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2008年6月 6日 (金)

LAMY noto 深澤氏サイン入りエディション随想

 到着しました。写真撮りました。封を切りました。持ち味と書き味を試しました。

0606_pict0067 届いたスペシャルエディション

深澤直人氏がデザインしたボールペン、『LAMY noto スペシャルエディション』。わたしが深澤氏のショップの±ゼロまで行って、ファイドンプレスの深澤本にサインをもらいにいったことを知る同僚のCherryさんから、「Cainaからのメール見ました?」というメールが6月3日に届いた。cainaでは限定50本のサイン入りボールペン。自動筆記ならぬ“自動注文”心理で購入!幸運にも昨日届いた。今日はどこのサイトでもすでに売り切れだ。Cherryさん、またまたありがと。

【hmm…なアドバイス122.LAMY noto 深澤氏サイン入りエディション随想】
ドイツの筆記具メーカー、ラミーの深澤直人(ふかさわなおと)氏デザインの
ボールペンです。noto(ノト)の名前は、深澤直人の直人を縮め、またドイツ人が
日本を感じる五感ということで決まったそうです。
引用元 

27010553_sl_1notosam1  

 シンプルでミニマルなデザインはさすがというしかない。その感想は次のパラグラフにまとめるとして、このスペシャルエディションにはオーストリアのデザイン誌『POL OXYGEN』が付いており、深澤氏の特集ページ(P65〜P72)のみ日本語で書かれているという凝ったもの。この本だけで日本では1500円くらいするから、それにペンが付いているのでお得だ。POL OXYGEN誌のサイトを見るとたしかに今月号です。

1

【直感インプレッション】
 さてnotoペンの直感インプレッションですが、一行で言うと“傑作”です。

 持つと、手とペンの間の永続的な関係を感じる。断面はおにぎりのような三角軸で、その握りやすさは特筆(ペンにぴったりの形容詞♪)される。筆記具は親指・人指し指・中指の3本の指でささえ、親指と人差し指の間に置くという普遍的なものですが、その普遍の究極という握りやすさだ。

 自然なグリップ感を損なわないように、クリップも本体面との凹凸をなくしたデザイン。notoをくるくる回しても、クリップが邪魔をすることはなく、感触には変化がない。マットな素材感がまたいい。筆記具の表面素材といえば、金属、樹脂、ゴムなどいろいろあるが、冷たすぎたり乾きすぎたり、粘り気がありすぎたりと、なかなかフィットするものが少ない。滑りといい吸着感といい、持っていて違和感がない表面処理だ。

0606_pict0069  
 昔、使い込んだ『LAMY Safari』のシャープペンシルと。

 クリップが埋め込みのデザインゆえ、ノックは中心軸からズレて楕円なカタチなのである。ちょっと不思議な感覚。芯の出し入れにカチカチ音がないのも計算ずくだろう。ボールペンの芯の太さはMだが、わたしは細い方が好きなのでいずれ交換したい(800円)。本体色ではスカイブルーがよかった(サイン入りスペシャルエディションは黒で中字オンリー)。

Pict0071 POL OXYGENより。

【西洋機能と東洋デザインの融合】
 LAMYのデザインコンセプトは有名な「機能によってかたち作られるデザイン」。現社長のマンフレッド・ラミー氏が掲げたバウハウスのコンセプトだ。機能=デザインではなく、機能を突き詰めたときのかたちこそデザイン、という意味だ。

 06年に同氏が来日したときのインタビューでは、名前を明かさずに、同社で初の日本人デザイナーを起用すると語っていた。

(前略)具体的な発売時期などはまだ決まっておりませんが、私たちもとても
楽しみしているプロジェクトです。(中略)日本の禅などに大変精通している
デザイナーなので、「バウハウスと禅」そして「西洋と東洋の融合」という
ものが体現できる製品が世にだせるということは、ラミー社の今後の成長の中で、
大変意味あるものだと期待しています

引用元 Allabout インタビューア 土橋正さん

 “禅” “西洋と東洋の融合”というコンセプトから考え合わせると、この筆記具の自由な持ち方ができるフォルムは“”を表し、三角軸の断面は“座禅する人”をイメージし、ノックの静けさは“日本庭園の静謐(せいひつ)”を響かせるようにも思えた。

【hmm…なアドバイス】
 POL OXYGENの記事の中で深澤氏は「人とモノの間に介在する実環境のデザインに集中する」と語っている。氏のデザイン哲学である「日常動作で、人とモノの間にあることを発見しましょう」というコンセプトの“Found Object”と同じだろう。

 わたし自身のテーマも“人とモノの真ん中にあることからのマーケティング”。無断でもパクってしまうと“Found Marketing”(なんちゃって)。今日は以上です。

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