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2008年11月の30件の記事

2008年11月30日 (日)

千代田区のランナーズ銭湯からのヒント

 子どもの時分、銭湯に行っていたことがある。住んでいたのは都会の下町だから、ほとんどの家にはすでにお風呂があった。ところが我が古家にはそれがなく、家を建て替えるまで、何年か銭湯通いだった。銭湯にゆくのは面倒ではあったけれど、風呂上がりに“パンピーオレンジ”なぞを飲み干して、でっかい扇風機の前に立つ。さっぱりと子どもオヤジをしていました。

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 すまん、今450円らしい。  オヤジしか知らないパンピーオレンジ

 同級生の家が経営するその銭湯、まあまあ繁盛していたが、やがて客足も途絶えほどなく閉店し、マンションになった。それか20年くらい、減ったとはいえ都内に公衆浴場はまだ900軒もある。今どき大人は450円。回数券で4200円/10回に割引。スイカやPASMOでは払えませんか?

【hmm…なアドバイス261.千代田区のランナーズ銭湯からのヒント】
 さて銭湯からいきなり場面は皇居です。平日の夕刻から夜間、そして土日になると、ええ!こんなにたくさんの人が!と絶句するほど多くのランナーが走る皇居外周。走るアホウに観るアホウ(笑)じゃありませんが、一度見に行って、ぜひ走ってみてください。実に混んでいます。

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 引用元 チャレンジ皇居マラソン 2008 

 公式コースは別にして、たいていは皇居をひたすら一周(ないし何周か)するわけです。とくに平日のランナーは都心三区で働く会社員がメイン。昼間はスーツ、夜はジョギングウェア、どこで着替えて、どこで汗を洗い流すのか。そこで銭湯の話しにバトンを渡します。

【千代田区のランナーズ銭湯】
 経営落日一方かと思われる銭湯、実は活況を呈しているところもある。それは皇居をめぐるマラソンランナー御用達の銭湯3軒。

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          右図の引用元。左と合わせるために時計反対回りをしました。     

 このルートに近接する3軒の銭湯、数年前から「ロッカーサービス」を始めた。つまりスーツ姿で訪れる会社員が、ロッカーを貸りて着替える。彼ら彼女らはそこでジョギングウェアになって、皇居へ一目散。銭湯に帰ってひと風呂浴びて、一本飲んで帰るわけです。いいねえ。なお、右図のサイトには、銭湯だけでなく、トイレなども掲載されていて便利。

 それぞれの詳細は銭湯愛好会東京支部からの情報をご参照。さすがに愛好者だけあって(ランナーではなさそうですが)微に入り細に入り、詳しい記述が湯気だっています。

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バン・ドゥーシュ(東京都千代田区麹町1-5-4)

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稲荷湯(いなりゆ)(東京都千代田区内神田1-7-3)

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梅の湯(東京都千代田区神田神保町2-8-2)

 いろんなランナーのブログを読むと「行列ができている」「相当混み合っている」そうですから、なるべく会社の仕事はフライングして、銭湯に直行直帰しましょう!

 前の会社の同僚の美女Raina & Yukaのお二人、皇居ランナーでもある。はたしてこの銭湯知っているのだろうか?こぎれいなオフィスビルのトイレで着替えるのもナニなので(そうされているかどうか知りませんよ!)、たまにはひと風呂浴びて帰ってください。基本的に450円です。

【ランスタもあります】
 さて、マラソンブームで銭湯経営が助かった3軒だけでなく、銀座のアシックスも会員施設を持つし、神保町には『ランナーズステーション』もある。ロッカーと更衣室、シャワー室を揃える会員施設。ロッカー会員で3,600円/7,000円。いずれも週1回利用権だから、銭湯よりは高いが荷物はいつも置ける。

 Chokan 
 ここはマンション1Fだけでの経営。都心でも、立地が奥まっていて一定の広さがあるなら、オフィスビルでもこんな改造・管理商売もいいと思う。

【hmm…なアドバイス】
 お手軽フィットネスで先行したのは、1回30分のエクササイズで、更衣室もシャワー室もないカーブスだ。すでに全国に700店もある。女性だけ、続けるために毎日やろうという単純なコンセプトがうけた。少しだけ汗を流して帰宅する施設カーブスは、ちょっとジョギングをするのと似ている。

 シャワーを浴びるか浴びないか。わたしなら銭湯入ってパンピーオレンジを飲んだあと、通勤電車に揺られたくないな。でも、さっぱりはしたい。シャワーまで浴びなくても、熱いタオルで身体を拭うくらいでもいい。

 カーブスと銭湯のまん中に、フィットネス支援サービスの空白地帯がありそうだ。参考になるのはアキバの区営有料トイレ『オアシス@akiba』。あの1回100円のトイレである。利用の仕方は“メイド”や“ゴスロリ”に変身がメインと言われる。

 “昼 会社員、夜 ランナー”も同じでしょ。1回300〜400円くらいで、着替えとロッカーと熱いタオルと大きめの洗面台。それだけの施設ならどうだろうか?運営は無人じゃまずいので、カフェやビアバーと併設すれば(飲み食い付きで)一石二鳥かしら。今日は以上です。

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2008年11月29日 (土)

Write or Die いや Read or Die ?

 今日は温かさがもどり好天でした。こんな日こそ『書を捨てよ、町へ出よう』ならぬ“PCを閉じよ、街に出よう”ですよね。ところが・・・ずるずるダラダラとPCを閉じず、ウダウダしてしまいました。ジョギングはちょいとしましたが。

 “書くこと”をテーマに、ビジネスメディア誠の吉岡編集長から、愛のこもったメールが届いたのがひとつの理由。わたしは何をどう書きたいのか、ライターとしてはどう書くべきか。諸々考えました。最近、ちょっと軸ぶれがあったかなと反省しました。

 もうひとつの理由は、この“ライター殺しのソフトウェア”です。

【hmm…なアドバイス260.Write or Die いや Read or Die ?】
Write or Die is a web application that encourages writing by
punishing the tendency to avoid writing. Start typing in the box.
As long as you keep typing, you're fine, but once you stop typing,
you have a grace period of a certain number of seconds and
then there are consequences. 
引用元 Dr.Wicked.com

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 「Write or Die(書かねば死ね!) は書くことをナマける癖のあるライターを罰して、書きなさぁい!と迫るソフトウェアです。ボックスにタイプし始めます。タイプしつづけるならいいのです。でも止まれば一定時間後に原稿が真っ赤に怒りだし、いろんなことが起きます

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 word goal は書く文字数。ビジネスメディア誠のわたしのエッセイは2500字、このブログだと1,500〜2,000字/日です。文字数と右下のtime goal(制限時間)は対でプログラムされていたようですが、バージョン2では可変にもなるようです。設定では10分、20分、30分、48分・・・2時間まで選択する。その書ききりのゴールをめざすというわけです。

 grace period とは猶予期間。「許してね」「厳しく」「悪魔(笑)」の3段階。左下の4つのラジオボタンは「ゆっくりね」「普通」「神風モード」「電気ショックモード(笑)」。これらを選んでから書き出すわけです。いやだなあ。

【真っ赤になって怒らなくても】
 スタート(Write!)を押すとテキストボックスが現れ、ここに文を書きだす仕掛けです。内容は問わず、何かを書いていれば、設定時間がチクタクとゼロに向かっていく以外、何も起こらない。いったんタイプの手が止まると、何秒後かにテキストの外側が真っ赤になって怒りだすのです。お前、書いていないだろう!実に凝っている。

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 ちょっと日本語で書きだしたのですが、すぐに詰まりました(笑)。

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 このソフトの開発者兼サイトの運営者の横顔もコピりました。ちと怪しい(笑)。彼のブログ曰く、バージョン2では、達成したらそれを祝うビクトリーサウンドも出るそうです。いらんよそんなの(笑)。こちらはソフト解説のyoutube

【hmm…なアドバイス】
 はてなのRSSを読んでいて、ある人のブログで「3日目にして書くことがなくなった…」という記述がありました。その気持ち、よ〜くわかります。わたしだって毎日が書けるかどうかの勝負をしていますので。

 書くことを自分の生活のリズムにいれましょう。自分の原点のひとつ=書くことと決める。現にわたしはこのブログが原点です。だからツラいときでも、原点を外さないよな、お前は?と自分に訊いたり(病気?_笑)。書くのは就寝前のヨガ体操のよりも生活リズムに密着させています。

 切口を決めれば毎日書けます。切口ないしテーマを“narrow & deep”に掘り下げること。わたしのテーマは“お客さまの視点”。この商品・このサービスのどこにソレがあるのか?を日々書いている。お客さま視点がない商品は、そもそも取り上げないので、精神衛生上良い。

 ブログにせよ、原稿料を頂く書きものにせよ、書くこと=自分探しですから、まずは自分の思いや自分のことを書きたい。でも一歩進んでプロになるなら、自分の個性を捨てずに、その向こうにいる読者をつかむことが求められます。落城させたフリをして、掘に水攻めをして溺れさせる戦国大名に似ています。もう一段上に、真の意味のポピュラリティがあります。それはわたしには(まだ)語れない世界なので、わかりません。

さて余談。驚くべきは東の国の首相の識字レベル。誤読大名の彼こそ“Read or Die(読むか死ぬか)”。あるいは官僚の作文を間違えて読んで “Read and Die(誤読して死ぬ=退陣)”のどちらか。アメリカのジャガイモの複数形もヤバかったですが、いずれにせよ、政治家マンガ禁止法案を与党・野党共同で出すべし。

 吉岡さんのおかげで今日は充実感がありました。彼女はモチわたしより年下なのですが生みの親ですから(笑)。今日は以上です。

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2008年11月28日 (金)

デザインのチカラ

 今日はようやく週末。ちょっとストレスがたまりました。週の前半は、システム開発というものが、もう少し人間寄りになってほしいと思った。週の後半は逆に、人間というものが、もう少しシステム寄りになるべきだと思った。

 システムと人。古くて新しいテーマですよね。生身で直面するとむつかしいことも多いと思いました。冷静になれば、どっちもどっちですね。モヤモヤがたまったら“デザイン”に走る。それがわたしの中でのストレス解消策のひとつ。で、スイスのオモシロ・デザイナーをテーマに。

【hmm…なアドバイス259. デザインのチカラ】
the desk is designed for public spaces with wireless internet access.
the desk reminded us of the city benches by adriano design. users
are given a small cubicle perfectly sized for a laptop. the desk is
partially covered to shade the screen for a better picture.

引用元 designboom

Wifi1 ほお。

このパブリックデスクはインターネットへの無線接続ができるベンチデザイン。
使用者はラップトップPCを使うのにぴったりのスペースがあり、シェイドに
よってPCスクリーンを見やすくします
」(拙訳)

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 確かに安くて小さい“ミニノートPC”が売れています(既に“ピークアウト”間近ですけど)。だからますますこんな“公衆PCタウンデスク”にニーズが高まりそう。わざわざPCノートを持ち歩く必然性も増すだろうし、通勤電車の座席で迷惑な“肘張りタイピング”は御免願える。外出先でメールをするための無用な散財(カフェ代金)もしなくて済む。ぜんぶ街の“タウン・デスク”でやってくださいね。もちろん駅や空港など時間待ちがあるところにぴったり。

【融通の高いパブリックデスク】
 もう10年以上前、街角PCと似たことをしたことがありました。シンガポール、マレーシア、そして成田でも、グレーの電話機の上にノートPCをのせて、ISDN回線ケーブルをつないで、電子メール通信をしたことがありました。当時は国際展開するISPの拠点に電話して、ジーコジーコとモデムをつないで、メールをやりとして。実にタイヘンでした。

 このネットアクセスのパブリックデスクのデザインには可能性とメリットがある。

 ・太陽光のソーラーパネルで充電可能
 ・有線/無線接続で有料サービスが可能
 ・接続で広告を掲載も可能。
 ・携帯電話/携帯デバイスの充電サービス
 ・立ちかせいぜい短時間しか座れないというメリット
  (米国の映画で電話ボックスに住むホームレスが描かれたシーンがあった)

 メールのやりとりぐらいでレンタルオフィスを借りたくない。そんな想いにも応える。

【Lifegoodsのメンメンのデザイン】
 ほかにもおもしろいデザインがある。次の画像は“two lamps”。卓上のランプで懐中電灯にも成るというデザイン。これは災害時にもいいかもしれない。形状もいろいろ想像/応用がききそうだ。LEDを活用すれば長寿命かつデザイン余裕度も増す。

Tl1 ほら!

 次はベッドサイドランプ。朝に身に着けないといけないものが多い。でもそれってよく忘れるんですよね(特に月曜日)。ランプにごっそり身の回りのグッズを入れられる。

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 次の鳥箱も好きです。木こりと鳥って敵なのだろろうか?味方なのだろうか?こんなデザインをする彼ら(3人一組)のグループの名前はLifegoods. そろってスイスのローザンヌ大学を卒業。

Tl4 へへへ。

【hmm…なアドバイス】
 生きていて、また仕事をしていてデザインに教えられることは多い。

 こんなことを思った。事業を進める上で、いったん決めた原則は変えてはダメ。でもどうしても変えるべきなら変えるべきなのも原則なのだ。そこがむつかしい。最後は思想と思想のぶつかりあいになる。想いが裸になる瞬間がある。緊張が走る。

 そんなとき、デザインには人をほっとさせるチカラがある。今日は以上です。

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2008年11月27日 (木)

男のファッションは生きざま

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

男のファッションは生きざま
スーツと寝間着の中間、ビジネスカジュアルの服を持っていないことに
気付いた私。その背景には、男性社会特有の“ファッション無監視社会”
があったのだ。
続きはこちら

 今週のテーマは“男のファッション”です。自分がファッション音痴とは卑下したくないけれど、装い上手でもないし、センスがいいとは思わない。だいいち服だってたくさん持っていない。ただこういう着こなしをしよう、という淡い思いは、前の職場、スーツ時代も持ちたいと思っていました。

【キマる人はキマるのですが】
 たとえば革靴。踵が減るのはみっともないので、新品を下ろすときから減らないように“シューズプロテクター”なる三日月型の樹脂/金属片をつま先も含めて打ち込む。磨きかたもウンチクあります。シャツとタイの柄/色合わせのパターン化も日々妄想しました。バッグもサラリーマン御用達はイヤでイヤで。フィリップ・スタルクのノーブルなショルダー、国立商店の上部で相棒を感じるトート。どっちもややツっぱりでしょうか。堅気にはあるまじき帽子も日々かむって、ひとことで言うとハズれ者ですか?

