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2008年7月29日 (火)

フォト共有サービスの明日のビジネスモデル

 先日大通りの交差点で信号待ちをしていたら、炎天下の中、信号取り替え作業をしていた。

080728_123701 横たわる信号機

 何気なくパチリ!寝っ転がっている信号機なんて珍しいでしょ?撮影していたおかげで、横断に間に合わなくなりそうで走りました。Sonyの写真教室に行ってから、こんな街の切り撮りに眼を光らせています。

【hmm…なアドバイス169.フォト共有サービスの明日のビジネスモデル】
松下電器産業は(7月)24日、書籍と連携したPC向け街歩き写真共有サービス
「PicMate撮り歩き」の提供を開始した。25日に発売予定のガイドブック
「東京2時間ウォーキング 銀座・日本橋」で紹介されているウォーキング
ルートで撮影した写真をアップロードすれば、地図と連携したオリジナル
アルバムを作成、ネット上に公開することができる。
引用元

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 同社が提供してきた『LUMIX CLUB PicMate』(フォト共有・公開サービス)の中での期間限定サービスで、それも銀座から日本橋界隈に限定したエリアでの写真共有サイト。具体的なエリアは、日本橋1丁目から銀座8丁目までの“長四角エリア”。その中での街の切り撮り写真をアップロードできるサイトを開き、それと連動するガイドブックを発売するという、クロス・フォトメディア戦略である。

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 このサービス、デジカメ・メーカーの販売促進策ではあるが、“エリアの記憶とは何か” “コミュニティって何だ” “ネット共有って何だ”とか考えるきっかけになった。

【今どきのフォト共有サービス】
 まず先行/競合するフォトサービスにはどんなものがあるか。『スケッチ』 ガス器具大手リンナイが運営する写真共有サービス。“Sketch(スケッチ)は、みんなで日頃撮影した写真をみせあうことでしあわせを共有するサイトです”がコンセプト。

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 タグで写真と写真をつなげたり、友達を招待し、サイト内の他の会員と交流もできる。日常の中で「おもしろい」と思ったシーンを撮ってアップロードする。サイト側運営者からの“お題拝借(コンテスト)”もある。アップロードする消費者心理は“軽い気持ちで” “せっかくだから共有したい”というようなものだろう。最も流行っているフォト投稿サイトだろう。

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  “「この写真、いいね。」から広がるコミュニケーション” フォト蔵は誰でもいつでもいくらでも(無制限アップロード/1GBまで/月)写真をアップできるサイトである。これもカメラメーカーのサイトよりは敷居が低い。運営するのはウノウ株式会社という人を食った企業。さらに同社にはサノウ株式会社という関連会社あるのが笑えた(ネット広告会社)。

 3つ目はカカクコムが運営する『photohito』。「人と写真をつなぐ場所」をサイトコンセプトとしている。

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 こちらのサイトで挙げる3Sのコンセプトがある。「Show/見る、見てもらう」「Share/情報共有」「Search/情報検索」。それもわかるのだが、全体としては、カメラやカメラ機材への販売誘導が見える。

【差別化がむつかしい写真コミュビジネス】
 他にも写真の保管庫機能(Picasa, Flicker等)、テーマ絞り込み(ペットショット)など、写真共有サービスは数多い。いずれもタダでは運営できないのに、タダでやっているのでキツいはずだ。

 あるベンチャーの社長が言っていたが「コミュニティビジネスで成功したのは、過去10年で数社もない」。大化けしたyoutubeは先駆者であり、ニコ動はツッコミがウケた。だが来年にはネット通信が可能なカメラが普及してパチリ&GPS通信が普通になるだろう。「銀座のね、路地の先にあるXXという呑み屋がいいのよ」とパチリが精緻な場所情報まで含めてフォトスケッチされる。みんな同じことができるなら、ますます写真コミュニティは差別化がむつかしい。

【hmm…なアドバイス】
 フォト共有コミュニティの展開、わたしなりに3つ考えてみた。

[街のサーチエンジンとしての展開]
 コミュニティってそもそも何だろう?と考えたとき、天気や世間の井戸端会議であり、噂話の語り・聴き・媒介であり、同好の士の集まりである。記録されない声の代わりに、画像が記録されたらどうだろうか?街に関する天気ひとつとっても、ウエザーリポートではお天気レポーターを組織化している。日々の空の情報を画像でサーチできるとすると、単なるコミュ機能を超えた価値が産まれる。街情報のサーチが変わる。 

[街のWikiとしての展開]
 何年、何十年というスパンで見ると、意味を帯びてくるシーンがある。道、ビル、看板、ウィンドウ、ストリートファニチュアなど、撮影者は、その時だけの瞬間を切り撮ったつもりが、未来の変化の最先端があったとか。いや実は、ノスタルジーの一部かも知れないとか。街の知識の深堀がみんなでできるのではないか。

[街のファーブルとしての展開]
 銀座の歴史上、最高のタウンウォッチャーは藤田田氏だろう。マクドナルドを日本に上陸させた稀代の商業者は、もともと銀座にオフィスを構えていて、ビルの上からよく人の流れを見ていた。60年代から70年代に入り、人々が足早に歩くことを察して、素早く食べれるハンバーガーチェーンがウケると思った話は有名だ。

街の変化にどんな意味があるのか?昆虫の生態と同じく、人の生態、交通の生態、建物の生態をつかまなくては価値がない。それがフォトコミュが支援できれば、次のヒットビジネスになるはずだ。今日は以上です。

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受信: 2008年7月30日 (水) 19時50分

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