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2008年5月25日 (日)

パスタに宿る小さな幸せの力

 わたしの記憶が正しければ、相棒で料理研究家のCherryさんは今日からお出かけ中。それも自分の夢をつむぎに、南日本海方面に出かけているはずだ。

 「鬼の居ぬ間になんとやら」ではないですが、キッチングッズ・ネタは彼女がいないときに限る。たいていどんな料理グッズも彼女はお見通しだから。「郷さん、そんなの知ってるわよ」とフンと鼻で笑われてしまひます。だから今日はこっそりと“パスタに宿る小さな幸せ”をテーマに。

【hmm…なアドバイス113.パスタに宿る小さな幸せの力】
 ひとつ目は『回転式ナイフスタンド』。パスタにナイフをサクサク挿せる。 

7 ナイフとお揃いの感じ。

ホルダー部分はパスタ状の細いスティックがたくさん入って
いる構造なので、さまざまな形状の包丁やナイフ、調理用
ハサミなどをスムーズに差し入れることができます。

引用元

 よ〜く見ると、挿しこむところは細かな粒子のようなものが見える。最初“小さな数珠玉”のようなモノが入っているのか?と思ったが、それだと引っ張り上げるとバラバラッと玉が落ちる。玉ではなく“パスタもどき”が入っているのだ。

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 決まった場所に入れる必要がないので、他のナイフの刺さり具合で、タテでもヨコでもサクっと差し込めばいい。中のパスタは取り出して洗浄できる(湯がくことはできない)。底部には回転台がついているので、本体をどしりと置いて、ナイフをさすときにくるりと回転させることもできる。

1 回るのに注目!

 そのむかし、K会館空手道場では手刀を鍛えるため、ナイフよろしく、まっすぐに伸ばした“手刀”の指先を地面に突き刺して訓練したという。にわかには信じられない逸話だが、子供のころプラスチックのナイフを砂場の山にグサグサ突き刺して、ワオ〜と叫んだ快感とこの商品の特徴はきわめて通底している。ストレス解消にもなるパスタナイフの神様の価格、6,800 円(税込み)。

【パスタの計量の神様】
 ふたつ目は『スパゲッティ・ブック』。これは茹でるときのパスタ計量の便利品。

Dupia_02

ブックと言っても、パスタ料理の本ではなく、スパゲッティーを人数分
茹でるための量を計測するブック型のキッチンツールです。

引用元

 ひとり分は◯の穴に、ふたり分はハート型に、3人分は◯+ハート、4人分はお家の形にパスタを挿しこむと、それぞれ標準量。パスタを目分量で握って「このくらいだな」と、少な過ぎたり多過ぎたり失敗しますよね。バラバラして測りにくいし。

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大盛りはどうするんだろう?なんて下司な質問はしないでくれ。このブックの余白に“小丸”を鋸で開けるか、アクリル板を買ってきて自作しましょう。パスタ計量本の値段は3,990円 (税込) 。スウェーデン人デザイナーPia JonssonさんとPer Liljeqvistさんによる微笑ましいデザイン。

【煮汁もムダにしない心意気】
My eco-cook is an object that helps to save water, energy and time. Everyday, everyone, has to cook pasta, rice or various vegetable. Therefore different pots are needed. In a unique pot, the eco-cook
enables to divide 2 or 3 space and to boil different food at the
same time.
引用元

Nnnn  Copy_27_file3

 フランス人デザイナーkechenyi camilleさんのアイデア。「私のエコクックなら水も熱も時間も節約できます。毎日パスタやお米、野菜を煮ますよね。そのたびにお鍋を変えていませんか。私のアイデアなら一回で、2〜3の煮立てを同時にできるんです

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 designboom主催の『dining in 2015』の最終選考作品で、まだ商品化されていないと思う。「パスタにオリーブ油を入れて煮るんだけど、それでインゲンを煮ても味変わりませんか?」その質問に対する答えを私は用意していないが、パスタのゆであがりに12分もずっと待っている時間と熱エネルギーはもったいないと思う。

 ジャパニーズパスタ=ラーメンの具材の保温にもいいかもしれない。あるいは屋外調理やキャンプ用品にも応用がききそう。地球のためにこのアイデアをどんどん真似したい。

【hmm…なアドバイス】
 包丁スタンドにしろ、スパゲッティブックにしろ、エコクックにしろ、そのアイデアはこ気味いいけれど大きなものじゃない。大きな商売になるとか、エコロジカルで革新的な技術だとかいうものじゃない。こんなことだ。

「包丁立てがおしゃれで、抜き差しするたびの包丁作業が楽しい」
「パスタの計量のたびに愛や家族のことを考えられる」
「ちょっとしたMottainaiの気づきで、台所からエコができる」

 小さな幸せといえば小さなアイデアだし、小さな幸せです。でも台所に宿るアイデアや幸せは、毎日のご飯に展開される。台所は大小良悪あれど、どの家にもある。だから小さな幸せは、日々具体的に大きくなり地球上に増えてゆく。キッチングッズの幸せはあっという間に世界に広がる。だから小さくてもたいせつ小さくても大きい。そんなことを思いました。今日は以上です。

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コメント

Cherry殿、コメントありがとう!
そうかやっぱりね!だから君がいない間に
この話題は書いちゃおう!と思ったのよ。
アメリカンがブキだと最初に思ったのは
ピーラーですね。わたしも皮むき下手ですが、
にんじんぐらいやれよ!みたいに思いました。
でも極めつけはあの“ネットに入ったお米”
でした。英語でお米を研ぐをWashというのも
ちょっとショックでした。
ネットを水張った鍋にゆらゆらさせて洗う
なんて!ありそうですが。

投稿: 郷/marketing-aid | 2008年5月29日 (木) 16時55分

1個目のナイフスタンド、
似たようなものをアメリカで見たことがあります。
衛生面と歯の持ちが少し気になりますが、
(良いナイフならば、あまり刃に何か触れさせたまま
収納はよくないハズ。)
かっこいいから、欲しいと思う人は多いかも。
中のパスタ、本当にゆでられたらいいのに。煮沸消毒。

2個目のパスタメジャー。
こちらは、一瞬買おうかと思ったことがあります。
かわいいので。
でも、適当でいいや、と断念しました。
子供に使ってもらうならいいかも。
お手伝いするのが楽しくなりそうです。

3個目のは、カップラーメンなんかでもそういうの
ありますよね。具はお湯で温めてくださいみたいの。
普通にパスタ作るとき、ザルごと野菜をゆでて、
その横でパスタゆでてなんてこと、やります。
イタリアンのレシピにもそんなこと書いてあるのもあって。
料理しない人のアイディアなんじゃないの?と疑って
しまいます。

キッチングッズって、アメリカ発が多いような気がします。
アメリカ人の不器用さをカバーする製品が・・・。
でも、日本のキッチンはそんなに広くないから、
真似して買うととんでもないことになるでしょう。

投稿: Cherry | 2008年5月28日 (水) 11時41分

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