ本質を考えよう。

 彼はいかに座らせるかという機能から椅子をデザインするのではなく、座る人がどんな気持ちになるか、そこからスタートする。花の椅子に座ると、きっと華やいでスターダムに登る気分になる。透明な椅子だと環境と一体になる錯覚をおぼえる。パンの椅子に座ると、きっとお腹がぐぅ~っと鳴るのだろう。椅子とは座ると「ホッとする」「落ち着く」「考える」「やる気になる」・・・人の気持ちを動かすもの、商品開発とは“気持ちから”なのである。今日は以上です。

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