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2008年9月24日 (水)

王貞治さんに。

 今日の話題はオンリーワンだ。もちろん首相退陣ではない。あきれてモノも言えない。もちろん新首相指名でもない。感動のない“出来レース”に心がまったく動かない。

 日本のプロ野球史上最高の選手、希有な存在感、伝説の努力の人、一本足打法のホームラン王、そう王貞治氏、ワンちゃんだ。その監督引退というニュースに触れて、1960年代終わりから70年代後半まで、同時代でその打席を観れたことに心から感謝します。

【hmm・・・なアドバイス218.王貞治さんに。】
「50年、いい野球人生でした。50年間1つの道にこれだけどっぷりつかって、
心をときめかせて68歳までやれたことはとても幸せでした」

引用元 日刊スポーツ 

1  無断引用です。ニッカンさん、ごめんなさい。

 50年間ものあいだプロフェッショナル。選手として監督として浮沈の時期はあったにせよ、ほぼ一貫して第一線だ。春夏の甲子園で活躍後、1959年に早稲田実業を卒業、読売ジャイアンツに18歳で入団。そしてソフトバンクの監督を2008年に68歳で“卒業”。まさに50年。

【王貞治という努力と金字塔】
 王貞治というイメージ、なんといっても一本足打法のホームラン王。子供が押してもびくともしないという一本足エピソード、わたしは小さかったので語り草でしか知らない。でもその語り草、誰が語っても凄い迫力があった。聞いた少年野球プレーヤーはみんなビビった。これは一本足打法を習得する時期(1962年シーズン)の、王貞治選手とコーチの荒川博氏のエピソードだ。

「練習に使った部屋の畳が擦れて減り、ささくれ立った」
「練習の翌朝、顔を洗おうと、腕を動かそうとしたが動かなかった」
「バットではなく居合い抜きで練習した」
   (以上Wikiより

Bsr0806241235003p2  荒川コーチと

 荒川氏は高校時代の王選手を見いだしたことでも知られるが、王が不振をきわめた3年目、いかに打法を作り上げるか、コーチと一身同体で取り組んだ。その時の練習ぶりは、同僚の先輩プロが戦慄するほどのものだった。

 その後ホームランに開眼し、13年連続ホームラン王、2年連続三冠王という、ありえない記録を作った。

【家の居間では一本足打法】
 小学生のころ、ヘタな少年野球選手だった。少年野球なのに補欠なんてありえないハズだが、わたしはそれだった。屈辱だったが“休まず練習サボらず”は褒められた。

でも、家の居間ではホームラン王になれた。

6861776 全盛期の一本足打法

 左打席に入り(王選手は左利き)、新聞紙で丸めた筒を、3カ所ほど輪ゴムで留めたバットをまっすぐ立てる。兄貴が<ピンポン玉>を投げこむ。カーブぽいぞ。弟(わたし)は足を上げる(右足)。頬をすぼめて振り抜く。打つ。鴨居の上に当たる!やったぁ!と両手を挙げるわたし。なぜなら“居間球場”の兄弟ルールでは、天井はファウルで、その下の鴨居エリアはホームランだからだ。

【真似されることのすごさ】
 王貞治のすごさは、日本男子のおよそ5%くらいに一本足打法を真似させたことだけでなく、頭部に死球を受けたシーン(その次の選手、長島茂雄氏がホームランを打ったのも劇的だった)も真似させたし、その“”という文字のサインを子供たちに真似させたことだ。

Oh Bbl0809231647000p2  
 ボールの王サイン。             ON砲。

 “サード長島”のマネをして、投球後に手をびくびくさせた少年も多いが、足を挙げなかった打者はアンカウンタブルだ。

【hmm・・・なアドバイス】
 中学時代は皇帝フランツ・ベッケンバウアーの真似をして、サッカーボールを足にからませた。神の手マラドーナの時代には、わたしはすでにサッカー選手を引退していたけれど、子供たちはみんなドリブルとハンドゴールを真似した。今どきならイチローの腕まくり、上田桃子選手の膝まげスタイル、錦織圭選手のエア・ケイを真似するよな。

真似すると夢が膨らむ。優れたプレーヤーほど、自分のスタイルを真似されるのを嬉しいことと考える。

 真似されないプロはつまらない。真似されるのを嫌うビジネス社会、もっと人気が低い。そのワケはわかるな。個人も会社も、真似されるようにがんばろうぜ!それが社会貢献だ。今日は以上です。

 追伸。文具の短期連載の4回目、こちら

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