 でもわたしなんかよりもっとカジュアルなTさん、実にキマってもっとハズれてました。帽子、シューズ、パンツもシャツも実にオモテ参道ぽくて良い感じで、見習いたかった。もうひとり、奥サマがファッション上手というもっぱらの噂のSさんの、鮮やかなシャツにはいつも見とれた。袖口のユニークなサッカーボールのカフス(!)が欲しかったなあ(笑)。

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 サッカーボールのカフス=引用元(これと同じだったかはわかりません)

【ドレスコードって・・・むつかしい】
 そもそもドレスコードって、誰のために、何のためにあるの?と思ってしまう。とても謎です。今どきのフリーアドレスの職場なら、みんなPJべースで働く。たまたま隣の人がスーツバリバリ、横ちょの人がジーンズバリバリでも、お客さんに迷惑をかけないプロジェクト・スケジュールに沿っていればOKなはずですよね。ドレスコードに屋上屋を重ねると、何がなんだかからなくなってしまう。

 でも、ある日あなたが、流行りの自転車通勤をしたとしましょう。あなたが内勤の人であっても、膝下を露出するチャリファッションではいかがか?と課長に言われます。それはそうだなっと思うのです。指摘は汗をかいた体臭に対してではないのです。毛ずねの見える?半ズボン?に対してなのです。つまりドレスが仕事や環境に及ぼす影響は、体臭やうなりや貧乏揺すりよりも大きいのかもしれない。

 わたしは前職でドレスを注意されたことはなかった。唯一の注意というかご指摘をウケたのは、クールビズ適用時期にネクタイを締め続けたことくらい。なぜかって?もちろん“開襟オヤジ”になりたくなかったから。開襟シャツとスーツって・・・ダメよ(笑)。

【ビジネスカジュアルが嫌いな深層心理?】
 だからそもそもビジネスカジュアル、つまり中間地帯服には抵抗があった。その理由を考えてみるとどうやら“劣等感”かもしれないと思い当たった。

 優等社員にありがちですが、スーツもばっちりなら、休日のチノパンツにポロシャツ、ジャケットにローファーもソツなく。そんな“優等生たち”へのコンプレックスが私の中にありそう。しょせんは落ちこぼれだから、優等生社会の優等生チェックのX線照射に裸にされるのがイヤなのかもしれない。

【オトコのファッションの花の時期は短い】
 もうひとつ、次の図をみたときに「そうだよね!」と思ったのも、今回の記事のきっかけ。

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 オンナはあたまのてっぺんからツマ先まで厳しいチェックをし合う。一方オトコは“Hi, there!”みたいなあいさつで終わってしまう。ああ、それってあるなあと、このマンガは卓見だと思いました。

 ファッションって自分のためにすると思う瞬間って何でしょう?それは以前に履けたジーンズが(インチアップで)履けなくなったとき。もちろん肌の色がくすんで、この色あの色が似合わなくなったという女性の嘆きもあります。いずれにせよ体形変化か加齢変化がきっかけ。

 同性からはチェックがかからないし、異性からのチェックだって交際開始から3年くらいしかかからないでしょ(笑)。あとは寝間着でもいいの(いろんな意味でね_笑)。結局オトコのファッションの花の時期って、花の寿命ほど短いのです。

 とはいえ相棒cherryさんに裸どころか一顧だにされないのもマズいので、そろそろ行列も絶えてきた『H&M』でも行きますか。今日は以上です。

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2008年11月26日 (水)

貨物線の魅力

 最寄りの駅から帰宅する途中、JRの貨物線が横切っている。正直邪魔だな、と思う。貨物線なんてたま〜にしか電車が走らないのに、堂々と駅前から住宅街への道を横切っている。この貨物線がなければ道はまっすぐになるし、交通がスムーズになるのに。

 しかもいったん貨物車が通りかかると、ほんとうに長い。30輛くらいありそうだ。箱形の車両だけでなく、液ものや砂ものや、自動車完成車だって運搬している。日本の運搬の大動脈だってのはわかるけれど。

【hmm・・・なアドバイス258.貨物線の魅力】
JR東日本東京支社は20日、来月20日と21日に貨物線を“はしご”する
お座敷列車を走らせると発表した。「貨物線踏破の旅」と銘打ち、鉄道ファン
向けに企画。団体臨時列車が近道などの理由で走ることはあっても、貨物線を
走ることだけを目的とした旅客列車は初めてという。
引用元 産経新聞

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なるほど。普段は旅客電車が走らない線路をはしごするわけですね。貨物線を走る旅は2回開催する。

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12月20日:高島貨物線(鶴見−桜木町)の車窓コース。
品川駅から品鶴線−高島貨物線−根岸線−東海道貨物線−新鶴見信号所-武蔵野線-大宮

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12月21日:新金貨物線(小岩−金町)の車窓コース。
両国出発、総武線−新金貨物線−常磐線を経由、馬橋支線-武蔵野線-大宮。

 う〜ん・・・鉄ちゃんて、ロマンスカーや鼻の丸いひかり号だけでなく、貨物線にも燃え上がる幸せな人びとなのですね。鉄素人のわたしが“邪魔だなあ”なんて呟いてるのに、愉しみに変えてしまうわけdす。そのイマジネーション、脱帽です。

【いったい何がそんなに愉しいのか?】
 「何がそんなに愉しいの?」それをまず訊きたい。だって貨物線で、どちらも記念弁当と記念乗車証がつくとはいっても、乗るのは昔の車両で、たかだか3時間か4時間の旅。いったん走ればどこでも下りられない。そんな車窓だけの旅に、9,000円や4,000円を支払っちゃうという汽笛のような気前良さ。んったく不況知らず。

 “素鉄”なわたしなりに考えると、まず“見たことのない車窓の魅力”がありそうだ。普通の電車は、毎日の旅客線を通る。毎日変わらない車窓を見ている。ところが貨物線て、割と近所にありながら、“乗れない線路”なのだ。日常の非日常というか、希有である。生活に密着している線路の上で、見たことのない車窓が流れてゆく。その体験に価値がある。

 また“貨物軌道に乗る”という魅力もある。あの無骨な貨物車両そのものに乗れれば、きっと鉄ちゃんは感涙するのでしょう。旅客の運搬はダメなのでしょうけれど。貨車の軌道上を走るという醍醐味、それがいろんなイマジネーションを誘うのではないか。

【貨車の旅の可能性】
 貨車の旅、鉄ちゃん以外にも市場性があると思う。

 自転車乗りのわたしとしては、貨車旅行と自転車を結びつけたい。西武鉄道が秩父へサイクリストを自転車と共に運んだように、貨車で自転車とサイクリストを運搬して郊外に運びたい。朝出発して夕方に帰る。旅客車輛よりも自転車は運搬しやすい。一般車両を改造しないでも対応できるのも合理的でしょう。

 またエコツーリズムにちなんでエコトレインもいい。電車=エコをアピールするため、貨車ラインでトコトコゆっくりとエコいっぱいなエリアを走り抜ける。貨車で地方の無農薬野菜や美味しい豚・牛肉などを買いつけ、“旅客貨車”で旅行気分で運んで、解散地点で自家用車で引き取ってもらう。そうすると通勤型ではない“パークアンドライド”も企画できそう。国交省と環境庁と農林省が、みんなタテ割りを廃して企画するといいと思う。

 普段邪魔扱いされている貨車、実は“運搬”プラスαで、いろいろな企画が考えられそうだ。

【hmm…なアドバイス】
 もうすぐ『Shine A Light』が全国公開される。前売りチケットを買うと何か特典があるらしいのだが、今週もまた奔走しておりまして、まだ買えていない。なぜその話しが鉄道と関係があるか。ほとんどないのですが(笑)、映画の中で『All down the Line』という曲が歌われる。鉄にちなんだ曲で、“線路をくだってゆこうぜ”みたいな歌詞。

 たくさんのブルース歌手、演歌歌手、フォーク歌手、もちろんポップスも、“鉄”を歌い、鉄への想いを捧げている。何がそんなに歌い手を惹きつけるのか?それはきっと、たくさんの人のそれぞれの人生を、ひとつの車輛がひとつに包んであげて、それをたった二本のレールで運ぶ。車窓にはメモリーやロマンが流れて、どんどん後ろゆく儚さ。それが歌になるのだろうか。などと思ったりしました。

 utteが一日おくれでオープンしました。今日は以上です。

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2008年11月25日 (火)

SAKURAの春【14】お客さんはドコォ? 3/5

 豪州ブリスベンのダウンタウンの日本料理店『SAKURA』に漂着したふたりの若い日本人、コバヤシと後藤。SAKURA2号店をめぐり、失意と熱意と成長を描く“マーケティング・エンターテイメント物語”。その13回目です。

          *******************

 プレジャーボートの日の釣りの成果はゼロではなかったが、わたしと後藤が失ったカロリーに見合うほどではなかった。魚の群れを追って漁場を探すのはしょせんムリがある。エンジン音とガソリンの匂いを海にまきちらす文明が近くにやってくれば、魚は本能的に逃げる。追えば追うほど魚は逃げる。それをまた追う。どこかムリなんだ。

 桟橋で軽油を補給するプレジャーボートを眺めて、思いの海にさまよった。

 20070521_244078 引用元

 ボートに投資ができるMr.Tと違って、わたしも後藤もやってこないお客さんを“素潜り”で追いかけているようなものだ。“お客さん探知機”を持たない身にはつらい潜りだ。いや違うのかもしれない。わたしの手に、お客さん探知機があったとしても、それはお客さんをより良く見えるようにするだけだ。探知機なんてなくても、潮の流れや海水の温度や風向きなどの自然の法則に従えば、泳ぐ魚は感知できるはず。魚の根っからの習性を知ればいい。

 魚もわたしや後藤も、逃げる者の気持ちはどこか似かよう。どこか顔が似てくる。捕まえてみると似たような顔をしている。やっぱりこわれるスピードの方が速かったな、と。自分がどれだけこわれてしまったか知っているさ、というように。捕まえた漁師は、きっとMr.Tのように無造作なのだろう。

 空手の有段者で師範であるMr.Tは、ダウンアンダーの国に空手を普及させてきた先駆者でもある。だが実は、彼も同じなのかもしれない。日本で道場を開けないから、南の国に逃げてきて、空手道を普及させる道を選んだのかもしれない。こわされないように、ここに来たのかもしれない。

 こんな禁じ手もやったと聞いた。自分の空手教室が他の教室に生徒を奪われると、相手の教室に飛び切り強い有段者を潜入させて、師範をたたきのめして、“こんな弱い師範には教われない”と触れまわさせた。相手をたたきのめして自分が勝ち上がる。その報酬が“プレジャーボート”というわけだ。

 そのプレジャーは誰も幸せにしていない。自分の虚栄心を満たし、不幸せを広げるだけだ。

 どうやらわたしは軽油の匂いにむせて妄想を抱いたらしい。後藤に目配せをして、ガソリンを喉に詰まらせるように走る老Fiatで帰ることにした。

           
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 翌日の月曜日の昼は静かだった。記録的にお客さんが来なかった。昨日あれほど魚を追いかけた代償だろうか。

 “フリーランチ”で仮想お客さまに話しを聴くのは、明日の火曜日のランチのあとだ。今日はその仕込みに専念しよう。わたしと後藤はフリーランチの仕込み準備にとりかかった。明日は麗朱のご両親と知人、ワンダの日本語学科の同級生らがやってくるはずだ。特別なことはせずに、ありのままを体験してもらって、食べてもらったあとに意見をもらおう。

 ところが夜になり予想外にお客さんがやってきた。オージーに日本人に韓国人とまだら模様だが、わたしたちが少しだけ前向きになったのが以心伝心したのだろうか?ほとんどの食卓が料理でうまり、笑顔が広がっていた。久しぶりに忙しい麗朱もワンダも、頬を紅くて楽しそうだ。
 

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 普段どおりのメニューだが、サーブの仕方だけを変えた。ちょうど中華料理の“点心”のように、料理を小皿に小分けをした。少しずつたくさん食べてもらって意見を聴くというねらいからだ。

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 “お客さま”たちは三々五々集まってきた。麗朱の家族は父と母と彼女の妹の、その知人一人の計4人だ。ワンダの友人でオージーの女性1名、そして飛び入り参加は後藤の友人、わたしたちと同じワーホリの放浪日本人ふたり。何やら腹を空かしているらしい。あわせて7名だ。テーブルを寄せて、全員がひとつのテーブルに座るようにした。

 用意した“点心メニュー”は刺身、天ぷら、揚げだし豆腐、肉じゃが、納豆、焼きおにぎり、みそ汁にソバ。極めつけの日本料理ばかりを出していった。麗朱もワンダも普段どおりに立ち振る舞い、わたしも後藤も普段どおりの味を気をつけた。そのままのSAKURA2号店を食べてもらいたかった。

 刺身を出すと、ワンダの友人のオージー女性が「Oh!Raw food!」と呟くのが聴こえた。お箸の持ちかたもおぼつかない。隣に座ったワーキングホリデーの日本人男性が、持ちかたの見本を見せている。だが彼の箸の持ちかた自体がちょっとヘンだ。わさびをのせて、醤油の小皿にドリップして口にほおばると「Woo!」と言って鼻をおさえた。みんなが笑った。

 てんぷらを出すと、長く日本にいた麗朱の父が、大根おろしを掬い天つゆに入れ、食べてうなずいた。母のほうは塩がほしいと言ったので盛りつけた。若いワーキングホリデーの日本人は、肉じゃがをかきこむように食べるし、納豆には芥子をのせて醤油をかけて、ご飯が欲しいなあとつぶやいている。焼きおにぎりはオージー女性にも好評で、「This is Great!」の声さえもらえた。

 2_2  引用元
 

          ********************

 ブログのアップが遅くなりました。実は、思いのほかutteで手間取り、さらにまだ手間取っております。utteの本日(11月25日)の更新のお約束が守れずごめんなさい。いろいろな意味で、今日は“お客さま志向”を考えました。どんなことがあっても、最後はお客さま志向でないとだめ。システム屋“思考/指向”はダメ。ちょっとそれに染まりそうになりました。まずい。今日は以上です。

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2008年11月24日 (月)

Pierre Hermeとお八つのメモリー

 以前、リプトン紅茶の500mlのPETボトルに食玩のおまけ(携帯ストラップ)が付いていたので何気に買った。相棒cherryさんに見せたら「私、速攻で集めてます!」と言われてコレクションの一助に差し上げたのだった。

 彼女は料理研究家だが、たいていのPETボトルのおまけ付きは「ゴミになるので買わない」という。携帯ストラップのジャラジャラもしない。だがその食玩は別だった。何がそんなに惹き付けるのだろうか?真の理由はわからないけど、それはPierre Hermeのマカロンだった。

【hmm…なアドバイス257.Pierre Hermeとお八つのメモリー】
NECは10日、08年秋冬向けの携帯端末新シリーズを発表した。その1つ「N-03A」
は、デザインをフランスの著名パティシエ、ピエール・エルメ(Pierre Herme)
氏が監修した端末。ボディーにはスイーツをイメージしたカラーを取りそろえた。
NTTドコモ向けの端末で、11月中旬からの販売を予定している。
引用元AFP

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 引用元 こちら            こちらはNTTより。

 携帯ストラップじゃなくて、携帯そのモノのデザインとピエール・エルメってどんなのか?凄く興味を惹かれました。この画像見ると、う〜ん・・・美味しそう(笑)。白いボディの肌あい、お菓子みたいに見える(クリックで拡大します)。とは言いつつ店頭まで行って試食はしていないので、ドコモさんのサイトより紹介します。

【イチゴとアプリコット】
 イチゴたっぷりのマカロンとNEC N-03Aピンクの色調がよく映える。美味なスィーツを食べる場と、そこで携帯を開いて待ち画面にする女性。そんなシーンがイメージできる。なにせカラーは“マカロンピンク”です。

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 もうひとつは“アプリコット・オレンジ”。08年11月12日の発表会で「ケーキのやわらかさがケータイに加わったことで、お客様が毎日使いたくなるものになる」とピエール エルメ日本支社代表のリシャール・ルデュ氏が話した。

6 画像はドコモより。

【BANDAIからもピエール・エルメが】
 ピエール・エルメの代表的なお菓子のミニチュアフィギュア。
 引用元 Amazon 

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  こちらはアマゾン。      こちらは売り切れていました。

 いろいろ調べて分かったのは、12月の上旬にピエール・エルメの食玩がBANDAIから発売されること。それは元々はメガハウスからずいぶん凝った仕様で発売されたものを、デフュージョン?したものらしい。1個400円だが、10個セットでも売られること。1セット=10個だが、実は10個以上あるらしいこと、などなど。間違いがあっても当局は一切関知しません(笑)。すでに売り切れ多しです。お早めに。

【hmm…なアドバイス】
 ピエール・エレメの食玩、確かに美しいけれど、タカガ食玩でしょ?なんでこれほど食玩に惹きつけられるのでしょうか?もちろんスィーツで美味しいからだが、フト思い当たるのは子ども時分の“ワクワク感”。

 お菓子を隠しておいて、シメシメとニヤリ。
 冷蔵庫にあれあったよね、というにっこり。
 兄弟姉妹で、こっちが小さい、あっちが大きいと諍った追憶。

 お八つの語源を『語源由来辞典』で調べると。
 おやつの「やつ」は、午後二時から四時までをさす江戸時代の言葉「八つ」である。

 江戸時代は一日二食が普通で、小腹がすく“八つ刻(やつどき)”に間食をするようになったのがきっかけらしい。ともあれ、お八つには楽しい時間のメモリーがたんとある。だからこそ惹き付けられるのではないか。

 でも、お八つなのか朝食なのか昼食なのか、よくわからない時間帯に立ち食い・歩き食いをしている人が増えた。JRや地下鉄の構内だけじゃなく、歩きながらもいますよね。サンフランシスコで観光客がクラムチャウダ ーを食べるわけじゃない。立ち喰い歩きの彼らには、“お八つ”のワクワク感のメモリーが無いのだろう。寂しいなあ。今日は以上です。

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2008年11月23日 (日)

インテリジェント・ホワイトボード

 コンサルタントの武器とは何だろうか?発想力や知識、整理するチカラやことば、つまりひと言でいえば頭脳なのだが、それを支える“道具”とは何だろうか?

