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2008年8月27日 (水)

ビハインド・ザ・シーン with Cherryさん

 今日は08年8月27日。特に何の記念日でもないけれど(いや、Wikiで調べたら“寅さんの日”でした)、当の本人も「何の感慨もありません」とキリリと言い切るのだけれども、パタパタ飛び立ちを記念する一日です。

 このブログで登場する同僚や知人の中で、(たぶん)最多出場回数を誇る相棒Cherryさんの旅立ちの日、同僚としての会社への最終出社日なのです。“相棒”と言ってますが、ドラマの『相棒』にたとえれば、杉下右京はCherryさんで、亀山薫がわたし。今日のブログは相棒に捧ぐ編。ちょっとその舞台裏を書きます。

【hmm…なアドバイス194. ビハインド・ザ・シーン with Cherryさん】
 Cherryさん、キリリと「何の感慨無し」と言い切るcoolさが持ち味だし魅力です。それがわかったのは出会い後しばらくして。彼女とのファースト・タッチは“社内エッセイ”でした。

 このブログを書く前、わたしは所属会社の電子掲示板やメルマガに、おカタ〜いエッセイを書いておりました。コンサルティングとは何か?がテーマでした。恥を知らぬ拙文屋ですから、読んでいただけるだけでとにかく嬉しい。ある日、3年くらい前かな。Cherryさんの側に座りました(コンサル会社はフリーアドレスです)。Then, she said.

 「わたし読んでいます、郷さんの“プロコン・エッセイ”」 書くアホウ・エッセイのタイトルが“プロコン・エッセイ”。出会い印象よし、みたいで。

【the first day】

 その後、ある精密測定機器会社のPJで、サブPJとしてウエブサイト再構築案件が立ち上がりました。Cherryさんと初相棒を組みました。そのPJの初日、後で思ってごめんなさいというか、よく嫌われなかったなあと思います。

 PJのお客さまの某社、都心郊外の2つの駅の中間にあります。PJメンバーはオトコがほとんどで「夏の暑いさなかでも20分以上の道のり、歩いて行きましょう」という掟でした。

 PJの初日、初夏の30度近い日。腹ごしらえで駅前の定食屋に入りました。予想通り旨くなかった。そんなもんだよね昼飯なんて、と普通なら済むのですが、後で彼女の食への深いこだわりを思い知りました。「Cherryさんの後に付いていけば、旨いモノにありつける」という方程式があります。おかげさまで新橋・虎ノ門・霞ヶ関界隈で旨いモノを巡り尽くしました。そのときは知らなくてすみません。

 で、不味い昼飯のあとテクテク歩き出しました。方向音痴のわたしが発揮され、それまでに一度歩いただけだったので、あっちこっち彷徨って(笑)。焦ったあげく、こっち行けば近道だろうとショートカットしたつもりがさらに行き止まりで(笑)。汗かきかき現場に着きました。ブザマな初日、よ〜く覚えています。

【Cool and Fool】
 そのPJのとき気付きました。Cherryさんて才能たっぷりだと。

 自分のコンサルタントとしての能力、大したものではないですが、人を見る目には自信があります。初対面でどんな人生を生きてきたか、才能のありかとノビしろはどうか、自分とやれそうかどうか、ぼんやりとつかんで、ほぼ外したことはありません。

 知識偏重のコンサルタントが多い中、彼女の洞察に裏付けられたツボを外さない直感力は随一だと。やったね見つけたぜ、とひそかに思いました。

 Cherryさんが“Cool”なら、わたしは“Fool”。Tomoyoさんがいみじくも言うように、6年1組の図書員がCherryさんなら、校庭で遊び続ける3年3組のガキがわたし。二人でお茶していても、わたしが寒いことを言ったり、的外れだったりすると、まるで乗ってこなくて(笑)。わたしが縄跳びの縄をブンブン回しているのに、さっぱり跳ばない。こっちはヘトヘトになってるのに(笑)。

