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2008年4月11日 (金)

ポストから土地柄や世相までが見えてくる

 先週のことですが、ある社内作業でずいぶんと帰りが遅くなり、午前様というか“3時過ぎ様”になりました。わたしの住むのは集合住宅ですが、その時間、エントランスではちょうど新聞配達が始まっていました。100戸以上あるのでエントランスに新聞をど~んと積んで「そぉれ配達!」。ご苦労さまです。

 朝刊は各戸に届けてくれますが、夕刊はエントランスのポストです。集合住宅のポストって、まるで“エクセルのセル”のようで嫌いです。そこで今日はスタイリッシュ&個性的なポストをテーマにします。

【hmm・・なアドバイス75.ポストから土地柄や世相までが見えてくる】
 三協立山アルミ株式会社は、スタイリッシュでモダンなエントランスを演出する
 ポスト「SWM-S型」を発売しました。郵便受けとしての機能だけでなく、エント
 ランスのアクセントとしてデザインや質感へのこだわり(ました)。(文末改変) 

 引用元 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=186713&lindID=6

0410_sankyoalmi_0186713_01

 素材はアルミニウム+ポリカーボネイトで、クールな印象が特徴。商品化のポイントは次の通り。 

1)スタイリッシュなデザイン
 ・スクエア型で3色のカラーリング(シルバー、ブラック、ホワイト)。
2)セキュリティ機能
 ・防犯性に優れたダイヤル錠。
 ・取り出しフタを開けずに内部確認が可能(小窓あり)。
3)高い設置性
 ・投函=上面、取り出し=前面なので設置が容易。さらにポストポールでの設置も可能。 

0410_sankyoalmi_ex20080410b     0410_sankyoalmi_0186713_02 スリークで格好いい。

 ポスト商品、このタイプのように“上入れ・前出し方式”が最近は多い。それは設置性が良いだけでなく、おそらくセキュリティもそれの方が高まるから。これには、さらに壊されにくいダイヤル錠、中をのぞいて(爆弾がないか?)確認できる小窓まで用意される。え~・・・そこまで必要なんですか。壁付けタイプは65,000円、ポール建てタイプは80,000円。

【umbraのメールボックス、その曲線が気になる】
 機能からでなく、デザインから気になるのは『POSTINO MAIL BOX/ポスティーノ メールボックス』。 

0411_post_umbra_460322592xl フタの曲線がいい。

 素材はステンレススチールをヘアライン仕上げしただけ、カギも付いていなければ、上から入れてヨコから出すというような工夫もない。なんでもない単なるステンの箱。特徴といえばたくさんの郵便が入るというだけなのだが、フタの部分の曲線がなんとも言えず気になる。帰宅時にこの曲線に迎えられると、なぜかホッしそうなのだ。わたしは集合住宅のエクセルボックスにオカされているのだろうか?

Umbralogo  0411_post_umbra_0083a00110img2 たっぷり入る。

 umbraはカナダのデザイン会社で、インテリアグッズや家具などを開発。このポストの価格は日本代理店で9,999円。

【田舎のポストってどんなのだろうか?】
 わたしがSWM-S型よりもポスティーノに惹かれるのは、ステンレスという都会の冷たさを象徴する素材と、曲線という“脱・都会”のミックスゆえのような気がする。曲線のおかげで完璧な無機質、つまりエクセルのようにまっすぐさから解放され、でもステンレスという素材が田舎ぽくはない。

 田舎にいけばポストはどうなのだろうか?次の写真のポスト、笑っちゃうのだが“ゾウムシ”なのである。

0410_px320_1 ポストマンもムシですか?

一昨年、自宅の郵便箱が壊れたので、秘書がたまたま田中さんに連絡したら、
 郵便箱を作って持ってきてくれた。これがなんと、ゾウムシなのである。呆れた。

 引用元 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070605/126420/

養老孟司先生が大工の知り合いの田中さんからもらったのがこのポスト。これいいなぁ。ムシ好きで知られる養老先生のための世界にひとつしかないポストを作った。ちなみにゾウムシとはたとえばこんなムシ。

0411_post_zoumushi_ph1  ハダカヒゲボソゾウムシ(徳島産) 引用元

【郵便ポストはその土地を物語る】
 郵便ポストは、家と同じくらいその土地の顔つきを表す。マンションはエクセルだし、建売住宅でも似たようなデザインのポストが並ぶ。自分で門柱もポストも選べる注文住宅の人だって、家の構えが似てくれば、選ぶポストもだいたい同じようなものになる。家が和風でポストがイタリア風っておかしいでしょ?

 その土地がどんな生活で、住む人が何に期待し、何におびえているか。ポストはものすごく物語る。

 カギやセキュリティがしっかりするポストの多い地域もあれば、あっぱっぱのポストばかりの地域もある。オートロックで隔離されたポストの群れもあれば、雨が降っても熱暑でも、家の入口でしっかり案山子のように立つポストもある。まわりの家が和風なのに、一軒だけ打ち放しのコンクリの家では、ポストもきっとひとりぼっちだろう。

 最後に、最近Macerになったわたし、気に入ったポストがこれ!AppleのPowerMacG4の筐体をポストにした人がいます。dリサイクルといえばそうですが、なるほど、まさに“メールボックス”が格納されていますね。 

0411_applemailbox いいなぁこれ

 郵便は何十ギガでも大丈夫! こういう遊び心が許される土地に住みたい。そんなことを思いました。今日は以上です。

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