 ノートPC?(そりゃもちろん)。システム手帳?(わたしは整理下手)。でっかいTUMIのバッグ?(けっこう高価で堅めで嫌い)監査小六法?(今さらね_笑)。コンサルタントの腕の見せ所は“意見の引き出し”であり“議論の誘導”だと思う。だからひとつ挙げるなら、ホワイトボードだ。

【hmm…なアドバイス256. インテリジェント・ホワイトボード】
今回発売する「カラーコピー黒板」は、板面にマーカーで記載した文字や
絵図を、カラー対応でくっきりと読み取り、PDFやJPEG形式のデータとして、
パソコンやUSBフラッシュメモリー、SDメモリーカードなどへ保存でき、
オプションの標準カラープリンターを接続して、板面情報をその場でカラー
印刷が可能です。
引用元 コクヨファニチャー プレスリリース

20081118_16 スリークな印象。

 コクヨから09年1月31日に発売されるホワイトボードはとても賢い。ホワイトボード(コピーボード)は、画面を読み取ってロール感熱紙に印字するものが主流でしょう。これは書いたものをボードだけで電子ファイルに保存できる。それをカラープリンター印刷もできる。白黒のUSBメモリ対応は以前からあったが、それを一歩進めてカラー版となった。

【カラーコピーで“黒板”ですか?】
 電子ファイル保存の良さは、字が汚くて読みにくい文字もしっかり保存。人数分印刷する手間いらず、メールで共有OKなこと。さらに板面のデータ保存や印刷をする上で、パスワードの設定が可能。打ち合わせをして、書いた情報を印刷して消すのを忘れるヤカラがいますよね。あれは情報流出につながりかねない。

20081118_17

 価格は壁掛けタイプで220,500円、スタンドタイプで284,550円。20万円前後のコピーボードより数万円高いが、価値はある。カラーコピー黒板というネーミングは引いた(笑)。

【Websterも賢い】
 さてわたしたちutteのオフィスには秘密兵器がある。『Webster』というmore インテリジェントなホワイトボード。これもボード上の情報をPCに保存ができるのは同じだが、それだけではなくプロジェクターの投影画面となって“タッチスクリーン”になるのだ。

Cccase_img04  Cccase_img03

 utteのシステム構築での打ち合わせシーンをリワインドしよう。サーバ上の管理者画面をボードにプロジェクタで投影する。構造や操作方法のレクチャーができる。プレゼンターはボードに触れて、指でクリックやスクロール、ブラウザのタブ移動もできる!

Webster01img05 Cccase_img04_2

 文字もフツーのマーカーで書いて、投影画面ごと電子保存が可能だ。しかも赤・青・緑・青の4色。その気になればバーチャルキーボードを映して、ボードから文字入力も可能だが、これは試していない。これはコンサルタント御用達な感動のホワイトボードだ。noirっちが、商売上手の驚異価格で仕入れたので、実購買価格は秘密である。

【hmm…なアドバイス】
 最後にホワイトボードではないが、『EtherPad』というネット上で“テキストボード”をリアルタイムで共有できるというサービスを。文章校正を地理懸隔ゼロで行える。

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 こうしたツールから考えさせられるのは、情報共有って凄くあいまいな言葉だけど、せんじつめれば“納得しあう”ということなんですよ。ボード上であろうと、ネット上だろうと、納得づくの場をつくること。納得しないで走ると失敗・叱責があるでしょ。伝えるだけじゃダメなんですよね。いかに納得させてベクトルを共有できるか。それが情報ツールのほんとうのテーマです。今日は以上です。

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2008年11月22日 (土)

レッドアニマルクレヨンが凄い!

utteのサイトオープンからクリエイターさんインタビュー、第二次オープンの準備、さらにコンサル営業や研修、誠の原稿などに忙殺されて、新聞も雑誌もネットもほとんど見なかった。もちろん真夜中のサッカーなぞ観るはずもない。

 だから『コクヨデザインアワード2008』の発表が08年11月17日にあったことを今朝知った。ちと周回おくれの話題ではあるけれど、ご容赦ください。

【hmm…なアドバイス255.レッドアニマルクレヨンが凄い!】
今回の作品募集テーマは生命の素材である「炭素」です。
紙や布、様々なプラスチック製品、 木材、あるいはガスやガソリン
など炭素を含むものすべてが対象です。その炭素はどこから来たのか、
それを使うと炭素はどこへいくのか、思いを巡らせながら、炭素を
使ったアイデアを募集します。
引用元 コクヨプレスリリース

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 創設7年目というこのデザインアワード、テーマは『炭素』。う〜ん、炭素とステーショナリー(イス、生活用品を含む)の発想か。漠然としてむつかしいテーマだ。

【絶滅危惧種をテーマにしたデザイン】
 優秀賞は『紙キレ』を創った三人一組さんによる伸びるテープ『ガームテープ』、Se Xinさんのマグネットケース『マジックカーボン』、FREQUENCEさんの綴じ込み式のインデックス『おれせん』、そしてわたしのイチ押し、南政宏さんの『Red animal crayon(レッドアニマルクレヨン)

03  出典 cnetより

 この作品への審査員コメントは「絶滅危惧種をテーマにすることで、生命活動を基礎とする地球規模の炭素循環に思いを馳せる壮大なテーマの作品」。クレヨンという子どもが手にするものを、絶滅種の動物に結びつけた発想がすばらしい。大人も欲しくなるというより、ぜったい買わなきゃだめです。ぐっときました。

【描くと消えてゆくなんて、シュールだ】
-消えゆく動物たちの真っ黒なクレヨン- です。
絶滅危惧動物の形を模した真っ黒なクレヨンで、
使っていくうちに動物の形が消えてゆきます。
絵は紙に残りますが、動物は消えてなくなるというシュールなアイデアです。

引用元 南さんのブログから

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 左の写真、イリオモテヤマネコ。言わずと知れた沖縄県の八重山諸島の西表島だけに生息するネコ科の動物。動物は黒い色で、パッケージの赤で“絶滅”をイメージ。その発想の瞬間のエピソードもいい。

締め切りの日の朝、琵琶湖で「ぼぉ〜」っとしていました。世界有数
の古代湖で固有種が多くいた琵琶湖の魚も、ブラックバスに食べられて
もういないなぁ。
引用元 同上 

D0077515_1134860 クレヨン自作です。ご苦労さまです!

絶滅という現実が、蝋やチャコール、つまり“炭”で作られるクレヨンに結びついたという。彼は滋賀県立大学の先生もするデザイナーで、家具やグラフィックでも活躍中。きっと先生のゼミは楽しいだろう。

【hmm…なアドバイス】
 今日はわたしの濁ったアドバイスなぞより、コクヨデザインアワードの審査員でもあるデザイナーの佐藤オオキさんのHPより、とっても良いことばを引用します。

私たちの日常にはたくさんの小さな「!」が見え隠れしています。
ただ、それに気づかなかったり、
気づいても無意識に頭のなかでリセットしてしまうことが多いのです。
でも、こういうささやかな「!」こそが一日一日を
豊かなものにしてくれているのだと、思います。

 これがデザインの原点でありすべて。南さんはそれをつかまえた。今日は以上です。

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2008年11月21日 (金)

SAKURAの春【13】お客さんはドコォ? 2/5 

 豪州ブリスベンのダウンタウンの日本料理店『SAKURA』に漂着したふたりの若い日本人、コバヤシと後藤。SAKURA2号店をめぐり、失意と熱意と成長を描く“マーケティング・エンターテイメント物語”。その13回目です。12回目まではこちらです。

          ********************

「よぉ〜し、コバヤシ、後藤、移動するぞ!」 Mr.Tの言葉が青い海に響き渡った。直射日光と海からの照り返しで黒く焼けたMr.Tは、魚を追いかけるのに夢中だ。黒い顔に白目が妙に目立つ。

 上背はない。170cmそこそこの身体ながら、鍛え抜いた足腰、太い首、ナイフも刺さりそうにない二の腕、ごつごつの指、まだ空手家そのものだ。口髭には笑みをただよわせても、相手がどう出てくるかいつも観察している眼光は決して笑うことがない。健全な精神、健全な肉体にやどるというが、抜け目ない精神、抜け目ない肉体にやどるのだ。小さくても相手を威圧するために、拳を頂点にした肉体改造をしてきた。それがMr.Tだ。

 「ハイ!」 われわれは海のしぶきを呑み込んで叫んだ。

 返事はしたが、もうこれで3度目の移動だ。魚群探知機で魚の群れを探しては釣り糸を垂らす。魚がかからない。また探知機を見る。群れが探知レーダーからどこに移るのかを確認する。離れた群れを追って船を移動させる。群れの真上にさしかかったとき、群れを掬いあげるために錨を下ろす。いや、たいてい下ろすときに群れは散りかけている。そこでまたわたしと後藤の出番だ。手の平も腕もしびれ、ヒザはガクガクし、腰は伸びない。
 
 それでも手足をふんばって錨(いかり)をあげる。わたしと後藤は錨上げ下げ滑車ではないのだ。
 「ま、ま・・る・・で・・・地球をあげるようだ」歯をくいしばって揚げようとしても、最初はビクともしない。鉛のバケツだってこれほど重くない。
 「腰で引け、腰で引くんだ!」 Mr.Tから激が飛ぶが、相手は地球だ。そうやすやすと引けない。海水を含んだロープも冷たくて硬い。「ハァ、アァ、アァ!」と言葉にならない合いの手を二人で入れて、ようやく錨を甲板にあげる。プレジャー(快楽)のカケラもないボート遊びだ。

 20080505183210  引用元 

 「まさに“ワーキングホリデー”!」後藤が喉を絞りあげて言う。
 「ぅ・・うん!しかしワーキングホリデーってジャングリッシュ(Janglish)じゃないのか?」

 何の意味もない錨とのダイアローグだ。プレジャーボートは、たしかに成功のあかしではあった。10名ほど乗れそうなボートには後部に2箇所のフィッシング席があり、デッキ下部にはサロンスペース、ベッドにもなる革張りソファ、ワインクーラー、キャビネット、化粧室、ギャレー(流し)、運転席のシートも革張りだ。そして魚群探知器があり、なぜか錨の巻き揚げ用のウィンチだけがない。嫌がらせとしか思えなかった。

          
********************

 デッキから見渡すかぎり、南国のブルーオーシャンが360度続く。こんなに快楽でいっぱいの世界に浮かんでいるのに、どうして苦行を強いられるのだろうか?プレジャーとは誰かの犠牲の上に成り立つのか。Mr.Tのプレジャーのために後藤とわたしが犠牲になる。魚たちも追い回され、逃げ切れないものたちが犠牲になる。

 サービス業も同じなのだろうか。誰かが誰かのプレジャーの犠牲となる。犠牲になっていることをおくびにもださず、キツくても笑顔をふりまく。笑顔のマニュアルとチェック用の鏡が標準化されているというハンバーガーチェーンを思いだした。それがサービス業の宿命なのか。“犠牲の連鎖”こそが社会なのだろうか?

 「“太陽がいっぱい”って映画、あったよな」わたしは息をきらして言った。
 「あの・・・アラン・ドロンの映画?」後藤も息はみだれていた。
 Mr.Tが釣り糸を垂れる後尾からは、船首に座り込んだわれわれまでは距離があり波の音で聞きとられる心配はない。  
 「そうだ。ヨットで富豪を殺して、そいつになりすまして金持ちになる話だ」
 「“珊瑚礁がいっぱい”な海で、死体を珊瑚礁に結んでおけばー」
 「珊瑚礁じゃちょっと不安だな」わたしは苦笑した。「殺っちゃうか」わたしは日焼けで痛くなった腕をさすった。「殴られなくてすむし」
 「こわれなくてすむから」後藤は言い足した。

          ********************

わたしは傷んだ手の平を海水で擦りながら、珊瑚礁の宝庫、“こわれていない海”の果てをみつめた。

 「しかもやっていることは魚を追いかけることばかりだ」
 「まるで“お客さんはドコォ?”だな」後藤がヤケのように大きな声で言った。
 向こうのMr.Tから何か言ったか?という声が聞こえたが、わたしたちは聞こえないフリをした。
 「これじゃ魚だってオレたちだって、逃げたくなるさ」わたしは剥けた手の皮を海に投げ入れた。

Lrg_10246074  引用元 部分

          ******************** 

 utteでテンパッタ今日は、コバヤシと後藤に登場してもらいました。

 余談です。先日12回目をアップした際、なんと“後藤さん”からコメントが入っていました。後藤だって?イタズラかしら?と思いましたよ。でも実在の方でした(笑)。しかも良い話で、ひょっとすると“誠”や“Biz ID”に続いて、執筆機会をいただけそうです。誠でのエッセイからのご紹介なんです。誠サマサマ。今日は以上です。

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2008年11月20日 (木)

試合に勝ってもブーイング——私が浦和レッズを応援する理由

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

試合に勝ってもブーイング——私が浦和レッズを応援する理由
ある人から「特定のチームのサポーターになる気持ちが分からない」
と言われた私。選手や監督、オーナー会社までが入れ替わるチームを
愛するのは、そのチームの“あの時”が心の中にあるからだ。
続きはこちら

 寒くなるという予報だったので、昨夜は温かくしてぐっすり寝た。確かに冷え込んだなあ、とノビをしつつ布団をなんとか蹴って、起きました。寝ぼけまなこでトイレにゆこうとすると、リビングの“毛布のくの字”につまずきそうになった。柔らか物体、ナンだと思えば“ムスメ”でした。

2  
 増島さんのみどりさんの『The Studium』より。

 昨夜未明時間にサッカーの日本代表戦があった。家にサッカーサポーターを増やした功罪を感じた。

【今週のエッセイのテーマについて】
 今回のタイトルは 『私が浦和レッズを応援する理由 』ですけど、思いは“サポーター心理って何なの?”であります。

 だから読者が巨人ファンでも阪神ファンでも、ガンバでもジュビロでも、BJリーグファンでも何でもいいんです。スポーツ・リーグビジネスという“箱庭的な団体ビジネス”が純粋なので、そこでのサポーター心理研究には価値がある。お店もブランドもスターも、ファンやサポーターをつくりたいですよね。そこで熱いサポーターが多い浦和レッズに学んでほしいというもの。わたしのファン意識なんて忘れてくださいね。

08act_wallpaper0102 とはいえ首位へ向かって(笑)。 

 ではリーグスポーツのサポーターって何なのか?サポーターはファンと、またブランド・フェチとどう違うのか。それをビジネスヒントとして読んでいただけるとありがたいな。

【ブランドとは朽ちてゆくもの】
 ブランドとは何?それを語ると(論者も多いし)むつかしい。でもサポーターと比べると、違いはある程度見えてきます。

 「特定のブランドが好き」なのは“ブランド・ロイヤルティ”、つまりブランドへの忠誠心。端的にいえば、ずっとそれを買い続けることです。ロイヤルティという単語が、Lで始まろうとRで始まろうと、“忠誠消費”に大きなちがいはありません。学術はともあれ、現場(商業者)はそう思います。

 

忠誠の反意語は“裏切り”です。シェークスピアの昔から裏切りは茶飯事。つまり何かがあれば裏切られるのがブランドといえなくもない。それがカノ女が好きなブランドならば、カノ女との別離で離反する。

 ブランドはぐっとくるもの、つまりテイストなので、年をとるごとに体形も変わり、好みも変化し、ファッション観も変わる。いずれ「もう私には合わない」と思う。つまりブランドは朽ちてゆくのが前提のもの、という感じがします。

【サポーターとは、ひとこと言いたい生き物】
 ではファンとは何か?「がんばってね」そんな心配ゴコロ、発奮ゴコロ、なぐさめゴコロ。そんなココロの総和がファン心理だと思う。サポーターはそれにプラスされるものがありそう。何かといえば;

 「でもひとこと言わせてよ

 サポーターとは直訳すれば支援者。「あなたを支えたい」です。支えるために何をするか。お金もあるし、場所もあれば、気持ちもある。それが埼スタですけれど、もっと普遍的に言えば、テコの支点になること。

 シーソーがあるとしましょう。片方にその選手やチームの資質がある。もう片方には今のプレーがある。資質を100%活かせればプレーが高くなる。資質を活かせなければプレーは低い。その支点がサポーターである意識なのです。どう転んでも悪いほうにしかゆかないと思う時、サポーターは離反する。するとシーソーは右にも左にも傾かずに沈んでゆくだけ。

 ブランドは恋のようで、サポーターは愛のようなもの、と言ってもいい。恋とは登りいつしか落ちるもの、愛はくらしながら育んでゆくもの。

【眠れるサポーターを起こすな】
 くの字になって寝ていたムスメは、わたしが出かける時も微動だにしなかった。せめて玉田選手のゴールを夢見て、足をケイレンさせればいいのに(笑)。あのまま寝過ごして学校に行ったかかどうか聴かなかったので、サポーターではなく“サボーター”だったかもしれない。ヘタに起こせば、サポーターという人種、語りたがってうるさいだけ(笑)。今日は以上です。

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2008年11月19日 (水)

JOCKEYのボディケアウェア

 今週前半のブログは“姿勢”がテーマ。自分の姿勢が悪いゆえもあり、つらい肩凝りをして、“姿勢を正す”矯正ウェアやイスのリリースに着目。

 自分の身体の基本はどこか。もちろん座り仕事や宅急便仕事かでもでもちがう。自分の身体の強みや弱みでちがうし、もっとこんな身体つきになりたいという願いでもちがう。とはいえ姿勢の原点、肌に密着する“下着”が原点かなあ。

