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2008年9月19日 (金)

蔦サロンでの心売りと、コンピュータ会社X社のモノ売り

(08年)8月の末、帽子デザイナー山之井美穂さん(Hat Love/L'ART DE CHAPEAUX)からお便りがありました。お手紙とご招待状あり。

「9月の展示会のご案内です。お時間ありましたら是非お立寄下さいませ。土曜日は当番で終日居りますが他の日は未定です」

Pict0639 展示会『This is it』

 彼女の直筆の心のこもったご案内文もあり、じんと感じました。青山学院大学のそば、個性的な一軒家“蔦サロン”で、今回は帽子だけでなく、テキスタイルや銀のアクセサリー、陶器、木工、エコバッグに猫じゃらし(いえハタキです)まで。個性と実力のある10名のクリエイターの展示会。

 クリエイティビティとホスピタリティ、じわっと感じました。でも、山之井さんごめんなさい!木曜日に行っちゃいました!(3名で)ご不在でしたがエコバッグや陶器、ハタキも楽しみました。山之井さんのチャーミングな笑顔を見れなかったのが心のこり。

【hmm…なアドバイス213.蔦サロンでの心売りと、コンピュータ会社X社のモノ売り】
 まず展示会の名称は『This is it!』@青山の蔦サロン(南青山5-11-20)、9月17日から22日まで。参加クリエイターは次のとおり。

やねうらの宝箱Attic (銀アクセサリー)
Italist (丈夫でおしゃれなエコバッグ。Cherryさんはキット購入)
EM 小俣充央・後藤学・ケラダイスケ (木工)
estudio432 清水 秀輝 陶器
トウフクロ 絵 
otoe おあつらえの服 
Hat Love /山之井美穂 帽子デザイナー
エドコロモ うれしさの素(帽子、絵)
limonata(リモナータ) 布(オリジナルテキスタイル)
小迫愛子 絵

 「よくある路上の手作りの展示会でしょ」と思うなかれ。みなさんプロです。見れば見るほど、感じるところあるがあるはずです。現に。

【三者三様のチョイス】
 まず同行したCherryさん、Italistさんのエコバッグに眼を奪われ、自分で作りたいとキットを購入していました。このバッグは伸縮性もあるけれど、重さにはしっかりして伸びきらないでいてくれる不思議なバッグです。小さく丸められるのもおしゃれ。

4 6
  Italist(アイタリスト)HPより(無断借用ごめんなさい)

 さらに同行した黒っち、estudio432 清水さんのクリエイティブな陶器に心をダッシュいや奪取され、クリスマスの“情景陶芸”を予約していました。彼にしか作れない作品世界があります。同じものがHPにないので参考画像です。

P_cha_gray  estudio432のHPより

 わたしはって?意外にも(!)愛を貫くタイプなんです。好きなら好きでまっしぐら。いつもそう(いくつあるのか?)。だから山之井さんがいらっしゃらないのでブラブラしていたら、「ハタキで遊んでください!」と奇妙なお申し出。それがリモナータさん。

Pict0764  撮影郷@蔦サロン

 トイレットとか書いてあってごめん(笑)。でも彼女のテキスタイル感覚は素晴らしい。行きているぞ!というチカラと、アデやかに生きているぞ!という魂。流木をつかったハタキもその布で作られていまして、その帽子制作を含め、センスがとてもいい。

【蔦サロンについてひとこと】
 今回の展示会の幹事さんのリモナータさんのブログにこうあります。「蔦サロンは、モダニズム建築を実践し、京都タワー、聖橋、山田守自邸など、印象的なデザインを残した建築家、山田守さんの自邸です」。

Pict0756_3 Pict0757 Pict0758

 外部(蔦)も内部(和洋“混衷”)も、昭和モダニズムの建築家ならではの建物。3階建てらしいのですが、その回り階段のモダンさとレトロさが懐かしくも新鮮。建物に感動することも久しかったけれど。

 展示会場といえば東京ビッグサイトですか。わたしはあそこが嫌い。疲れるからです。もう物量の時じゃないのに、展示量を競う必要があるのだろうか?蔦サロンのおもてなしこそ、いつまでも続いてほしい。

