いつか自前のオフィスが持てるなら。
先日取材をうけた講談社MOOK『セオリービジネス』。サンプル本に、工業デザイナー佐藤可士和さんのオフィスの写真が掲載されていた。棚、机が天井と床のライン上にきっちりとそろい、あまりに整然とした姿に驚嘆した。
『セオリービジネス 2008 Vol.1』
棚も見事だが、同じ箱ずら〜りも見事。きっとひとつひとつのプロジェクトが、ムチっと詰まっているのだろう。今日は「いつか自前のオフィスが持てるなら、こんなのどお?」と思ったいくつかの商品や素材をテーマに。
【hmm…なアドバイス140.いつか自前のオフィスが持てるなら。】
そこで考えたのがボックスです。部屋の中で見えてしまう部分だけど、かっこ
いいボックスにまとめて、同じボックスを繰り返せば美しく見えるはず。
というわけで佐藤可士和のオフィスで使われているボックスを購入しましたw。
引用元 Creamu
“Web2.0を紹介するデザイナーブログ”『Creamu』の記事の中に、佐藤可士和さんのオフィスで使われる“墓石より整然とした”ボックスがある。記事によればその箱は『Fellowes Bankers Box 703』。オフィスデポで5個で2,190円で販売。A4形の書類もファイルもバシバシはいる。丈夫だし持ち運びやすいし、箱の中身の正体も書き込みやすい。これはいい。
すべてこのボックスで統一して、きちんとツラが揃って並べればオープンな棚でも見栄えがいい。でも整理にズサンな不届き者がひとりでもいると、箱の隊列が乱れて、佐藤可士和という存在理由さえも損なわれそうだ。
【“壁面留め”という収納】
佐藤可士和方式もいいけど、「とりあえずいつも使う物を近くに!」という人には、この壁収納グッズがお奨め。
このウォールストラップは壁に物を「留めておく」のに使います。このスト
ラップの端と端を伸ばせば伸ばすほど壁に物を留める力が強くなります。
バッグや、ハットを留めて機能的にも使えますし、靴やフライパン、食べ物
でさえも留めて壁をあなたなりにデザインすることも出来ます。
引用元 Generate
この『Wall Straps』、一セットに2本で7,350円。ボックスに整然と入れるか、壁に留めておくか、もちろんモノによって違いますが、壁面収納の新しいスタイル。強力なゴムを買ってきたら自分で作れるだろうか?
【ピンポン会議室はぐ〜です。】
壁が伸び縮みするなら、意見はもっと伸び縮みする。それはアタマで考えるから。意見に詰まったらカラダで考えよう!
はてなの京都オフィスにある唯一の会議室は卓球台だ。人呼んで“Pingpong会議室”。これは最高です!意見が煮詰まったときだけでなく、伸びちまった人間関係を、“ピンポ〜ン”と縮ませるのにもよさそうだ。
【キユーピーにもぐっときた】
ベランダのゴーヤーも伸びてきたキユーピーでは、社会・環境推進室の佐々木さんとフクムラさんが率先してエコ活動にまい進する。彼らのブログ(08年6月10日付け)にはぐっときた。環境チームのオフィスの蛍光灯を10本取っ払って、替わりに“反射板”を付けた。
オフィスの電力消費を抑制するには間接照明がいい。だがわざわざ間接照明を導入するとおカネがかかる。キユーピーの取り組みは今ある“蛍光灯”を外して、PET樹脂製の反射板を取り付けるだけ。ほとんど設備投資は要りません。これには一本取られた。
ちょっと暗くなりましたが、業務に支障なし。エコとはわざわざ投資しちゃダメなのです。ますますキユーピーの好感度がアップしました。写真右は、できたての『社会・環境報告書2008』を手に。
【hmm…なアドバイス】
いつか自前でオフィスが持てるなら、こんな夢を!と思いつつ。人によっては、自宅にいる時間よりもオフィスにいる時間の方がよほど長いわけです。だから整理整頓、効率やエコは発想力や集中力、共働力に通じるだけでなく、地球にもやさしい。つまり、仕事をおもしろくすることは地球にやさしい。それを忘れないようにしよう。
最後に、今日で退職する営業ジムのKSさん、お疲れさまでした。有志10名くらいで花束を贈りました。
「南国風でナチュラルな感じでお願いします!」と言って作ってもらいました(虎ノ門のベビーフローリスト)。個人的に、こんな花が大好きです。花も良く似合うオフィスがいい。ではブログ3年目もよろしくお願いします。
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