 しかし彼女は、ずっとゆるい話をしていても、あるタイミングでツボをギュッと押してくる。鈍いわたしは一瞬なんだろう?と思って考える。で、「ほお、そこを突いてくるか!」と思い当たる。そこから発想を触発仕合い、アイデアの急流ができるわけです。なかなかそういう相棒はいません。

 二人で、いつまでもこんな状況じゃあねと、ずいぶん語り合いました。ニッチもサッチもゆかない時期が長らく続きました。何も踏み出せない日々、アイデアの縄を繰り出しても、なかなか跳ぶ高さにならずの日々が、とても長かった。

【Loving cup】
 話しは変わりますが、Rolling Stonesに『Loving cup』という曲があります。jagger-richards合作の古い曲で、意味は“親愛の杯”または“祝杯”です。銀のカップ、のようなものでしょう。2007年のローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『Shine A Light』で、Mick JaggerとゲストシンガーのJack Whiteがその曲をデュエットします。Jackの表情、Mickへの深い敬愛のまなざし、初々しくて大好き。次の動画(4分強)、感動的なデュエットなのでぜひ視聴してください。

 

 

『Rolling Stone』誌のインタビューから、ジャックの敬愛のコメント、“Behind the Scenes”を引用します。

Jack, how did you and Mick choose "Loving Cup" as your duet?

White: Mick called me. I offered up six or seven songs, which were all shot down [laughs]. "Factory Girl" [on Beggars Banquet] was talked about. Another one was "Shake Your Hips" [the Slim Harpo cover on Exile on Main Street]. Then he said "Loving Cup." That was great — for years at White Stripes shows, we played "Loving Cup" [over the PA] as the crowd was leaving. I just wanted to harmonize with Mick. I didn't necessarily want my own verse. But he said, "Take one."

Q: ジャック、どんな経緯で『Loving Cup』をミックと選んだの?

A: ミックが電話をくれたのがきっかけさ。ボクは6〜7曲を挙げたんだ。全部ボツさ(笑)。『Factory Girl』もあったし『Shake Your Hips』もあった。そしたらミックが『Loving Cup』はどうかと言って。そいつはいい。実はWhite Stripes(ジャックのプレイするデュオバンド)で観客が帰るときに演奏していたんだ。ミックとハーモニーできれば幸せだった。自分の独唱のパートなんていらなくて。でもミックは言ったんだ、「歌えよ」と。

 彼女はミックでわたしはジャックみたいなもの。わたしはCherryさんと歌えるだけで幸せでです。“祝杯”をあげられるようにがんばりたい。今日は以上です。

1996959319969598slarge keith, jack and mick.

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コメント

Cherryさん、コメントありがとう。
会社入り立て、とかいふと、ますます
年齢差を感じさせてイヤだな(笑)。

プロコン・エッセイを書きながら、
ボクもコンサルに夢見ていたのだと思う。
いや夢が不意に現実になって、自分が
準備不足なのを痛感して、考え続けた。
B社に入って最大の収穫は、IBMみたいだけど
“Think”。あ、あと“Write”もあった。

でも来月から“Designing!"しよう。
Loving cupまでがんばります。

投稿: 郷薫/marketing-notes | 2008年8月28日 (木) 21時29分

唯一notesを見るのが楽しみなのが、
ごふさんのエッセイでした。
まだ会社に入りたての私は、
コンサルに夢を持っていて、
でも、自分の周りにはそんな人がいなくて、
「いつか、この人と一緒に仕事をしてみたい。」
と思っていました。

どういう縁か、同じオフィスで働くことになり、
でも、接点もなく・・・。
ところが、突然、同じPJをという話が。
今ではすっかり相棒の称号まで頂いて(笑)

近いうちに祝杯をあげられるよう、
がんばりましょう。


投稿: 右京Cherry | 2008年8月28日 (木) 18時48分

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