【hmm…なアドバイス254.JOCKEYのボディケアウェア】
アメリカの歴史あるライフスタイルウェアブランド『JOCKEY』の
レディースウェア『SPORTSⅤ-N』と『SPORTSⅤ-Ⅲ』を高島屋横浜店
(ルームウェアコレクションコーナー)にて期間限定販売を致します。

引用元 JC Limitedプレスリリース

B20883d7c2fa4f364ef8a9bb52f04cf0jpg シルエットがいい。

 これ、すご〜くかっこいいス。リリースを読んでいると、“伸縮性に優れており、激しい動きにも対応できる為、ウエアのつっぱりに気をとられることなく集中してエクササイズを楽しむ”とあります。要はヨガやピラティスなどエクササイズを美しくできる、ファッショナブルな“ボディケアウェア”なのである。

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 フレアパンツが部屋着としてもいいし、スタイルも光沢も美しい。こんなのが似合うパートナーというか奥さんというかウフフンな関係の方というか、隣にいるととても素敵です。なぜ販売がタカシマヤ横浜店だけなのか?疑問がフツフツです。定番でもメチャ売れると思いますけど。

 価格はフレアパンツ¥6,090(税込)、Tシャツ ¥3,990(税込)、ロングパンツ ¥6,090 (税込)

【famous JOCKEYブランド】
 さてJOCKEYというブランド、もちろん誰もが知っていますよね。百貨店やスーパーなどで『hanes』と並んでみかける老舗中の老舗ブランド。あのグンゼよりも古い(グンゼは112年くらい)今年132周年だとか。あらためてその歴史を読むとおもしろかった。 

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 最初の起業は“木こりの靴下”で、創業者が履きココチが良く、マメのできない靴下を製造した。それが当たって、次はアンダーウェアへ。それまでの下着は用を足すときは“すべて脱いでいた”。JOCKEYでは部分脱ぎでOKの下着開発をした。さらに“BODYラインを自然に見せるアンダーウエア”コンセプトを進めてきた。何十年も前から伝統的に顧客視点が強い会社だ。

 う〜ん。わたし中年男性ですが、フレアパンツ着たい(笑)。フレアパンツで外出したら逮捕されますか?でも裸の自衛官より無害ですから(笑)。ロングパンツとフレンチスリーブTシャツならいいでしょ。

 ボディケアと仕事着が一体な感じがいい。崩れ過ぎずピシっとし過ぎず。男性はジャージや伸縮するダボっとなズボンや短パンやフリースや作務衣?など、フォーマルからパジャマの間を埋めるグットなウェアが無いんです!かなり部屋着/リラックスウェア/スポーツウェアに飢えています。

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 リラックスウェアとして洗練デザインに惹かれました。男性用も極くニッチに売れますから、絶対制作してください!

【hmm…なアドバイス】
 連続3日で“姿勢を正す(保つ)商品”を取り上げてきた。考えてみると、姿勢とは日々新たに“正すもの”であると同時に、日々なしくずしに“崩れてゆくもの”である。

 つまり姿勢は水ものであり、スピリチャルなのである。人は生きている限り、どうしてもズレる。それは骨盤や背骨など身体内だけでなく、初志だったり、親切心だったり、思いやりだったり、であったりする。姿勢をたもつ商品、大地よりもとても奥深い開発深度がある。今日は以上です。

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2008年11月18日 (火)

コクヨのBELGERとIKEAのイス

【日本初?同時連動ブログ!】
 本日のブログは趣向を凝らして、同じタイトルのブログの前半部分をutteに掲載、後半をマーケティング・ブレインに掲載します。つなげばひとつ。独り立ちもしています。できれば両方読んでくださいね、というあざとい想いから“ブログ・リレー”です。前からの続きはこちらウッテリエブログをご参照ください。

  *****マーケティング・ブレイン VS.ウッテリエブログ*****

オフィスにおけるイスとはどういう意味があるのだろう?もちろんプロダクティビティ(生産性)を犠牲にして、リクライニングというわけにはゆかない。でも作業 量から発想重視へ、合理性から創造性重視へ、ステータスから機能へ、オフィス家具に求めるニーズががらりと変わりつつある。

 昨日のブログで“シセイスト”を取り上げましたが、なんといっても10時間くらいは座るオフィスのイス。そこにも姿勢を正す要素はたくさんある。コクヨの新製品が今日のテーマ。

【hmm…なアドバイス254.コクヨのBELGERとIKEAのイス】
背もたれや座面、肘、脚、張地などの椅子の構成要素を、体型や好みに
応じて選択できるとともに、背もたれや座面が交換できるオフィスチェアー
「BELGER(ベルガー)」を、2009年1月1日に新発売します。

引用元 プレスリリース

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 コクヨファニチャーから発売される『BELGER』が気になる。体形、好み、持続性を両立させたイス。新規購入時に背もたれも座面も足も、アクセサリーもチョイスが可能。そして各パーツの修繕交換が可能という“カスタムオーダーチェア”である。

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 座面は30ミリ刻みで奥行きを、20から30ミリ刻みで幅を、それぞれ3タイプチョイスできる。さらに堅さが“ソフト&ハード”で選べるので18種の中からベストフィットを選べる。わたしはお尻は小さい方で浅く座る派で、もちろん固いヤツがいい。これほどのチョイスの幅が素晴らしい。

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 背もたれは無くてもいいくらいなので低めがいい。むしろオプションの“ランバーサポート(腰サポート)”がいい。姿勢を良くするのは“足をくませない” “深く座らない” “安楽すぎない”というのが昨日のブログでの教訓だ。

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 さらにこのイス、クッションタイプとヌードタイプが選べるし、クッションは8色からの指定が可能。チョイスの掛け算をすると総計いくつになるか天文学的である。ざっくり価格を記すと10万円くらい。その価格なら・・・という感想もあるでしょう。安く済ますニーズ(3,000円の丸イス)ととことんこだわるニーズと二極化する象徴でもある。

【究極的には座って感じるしかない】
 自分の座りかたをどうサポートしてくれるのか?そこがたいせつではないだろうか。捗らせる、ひらめかせる、姿勢をよくする(シセイスト)過ちを正す(懺悔イス)など

 先日木工作家の木賊さんが言っていたが「イスは人のカラダに密着するので最も奥が深い」。高さ・幅・奥行きのベストフィットの寸法もあるし、包まれ感もたいせつ。素材や機能もある。究極的には座って感じるしかない。“これはいい”とおしりや腰が思えるかどうか。『第10回椅子塾展 300 Chairs』で、100くらいのイスに座りまくったわたしの感想だ。

【hmm…なアドバイス】
 ストイックかなあと思うが、ヤワい・座りやす過ぎるイスは敬遠したい。後ろに角度が付いてフンぞりかえるなんてもっての他。ソファでもきらい。

 イスは“座りやすい” “包みこむ”などの肉体機能面がべースだが、逆に“しっかりやれよ” “クリエティブになれよ” など、エモーショナルなリードをするデザインがあってもいい。仕事には波が憑きもの。波を受けとめて優しいのもイスなら、座り手を“ほらもっとできるよ!”と鼓舞するのもイスだから。

 イスの権威(つまりポストや肩書き)も疑問符だらけ。イスに幸せがあるのではなく、座り手の意識や“姿勢”にこそある。と思いつつ、今日は以上です。

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2008年11月17日 (月)

女は生涯シセイスト

 utteのウェブサイト開設に伴う作業で頭痛がとれなくなり、3日目につらさが頂点に達した。あれくらいのコンテンツ整備で、と言われるとつらいけど。“これじゃいかん!マッサージをうけないと!”と雷鳴にうたれてRelaXEに行った。そこで男性マッサージャーにこう言われた。

 「う〜ん、姿勢が悪いですね。丸まってますよ肩甲骨まわり」

 猫背は生まれつきです。でも揉みはとて〜も気持ちがよかったなあ。20分コース、血行促進よかでした。うん姿勢を意識せにゃと、そのときは思いました。

【hmm…なアドバイス253.女は生涯シセイスト】
「シセイスト・ボトムス」は、姿勢で大事な"体軸"となる"内モモ"に着目し、
下半身の正しい姿勢をサポートする機能インナーウエアです。内モモが衰える
とO脚の原因ともなる外側重心になりやすく、さらに下半身のバランスが
乱れて脂肪がつきやすくなるとも言われています。
引用元 プレスリリース

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 デサントから11月20日に発売されるインナーウェア。内モモを意識させてその緩みを防ぐ。膝部が開いて、あっぱぁぱぁにならないようにする意識を持たせるもの。仕組みは、外側から内側にバイアスをかけて引っ張る素材(伸縮性あり)を部分織り込みしたようだ。せんじつめれば“ヒップアップ”のポジション矯正でもある。

内モモが開く、つまりガニ股の弊害はいろいろある。男性ならよくある“電車の座席でシコを踏む”ような“幅占拠”、靴の左右で減りが違うとか、歩き姿・立ち姿がカッコ悪いということもある。実はそれだけでなく、ガニ股が姿勢の悪さ、肩こりや腰痛、背骨のゆがみとそれからの疲れやすさ、はなはだしくは顔の表情にまで影響するという。

6 こんな姿勢ではまずい。

 フト思うのは、最近ガニ股の若い女性が増えていないだろうか? 観察範囲が必ずしも広くないし、実例をあげるとソコばかり見ていると勘ぐられるし(笑)。でもやっぱり増えているような気がする。キリリのパンツスーツ姿がカッコいいのに、ガニ股だとがっかりしてしまう。

【ウェアの効果だけでなく】
 インナーウェア、効果のほどはいかに。文化女子大学でのテストでは12人中9人で効果が表れた。

12 デサント資料より。

 そのHPには“正しい座りかた”や“正しい立ち方”の紹介もある。正しい座りかたは“椅子に浅く座り” “足の裏をすべて付け” “背筋をピンとして” などでどれも今のわたし、やっていないことだらけ(笑)。正しい立ち方を、自分で横からはもちろん前からでさえ見たことはない。きっときっぱりと“逆S字”なのだろうなあ。シセイストのHPでは姿勢の自己診断もあるのでやってみよう(女性向けですが)。

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 矯正にはウェアだけでなく骨盤体操も整体もある。元同僚の女性が、ひとつ教えてくれた体操をやることがある。仰向けに横になり、両足の親指を内股に向けて付ける。息を吸いながら45度くらい上にあげて10数える。そしてストンと落とす。やり過ぎは腰を痛めるのでご用心。

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 これじゃあマズいですか?(笑)。T. ターナー pic by herb ritts

【hmm…なアドバイス】
 先日久しぶりに実家に寄ると、話しの流れで、老母の友人のY川さんのことになった。母の古い友人、もう70代後半だと思うけれど。

 「Y川さんって変なのよ」(なにが?とわたしはあいまいにあいづち)「何がってね、私たちは何かの集いでね、おしゃべりしているとするじゃない」(あいづちしたようなしないような)「するとね、ときどき時計に眼をやるのよ、彼女」(ふうんとあいづち)「そのうちにフト、Y川さん立ち上がってね、どこかにゆくの」(ふうん)「何しているのかといつも思っていたの」(それで?)「訊いてみたの。そしたらY川さん、“30分経ったら一度動くようにしているの”というの。30分経ったかなと、いつも時計を見ていたのよ」(へえ)

 つまり脚部のうっ血予防。昨今言い出された“エコノミークラス症候群”の予防を、それこそ半世紀も前からやっていた。訪問先の家であっても、失礼にならないようにぐるりと一周歩きまわる。だからこそ(1年半ほど前にお会いしたときでも)健やかなシセイスト。いくつでもかっこいい女なのである。今日は以上です。

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2008年11月16日 (日)

高性能プロジェクタ・スクリーンでDVD鑑賞!

 utteオフィスのソバに“牛タンの名所”あり。隔週につき1回ランチという希少性に惹かれて、ずいぶんと早めの時間から行列する人だかり。先日cherryさんとイソイソ行ったとき、あらら地階の店舗、階段の上まであふれていた。その行列の数人先に、さらにあららU氏がいるよ!また太ったね(笑)。

 utteオフィスが出来るまで、アキバのU氏のオフィスに居候させてもらいBiz IDに連載した手帳シリーズ原稿なぞコリコリ書いていた。「どお元気?」などとことばを交わしたが、彼こそはTSUTAYAが表彰すべきDVDマニア。1年は365日なのに今年は400本ペース(!)でDVD映画を観る。そんな彼に捧げるのが今日の商品。

【hmm…なアドバイス252.高性能プロジェクタ・スクリーンでDVD鑑賞!】
すでに使っている人も、これから買う人も…。プロジェクタXユーザーに
朗報です。「手軽にどこでも使いやすい。」を合言葉に、スクリーンも持ち
運びカンタンなものをご用意いたしました。また、明るい部屋でも鮮明な
プロジェクタ画像が得られるスクリーンです。
引用元 海連HP

2

プロジェクタXユーザー”という文句にチト引いたが(笑)、これはいいなと思った。手の平に乗る超小型LEDプロジェクタが続々と発売されて、一方置き去りにされていたのがスクリーンだから。そのスクリーンの紹介の前に、超小型プロジェクタの代表商品のひとつ『プロジェクタX Pro920M』がこちら。

20081110pro920_1

 本体サイズは90×44×80mmの“宝石箱サイズ、重量は190g。LEDで10ルーメンだが、一般的なDLP光源の明るさ表現とはちがいがある。LEDだと省電力で長寿命、そして発熱が小さいので小型化が可能。海連のこのプロジェクタは09年1月発売で定価39,800円。

【ハイゲイン・スクリーン】
 こんな超小型プロジェクタのお伴が『ハイゲイン&ワイド・スクリーン』。海連から発売されるスクリーンの特徴は以下の通り。

・4〜6倍明るい
・室内灯などの外光によるコントラスト低下を最小限に抑える
・プロジェクタ光源がまったく見えない。(ホットスポットが発生しない)
・“A4”と“A3”サイズ:ウォールペーパータイプで、壁などに粘着させる

14  阻害光要因一覧図

“A4”と“A3”という小さいサイズがおもしろい。前者は14インチ、後者は20インチ相当で、壁やホワイトボードに張り付けて使用する。プレゼンテーション先で「ちょっと貼らしてください」と壁に貼ることができる。釣り竿ケースのようなロールケースを持ち歩く必要がない。A4が19,800円、A3が33,800円。08年12月発売。

【ALBEDOの高性能スクリーン】
 ラインナップには“ハイゲイン”と“ワイドビュー”の2つがある。そして「4〜6倍明るい」という性能については、開発元のALBEDOのサイトが詳しい。この会社はスクリーン開発に特化するベンチャーだ。

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 特殊な三層構造で光の入射角をマネジメントして、従来スクリーンの最大6倍の明るさを実現する。2つの製品“ワイドビュー”と“ハイゲイン”、そして従来のマットスクリーンを比較したのが次の3つの画像だ。

[スクリーンの直前にダウンライト]
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 ダウンライトの反射角を下に逃がしてイメージをコントロール。

[明るい部屋の場合]
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 ハイゲインのコントラストの良さ。明るい部屋でもプレゼン可能。

[暗い部屋の場合]
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 暗い部屋ならなおさらハイゲインのコントラストの良さが光る。

 ALBEDOでは32インチから53インチのスクリーンを直販もしている。他のプロジェクタ・スクリーンのメーカーは会議室やセミナールームに特化して、大サイズを製造してきた。プロ仕様の高輝度なプロジェクタならそれもいい。

 今はニッチだが、超小型プロジェクタが普及すれば、大きな新市場が現れる可能性が高い。そこに眼をつけたスクリーン開発が素晴らしい。

【hmm…なアドバイス】
 こんもり派のU氏、今日の日曜日もたぶん“DVDing”していますよね。今日も歴史DVDを鑑賞なのかなあ。約10年かけて映画レンタル1,000本到達の記録には恐れ入る。このスクリーンなら歴史映画も格別よ。おっと先日、『レッドクリフ』の話題に傾きそうなのを、なんとか回避できたぜ(笑)。

 プロジェクタの用途革命も、“投影設備業界の三国志”をつくるだろうか?今日は以上です。

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2008年11月15日 (土)

フォトフレームの活用策ひとつ

 先日utteの近くの郵便局に行ったら、すでに年賀状が売り出されていた。11月ですから。ところが・・・わたしは苦手です、年賀状。

 「ごぶさたしている人に出すからいいことですよ〜」と言う人あり。それははわかる。でもごぶさたしているからこそ“ひとこと”が書けない。0コンマ8秒ほどの後ろめたさを押し殺して「本年もよろしくお願いします」などとマインドレスなことを書いてしまふのだ。それが精神衛生上わるい。

