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2008年12月17日 (水)

道路発電を不況対策のひとつに。

 今日は久しぶりに名古屋に行きました。新幹線に乗るために東京駅を経由したのですが、おぉっと、八重洲北口改札を通ればよかった!と後で悔やみました。なぜなら先頃開かれていた『エコプロダクツ2008』展示会にからませて、例の“発電床実証実験”を08年12月10日からまた始めているそうです。

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 08年1月          08年12月

 わたしゃ発電床の上で“ジャァ〜ンプ!”なんて年甲斐もないことをしそうなので(笑)通らなくてよかったかも。しかし、人のジャンプよりも“クルマの往来”でしょう!という実験が英国で始まる。

【hmm…なアドバイス274.道路発電を不況対策のひとつに。】
A new type of road that generates electricity as traffic drives over
it could mean British motorists will one day become a source of
cheap power, according to green breakdown provider, the Environ-
mental Transport Association (ETA). 
引用元 

Roadstitched ETAサイトより。

 また翻訳です。今日は普通に訳します。「新しい“発電する道路”がお目見えしそうです。これが実現すれば英国の自動車ドライバーは運転しながら低コストの発電源にもなるという画期的なことです。NPOの“ETA”が09年1月よりテストに入ります

 Technion-Israel Institute of Technology(イスラエルの技術研究機関)のエンジニアが、いわゆる“ピエゾ素子”を道路に埋め込んで“発電道路”を100mほどの長さで、イスラエルの道路に制作する。クルマの走行による“圧力”を圧電素子が受けとめて発電実験をするわけだ。その研究機関によれば「1kmの長さの“発電道路”があれば400キロワットの発電が可能」という。それは小型車8車分の走行に相当するとされる。

Musical_road 発電道路イメージ。

【圧電素子なんたるか】
 ピエゾ素子(圧電素子)とは何か?IT用語辞典ではこうある。

 圧電素子とは、強誘電体の一種で、振動や圧力などの力が
  加わると電圧が発生し、また逆に電圧が加えられると伸縮する
  素子のことである。
ピエゾ素子と呼ばれる。

 体重や自動車走行のような圧力が加わることで電圧が発生し、電力として回収ができる、ぐらいに理解しておけばよさそうだ。これがインクジェットプリンターのヘッドに活用されていることは聞いたことがあるが、原理は同じでも応用が異なる。

 もしも英国の高速道路にすべてこの仕組みが導入されたら、34,500台の小型車の走行をカバーできるそうだ。その前提となるのは“電気自動車”であるけれど、ガソリン車が混じっていたとしても、そのエリア内走行で発電に貢献できるならいいなと思う。

【hmm…なアドバイス】
 この発電事業の良さは2つある。ひとつは道路は“政治マター”にしやすいこと。もうひとつは“みんなが関われること”。

 英国では以前にブラウン首相が2020年までにすべての自動車を電気化したいという発言もあった。この道路テストもその発言に沿ったものだろう。自動車産業、道路産業の裾野の広さ、経済波及効果の大きさと結びついた。

 狭くて込み合う日本にこそいい発電ですよね。発電道路の公共事業をやるぞ!と首相が言えば、エコだし、地方の道づくりの理屈もとおる。走行する自動車もなんとなくキモチがいい。あの“海ほたる”近辺に設置して、少しでもイメージアップし、ホタルくらいの照明をまかなっている、というのでも当初はいいでしょう。ぜひ発電道路を政治的に進めてほしい。

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 もうひとつは“みんなで発電”できること。渋谷駅でクリスマスの日まで実験をする。失業、失職、内定取り消し、いろいろあるけれど、クリスマスには、みんなで“渋谷にお百度発電参り”をする(かどうかわからねど)。ネットが普及して、みんなで出来ることがすごく増えたけれど、物理的な活動はイベントやチャリティなどにとどまっている。だからみんなの発電は、地球ボーダーレスにぴったり。今日は以上です。

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コメント

この発電発想は、とても良いと思います。
私も考えた事が有ります。
これを国土交通省に伝えるべきだと思います。
まずは、実験区域を考え道路の距離を定めデータ分析を測る事からです。課題は、コスト面でしょう。
実現可能になれば、交通量の多い道路で実験です。
あと、加えて夏場の地熱発電も併用すれば良いと思います。

投稿: | 2011年4月21日 (木) 09時23分

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