デイビット・バーンのバイクラック
久しぶりにバイク(自転車)にまたがった。暑くても風が少々きつくても、気持ちがよかった。生き残ろうという気持ちがちょっと上向きになった。これで今週も生き延びられる。
わたしのバイクは初心者向けとはいえロードレーサータイプ。だからスタンドなるものがない。支えていないと倒れるのである。これからのわたしの境遇そのものだ。わたしにもバイクにも支えが欲しい。で、今日はストリートのバイクラックをテーマに。
【hmm…なアドバイス197.デイビット・バーンのバイクラック】
when the Department of Transportation asked him to help
judge a design competition for the city’s new bike racks,
he eagerly agreed — so eagerly, in fact, that he sent in
his own designs as well. 引用元 NYTimes
「バイク・ラックをニューヨーク市に新しいバイクラックを導入する際、
米国運輸省はデイビット・バーン氏にデザインコンペの審査員を依頼した。
氏は喜んで受諾した。あまりに喜んで、氏は自分のデザインも送った
のだった」
デイビット・バーンさんはNYタイムズに“インスタレーション・アーチスト、作家、ブロガー、レコーディング会社の重役、写真家、映画制作者、そしてパワーポインター”と紹介されているが、もちろんロックバンド“Talking Heads”の元リーダー。
なんと30年来の自転車乗りで、都市生活での自転車の役割を深く考えるようになった。審査員の分際なのに、いたずら書きをしたバイクラックがウケてしまい、ニューヨークのそこかしこに出現してしまった。
【デイビット・バーンのバイクラックあれこれ】
ブルックリンのギターがイチオシだ。次はアムステルダムAveのコーヒーカップ。ハイヒールもいいし、やっぱり女の子に寄りかかりたいですよね。
紆余曲折はあったらしいが、こんなバイクラックのデザインが市道に設置できるのは、自転車文化が根付いているから。ニューヨークといえば“ピストバイク”、ギア一枚で勝負するメッセンジャーバイクたち。彼らのバイクこそ、こんなおしゃれなバイクラックが似合う。
余談。デイビット・バーンはこれらをパワーポイントで描いたのだろうか?実はわたしは、周囲を唸らすほどの上級パワーポインターなのである。だから、この図のどこまで、どう描けるか、なんとなくわかる。たぶん全部はムリだ。
【回して光るエコライト、快適です!】
自転車は生きざまにつながる乗り物だ。今日のわたしのバイクライドでの、ささやかな生きざまは“エコライト”だ。『LEDダイナモフラッシュライト』は、回して光るエコライトだ。
3つのLEDライトの下部に付いているハンドルを、くるくると1分くらい回して、1灯点灯と点滅で80分、3灯点灯で30分持続。エコだし、回すところが自転車ぽいので衝動買いした。バイクから外せば懐中電灯としても使える。
【hmm…なアドバイス】
バイクは若い層やメッセンジャーが担っていたときは、カウンター・カルチャーであった。いつしかエコ意識が高まり、自分のからだの呼吸をたいせつにする人が増えて、ライフスタイルのデザインギアになった。
よし、バイクのライフスタイルをテーマに、ニューヨークシティで『デイビット・バーンのバイクラック巡り』を企画します!乗る人、いませんか?
次の日曜日は東京バイク・オリエンテーリングに参加します。今日は以上です。
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