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2008年7月30日 (水)

ジーンズを履いて死にたいものだ

  男性のベストジーニストといえば、キムタクに草彅剛さん、亀梨和也さんと相場が決まっているそうだが、わたしにとってのそれはちょっと違う。ベスト・オブ・ベストは白州次郎氏だ。

 2  こんなにかっこいい日本人がいた。

 この写真はサンフランシスコで講和条約を結ぶため、吉田首相に同行したときの写真と言われる。だから1951年、白州氏が49歳の頃だ。日本で始めてジーンズを履いた人と言われる。彼の生き様、ほんとうのサムライだった。なんというしびれるカッコよさだろうか。

【hmm…なアドバイス170.ジーンズを履いて死にたいものだ】
 ひとつの夢、それは働く場でジーンズをドレスコードに加えることだ。今はまだムリだけどそれが目標だ。ジーンズにはyoung at heartの美学があるから。そんなわたしだから、英国でのこのデニムの展示会、行きたいなとずっと思っている。

 Denim1

『denim - the fabric of our lives』
in its short history denim has become the universal fabric of
the world. more than any other textile,denim has played an
important role in almost every facet of fashion but it has
also had an immense impact on society and culture.
 引用元
“デニムー我らの時代の生地” 瞬く間にデニムは世界中でもっとも愛される
生地になった。その存在はテキスタイル以上のもの、デニム無きファッション
なんて想像できない。社会や文化へのどでかいインパクトを疑う人はいまい

 Denim3

 08年6月28日〜9月1日まで「the hub national centre for craft and design」で開催されているのがこの展示会。なんという表現力でしょうか。特に右の女性の顔のジーンズに惹かれる。

 07 10

 ポケットのデジャブ感覚のおしゃれさ。ツギハギのセンス。このワンピースは凄い。ジーンズジャケッツとスカートのアバンギャルドさ。オンナだったらこれが似合う人に産まれたかった。デニムという素材の融通無碍さ、素直さ、フトコロの深さを感じる。

【接着するジーンズ】
 もうひとつ、珍しい“gluejeans/接着ジーンズ”をとりあげよう。

 20080730_jthum フツーに見えるが。

 オランダのG + Nが発表した作品。縫う代わりにすべての部位で接着剤を使った。接着剤という意外性もいいし、ステッチの代わりの接着剤のモコモコがアバンギャルドでいい。黒より赤のモコモコに惹かれる。

 20080730_je2 20080730_je1

【自己表現メディアとしてのジーンズ】
 わたしは学生時代、アメ横で古着のGジャンを買ってきて(たぶん中島商会)、袖や裾、襟に切りきざんだバンダナや刺繍モールでデコレーションしたことがある。ワッペンも“USA”ぽいやつや“ベロ(もちろんM・ジャガーの舌だ)”をバリバリ付けた。背中へタトゥのようにハサミを入れ、ツギハギでアクセントをつけることも忘れなかった。世界でひとつしかないGジャンで大好きだった。だがいつだったか、車上荒らしで盗まれた。3日くらい泣いた。

 ジーンズとは、作業着でもあり街着でありファッションでありながらも、どんなオケージョンでも“自己表現メディア”となる存在感がある。素材が素朴だからなのか。織りも染色も縫製も、かなり融通がきくからだろうか。カット、デコレーション、ボロ化、切り刻み・・・何でも受け入れる白いキャンバスのような存在だからだろうか。ジーンズに抱く人々のイメージが、なぜかいつまでも古びないからだろうか。

 ひとつ言えること。そんな不思議な生地、他にはない。デニムだけだ。

【hmm…なアドバイス】
 白州氏に匹敵するジーニスト、ひとりあげるとすれば、会ったこともそのジーンズ姿を見たこともないが、盛田昭夫氏かもしれない。もう四半世紀前の話、80年代後半だ。某社の取締役があるパーティで盛田氏に会った。ほとんどの人がスーツを着る中で、盛田氏はジーンズだったという。盛田氏はすでに60代だった。だがジーンズがサマになっていたとその取締役はしみじみ語っていた。彼自身のジーンズ姿は想像もしたくなかったが。

 白州次郎氏が49歳でこれだけジーンズが似合ったのは、80歳までポルシェを運転したというライフスタイルや、自らが理事を務めたゴルフ場で、政治家嫌い、そのマナーの悪さゆえに時の首相さえ入場を断ったという一徹さ、そしてもちろんファッションへの矜持があったからである。

 そんな生き方を貫いたからこそジーンズが似合った。体形だけでなく、“角を落とさない生きかた”ができるかどうかだった。

 わたしはジーンズを履き続けて死にたい。それを美学としたい。今日は以上です。

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