 と思ったところに、年賀状の未来形をみつけた。

【hmm…なアドバイス251.フォトフレームの活用策ひとつ】
Aequitas Technologies has released the iGala Wireless Digital
Picture Frame, which features an 8″ 800×600 touchscreen
display, 1GB of internal memory, Wi-Fi and connections with
Gmail, Microsoft Windows Live FrameIt and Flickr.
 引用元

Igaladigitalpictureframe

Aequitas Technologiesは iGala ワイヤレスフォトフレームを発売した。8インチのタッチ機能付きのスクリーン、1GBメモリー、無線インターネット接続でGmailとWindowsのLive FrameItサービス、そして写真共有サイトFlickrにアクセスできる

 08年11月から米国のAequitas Technologiesで販売開始されてデジタル・フォトフレーム。8インチの液晶というと昨今のミニ・ネットワークPCのサイズを思い浮かべればいい。800×600とはSVGAクラスの解像度。ネット接続をできるフォトフレームはいくつかあるが、このフレームはタッチスクリーンから入力できるところが新しい。

Main_menu Keyboard

【スペックですが、ちょっと情報不足でして】
 この製品が何ができるのかもう一度確認しよう。

Networking     WiFi
Speakers     Yes
Display Size     8 inches
Resolution     800x600 
Aspect Ratio     4:3
Memory/Storage:Flash Memory Cards Supported SD, USB
Integrated Flash Memory     1GB

引用元 こちら 

 内蔵メモリーは1GBに過ぎないがSDスロットもUSBもある。16GBのSDは今や3,000円未満(これ安すぎるなあ)だからこれで十分。音楽はどうやって取り込むのかわからないし、電池なのかAC電源なのかもわからない。商品案内が不親切です。
Igalaback

 Microsoft Windows Live FrameItは、08年7月より英語版でサービスが開始されているデジタルフォトサービス。自分の撮影したフォトだけでなく、RSSで気になるフォトを取り込んで、自分だけのアルバムづくりができるという。ただそれだけでなく交通機関情報や天気予報もグラフィカルかつリアルタイム表示をするらしい。Flickrはご存知の通りネット上の写真アルバムだ。

 ちなみにわたしもcherryさんもPiccasaを使う。cherryさんは撮った写真をPiccasaにアップすると、PCを含めて一切画像を手元に持たないそうだ。わたしはローカルのMacにもダブル保存する。そこが片付け上手とヘタを分けそうだ。

 価格はオンライン販売で$239.95。円高だから2万6,000円も出せば日本からでも買えそう。ただし日本語版があるか不明。 

【デジタルフォトフレーム=つなぎ商品?】
 デジタルフォトフレームは一家に一台普及するハズと考えて、各社が開発・発売するガジェットだ。カメラがデジタル化して、アルバムがいつまでも紙であるわけがないし、家で場所とるから絶対そうなるよね。ところが今ひとつ普及しない

 それはなぜか?わたしのように、ほとんどの人類が写真整理下手だからだ。アナログでもデジタルでも、下手はヘタで変わらないようなのだ。実に哀しい。

 だから便利機能やかんたんを競うことになるわけです。うがった見方をすれば、高齢世代(フォトフレームは老人ホームに需要がある)や下手世代が消滅して、PCでスイスイやるcherryさん世代までの“つなぎ商品”なのかもしれない。

【hmm…なアドバイス】
 でもそこでひとつ提案。プリントごっこも廃れつつある今、いっそのこと“フォトフレームから年賀状”ってどうだろうか? 

 「今年もよろしくお願いします」という空虚な文句より、“セルフポートレイト”や自分の撮影したおもしろ写真を10枚でも20枚でも、まとめて送れますよね。メッセージも書きやすいし、受け取る方もフォトフレームで流せばいいので楽しめます。いかがでしょうか?今日は以上です。

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2008年11月14日 (金)

飼い猫の殺人プロット

 utteの修正、鋭意実行中。ウェブサイトのオープン後、細かい修正や改良ポイントが次から次へ。もう週末ですから、いったんウェブサイトの修正はお休み。また明日からにさせてください。

 utteの修正お休みだあ!と思ったら、cherryさんが“猫の習性”のサイトを教えてくれた。これは実にミャオなサイトだったので取り上げたい。

【hmm…なアドバイス250.飼い猫の殺人プロット】
How to tell if your Cat is plotting to kill you.
“飼い猫があなたを殺そうとしてるとしたらニャンとする? ”

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 このサイトによると殺しの兆しはマーキングのごとく家中に広がっている。ミ・・ャ〜っと思い当たるスジがたくさん。ひとぉつずつ見てゆこう。

 おっとその前に!このブログを読んでるあなた、膝の上に猫ちゃんなんていないですよね?遠ざけておいてくださ〜ぃ。猫は飼い主の心を読むのがとぉってもうまいんです。マウスを転がしてウェブブラウズなんてお手のもの。飼い主を絶えずヒゲアンテナでチェック。だからひょいと床に離して、鼻歌でも歌ってカモフラージュして読んでね。

【殺人プロットだにゃん】
<のっかってごろん/kneading on you>
愛情のあらわれ、なんて思っていますよね。ジツは・・・飼い主の内蔵のへたり具合を肉球で押してはかっているんです!

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<猫砂荒らし/excessive shoveling of kitty litter>
おトイレ砂を使った後、後ろ足キィックで散らすのが、あれれ凄すぎる?なんてことありませんか?それは、あなたを殺した後、死体を埋める練習なんです!

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<屍体動物運び/bringing you dead animals>

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「やったでしょ!見てよ!」なんて自慢していると思わないほうがいい。無惨に血みどろにされるのは飼い主なのだ。

<暗がりに隠れて監視/hiding in dark places and watching you>

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 猫はあなたの普段の習性をじっと観察している。いつ・・・やろうか、と。眼ランランこそ警告ニャ。

<MacBookの上で寝る/sleeping on your electronics>

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 人間の下界とのコミュニケーション能力を猫は決して侮っていない。ポリカーボネイトのMacBookがアルミマックよりも温かそう、という比較論もない。猫はハードボイルドなのだ。

<部屋から部屋へ、あなたの行く手へ/sprinting at light speed out of any room you enter>

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後追いしてしまうのは、猫なりの反省からだ。なぜなら安全確実な殺しは“待ち伏せ”だから。待ち伏せできなかったゆえに、瞬時の先回りができるかどうかトレーニングをしてるのだ。

【猫とのだまし合いのグッズ2つ】
 飼い主としても黙って死すわけにはゆかない。そこで猫の殺しの願望をスポイルする2品を紹介する。まずは『CATBIB』。

2 う〜ん。。。
CatBibs stopped 81% of cats from catching birds, 45% of cats from catching mammals, and 33% of cats from catching  herptofauna. 引用元 
キャットビブ(よだれかけ)をすれば81%の猫が鳥を捕まえなくなり、ネズミなどのほ乳類は45%、は虫類は33%の猫に思いとどまらせる効果あり」  これってクビまわりが邪魔だから、結局運動不足ってこと?(笑)

もひとつは、『Jerry's Revenge』だ。デザイナーChillichillyさんの作品で、マウスパッド。

Jerrysrevengemain

 マウスパッドの上でマウスをつかうたびに猫が逃げまどうって寸法さ。猫だましだけど、トムとジェリーに仲良く喧嘩してもらうには安い1.500円。

【n、nyaa…なアドバイス】
 なぜcherryさん、この記事に注目したのだろうか?

 彼女の家の長男猫は、比較的大人びており、ペットショップではぐくまれた殺意は、一見ゆるんだように見える。次男猫は、最近敷かれたホットカーペットにゴロニャンと背中を付けて、腹を上向きにして寝る。これは“オレは家ネコだ”という、麻薬潜入捜査官がよくやるダブルスパイの芝居にも思える。三男猫は花瓶を倒す、部屋中を荒らすと悪さを尽くす。

 3匹の猫が実はグルで、芝居を演じていないとはいえないぜ。そういえばcherryさん、今日は体調すぐれず自宅作業だった。実は毛玉を飲まされたか?(笑)

 きっと猫の人間への復讐の根底には、あの“猫ふんじゃった♪”の曲があるような気がする。今日は以上です。

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2008年11月13日 (木)

3人の“セルフコーポレート”——私の起業物語

3人の“セルフコーポレート”——私の起業物語
「郷は最近どうしているだろうか?」。プロフィールから勤務先の名前が
消えたため、そんな疑問を抱いてくれる人がいた。10代、20代前半といった
“アラウンドティーン”の時期に抱いた夢を実現するために独立したのだ。

つづきはこちら→ 

Pict0022  神田川旅情

ふれあい橋の下を神田川が流れ、われら起業者の夢も流れる。

 今朝、utteルームのある印刷会社のビルの裏、神田川河岸から撮った一枚です。まん中くらいに鳥、見えますか?秋葉原駅中央口から神田方面への近道、“ふれあい橋”。そこから時折、水鳥が見えるんです。今朝は黒っぽい水鳥が漂うように泳いでいました。

 詩のような句はもちろん詩で、中学から高校時代に耽読したアポリネール詩集の一節のもじりです。原文は「ミラボ−橋の下をセーヌ川が流れ われらの恋が流れる わたしは思い出す 悩みのあとには楽しみが来ると… 」(堀口大學訳)

Pont_mirabeau_injalbert_navigation5 ホンモノのミラボー橋

 “水鳥こそは自由業だ”。水鳥を見て、わたしがそう呟いたかどうかは秘密です。会社を辞めてから、カラスを見ては「お前もひとりだよな、がんばれよ」と呟き、すすきを見ては「お前の風に流されず負けない、しなやかさをオレに分けてくれ」と声をかけていますが(笑)。

 今回のビジネスメディア誠の“うふふ”には、自分の独立のことを書きました。

 事業のPRをしたくはないので、なるべく主観的な気持ちや出来事を書いたつもりです。PRぽいゾ、コイツというコメントがあれば甘んじて受けとめます。できるかぎり、わたしはピュアなつもり。その甘い思い、お許しくだされば幸いです。

【衣】
 会社を辞めて変わったことと、変わらないこと。ランダムに綴ります。

 まずファッションかなあ、劇的な変化。毎日すり切れたジーンズ。着古したトレーナーやら長袖のTシャツやらに、けっこうカジュアルなジャケッツ。だんだんそれが当たり前になって、ゆるくなるのが板について。そういえば、前職のコンサル会社の人がこう話していました。

 「ボクらの世代のサガなのか、フォーマルかぐっとカジュアルか、そのまん中の服がないよね

 確かに、スーツの次はパジャマ(笑)みたいな感じで、“フォーカジ(フォーマルbutカジュアル)”がなくて困ります。サラリーマンの宿命だとも思う。

 ひとつおもしろい気づき。自分が“ボトム・カジュアル”な姿になると、朝の通勤電車で自分の服装が浮いているのに気づくだけでなく、自分と同類の“カジュアル社会人”に気づくんです。カジュアルな人を見かけては、どんな職業なのかしら?収入っていいのだろうか?とか(笑)。スーツ姿では見えなかった人びとがどんどん視界に入ってきます。見えなかったことの気づきNo.1でしょうか。

【食】
 食は質素です。今は倹約あるのみ。毎日のようにお弁当なのは健康にはいい。ほのぼのですが、わたしはともかく、美味しいもの知りのCherryさんのストレス、いかばかりか。

 ときどきふたりで発作が起きて、“刀削麺が食べたい” “タイ(Thai)メシが食べたい” “タンメシが食べたい”とのたまい合います。タンメシとはアキバの裏地の伝説の“牛タン”行列店。月に1度か2度しかないランチ。今日がその日で、とってもタンのうしました♪旨かった。店名を紹介するとマニアが怒るのでしません。

【住】
 utteルーム、今朝の掃除係はわたしでした。まだ頭痛がおさらまらず、テキトーにやりました。片付け下手を、そろそろチクリとCherryさんに言われているけれどね。

 そんなわたし、自慢できることはあります。前の職場では机を拭く人をみかけたことがなかった。あれはまずい。わたしは自分だけのでない机も(ときどき)拭いた。花には水をやりました。置き去りにしてきたシンビジウムが枯れていないか、ときどき心配なのです。

 病(やまい)は気からと申します。やっぱり整理整頓は良い仕事や正しい思考に必須。きちんとしたい。気持ちは高まっています(と書いておきますよ、Cherry殿)。

【描】
 最後に“描”。

 事業に御参画いただいた方々にインタビューさせていただき、わたしが文章をまとめました。間違いがあったり、その連絡ミスがあったりで、たいへんご迷惑をかけました。誠にすみませんでした。今後のうっかり治しの糧にいたします。

 これからもクリエイターさんのインタビューをさせていただきます。そこで、うっかり撲滅を宣言すると共に、少しだけ気持ちを書きます。

 utteという事業、クリエイターさんの世界を理解することが出発点。インタビューではお話しを生で伺って、心から感動したい。その表現世界やオリジナリティを描きたい。それを“時系列”にまとめたくなくて、オリジナリティの根源がここにある、と思うところにフォーカスしたいそんな文章をめざしています。浅ければわたしの至らなさです。がんばります。今日は以上です。

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2008年11月12日 (水)

utteダイアリーその4 ウェブサイト オープンしました!

utteのウェブサイト、昨夜2008年11月11日、オープンいたしました。ほんとうにたくさんの方々に支えられて開設できたという安堵と感激で顔が“くちょくちょ”になりました。ぜひご支援をお願いします。トップページはこちらです。

Pict0015 右隅の “しました”ってのが変更点です。

 システム面の成長もコンテンツの豊富化もこれから。順次アップします。近日中にも会員登録開始、そして作品の販売開始とメールマガジンの発刊をします。それまで、まずは気鋭のクリエイターさんたちの姿とその作品をごらんください。

【hmm…なアドバイス utteダイアリーその4 ウェブサイト オープンしました!】

Focus_top1  

utte はじまります。

クリエイターは自分の作品を”utte”ほしい。
みんなは自分らしい作品を”utte”ほしい。

そんな気持ちをかなえるutte、2008年11月11日、はじまりました。
第一回目のutte focusではクリエイターひとりひとりの世界観を
お伝えします。utteが最初に紹介するクリエイターたちは8人です。

最初の特集は主役のクリエイターさんたち。わたしたち(Cherry、黒澤、郷)でひとりひとり、時間をかけて、丁寧にお話をうかがいました。撮影はウッテリエCherryさん、インタビュー記事作成はウッテリエ郷です。おっと、ウッテリエ/uttelierって知らないよね。utte(うって=売って)とソムリエを掛け合わせた造語です。

 わたしは「インタビューも文章もまかせてよ!」と啖呵切ったのですが、日程が混んできたら“担架”がほしくなって、弱音を吐きそうになりました。でもクリエイターさんの話しは凄くて、その自分探し、オリジナリティの探求の思索、苦しみとよろこび、それらを自分の表現メディアに爆発させる姿。わたしの心の中に“クリエイティブの地層”ができました。

 わたしはリサーチャーとして新事業実行者として、さらにコンサルタントとして、過去に数百名のインタビューをしてきましたが、インタビューアーという仕事にこれほど感動したことはありませんでした。うかがっていて引き込まれ、“自分探しの同時体験”もしました。彼・彼女たちの想いが、サイト訪問者に少しでも伝わればいいと願っています。

【たぶん“small & deep”が正解 】
 ウェブサイトの開設に至るまでは、ひとことでは伝えられない、さまざまなことがありました。たくさんの作業あり変更作業あり、やりとりの連続で、徹夜ウーマンがおり(感謝してます!)、喉の発作の人あり(治まった?)、鼻炎と頭痛と肩こりの持病の人あり(自分です)、さまざまな物語がありました。

 その経験の先に何があるのか?先日、Cherryさんと神保町のタイ飯屋に行ったとき、こんな会話をした。

 「utteの3年後って見えてる?」わたしが訊きました。
 「いいえ。郷さん見えてるんですか?」
 「うん。このあいだ、寝ながら考えていたんだ。そうしたら明け方になって、はっきり見えてきたの」
 「へえ」
 「いちおうね、楽観主義者ってこともあるんだけど、成功してるんだ、ぼくら」
 彼女はへへへと笑った。
 「ポイントはね、拡張すべきなのか原点を保持するのか。そこに岐路があって、君とボクがちょっとだけ対立するんだ」

 この事業の可能性と制約、わたしにはどちらもはっきり見えます。環境変化にもめげず、まずは“narrow & deep”でいこうね。そして何度討議しても、仲直りしましょう。

【hmm…なアドバイス】
 こんな小さな事業化でも、たぶん誰かには参考になるはず。それで明日アップされる“うふふ”マーケティングに起業物語の出だしを書きました。PR臭くならないようにしたつもりですが、読者の参考になれば幸いです。

Pict0017 Pict0009 ケーキ&チャリ。

 ウェブサイトオープンで、さやかなアニバサーサリー。わたしはオフィスまで自転車で乗り付ける!という約束を果たしました。Cherryさんはスタバのクリスマスケーキを買って来た。ちらりと見えるスパークリングとともに、始まったばかりのささやかなお祝い。