【モノ売りとは何を売るのか?】
 黒っちとCherryさんと事業を始めるにあたり、パソコンが必要になります。深謀短慮あって、機能とパフォーマンスの良いX社に決めました。オンライン販売とカスタマイズ対応をしてくれる米国企業。直営のアンテナショップでのヒューマンな対応の良さにも惹かれて「いいな」と思い、ノートとデスク、〆てアラフォー万円以上の発注をしました。納期は2週間です。

 そろそろ二週間経ち「もう着く頃だよな」と言って、ネット上で発注品が「今どの時点にあるか」調べる検索をしました。

 ところがあらゆるナンバーを入れてもエラーになってしまう。それで直営ショップの担当者のところにわざわざ訪れ、どうなってますか?と訊ねました。彼はすごく良い感じの人ですが、どうやらシステム上では入金確認が取れないらしく、20分以上も待たされた挙げ句、「ウチの会社のミスです」とお詫びいただきました。これから発注でさらに2週間かかるという。

 我々の仕事が2週間遅れるわけですから、当然ですが代マシンを請求しました。迷惑料をもらいたいくらいなのに。ところがその担当者が翌日と翌々日休みで、代わりの男性が翌日遅く電話をかけてきました。

 「米国本社では(代マシン)はできませんと言っています」と。

 自分の責任ではなく、米国本社の責任としてシラっと回答したのです。電話を受けたCherryさんは激怒しました。彼らのミスなのに、彼らのミスじゃないと言い張る。このPC会社が何を売っているのかわからない。

 なおちぐはぐあり。オンライン販売からのメールが届きました(無人回答システムでしょ)。きわめてオートマッチックに「本日から作り10日後にお届けします」という内容でした。素晴らしいほど“顧客周辺主義”です。

【hmm…なアドバイス】
 黒っちが言っていました。同じモノ売りでもこんなに違うんだと。

 蔦サロンのクリエイタ—の方々みんな、“モノ売り”より“心売り”をしていました。とくにリモナータさんの細やかな対応ぶりが素晴らしい。自分の作品だけでなく、当日ご不在の他の制作者の方々の作品まで、あれこれ飛び回って気配りをしていました。気持ちがよくて。

 米国のコンピュータX社の世界的な業績不振の原因、モノばかり売るからですよ。売り手に心がないよ!会社を見ずに、お客さんを見ましょう!ズルズルと経営不振はそのせい。対策は明白です。いつそれに気付くかだけが問題。今日は以上です。

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コメント

ほいCherryさんありがとう。

ボクはBBQにはメッセンジャーバッグでいくよ。
お披露目です。
入れる物は特にないけれど、暑くなりそうだから、タオルとかパンツとかサングラスとか。

さてconof.気に入った!これはすばらしい。
ぐっときた。今日のブログのテーマかなあ。
色は白がいい。
どこぞのキャッシュリッチさんに買ってもらえるとなおいいな(笑)。

コブもいいね。
何よりも紐という不合理性がいい。
手帳でも紐でカバーを閉じるタイプがあるけれど、
身の回りを合理性だけで埋め尽くすと息苦しい。
でも身の回りが不条理だと仕事がはかどらない(わたしですハイ)。
おっと今週の誠の原稿を書きださないと。

投稿: 郷/marketing-love | 2008年9月20日 (土) 08時34分

これも、ごうふさんスタイル。
名前もナイス。
http://stylestore.allabout.co.jp/mojo/ProductInfo/sku/HB061-45-5000-A161/

投稿: Cherry | 2008年9月20日 (土) 01時23分

いいもの発見!これオフィスに欲しい!
http://stylestore.allabout.co.jp/mojo/ProductInfo/sku/AA057-01-0000-0035/

投稿: Cherry | 2008年9月20日 (土) 01時19分

エコバッグ、丸いところの最初の円何段かは昨日のうちに作りました。
BBQまでにはできそうにないけれど、完成させます。

投稿: Cherry | 2008年9月20日 (土) 01時15分

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