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2009年1月 5日 (月)

新生Apple

 『CES/Consumer Electronics Show』はラスベガスで09年1月8日から開催。先行して行われる『Macworld Conference & Expo』はサンフランシスコで、現地時間の本日つまり4日から、日本時間では5日の午前2時からなので、これをアップした10時過ぎからだと、あと4時間で開幕。

Stevejobsmacworld2008speech2  引用元 

 だが今年からはもう彼の姿を見ることはできないApple自身さえもう参加しない。最後の基調講演は、1月6日午前9時(現地時間)から行われるが、そこで彼の姿はない。その病状からもう永遠に姿を見れないという“確実な筋の噂”さえ読んだ。今日は書き貯めた『SAKURAの春』をアップしようかと思ったけれど、CESとMacworldにちなんでひと言。

【hmm…なアドバイス291.新生Apple】
 CESを前に、たくさんの家電やPCや用品などの新製品情報があふれている。ざっと読んだだけだけど、大きく薄くなる液晶テレビより、成熟したかに見えたPCの方がおもしろい。

Tam 特定のPCを欲しいと思ったことはなかった。

いよいよVivienne Tam/ヴィヴィアン・タムの『Mini 1000 Vivienne Tam Edition』が発売される(in米国)。紅(あか)の抑制された艶やかさがいい。その桔梗のあでやかさがいい。開いたキーボードが紅で埋め尽くされているのがいい。前に詳細に書いたブログはこちら

Geardiary_hp_mini_vivienne_tam_1250 Nk951aa_300
 画像引用元            トートとスカーフのおまけもあり(有料)

このデザインでノートPCが今までと異なる価値を持つようになる。スペックなんてどうでもいい。このPCならそこそこのプロセッサとメモリでいい。しょせんわたしごときの使用シーンではスタンダードでよいしね。オナゴもすなるVivienne Tam PC、オトコはダメですか?

【レノボのラインナップ】
もうひとつ気になったのがレノボの大攻勢。野心的な大画面PCも発表し、普及価格/サイズ帯への戦略ノート、もちろんNet bookへの気配りも抜かりない(利益が出ないので、積極的ではないはず)。

1509w700ds1   Lenovoa600_05

小画面を開くことができる『W700ds』は、ペンタブレットを装備して、ノートPCですべての作業をコンプリートしてしまおう!という商品だろうか。デザインは(正直)アグリーだが。『A600』のAll in oneもすごい。野心的であることは認めざるを得ない。このチャレンジ精神は凄いと思う。

ハードウェアとして、かつてのIBMのブランド力だけで生き残れないのは自明。フラッグシップ的なX300、普及型の『Y series』(新製品)、おさえ商品のネットブック『S10 netbook』など薄くしたり独自性を高めたり安くしたり。前のIBMの展開とはかなり違いを感じています。

【Mac、迷走時代へ?】
対照的にAppleからのニュースは、とてもdisappointing(失望)。

9 to 5 Macでは、ユニボディを採用した新しい「17インチMacBook Pro」は、
現行モデルよりも駆動時間が長い超薄型のバッテリパックを搭載し、
このバッテリパックはiPodyaiPhoneなどと同じく取り外しできないように
なっているようだと伝えています。
引用元

電池を取り外せなくても寿命まで使えばいいでしょ。しかも(あまり売れないからだろうが)発売したばかりの13インチアルミMacを値下げするという(噂)。おまけに販売継続をしたポリカーボネイトのホワイトマックはやめるという(噂)。なぜそんながっかりさせるようなニュースしかないのか、なんてタイミングが悪くて歯切れの悪いニュースだろうか。それが問題だ。

安かろうのnetbookを否定したことは間違ってないが、対抗策がない。デザインでもアルミ素材で前のデザインを踏襲しただけだ。フルラインのウィン陣営に勝てる展開が見えない。ジョブスというカリスマがdimになり、Appleの“今”と“これから”はかなりヤバい・・・そう結論づけるしかない。

 081031imacandkitty01 猫も好きなiMac

【hmm…なアドバイス】
でもね、まだまだやることはある。HPのヴィヴィアン・タム・バージョンより美しいPCを創る(Sonyが“P”として出すけど)、大画面で美しいプロ用PCを創る(サムソンもレノボもやりますが)、Office 07の操作性の低さと保存形式の悪さを解消する(ビジネス慣習なんてクソくらえがMacです)。

いや、どれもこれも違うんだ。Appleのような純粋な事業の成り立ち、そして伝説、受け継がれた伝統を持つ会社への処方せんは、実はかなりシンプル。原点がしっかりしているのだから。George Colony氏が2004年に書いていたことを挙げたい。

Macintoshは、オープンでも、業界標準でも、業界公認でもない。
ただ、とにかく「良い」のである。

ジョブスは唯我独尊で自分の「良い」をつらぬいたからこそ第二期Macを築いた。希有の天才の「良い」が受けとめられたとは言える。でも、彼のしでかしたような、これほどに大きな「良い」はとてもムリなので、小さな「良い」を持ちたいと思う。そこが大なるスタートだ。今日は以上です。

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