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2008年4月14日 (月)

ごまフローズンドリンクとコアバリュー

 今日はあるテーマの打ち合わせにCherryさんとタリーズに行きました。飲み物、何にするかなぁ・・・あ!胡麻の匂いがほのかに。そうです、2008年4月9日からタリーズでは“黒ごま”を使った季節限定製品を発売しています。

080414_140502 pic by cherry.

 そこでごまのドリンクを注文することに。わたしは『黒ごまスワークル』、Cherryさんは『黒ごま豆乳ラテ』with『黒ごまアイス』のトッピング。記念すべき第一飲なので、写メをいたしました。今日はごまからお客さま価値を考えることをテーマにします。

【hmm・・・なアドバイス78.ごまフローズンドリンクとコアバリュー】
季節限定フローズンドリンク「黒ごまスワークル(R)」、季節限定ドリンク「黒ごま
豆乳ラテ」は、和素材の代表格ともいえる香ばしい黒ごまをメインとし、黒蜜で
まろやかな甘さを加えました。春の訪れとともに気温が上昇するこの時季、その
日の気候にあったドリンクタイプをお選びいただけるよう、フローズン、ホット、
アイスで展開致します。

引用元 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=185435&lindID=5

0414_taste_of_japan_seasonal_0804_s  画像5枚くっつけるのがたいへんで。

 季節限定素材としてのポイントは、ごまという和の素材と洋のコーヒーという出会い。タリーズと“和”の出会い(商品化)はごまが初めてではない。07年に抹茶スワークルを季節限定商品で販売、さらに07年秋に抹茶ラテを定番化。飲料だけでなく、07年春には『Ankoチーズクロワッサン』という和デーニッシュも発売している。

 これはタリーズの“Taste of JAPAN ~Blending the East and West at TULLY.S~” のコンセプトを表現する商品化で、シアトルという“洋”と、日本法人創業者松田公太氏ら日本で独自展開するイメージの“和”の融合とされる。

080414_140601 080414_140501 pic by go 右は特に下手。

 ストローでちゅ~いとすると、確かにごまの味がじんわ~り+ほんわ~りと、口の中に広がりました。スワークルはさっぱりした味わい。Cherryさんのごま豆乳+ごまアイスもきっと和と洋折衷のごま味でしょう。タリーズの季節限定フローズンドリンク、スワークル、豆乳ラテ、そのアイスクリーム「黒ごま」以外にも「ごまのパンナコッタ」がある。

【ごまでは誤魔化せない】
 フローズンドリンクを頂いていましたが、だんだんアタマはHotになってきました。それは昨日以来ずっと花粉症がひどくて、クスリを多めに服用したせいなのがひとつ。

 もうひとつ理由があります。実はコンサルティングのクィック診断なるものを考えていて(毎春、棚卸しのようにやっています)、その素案の意見をもらっていて、熱くなってきました。わたしはPCを広げて、彼女に素案のパワポを見せました。

 「これには、あたしならお金を払わないな」 開口一番、ずしんとくるメッセージ!
 「うぅ・・・わかりにくい?」 ショックを隠しつつ、わたしは訊きかえしました。
 「というか・・・まず“コアバリュー”って何だかわからないです」
 タイトルには"コアバリュー”という文字が入っています。コア=真ん中、バリュー=価値ですから、お客さまがもっとも感じる価値、みたいな意味です。

 「それはね、たとえば“なだ万”ってあるじゃなない。日本料理の老舗の料亭」
 Cherryさんはフンというようにうなづいた。料理のことは彼女の方が数段上手だ。
 「なだ万がなぜ、自社を“料亭事業”としてとらえるんじゃなくて、“日本料理の厨房”ととらえたからこそプリンやスイーツまで出したわけじゃない。自社のコアバリューが、店でのおもてなしととらえたら、これは開発できなかった。“料理の厨房”と価値を広げたからこそだと思うんだよ」

070327_143001 N4240 プリンにカステーラ

 「それならわかるわ。たとえば、ディズニーランドのほんとうの価値は“遊園地”じゃなくて・・」
 わたしはあとを引き取った。 「日常から切り離された夢の世界を売る」
 「そうするといろいろなグッズが売れるわけよね。そういう説明がこの資料にあればわかるけど、“コアバリューの診断”ではちょっと・・・」

 こうしてわたしの数時間の素案づくり作業は振り出しにもどり、熱くなったわたしはフローズンドリンクを飲み干した。出来の悪さは誤魔化せなかった。

【場を進化させて需要創造をしてきたのがコーヒーショップ】
 ひるがえってタリーズショップを見渡した。むかしの珈琲店では飲料と休憩を売っていた。そこで誰かと語らい、打ち合わせをし、待ち合わせをした。ウェイトレスが注文を取ることは風物詩になったが、やがて風物になった。茶の運搬に価値があるのではなく、美味しいコーヒーに価値があるという見方をしたコーヒーショップが次に流行った。

 美味しいコーヒーから広がる価値を見いだした人々がいた。彼ら(スターバックスやタリーズ)は、コーヒーショップという場に新しい幾つかの価値を加えた。それはくつろぎ、勉強、仕事、語らいをする場だった。スターバックスはそれを「家でもない、仕事場でもない“サードプレイスの価値”」と表現した。

 今年タリーズは、ごまを戦略商品に加えて"和と洋の融合”をテーマにした。タリーズには絵本や“コーヒー物語”などの読みものもあり、スターバックスにもたくさんの“デザインマグ”がある。そしてもちろん落ち着く音楽がある。これは『文化価値』を売る場に一歩踏み出した。まとめると“場”はこう変化してきた。

場1:飲料と休憩、
場2:美味しいコーヒー、
場3:サードプレイス、
場4:文化、

Taste_of_japan_mag_item_pt_26 コーヒー物語マグ。

 そして自社の市場価値を、消費者の変化に合わせ、いや先取りして、絶えず見なおすこと。これが“コアバリュー”の変化。句点で終わるように、価値はずっと&絶えず変化するからこそ、貴社がコアバリューにどれだけ沿っているか、先取りするためにどうするか?それを一緒に考える診断メニューをまとめたい。コアバリューはやめてシンプル・メッセージを考えます。

今日はCherryさんからアドバイスをもらったので、わたしからはアドバイス無しです。ではまた明日。

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