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2008年4月 9日 (水)

ナイキとアップルのコーチング

  わたしの同僚たちが、来月の駅伝大会に出場しよう!という無謀な計画を立てています。駅伝ですから、ひとり数キロずつですからまぁ無謀とは言えませんが。荒川沿いの大会と言っていましたので、ネットでそのエントリー情報を見ると次のような編成でした。

 23kmロングの部 1区10km/2区5km/3区3km/4区5km

 10km走る人は結構つらいでしょう。量より継続のフィットネス派のわたし、週末には最低5kmは走るようにしています。もちろん自転車も乗っています。ついでにヨガ体操も毎晩実施。でも本気でマラソンはまだまだと思っているので、今回はパスです。その代わり、彼らにジョギンググッズを紹介しましょう!発表されたばかりの『Nike+ Sportband』と、まだ開発中&発売前のアップルのソフトウエアです。

【hmm・・なアドバイス74.ナイキとアップルのコーチング】
 Nike, Inc.が、iPod nanoを利用せずに、距離、ペース、タイム、カロリーを確認
 できるリストウォッチ「Nike+ Sportband」と、Nike+のウェブサイトの新機能となる
 パーソナルコーチングツール「Nike+ Coach」を4月10日に発売・公開すると発表
 しています。

 引用元 http://www.applelinkage.com/#080403004

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 従来のナイキのジョギンググッズはランニングセンサーとiPod nanoをセットにしたものでした。走った距離やスピード、カロリーなどを専用ネットサイトに登録して、自分がどのくらい走ったかだけでなく、データをアップした人のデータも見ることができる仕組みでした。

 今回の新製品のポイントのひとつは“iPod nano要らず”になったこと。リストや腕部に巻いたバンドに収納する時計で、時間、スピード、距離、燃焼カロリーを計測することができるそうです。従来通りシューズにセンサーを入れるのが一緒ですが、iPodの代わりに時計がレシーバーとしてデータを吸い上げ、USB経由でPCにデータを送ることができる。

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 iPod nano要らずであることは「音楽を聴かずに走りたい」、さらに「音楽を聴くことができない状態で走らなければならないランナー」もいるのに対応した。吸い上げたデータはネット接続中のPCからNikiplusのサイトに送られて、汗を流す者同士で情報共有できる。もうひとつの特徴は、Nike+ Coachというメニューが加わったこと。それは走るメニューを、たとえば駅伝を目指すような中級者向けに、厳しくコーチするメニューづくりができる。

【Appleの公開特許情報によれば、フィットネスが次の大テーマ】
 今回のNike+ Sportbandでは、アップルとのコンビを解消して独自でグッズを展開した。だが一方、ipod nanoを“ソデ”にされた(腕に巻くのにソデとはこれいかに?)アップルではもうちょっと深く広く考えている。ナイキではあくまでジョギングにこだわるが、Appleはフィットネス全般を対象にする。公報画面ゆえ汚いのはお許しをば。

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 これは最近公開されたアップルの特許公開情報。「Welcom to the Fitness interview!」とあるのように、個人情報(名前、生年月日、身長、体重、脂肪など)、現在の身体のレベル(どのくらい走れるかなど)、フィットネスへの興味(ジョギング、エアロビクス、ストレッチ、水泳・・・など選択)、フィットネスゴール(ウェイトロス、筋力アップ、パフォーマンスアップなど)を入力する。下図はそのスケジュール化。

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 そしてフィットネススケジュールを決め、月曜日から日曜日まで、何をどのくらいやるか積み上げてゆく。おそらく、数値目標のゴールに到達しないメニューだとエラーが出る(もっと走れぇ!)のではないだろうか。

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 1日とか1週間のプログラムをPC上に表示し、しゅくしゅくと走り、体操し、呼吸する。だがPC上でフィットネスメニューを表示してくれても、いつもPCを持ち運ぶワケではない。そこはワイヤレス機能の付いた iPhoneとiPod touchの出番だ。

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 フィットネスデータの閲覧、消化入力が手元のiPhoneから可能なのだろう。ただ腕に巻くにはちょっと大きすぎるiPhone、ジョグのお伴はムリがある。ジョギングではNike+ Sportbandのようなセンサー+小型入力のグッズ展開もあるだろう。

【hmm・・なアドバイス】
 ナイキとアップル、範囲やメニューは違いがあるが、“コーチ”という視点をパーソナル・デバイスに持ち込んだことは一致している。これまでのツールは単に「今日はこれだけ走ったぜ」「君はそれだけか」という情報を、開示し共有するだけであった。「ガンバレよ」「冷たい同僚に負けるなよ」という励ましは精神的な効果はあるにせよ、せいぜい“参加型の情報共有”である。

 だが今回の両社のアプローチはそれを一歩進めて“コーチング型の情報共有”。パーソナルトレイナーにつけばキチンと管理してくれるが、個人ではそこまでゆかない。それをPCのプログラムと身体に付ける計測デバイスで管理するという優れたアプローチだ。

 実際にパーソナル・トレイナーと雇ったとして、彼/彼女と情報共有がタイムリーにできるのであれば、トレイナーとフルタイムではなくパートタイムの(安い)料金で運動指導が受けられるかもしれない。学校の運動部のコーチや雇われ監督と情報共有もできる。「おい!今日走っとらんじゃないか!」とお叱りのメールも飛ばせるのである。そんなときは電源を切ろう。

 さらに運動コーチだけでなく、栄養士や管理栄養士との連携もいい。もちろん係りつけの医師と情報を共有もできるので、メタボリック対策にも相当な威力を発揮しそうだ。一昨日紹介したSNSのようなサイトと情報がシンクロできればなお凄い。アップルは先頃iPhoneのSDKをオープンにしたばかり。だからiPhoneやiPod touchで健康管理ソフトウエアを動かせるソフトを開発するのも商売になる。それにしても、コーチが嫌なら首にできるプロがうらやましい。今日は以上です。

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コメント

Yuka姫、コメントありがとう。
走れば走るほど利他ーんはある、と思いつつはげんで書いています。
マラトン部の創立者兼キャプテン兼事務局もがんばってね。

投稿: 郷/marketing marathon | 2008年4月19日 (土) 19時47分

走る同僚①です。
i podではなく i river派なのに、
ナイキの靴底ipod対応シューズで走ってます。

ナイキとアップルのコーチング、
私の場合は怠け具合が露呈して
怒られそうですねぇ。。。

ともあれ、応援よろしくです!

投稿: YUKA | 2008年4月14日 (月) 09時20分

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