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2008年4月10日 (木)

ドイツ製の“X”を見て、再びさすらいの旅が始まる

今日はビジネスメディア誠に連載する『“うふふ”マーケティング』へのリードです。

ドイツ製の“X”を見て、再びさすらいの旅が始まる
実は手帳フェチである筆者。長いこと手帳選びには苦労しており、さまざまな手帳を
使った末にシステム手帳とは“決別”したはずだった。しかしある日、ドイツ製の2つ
の手帳に出会い、再び激しく“手帳ゴコロ”を揺さぶられたのだ。

 今日は出張でしたので、リードのアップが遅れました。すみません。

 今回のエッセイは、ゴムでリフィルを留める方式のシステム手帳(X17)に興味をもったのが出発点でした。類似のものがまったくないとはいえないです(たとえばミドリのトラベラーズノート)、システム手帳といえば6穴の金属金具のファイル形式ばかり。その中で、ゴムバンドでリフィルを留める単純さ新鮮でした。

 X17のサイトを探しあて、開発者にメールを打ったところ、「X17をほめるのもいいが、お前はX47を知っているか?」という返信が届いた。ゴムバンドとは異なるファイル形式の『X47』を知った。いずれも従来のシステム手帳は異なる仕組みで、こんなものを開発する人は、どんな人なのだろうか?と興味をもちました。

Mab_auf_schwarz_sitzend_3  
 Matthias Buttnerさん近影(ご本人からメールに添付してもらいました)

 資料がすべてドイツ語で難儀したが、どうやらもうずいぶんと長くこの開発にアタマをつっこんで、システム手帳派で仕切られる文具業界の厚い壁に阻まれ、最近まで商品はあまり売れていなかったようだ。そこまで手帳開発に魂をこめる理由、まだ聞きそびれています。開発てんまつレポート(独語)、いずれ英語に翻訳してくれるそうなので、彼の理想の手帳探しの旅路、わかったらブログにまとめます。

【わたしはNot緻密派の手帳づかい】
 世の中、緻密な人とNot緻密な人がいる。性格ではなく手帳使いです。わたしはO型で整理下手でチャランポラン、ついでに動物うらないは“ネアカな狼”なので、手帳は緻密ではない。じゃじゃじゃっと数行書いて次のページに移行してしまう。エコでもないですね、よくないです。

Photo わたしは我が道ゆく狼

 だからシステム手帳に4ポイントぐらいの文字をびっしり書く人や、付せん紙をいくつもバシっと貼ってスケジュール管理をする人、かな~りうらやましい。まるで違う血液型、違う動物なのでしょう。とてもわたしにできる芸当ではありません。

 でもまあそれでも仕方ない。根がせっかちなので、先の行動計画を立てるより、先入れ先出し、その場その時その日中に、やっつけてしまう方が気持ちいい。計画性皆無、スケジュール感覚ゼロと言われればそのとおり。手帳にこだわる割に手帳の中身はこだわっていない。カッコつけフェチかって?そうですね、きっと。

【ランダム手帳派にも言い分はあれど】
 言い訳、いや言い分はある。たとえば発想が必要なことは、管理するなんてナンセンス。その場で発想できなければ、あとになって発想しても陳腐になるだけ。だから締め切り日を書くだけなことが多い。あとになればなるほど、発想が陳腐になるだけ。その場で発想できないことは、あとでたいした発想ができた試しがない。

 わたしはシステム手帳というよりランダム手帳派です。そんなわたしが励行しているのは、120円くらいで買ってくる薄いブックリフィルをいつも手帳にはさみこんで、何か思いついたら、朝夜昼問わずそこに書き留めつつ思考すること。それがこのブログの元になっています。

 それに、正直を言えば、システム手帳にただようあの“几帳面な人の自己満足”という雰囲気は嫌いです。「几帳面バカではないぞ、オレは」と演技しながら、システム手帳を使うのはけっこうむつかしい。

【雨の日の手帳、晴れの日の手帳】
 今日はずっと雨でした。東京も出張先の静岡も雨。運休した中央線を歩いた人、たいへんでした。ごくろうさまです。

 フト、雨の日の手帳ってどんなだろう?と思いました。雨の日に表紙が水玉模様になったり、晴れの日に青と白の縞々になるとか、そんな手帳でしょうか。あったらいいですよね。 

手帳とは自分の分身です。手帳に書くことは、ほんの小さなことでも、何気ないスケジュールでも、そのウラに喜怒哀楽があります。喜びや無念やくやしさがあります。だから手帳が持ち主の心を読み取ってくれるといい。

心の雨の日に書いてしまう、嘆きや恨み言葉。手帳が書き手と一緒に嘆いてくれて、表紙がブルーグレイに変化するとか。好きな彼/彼女の心をつかんで、デートの約束がとれて、スケジュールに書いた喜び日にはオレンジ色でピカピカしてくれるとか。仕事でちょっと良いことがあった日には、「おいおい、そんな小さなことで喜びいさんじゃダメだぞ。まだまだ一里塚」といさめてくれる、落ち着いた藍色になるとか。

 システム手帳であっても能率手帳でもあっても、どんな手帳でも、自分の分身として向き合いましょう。手帳と向き合うことは自分と向き合うこと。今日は雨でも、絶対に晴れの日が来ます。それを信じましょう。最後に、ビジネスメディア誠掲載への高得点、ありがとうございました。励みになりました。今日は以上です。

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