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2008年12月25日 (木)

体験時間を刻む時計――100年に1度の変をスローデザインで生き抜こう

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

体験時間を刻む時計――100年に1度の変をスローデザインで生き抜こう
100年に1度と言われる金融不安が世の中に暗い影を落としている昨今、
新たな生き方が求められている。そんな時代に合うような、ビーズで時を
刻む時計を見つけた。 続きはこちら

Thorn3 時計ネックレス。

 誠の堀内さんが書いてくれたリード文、カッコよすぎて照れる。今回のインタビュー・エッセイのきっかけはアイスランダーのデザイナーThorunn Arnadottirさんのデザインマインドに惚れたのがきっかけです。時を、部屋時計とアクセサリーに刻みこむデザインの着想が素晴らしいと思いました。くわしくは本文をば。

 彼女のコンセプトデザインを少しリサーチをすると、“スローデザイン”というコンセプトにあたりました。それは、日本でもまだ一部の人しかフォローしていない“デザインの実践方法”。ただ米国や欧州などにはじわじわと広がりつつあるようです。経済危機にあえぐアイスランド。その金融立国が崩れたタイミングで、自国の伝統をデザインにとりいれようとする彼女。彼女とのインタビューのこぼれた部分を以下に掲載します。

【Thorunn Arnadottirさんとのインタビューこぼれ話し】
Q.アイスランドのどんな伝統があなたのデザインに影響をあたえましたか?
Thorunn Arnadottirさん:アイスランドのウールのセーターがひとつの発想源です。チョコレート色のパターンからチョコボックスのデザインをしました。この色はアイスランドのウールの色。

20 21 たとえばこんな色でしょうか。

 宝石を飾り、ストレージするデザインの『Raven』はアイスランドの民話に出てくるカラス(日本ではワタリガラス)に由来します。なぜならRavenのカラスはありとあらゆる光りモノを持ち去るそうですから。

Raven_1  Raven_hlid1

 ほんもののワタリカラスはこちら

250pxcorvus_corax_nps

Q.日本では“WA(和=日本の伝統スタイルやデザイン)”が近年注目されていますが、これは現代のライフスタイルの反動でもあると思います。どう思われますか?

Thorunn Arnadottirさん:自分のバックグラウンドや先祖伝来の事蹟をとりいれるのは、デザイナーやアーチストにとって自然だと思います。だって世界では“グローバリゼーション”な出来事が日々起きていますよね(ネットを通じて得る知見という意味)。slれを取り入れて、誰のためにデザインするのでしょうか?あなたのデザインのべースはどこにあるのでしょうか?自分の国、自分の地方の文化を理解することは、自分のデザインのべースがどこにあるのか、明らかにすると思います。

Q.どうしてデザイナーになろうと思ったのでしょうか?その瞬間などを教えてください。

Clock01 Thorunn Arnadottirさん

Thorunn Arnadottirさん:これ、という瞬間はありませんでした。心を開いて、自分のドアを可能性に広く開いて、やってくるチャンスがわたしをどこに導いてくれるか見定めています。デザイナーとしてのキャリアが素晴らしいものになればと思っています。

 デザイナーとして成功するのが夢という彼女、utteでも応援したい。

【スローな郵便を禁じる?】
 スローデザイン余談。スローデザインではいくつか関連サイトがあるのですが、英語リーディングが苦手でなければ、slowplanetがお奨めです。 

 そこで“スローファッション”をこう表現しています。
スローファッションはヨーロッパの人をとりこにしていますが、それはハイクォリティでフィットしやすいベーシックな服を何年にもわたって着つつ、アクセサリーや服飾の色でアクセントをつけて自分らしさをだすこと

 “スローな郵便を禁じる”という話題も読みました。
BBCの報道によれば、イギリスの郵便局の配達員はゆっくり歩きすぎるのを注意されています。郵政省当局では配達員は“6.44km/hで歩かせようとしています」というのだが、ほんとうだろうか?メールはスローじゃない方がいいけれど、時速6km歩行はかなり速いですよね。

Postoffice

【じわりと。】
 西洋発に限らず“コンセプト”や“運動”、日本では単なる流行で消えてゆくことが多い。流行ったらめっけもの、流行らなかったらダメ。軽いノリだ。エコも最後には“エコリュクス”なって、なんだかわからなくなった。“LOHAS”のように(商標独占で)商売をしようとした企業さえあったし。

 流行&市場形成の話題先行ワードも多いけれど、メディアの流れに身を寄せるだけではなく、もっと個人的にコンセプトをじっくり考えるのもいいんじゃないだろうか。組織に身を寄せられなくなったし、世界変動の今ほど、個人の価値観が問われる瞬間はないと思う。1929年の変動のときは、戦争に流れていった。2008年の今も、世界のあちこちでヤバいエリアがある。ひとりひとりがしっかり想いを築くことが、とってもたいせつだと思う。今日は以上です。

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