 涙で顔がくちょくちょかって? 肩こりと頭痛がおさまらなくて、“リラクゼ”のマッサージを受けて、くちょくちょになりました(笑)。“自分、お疲れさまです”と呟いた。自分より開発主担当のAさんはお疲れです。開設前夜はALLでした。彼女に“utteをみんなが幸せになるサイトにします”とメールを打ちました。それを誓って。ではまた明日。

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2008年11月11日 (火)

SAKURAの春【12】お客さんはドコォ? 1/5

 ブリスベンのダウンタウンの日本料理店『SAKURA』に漂着したふたりの若い日本人、コバヤシと後藤。SAKURA2号店をめぐり、失意と熱意と成長を描く“マーケティング・エンターテイメント物語”。その12回目です。11回目まではこちらです

          ********************

 ようやく土曜日になった。今週はやけに長かった。思えばMr.Tの電話がはじまりだ。“明日そっちに行くぞ”。彼はこう言った。普段はブリスベンのダウンタウンで、日本料理店SAKURA本店の店長兼オーナーをするMr.T。店長というよりも、元空手道場を張っていた、ヒゲをたてた闘士と言ったほうがいい。電話の翌日、SAKURA2号店にやって来てこう言った。

 「来月も売上が上がらないなら、コバヤシ、お前を殴る」

 その目は、相手の物理的な立ち位置だけでなく、心の立ち位置まで見抜く。距離を縮めてまず気合いの発声のようにことばで刺す。その次は容赦なく拳で倒す。これがMr.Tのこれまでの人生の方程式だった。

2  DVD『黒帯』 引用元(部分) 

 わたしはそれから起きたことを、フラッシュバックで思い返した。だが今日が終われば明日はお休みだ。“お客さまに近いところで考える”ランチョン・ミーティングの作戦を練りたい。前を向こう。料理をどう出そうか。それで何を感じるか。何を良くすればいいのだろうか。専念しよう。

 そこに、電話が鳴った。

 電話に出たワンダがこっちを向いた。「コバヤシさん、シュッ、シュッ!」と拳を打つマネをした。Mr.Tからだった。自分の顔がゆがんだのがわかった。まるでアクシデンタルにドリアンを食べてしまったような顔だろう。電話にでた。

 「おい、コバヤシ!」という一声が聞こえた。いよいよかと思えば、別の命令だった。それもまたボディブローではあった。

 「コバヤシ、明日出るぞ。準備しておけ。後藤にも伝えておけ」

 Mr.Tは普段から「ハイ!」という答えしか用意されない会話をするが、これもそのひとつだ。「出るぞ」とは“海”で、ブリスベンのハーバーに彼が泊める釣り用のプレジャーボートから海洋に出ることだ。「準備」とは“お前らふたりも来い”という命令だった。

 “プレジャーボート”は抜け目なく会社保有だ。そのボートで釣りに出るのがMr.Tの楽しみだった。グレートバリアリーフにプライベートのプレジャーボート。成功のあかしのように聞こえるが、それはワーキングホリデーのアルバイトいじめの象徴でもあった。

         
********************
 
 日曜日の朝、Mr.Tの命令に従って、スニーカー、タオル、日焼け止め、そして作業用の手袋を後部座席に放り込んで、途中で後藤をひろい、老いたFiatでハーバーに向った。潮風に近づけば近づくほどFiatは、しゃっくりをするかのように、ときどきエンジンを震わせる。コイツもイヤがっているのだ。

 「せっかくの休みなのに・・・よりによって“プレッシャー・ボート”とはねぇ・・・」後藤はまだブツクサ言っている。
 「殴られるよりマシだろう?」
 「いや殴られた方がマシですよ。これやると、ほんと日本に帰りたくなる」
 「いずれそうなるさ」
 美しい海ともおさらば。Mr.Tともおさらば。南の日本世界ともおさらば。旅はいつか終わるのだから・・・。

 後藤は話し続けた。「Mr.Tの店のために働きに来たわけじゃないし」
 「じゃ、何のために来たんだ?」
 「探しに来たんですよ」
 「何を?」
 「安住の地を」
 「嘘だろ、ホントは女の子でも探しにきたんだろう?」
 「それもあるけど、たしかに」後藤は笑った。「ここはこわれてないから」
 「こわれていない?」
 「こわれていない場所で、こわされずに働き、こわれずに生きる」後藤はよどみなく言った。
 「気の利いたセリフだな。誰かの言葉か?」半ばからかって言った。
 後藤は続けた。
 「きっとみんな、だからオーストラリアに来るんじゃないですか。日本がイヤだとか、働くのがつまらないということだけじゃなくて、自分がこわれていくのがイヤなんだと思う。まだ地球上で、こわれていない地に行きたい。大人から見ればそれは“逃避”と片付けられる。社会に適応できないドロップアウトって言われる」
 わたしはことばを待った。
 「でもボクらにしてみれば、逃げているわけじゃなくて、つかまりたくない。つかまるとこわされる。そんな恐怖心から、日本を出るんじゃないだろうか」

 “たまには気の利いたことを言うな”とわたしは思った。こわれてゆくのはなんだろうか。自分の生活リズムだろうか。人間関係だろうか。ほんとうにやりたくて、やろうとさえしていない夢だろうか。いずれもYesだ。でも、もっと根っこにあるのは、“ほんとうの自分”なのかもしれない。笑顔を無くして、不平や不満に満ちて働く社会人たちの姿には、これがオレだな、という自分の姿も影も見えない。

200806_25_68_d0120268_23482369  引用元 

          ********************

新事業utte、第一次オープンの準備、やりとげました。応援ほんとうにありがとうございます。でも本日、08年11月11日の21時の段階で、ウェブサイトへのご訪問者の情報管理を強固にするため、まだシステム上の鋭意努力のさなかです。ごめんなさい。今夜中に一次オープンはかなうものと思いますが、ちゃんとご報告するのは明日になりそうです。

 そんなこともあり、またちょっと疲れ気味で、今日のブログはコバヤシと後藤に出てもらいました。物語中、自分でも大好きなくだりです。utteの最初の登録クリエイターさん8人の自分探しと重ねて、じんときました。明日はutteのことを書きます。今日は以上です。

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2008年11月10日 (月)

utteダイアリーその3 ナチュラル&スマイル

 今日は日記っぽく時系列に起きたことを書いてから寝ます。きっと3年後に懐かしくなるだろうから、今日のことは自分のために、相棒たちのために、クリエイターさんのために、そして、いつか起業や新規事業を!と思っているこのブログの読者たちのためにも、ざっくりと記録しておきたい。

【hmm・・・なアドバイス249.utteダイアリーその3:ナチュラル&スマイル】
0800 ひとつ手前の駅でメトロを下車。なぜなら朝っぱらから開いている業務用スーパーに寄りたかったからだ。買い物リストは「ティッシュ、花、ランチのおかずなど」。先週金曜日、鼻炎でティッシュを使い切ったのと、記念すべき日の前日だから、花を買いたかった。あいにく花は販売しておらず、業務用のコーヒーを買った。

0825 オフィス到着。清めの掃除をする。掃除機をかけてから拭き掃除。そして予て買っておいた“A看板”を開封して、チョークで文字を書いた。心をこめて。

Pict1108 どぉですか?

 そうです。明日は新事業utteのウェブサイトオープンの日なんです。まだまだたくさんやることはあるし、不安なことも多いのだけど、気合い一発!書きました。柏手(かしわで)打ちました!(嘘)

0900 ウェブサイトのオープンの前日なのに、まだコンテンツが欠けている。お問い合わせ関連の文作成。

【ゆっくり急いで】
0930 Cherryさんからメールあり。「病院に寄っていきます」持病が出たそうで。“お大事に。健康第一だからね”と返信。

 “ゆっくり急いで”。好きなことばです。

 もともとは禅のことばなのですが、ゆっくりと急ぐのが、今日のような切羽詰まる日にはありたい姿です。このブログも午後11時過ぎに帰宅後、ゆっくり急いで書いています。

1000 他の文書チェックに入る。
1030 Cherryさん、現る。少し顔青いし、声色はちと苦しそう。でも仕事の“小鬼”のわたし、“ほらここまで来たよ”と報告&相談。だって彼女がいないとできないことが多いから。病院経由でも来てもらわないとダメでした。ごめんね、ありがとう。

1100 複数のクリエイターさんへの問い合わせが必要な事項リストアップ。メールを入れる。

1230 昼食始め。ちょっと喉痛いCherryさん、大丈夫だろうか?と思いつつご飯。整理整頓派VSちゃらんぽらん派、みたいなお話し。

1315 仕事再開
1500 システム開発をお願いしているS舎のAさんから電話。「あれとこれの4つの書類、お願いします!」というのですが、今ひとつ「はあ?」という風情のわたし。心配させたのかメールの追伸来る。がばっと作りだす。
1630 作成&送信。

【だいじょうぶ、だいじょうぶ】
 それまで黙々と(いえ時折ゴホゴホと)クリエイター記事と作品記事の作業をしていたCherryさん、「だいたい終わりました」と告げてくれたのがそのころ。ああ具合が良くなったなあ、よかったなあとホッとしたわたし、つい愚問をした。

 「ところでさ。どうやってこの記事とこの記事、リンクさせるの?」
 「ええ!ゴフさん、S舎のAさんのレクチャー、聴いてなかったんですか?」

 記事と記事のシステム上の文書リンク。そう言えばAさん、そんなこと言っていたなあ(笑)。すっかりさげすまれました。ふぅ。

1700 いったん“票読み”開始。やることと、やらないことリストアップ。というのも明日のサイトオープンのためには、ファイルデータの移行時間が必要で、それにかかる時間を逆算すると、明日の某時刻までの許容作業が決まってくる。

1930 けれど・・・この期に及んで、あるクリエイターさんの記事修正が発覚。連絡し合いのミス。今からどおしよう!と思ったけれど、ていねいに誠意をもってがutteのモットオですので、やりましょう、できるかぎり。でやりました。

 「お腹、空きましたよね」とCherryさん。
 「ラーモン、食べようか?」とへろへろですでに口がまわらないわたし。
 「ラーモン、食べましょう!」とCherryさんがコンビニに行きました。

【2030ラーモンを食べて】
 ざざあっとカップラーメンのできあがりまでに修正。この期に及んでの修正、となると“スワッ”と思うだけですね。急いでゆっくり(逆ですか?)やればたいしたことではない。深呼吸しろよ、自分。

 不思議なのは、焦りはまったくないこと。だいじょうぶ、だいじょうぶ、という声が自分の中から聴こえてきます。誰のことばかしら?

2100 さて明日のTo Do Listsづくり。ざぁっと10項目くらい。わたしたちはそれほど重くはないけれど、システム開発をお願いしているS舎の方々、夜なべになっちゃうと思う。ごめんなさい。ボクらが遅くて。

2140 オフィスを出る。

【hmm・・・なアドバイス】
 自分は今、どんな気持ちだろうか?最初に浮かんだ形容詞が“ナチュラル”、次に浮かんだのは、ことばではなく頬に“スマイル”です。肩に力いれすぎず、自然体でがんばれた。そんな思いで、こそっとひとりで微笑みました。

 所属企業もなく、自分自身と社会のために、同志たちと共に価値を生み出そうとしている。食うためっていう意識が、まったくどっかに行ってしまった。こんな純粋で心地良い充実感、今まで味わったことがなかった。始めてほんとうによかったと思いました。明日は明日のutteの時系列を書きます。

4 utte nuts

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2008年11月 9日 (日)

JLabのJ2 Premiumイヤホン

 今日はほんとうはオフィスに出て作業だった。ちょっとした行き違い&勘違いがあって、行かなかった。待っていた人もいたのに。。。ごめんなさい。早とちりはいかん。その代わりたっぷり家で仕事をしました。珍しく音楽も断ってね。

 ついに夕方疲れきって、何かおもしろいモノないかなとネットをぶらりとしていてみつけました!う〜ん・・・これは久々に買いなのではないか。しかも円高だしね。

【hmm…なアドバイス248.JLabのJ2 Premiumイヤホン】
We're fans of JLab Audio's products, and we're not alone. The company's
$16 JBuds have been the best-selling earphones on Amazon for two
years running. Now the Tucson-based audio company improves those
venerable phones with the J2 Premium Hi-Fi Noise Isolating Earbuds,
offering them in a rainbow of iPod nano-matching colors and making
them even more durable.

引用元 DVICE 

Jlab_j2 ブルーやピンクだけでなく。

ボクらはJLab Audioのファンさ。あの16ドルのJBudイヤホン、アマゾンで2年間ベストセラーだったしね。そのJLabからノイズキャンセル付きのプレミアムHi-Fiイヤホンが出るっていうんだ。しかもあの“nano、色いろ”にぴったりの色をそろえて

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 色は、本家のnano以上の12色の組み合わせがある。これがなかなかおしゃれで、ブラック/ミントグリーンやブラック/ホットピンクなどがぐっときた。いや色だけがアピールポイントではない。まず手荒に扱われるコードの丈夫さ、ハウジングのしっかり感はこの価格帯レベルを遥かに越えているという。

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【これ買いだろふか。。。】
 音響性能は個人差はあるし好き嫌いもある。メーカーの説明では『Rich, dynamic soundstage with crisp(芳醇で切れ味のあるダイナミックな音場)』。悪くなさそうだ。イヤホン自体のサイズも大中小の3種類あるので、耳のでかそうな米国人だけのものじゃない。

 定価79ドルをAmazonの発売予約では29.95ドル。円高の今なら3,000円だ。まあずっとその値段かもしれないけれどね。でも低価格ゾーンでは圧倒的に支持をされた先代モデルの存在もあり、かなり惹かれる。基本的に直販Onlyで、今のところ米国Amazonで購入するのが近道のようだ(サイトは日本語対応なのでいずれ日本でも売るだろう)。郵送費は7ドルくらいだとして(たぶん)4,000円はしない。

【JLabって、どんな会社?】
 JLabとはどんな会社なのか?アリゾナ州で2005年創業、1年半の研究を経て、2006年7月に『B-Flex』『MiniBlaster』そして『JBuds』を同時発売してマーケットの話題を独占した。

11 10 オモテにiPod、ウラにスピーカー。

 nanoをスピーカーに差し込んでドライブするMiniBlasterは49.95ドル。そのアイデアがとてもいい。本体は乾電池ないしAC電源で駆動する。Gizmodoやcnet、NY timesでも推奨された。

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 USBポートに挿しこんで、お好きなポジションにスピーカーを傾けられる『B-Flex 2』も魅力的だ。こちらは39.95ドル。WIRED, ABC news, NY times, gizmodoなどにとてもウケた。

【hmm…なアドバイス】
 iPodとiTunesの爆発的な普及で、オーディオのデバイスや媒体の業界も塗り替えられた。その中でJLabがやろうとしていることは、ポータブル・ミニオーディオやPCオーディオの世界で、リスニングスタイルや体験を刷新することだ。

 歩いても立っても座っても、自動車でも自転車でも(これ、やめましょう)、iPodで音楽を聴く。オーディオ装置の前ではなく、PCやMacの前で音楽を聴きDVDを観る。それが当たりまえになった。でもフツーにイヤホンやスピーカーを挿すのではなく、もうすこしスタイリッシュに聴きたいですよ。機能オンリーではなく、聴きかたのデザインをする。媒体もマシンも変わったけれど、実はアクセサリー業界の発想は従来どおりではないか?もっと自由な発想ができるのだ。

 今日は以上です。明日はutteの追い込みです。

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2008年11月 8日 (土)

自転車乗りを悩ます予防ふたつ:お尻のうっ血と盗人

 昨夜厳しかった風邪、なぜか一日で良くなった。風邪薬を規定量の倍くらい飲んでラリって(?)寝たからか?ブァカは風邪をひかないのか?とまれ今朝のMY喉鼻、カラダ器官として機能してくれた。誠の原稿を書き、浦和レッズのなしくずしの勝利をTVで確認し、ついでに新事業utteの仕事もサーバ通信できたさ。

 無謀でブァカなのか(あんまり寒くなければ)、明日は自転車でutteルームに行きたい。片道20km以上だ。もう数日でウェブサイトの門出だから日曜返上。富士には月見草がよく似合い、utteには自転車が似合うような気がするしね(根拠レス)。

【hmm…なアドバイス247.自転車乗りを悩ます予防ふたつ:お尻のうっ血と盗人】
 自転車関連で、最近気になった新技術記事が2つある。今日はそれをとりあげる。まずは“MoonSaddle”である。

2 20081031192

米MoonSaddle社が開発した最新型サドルの三日月形デザインは、サイクリング
を快適にするだけでなく、精子の数までも増加させる効果があるという。

引用元 WIRED Vision

同社HPによれば“MoonSaddleは自転車乗りの会陰部への圧力を除いて、骨格の自然な姿勢をたもつ”のである(米国特許取得済み)。んだからアレも乗ってよくなる?それはないでしょうが、この“逆”のカタチ。最初はちょっと引くよね。

【股間のうっ血は避けたいぜ】
 自転車の従来のサドルは「神経絞扼[こうやく:神経などが周辺組織に圧迫されること]と血管閉塞」を発生させ、ペニスの血流と感覚を著しく減少させる」(WIRED Vision記事)つまりEDを増やすそうで、このMoonSaddleならその圧力がない。ポイントは血流の阻害である。

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確かに長時間サドルにまたがると疲れる。でも背を伸ばしたり、かがんだり、姿勢を変えることでお尻のうっ血はある程度防げる。MoonSaddle評価者の投稿にもこんな意見がある。

unlike a regular saddle with a cutout, there is only one
position on this seat, you can’t move forward or back…
without adjustment it becomes very uncomfortable.
(フツーのサドルなら姿勢が変えられるが、こいつではひとつの姿勢になる。
だから快適とは言えない)

 できれば精子は減らして、性欲は増やしてほしい(笑)という冗談はさておき、何百年続いてきた“またがる”という概念を否定して、まったく違う形状の商品開発は凄いと思う。米国で85ドルくらいで販売中。

【スマートロックも悪くない】
 もうひとつは“SmartLock”だ。

Smartlockscenarioweb Smartlockmodelweb

 これは自転車のワイヤーチェーンのワイヤー部に、圧縮したエアと液体を内蔵させて、自転車泥棒がワイヤーカッターでそれを切ろうとする。切った瞬間ブシュっと液が辺り一面に噴射される。盗人はその液をかむるという商品開発。時間は数十秒と短いので、youtube嫌いのCherryさんや他のみんなも、ちょっと動画を観てくださいな。

 難は、盗まれそうになった自転車、盗人も液状塗料をかむるけど、自転車もかむって、売り物にならないとする点だ。それじゃムリですね。金属は洗い流せても衣服にはべっとりとか、催涙ガスを噴射して5分盲目にさせるなど、愛車に影響が少ない気体/液体を内蔵してほしい。

【hmm…なアドバイス】
 ふたつの自転車がらみの発明、どちらもまだ途上ではあるけれど、イイ線を突いていると思う。自転車乗りには自転車って“姿勢の乗り物”だとわかる。どんな姿勢を取るかで速さも快適度も疲労度も違う。人間のカラダから考えれば自転車だって、まだたくさん改良余地がある。 

 何十万円の愛車でなくても、何千円のチャリでも盗まれるのはイヤ。ワイヤーカッターで液を噴射するアイデアはとてもいい。ワイヤーのケーブル内に“カメムシ”を飼っておくアイデアを付け加えておきたい。今日は以上です。

 081103_142001  愛車のお尻に付けました!

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2008年11月 7日 (金)

SAKURAの春【11】胸をひらく 4/4

 ブリスベンのダウンタウンの日本料理店『SAKURA』に漂着したふたりの若い日本人、コバヤシと後藤。SAKURA2号店をめぐり、失意と熱意と成長を描く“マーケティング・エンターテイメント物語”。その11回目です。

 10回分まとめて掲載はこちら

          ********************

翌日のSAKURA2号店はいつも同じ来店客で、いつもと同じの手持ちぶさたの時間だった。

 だが昨日までとは違っていた。昨日までの気だるさはなく、なんとなく“変われる”というような予感があった。まだ何も変わっていないけれど、変える心の準備にスイッチが入った。ONにして最初にやることは、アパートを出る前に決めてきた。ヒマなランチタイムが早く終わってそれを始めたかった。“それ”とはみんなを集めることだ。

 「みんなに相談したいことがある」 

 みんなと言っても後藤と台湾人ウェイトレスの麗朱(れいしゅ)、大学で日本語科を専攻する知日家のオージーのワンダ、それにわたしの4人だけだ。全員がテーブルに腰をおろした。

Table  出典

 「おとつい、Mr.Tが来たんだ」わたしはみんなの目をかわるがわる見て、続けた。「何のために来たか。みんなはこの店の売上状況はだいたいわかるな」3人がうなづいた。
 「期限は言われなかったが、このままの売上ではこの店を閉じると言った」麗朱もワンダも、半ば驚き、半ば来るものが来たという表情だった。

 「お客さんが少ない。売上が上がらない。仕入費用はまかなえていない。人件費ももちろん持ち出しだ。だから赤字がふくらむ前に店をとじる。それだけのことだ」
 「じゃあわたしたちはー」ほとんど台湾なまりが感じられない流暢な日本語で麗朱が言いかけた。
 「クビさ」後藤はことばをテーブルの上に投げだすように言った。
 「ぼくや後藤はきっとそれだけじゃすまない」わたしは付けくわえた。
 「ハラキィリ、ですか?」ワンダがテーブルの上の箸入れを手にして、お腹にあてて切るマネをした。
 「違うよ、ワンダ」と後藤。
 「わっかりますぅ。カラテ、ですよね」ワンダはそう言って握った手を前に突き出して、空手の真似をした。「コバヤシ、オマエをパァァンチ(Punch)!」
 後藤は首を振った。「コバヤシ、お・ま・え・を・な・ぐ・る。さあ言って」
 ワンダはそれを忠実に繰り返した。
 「そんな日本語教えなくていいじゃないか」わたしは苦笑した。でも日本好きで日本語を熱心に学ぶオージーのワンダの明るさは救いだった。
 「麗朱とワンダのふたりは他に仕事を探せばいいー」わたしは後藤を見た。「ぼくらはどうするかな」
 「殴られる前にとんずらしよう。でもコバヤシさんのオンボロFiatでは1kmも走らないうちに、Mr.Tのメルセデスに追い越される。投げをくわされて、ふたりまとめてでっかいトランクに積み込まれて、翌日ブリスベンリバーにどんぶらこ」後藤は人ごとのように言うので笑ってしまった。

 ふと麗朱がうつむいているのに気づいた。
 「どうした?ショックだった?」
 麗朱はうなずいて「わたし・・・」
 どうやら涙を流していた。鼻をひとすすりしてから小さな声が聞こえた。
 「ここで働きたい。ここでずっと働かないとだめなの」

 麗朱の家庭はしばらく前に日本からオーストラリアに移住してきた。細かいことは聞かなかったけれど、どうやら夜逃げ同然の状態でこっちに来て、家族みんな働いているという。彼女の年ならまだ大学生の年齢だろう。果たしてきちんとした滞在許可は持っているのかさえ聞いていない。彼女の“ここで働きたい”、そのことばが痛かった。

 Ray  引用元(部分) 
 
 「麗朱、まだあきらめていないよ。ぼくも後藤も」わたしはつとめて明るく言った。
 昨日、後藤と一緒にKOTOに行ったこと、そこで言われたことをかいつまんで話した。

 「堀田店長は“お客さんの近いところで商売を考えなさい”と言うんだ。」
 「お客さんの近いところ・・・?」麗朱が鼻声で繰り返した。
 「そう。たぶんお客さんが食べている姿を見て、考えて、もっと話しを聞きなさいということだと思うんだ」わたしはぐっと椅子を引き寄せて、背筋を伸ばして言った。「そこで思いついたんだけど、麗朱やワンダの家族や知人をこの店に呼べないだろうか?」
 「呼ぶって?」ワンダが訊いた。
 「料理を食べてもらって、この店の意見を聴きたいんだ」
 「なるほど。ジカに意見を聴くんだ。賛成!」後藤が言った。
 「でも、誰に来てもらうの?」麗朱がおずおずと訊いた。
 「お父さんとかお母さんはムリ?」わたしは彼女の目をうかがった
 「大丈夫だと思うけど・・・聞いてみます」
 ワンダはニコリとして言った。「ワタシのペアレンツ、遠いので、Universityの友だちに来てもらいます」
 「コバヤシさん、そのときの料理はタダでいいの?」後藤が言った。
 「ああ。フリーランチだ。何とかごまかしちまうさ。来週のもっともヒマそうな日の午後1時くらいからどうだろうか?」
 「賛成!」後藤が言った。
 「あきらめちゃダメ、だよね」麗朱が鼻をすすりながら言った。
 ワンダが微笑んだ。「Ray、そうだよ。あっきらめちゃだめ。お客さん、ドコドコにしましょう」
 「お客さんは“どんどん”だよ」後藤がまた訂正した。
 ワンダは口をタテに大きく開けて言った「ドコォ、ドコォ」
 「違うって。それじゃあ“お客さんはどこ?”みたいじゃないか」みんなで笑った。

 『SAKURAの春』 Vol.11(了)

           ********************

 ついに風邪がずどんと来ました。ハナミズが鼻梁を越えて、奔流してきました。痛みに弱いわたし、「ううゥ・・・ぐぅっしゅん!」と“体音”をひっきりに無しに出して、Cherryさんから「うるさい!」と“半喝”(一喝とはいわないサ)されました。彼女を残してオフィスを退散しました。ごめんなさい。

 だから、今日のブログはコバヤシに託しました。がんばって風邪治します。今日はおやすみなさい。ぐしょん。

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2008年11月 6日 (木)

こだわり、めげずに続ける。

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

アニュアルレポートでファン作り——“Good Guy”な企業をアピールするために
日本のIRではあまり重視されていないアニュアルレポート。しかし海外企業の
中には、企業のファンを増やすため、個性的なアニュアルレポートを制作して
いる企業もある。アニュアルレポート制作会社のイグザックでは、そうした
企業のファンを増やせるようなアニュアルレポートを日本でも作ろうとして
いるのだ。
続きはこちら。

P1010176
 大和社長に見せて頂いた欧米のアニュアルレポートサンプル。

【hmm…なアドバイス246.こだわり、めげずに続ける。】
 今週のビジネスメディア誠の連載テーマは、コーポレイト・メッセージを創造的に制作する株式会社イグザック。素晴らしい表現のアニュアルレポートの制作のみならず、コーポレイト・コミュニケーションを“創造”するのがイグザックのこだわり。社長大和克好さんはナイスガイでした。

 ここ数回の誠での連載、意識したわけでないけれど、社長さんインタビューが幾つか重なりました。レントラ、これタレ、ペットマンション(敬称略でごめんなさい)、そしてイグザックさん。お会いした社長さんに共通することがあります。それは“こだわり”です。

【こだわりこそが原動力】
 彼ら社長たちの創業とは、生きるための商いであり場所であるけれど、それだけじゃない。それは“食うこと”を突きぬけた感覚とでもいえるだろうか。お金だけを意識したビジネスモデルじゃないと説明してもいい。儲けだけでなく、社会を良くしたいという気持ちがビジネスの節々にある。

 その姿を見て思ったのですが、どんなことも誠実に考えれば考えるほど、“自分へのこだわり”に行き着く。こだわった形跡が、事業のそこかしこに現れる。いや事業だけではなく、人の生きざまも同じだな、と思いました。

親から自立すること。
ここだ!と思った会社に入ること。
その会社で、埋もれずに、裏切らずに、がんばること。
ほんとうの自分を、何度となく考えること。
自分にはこれしかない!と思い至ること。
それを、1年、2年、いや3年と続けること。
結果をうけいれ、消沈することなく、浮かれることなく、
自分と対話し続けること。
そうすれば、かならず誰かが見ていてくれる。

 自分の仕事へのこだわりが、社会責任につながる。じゃないと事業は誠実にまっとうできない。原点へのこだわりとまっとうする持続力。それが創業者が偉大な理由なのである。そんなことを一連のインタビューで感じました。あらためて、ありがとうございました。

【めげないことも原動力】
 昨夜、わたしがブログを書いていると、娘が「これ」と言って一冊の本を手元に置いた。わたしはチラと一瞥して「ふむ」と口の中で言った。ウチでは娘が父に“マンガ”を読めと命令するのだ。翌朝、裸で持っていくのもナニだと思いつつ、カバンにいれて出かけた。そして帰りの電車で一気に読んだ。

081106_224901 最新刊、ですよね?

 井上雄彦氏著の『リアル』第8巻。知る人ぞ知る、四肢が不自由になった若者たちの自立物語だ。スラムダンクの著者らしく、歩けなくてもバスケットがあるさ!と、車いすバスケのストーリーが軸になる。

6347029f 引用元 

 この物語をひとことで言うと、“心が不自由になった若者たちの再生の物語”だ。

 社会ニートになった若いヤツらの姿が、四肢が不自由という隠喩で、登場人物に投影されている。めげずにがんばれよ。ほら、歩けないからこそ、自分のできること/やりたかったことがストレートにわかるだろう。第8巻(43話から48話)では、特にそれが明瞭だ。

【hmm…なアドバイス】
 自分が誰か、何ができるかにこだわりたい。それをめげないで続ける。それが自分への“誠”かなと思う。今日は以上です。

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2008年11月 5日 (水)

utteダイアリーその2 う〜ん・・・相棒が風邪だ。

 今日のブログは、新事業utteの準備をガンガンして遅くなりそだから、少しずつ書いている『SAKURAの春』の続編を掲載しようと思っていました。ところがー。

相棒Cherryさんの風邪がけっこうツラそで。朝、彼女が来たとき、“ああツラそうだな”と思いましたが、実際ツラそうで。わたしなぞはちょっと具合が悪いだけで、とてもギャアギャア言う方ですが、彼女は心身ともにガマン強いのです。その彼女が横ちょでたいへんそうでかわいそう。で、話題を風邪予防グッズにして、狭いオフィスでうつされないように(笑)。

【hmm…なアドバイス245.utteダイアリーその2 う〜ん…相棒が風邪だ。】
 風邪対策には昔からの知恵あり。

卵酒:よ〜く飲みました。小学生か中学生の頃、堂々とお酒が飲めるので、自分でも作りました(笑)。卵に熱燗のお酒をそそぐのですが、熱しすぎてタマゴとじ状態に(笑)。
赤ワインのお燗:もったいなくて(笑)。おフランスの伝統技ですね。
ネギミソ:刻んだ長ネギとしょうがと味噌を混ぜて湯がく。これは飲みましたけど、ネギを喉に巻き付けるのはやったことがあったかなあ。思い出せない。
ヴェポラップ喉や背中に塗りました。すっとするんですよね。

4  すぅ〜っと。

【オフィスで加湿器を、ギミックも】
 今の2人のオフィスなら卵酒もイケそだけど(笑)、現実的なグッズを調べました。

Img55352494 タンブラーのよう。 

 『Humidifier ミニ加湿器』、本来は自動車内の加湿器ですが、USB搭載でパソコンで稼働する。深澤直人氏の加湿器が欲しいけれど、安くて卓上ならこれ。6,980円(楽天)。

4945247419580_l けっこう小型です。 

 無印良品の『スチームファン式加湿器』。今日アキバの同店に行って現物チェックしました。6,300円というこなれた価格も魅力。さらにアロマセットがいい。今日の香りだったレモン以外にもオレンジ、ラベンダー、ローズウッドなど12種類あり(各1,000円)。

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 USB電源につなぐ『スッキリマスク2』はかなりギミック。内部の湿気をファンで排出する。ON/OFFは手元スイッチで可能だけど、このマスク重くないのだろうか?2,480円。

【膝掛けグッズ2つ】
 寒かった今日、膝掛けを買っていたCherryさん。よく膝からおっこちるので『ミッフィー ひざかけクリップ』なんかどうだろうか?ほんらいはベビーカーで使うものだけど、椅子の肘掛けの棒にも付けられそうです。ポロポロ落ちない対策は977円。

41niu22utgl_ss500_ ストラップ部を棒に通してクリップ留め。

 サンヨーから『エネループ 充電式ひざかけ』という賢い製品もある。乾電池ではないけれど、充電電池が付属しているのでコードレス。標準モードで約3.5時間持続して省エネがGoot。8,990円。

6  

【hmm…なアドバイス】
 今日はいろんな商品を取り上げました。風邪は総合的な対策が必要だから。カラダの芯から温かさ、冷える部位の温かさ、喉の潤いや鼻のすっきり、目の休憩など。アブナいと思ったらお酒だけじゃなくて感冒薬も飲んだ方がいいワケ。

 だか総合感冒薬でも、鼻や喉・熱別だけでなく、“ごくひき始め”や“症状緩和”など段階別の処方がある。それに倣って、総合的な“水際防止策”の商品パッケージがあるといい。栄養ドリンクやビタミン飲料、すっとする香りと湿気、薬以外の品もセットにして、ひき始めに一気に直す総合処方パッケージ”を展開してほしい。

 個人的な対症療法をひとつオマケ。“ロックンロールをガンガン聴いて治す(笑)”。これを書きながらも聴いています。熱くなるんですね。わたしも風邪気味でヤバいから、今日は早めに以上です。

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2008年11月 4日 (火)

utteダイアリーその1

 今日は、ちょっと相棒Cherryさんにすまないと思っている。最初に謝っちゃっておこう。ごめんね。大人気なかったかもしれないけれど、そもそもボクは子どもなのサ。すぐぷいっとしちゃうのは知ってるよね。

 コトは“新事業utte”の事業説明の文章表現。コンセプトを強調するポイントですれ違いがあった。根源的なトコではもちろん一致していますが、媒体上での表現で譲らない・譲れないでちと、バチバチしました。

【hmm…なアドバイス244. utteダイアリーその1】
 utte事業とは、Cherryさん・黒っち・わたしの3人で、今月立ち上げる“クリエイターズ・ショップ&ギャラリー”。生活シーンをデザイナーズ・テイストの作品で彩り、くらしをクリエイティブにする事業。自分だけの一品がほしいというニーズを満たすもの。

 もっとくわしくはオープン時に。今日はそのutte活動のアウトルック。

Pict1049s road to utte(要はオフィスの入口です)

朝早ぁく: Small&Cozyなオフィスに掃除機がけ(わたしの担当)。
午前中1: ある、論争のタネの資料の作成。
午前中2: Cherryさん現れ、ある資料の内容でやりとり火花。
午後早々: 戦いに疲れてご飯。
午後半ば: システムへのコンテンツ導入説明。
午後遅く: 温かいスープで戦(いくさ)のキズを温める。

 連休明け、1週間の助走日としては、盛りだくさんでありました。

 午前中から、ある資料づくりで議論が白熱。感性消費型のお客さまに引っ張ってもらうサイトなのはもちろんだけど、クリエイティビティの表現世界へ誘いたいとも思う。そのバランスをどうとるかで議論があった。プイっとした。午後も導入がらみの盛りだくさんで、けっこうタイヘンな一日だった。

わたしたちらしさ”を貫こうと思うのは、Cherryさんもわたしも同じ。だからまとめ直した文章でいいと思うけど。

【自分らしさの“発情”】
 それはそれとして。思ったのは“らしさ”の表現、あんがいかんたんじゃない

 今回の新事業でわたし個人思うこと。それは“自分たちらしさって何だろう”。事業の発想とは単純化していえば、「市場から発見するか」「自分から発情するか(笑)」どっちかだと思う。

 前者は法律改正など市場の掟の変化、非効率な業界の存在、製品や素材開発の余地など、市場機会から発想するもの。後者は、自分の生きてきたヒストリーやどうしてもやりたい情念から発想するもの。

 どちらかが良いとか悪いとかはなく、両方を兼ね備えた“灰色”が世間的には一番いいのはまちがいない。よく“タイミングがよかった”というのはそういう意味でしょう。両方がマッチングしないと、うまくゆかない。ただ個人的には、前者はサラリーマンの立場で既にやったので、後者寄りのことをやりたいとずっと思っていた。

 クリエイターを支援すること、その作品世界を広めること。100歩譲っても散在需要だし、合理も効率もカケラもない。マーケティングの定石からいえばNGかもしれない。でもわたし自身のヒストリーや情念から、これは自分らしいかなと思っています。

Pict1051 オフィスのライトも2つ点いてます。

【この一週間、よろしくCherryさん!】
 今日のGigazineにおもしろい画像がありました。上は「30歳以上は土日に休養をとるので1週間のうち月曜日が最も元気」、下は「30歳未満は土日に遊ぶので、仕事を終えられる金曜日が最も元気

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 先週末にそろって風邪気味だったCherryさんとわたし。ふたりとも体調アップさせて、下の絵じゃないと、サイト構築の追い込みできないよね。

 そうそう、帰りの電車のなかで、あれこれ・うにゃうにゃ考えているウチに、だんだん冷静になって(謝りたいと思ったし)、“utteらしさ”のアイデアをさらにひとつ思いついた。それを言うとまた論争?軽蔑?のタネになるかもしれないけど、言うんだ(笑)。今日は以上です。

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2008年11月 3日 (月)

アフリカの竹自転車

 今日はほんとうは自転車で遠乗りしようと思っていた。そのためにあるパーツも買った。でもちょっと風邪ぽかったのと、気温が低くて寒かったので自重した。ざんねんだけど今週は新事業で“ミッション・クリティカル”なので、風邪なんてひいてられるか。

 自転車に乗れなかった恨みは自転車で晴らそう。で今日は久々の自転車話題、“竹フレームの自転車”。

【hmm…なアドバイス243.アフリカの竹自転車】
This is not just a cool bike. It is appropriate for everyday
use and for racing. The vibration damping is a performance
advantage on longer rides. Each frame is built to order and
every frame is a unique.
引用元 CalfeeDesign

Bamboo

 “かっこいいだけじゃないバイク。日常走行にもレースにも適する。振動の吸収力も高くて、長距離走行にもいい。ひとつひとつブレームは注文を受けてつくる一品もの” いやあこの竹フレーム、いいです!

 乗り手のカラダの寸法と体重に併せて竹をチョイスする。フレーム部の竹は燻蒸処理と熱処理をほどこして割れを防ぐ。ラグ(フレームの継ぎ手)は、麻とエポキシ樹脂の複合材。その性能はカーボンファイバーよりも衝撃吸収力に優れ、対衝撃性も強い。重さは4パウンドから6パウンド(1.8kgから2.7kg)と最軽量の部類ではないが十分に軽い。デザインはロードバイクだけだったが、今年からマウンテンバイクも登場。

 Krimbamboo  
 アイアンマン仕様のマウンテンバイク(HPより)

 フレームの値段は2700ドル。これまでに200個以上の納品をしている。保証も10年ついているので安心。

【ひねくれモノの竹づくり】
 デザイン・製造元のCalfeeDesign(カリフォルニア州)はおよそ20年前、カーボンファイバーを中心としたバイクフレームの製作を始めた。軽量さ(2パウンドの軽量モデルもある)と耐久性で、自転車プロフェッショナルの信頼を集めてきた。竹フレームの取り組みも古く、96年から初めてきたものを2005年に本格製作を開始した。

4 これは展示会向け。

 創業者で社長のCraig Calfeeさんの取り組みがおもしろい。竹のフレームは生産性が低いのので、竹の生育段階から形状を整える実験をしているという。ようするにフレームのかたちに育てるというもの。障害物を置くと「本来はまっすぐ伸びる竹が、自転車のフレームやその他の部品に必要な屈曲やカーブを備えた形状に育つ」なあるほど、ひねくれモノの竹もいいわけだ。引用元 WIRED NEWS

【アフリカに竹自転車】
 さらにアフリカだ。Craigさんが若い頃(84年)、アフリカを放浪したとき、3つのことに気づいた。

「竹がたくさんある」
「みんな自転車に乗るけれど、十分な数がない」
「彼らには仕事が必要だ」

 そこから“アフリカで竹自転車”を作ろう!と考えた。作って運ぶとCO2が発生するから現地の竹で、現地で作ろう。ファンドを募ると、コロンビア大学の地球研究所が応じた。自転車は燃料が要らない。歩きより早いから仕事が早い。だから稼げる。ガーナ共和国での実践事例。

Bamboo01 Bamboo04
 現地での竹自転車づくり。竹を切り出してから、セメント袋を運べる丈夫な自転車へ。一部始終は動画で確認。4分半くらいです。

【hmm…なアドバイス】
 高価な自転車のカーボンフレームの製造方法は、竹を扱うのに似ているそうだ。その製造ノウハウと、自然資源、恵まれない地域の需要を結びつけた。今日はわたしは自転車に乗らなかったけれど、そのかわり竹自転車が遠くガーナまで連れていってくれて、素晴らしいアイデアと取り組みを知った。感謝します。

 さて風邪はなんとかリカバリーしました。“感染源”とにらんだCherryさんはどうだろうか?今日は以上です。

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2008年11月 2日 (日)

“心の数を増やしたい” ウェブ・スタートアップ20の教訓

新事業utteで核となるウェブサイトの開発ミーティングを持ちました。実開発の主担当をしていただいているAさん、スリークな黒縁メガネでクールな方なのですが、実は笑わしてくれるんです。

 「このH1のラインを見てください」と彼女。
 「ハイ」とわれわれ。
 「“サササササッァ〜”と斜線が入ってます」
 「サササササッァ〜・・・ですか」 思わず復唱した。
 「ハイ。次のH2ではひとまわり小さいフォントになっています。この行です。薄くアンダーラインが“ダダダダダダッァ〜”と入ってます」

 擬態語の連発、おかしくてみんな吹き出した。「次はツツツツゥ〜ですか?」とあいの手も入って♪ 今日はそれにちなんで“ウェブサイトのスタートアップ企業の20の教訓”がテーマ。

【hmm…なアドバイス242.“心の数を増やしたい” ウェブ・スタートアップ20の教訓】
 しばらく前にスラドで掲載された『Proto.inで学んだ、ウェブスタートアップ企業を成功させる20の教訓』。インド人のKapil Bhatiaさんが起業セミナーで学んだことを20にまとめたもの。彼のブログも読みましたが、とても良い教訓なのです。ひとつずつ訳しつつコメントを。

1. Dont try to build the complete product first time round.
 「ハナっから完全を目指そうとするな」 うん、その通りですね。ローマもウェブも一夜にして成らず。愛も一夜にして成らず。たぶん酔いにまかせた幻想です(笑)。

2. Get 10 initial users who love your product.Then think about building the critical mass.
 「あなたの商品を愛するユーザーをまず10人だけ獲得せよ。それから規模を考えよ」規模を追う時代ではないし、規模を追うと見失うことばかり。気をつけよう。

3. Ad based revenue is tough.But,remember,attention is a currency in today’s world.
 「広告収入はむつかしい。でも覚えておこう、興味こそが今日の世界で流通する通貨なのだ」至言だ。お金からじゃなくて“興味”からなのだ。ビジネスモデルとは“収入モデル”ではなく“興味構築のモデル”と考えよう。

4. Charge real money for your application- Charge as Early as possible for your start up(後略)
 「なるべく高額を払ってもらおう。それも早期からね。価格=コストではない」安かろう&合理追求はダメ。しょせん“赤い血の海”におぼれてしまう。

5. Focus on UI - Quality of experience.Yes,you can code better python than others.But spend some time on your UI.
 「ユーザーインターフェース(UI)にフォーカスせよ。パイソン言語をうまくあやつるよりもUIに時間をつかえ」 その通りですね。

6. (前略) remember your competency as a marketer is inversely proportional to your marketing budget.
 「マーケターとしての能力はマーケティング予算に反比例する」あはは・・まさにその通り。窮すれば通じるというより、無ければ発想も湧くもの。

9. Blog what you are passionate about irrespective of traffic you get on your blog.You will get returns sooner than later.
 「読者数なんか気にせずに、自分の想いをブログに書こう。結果はいずれついてくる」自己PRで恐縮ですが、わたしのこのブログです。最初はひと桁、せいぜいふた桁のブログでした。皆さんに生かされている。ありがとう!

2
 
 いくつかのベンチャーキャピタルに関するアドバイスを省略しました。

15. Working with fresh college graduates is great if you are ready for mentoring and you can’t hire that highly paid enterprise guy.
 「大学卒業したてのヤツらと働くのはとてもいい。高いサラリーの社会人を雇えないならなおさら」うんうん。若いっていいよね。

16. Contribute to open source projects.One of the best ways to market your skills and your company if you are in services business.
 「オープンソース系のPJに貢献せよ。起業がサービス業なら、スキルと起業を市場にアピールするベストな方法だ」まず与えよ、そして与え続けよ。しからば与えられん。

 わたしたちの新事業でもやりたい。クリエイターのRさんが「絵を通じて貧国のためにしたいことがある」という。それを世の中にアピールするお手伝いを“特集”に取り上げようよ!そんなことをRさん、Cherryさんと話してました。

18. Choose a URL for your app that is simple and logical.
 「シンプルでロジカルなURLを選べ」 わたしたちの事業のURLの素=utteのネーミングはCherryさんの発想。いいな!と即座に賛同したわたしの貢献も5%くらいあるよね。その説明やエピソードはいずれ。

20.Find Social DJs - famous bloggers or regular users of your app that will make your app/content viral (中略)Give special space to them in your application.Reward them.
サイトを支援してくれるブロガーやサポーターをたいせつにしよう。彼らにスペースを与えよう」ハイ、utteのそうした機能も準備しています。クリエイターとそのファン/サポーターのために“広場”もあります。

 20個をすべて掲載しなくてごめんなさい。全文はこちら(スラド)とこちら(原典)。

【心の数を増やしたい】
 わたしたち事業運営者自身が、“クリエイターのサポーター第一号”ですね。クリエイターさんの作品や生きかたに感動したから、一緒にやりませんか?それが振り出しです。だからクリエイターさんの自動登録はないし、“マスなる数”は追いません(実際に追えません)。

Utteph7_1_1015_pm_p  
 ウェブサイト(プロトタイプ)の一部分。

 省略した“教訓17”に事業上の数値目標をシェアせよ、というのがありました。わたしたちの事業でそれは、こうかな。『くらしをクリエイティブにしたい“心の数”』。今日は以上です。

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2008年11月 1日 (土)

天才アラーキー 熊本ララバイのチカラ

 わたくしごとですが(ブログなのに、ことわりはヘンですけど)“マーケティングを切り撮る”という研修企画があります。デジカメを持って街を歩き、マーケティングを感じる風景を自由に切り撮るんです。その写真をプロジェクタで映して、何に/どこに/なぜマーケティングを感じたのか?語り合う研修です。

4 切り撮る。
 「marketing_workshop_kiritoru.pdf」をダウンロード

 マーケティングって何だろう?という素朴で深みのある問い。他の人と自分のギャップ、自分の未熟さ・至らなさに気づく“found myself”な研修です。独立後では初めて今月実施させていただきます。わたし自身はドヘタな写真家ですが、写真を観るのは好き。アラーキーの写真展も観たいなと思いました。

【hmm…なアドバイス241.天才アラーキー 熊本ララバイのチカラ】
熊本市現代美術館では、11月1日から写真家・荒木経惟の九州では初めて
となる本格的な回顧展「熊本ララバイ」がはじまる。今回の目玉は、新作の
《母子像》。熊本を中心に募集した、荒木の撮りおろしによる一般市民の
母子約40組によるヌード作品だ。

引用元 dnp/坂本顕子さん(熊本市現代美術館)

0810as_02 綺麗ですね。

一般の女性の母+そのお子さん(07年1月以降生まれに限定)40組の全身ヌード写真展。一般公募での申し込みは、当初30組も集まるかという危惧をよそに、40組からの申し込み。撮影は6月下旬の2日間、40組40通りのヌード。 

0810as_03 撮影風景(出典同じ)。

【心を裸にする言葉撮りで裸撮り】
 同美術館員の坂本さんによれば、“母親たちの堂々とした姿”と“父親たちの所在なげな姿”が対照的だった。平均5分の撮影とはいえ、アラーキーならではの“心を裸にする言葉撮り”で、母親たちは自信あふれたポーズだった。一方夫はオトコとオットの間で揺れていた。

Pn2008103101000702ci0002 抱き寄せかたは一緒かな。

 子どもと一緒の写真でヌード。その意味は母でもあり、オンナでもある。分身を育てる社会的な役割をもちながら、男を欲望にかりたてる価値も持ち続けたい。性で満足させる存在であり続けることが、子殺しや通り魔殺人など、崩壊した欲望社会に満足をもたらす。

【イキイキした日本人ノ顔を撮る】
 アラーキーは2002年から『日本人ノ顔』という写真テーマに取り組む。『全国47都道府県すべての地域に暮らす人びとを撮影し、総計数万人の日本人の肖像を記録する』。これまで6府県を実施してきた。ねらいは「人びとに元気と誇りを取り戻したい

6

 fotonomaの荒木経惟さんのインタビュー、以下に部分引用します。

『日本人ノ顔』をやっているけれど、1日で100人以上撮るの。
だから1人、3分から5分勝負だね。そうなると、やっぱり言葉撮り
になっちゃう。一瞬にして相手を良い気持ちにさせるには、
言葉が一番いい。アタシは、相手をすごくいい顔にしてあげたい
んだよ。みんな、イキイキした部分を持っているんだからね。

引用元 こちら 

【hmm…なアドバイス】
 写真の記録と元気のチカラ、凄いと思う。新事業utteのクリエイターさん候補にも、フォトグラファーがいます(第一次のオープンには間に合いません。ごめんなさい)。写真クリエイティブは、ぜったい扱いたい分野です。

 わたしの企画“マーケティングを切り撮る研修”も、たくさん実施して、いろんな街のイキイキとしたマーケティングを記録したいと思います。その写真をみんなで共有して、街をイキイキとさせる。それがわたしの願いです。今日は以上です。

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