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2009年1月15日 (木)

漆塗りPCに“用の美”の極みを見た

 今日はビジネスメディア誠に連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

漆塗りPCに“用の美”の極みを見た
“一品物”にこだわって、漆塗りの高級PCを制作した台湾人がいた。
その男の名前は梁育倫。大量生産に背を向けて、職人手作りのPCを
制作した彼の思いを聞いてみた。
引用元

Dsc00797 良い顔してます。

 ビジネスメディア誠のエッセイで日本以外のアジアの方を取り上げるのは、たしか2度目です。もうひとりは台湾の女性デザイナーさん。お会いしたart PC Ryouの梁さん、バイタリティ溢れる方ですが、本土(中国)の方々のような“押し込みの強さ”よりも、洗練された雰囲気のある方です。いつになく長時間お邪魔してあれこれ話しこんでしまいました。ありがとうございました。

【hmm…なアドバイス297.漆塗りPCに“用の美”の極みを見た】
 おかげで漆塗りのコンピュータをたっぷり拝見&堪能しました。個人的に和物が好きなのもありますけど、良かったなあ。実は事前に常盤台の木香屋にお忍びで?現品のひとつをチェックしていました。木の顔がいいなあと思いました。

 さて彼が漆のPCに触れるとき、“手袋”をはめたのにはびっくり。でも販売前で世界でたったひとつ、しかも熟練の漆職人の技で、ほんらいPricelessですから当たりまえです。その美しさ、色の深さ、わたしごときのデジイチ・ヤロウに写させるのは謀反です(笑)。

Dsc00811 木箱入り。

 そうそう、記事の中で書き落としましたが、梁さんのPC、出力がデジタルTVでもできるのです。I/Oに出力端子が装備されていて、大迫力の50インチくらいの画面でPCのパフォーマンスチェックをしていました。このあたりの設計思想はなるほどですね。

【ネットブックの大流行のわたしの見込み違い】
 わたしの流行予想はときどきは外れるけれど、2008年にズバリ外れたのは、ネットブック/Netbookの大躍進。安いだけでネットにつなぐためくらいの安売り・割り切り・売り切りのネットブックが、なぜ必要なのか?なぜあんなちっちゃなキーボードで“思考”ができるのか?ハナハダ疑問で売れないと思った。スマン、外れました。

 Appleが見送ったのは正解だと思ったし、Sonyが追随するのはヒンシュクだった。でもVAIO type Pは存在感を示した良い感じなのいい。あとHPのヴィヴィアン・タムの芍薬デザインはぐらっとくる。結局CPUも弱いネットブック、セカンダリーでもわたしは買わないだろうな。安い包丁が切れないけれど、まあいいかというのと似ていませんか?

  Dsc00807

【ネットブック大流行の反動】
 ネットブックの流行の前から、日本のパソコンハード業界は空洞化していた。正確に言えばモノつくり面の空洞化。パナソニックとKOUZIRO以外に国内で製造をしている会社はありませんよね?VAIO type Pにしても台湾のQuanta Computer(広達電脳)、東芝やNECは中国、DELLもかつてのマレーシアから中国。

 携帯電話市場が、内向きでガラパゴスと言われてそれでいいのか?言われていますが、モノづくりの面からは独自性を保っていると思います。だがパソコンはモノづくりはすでに海外、設計ノウハウさえ集積する場も限られてきた。こんなことでいいのか?そう思っていたところに梁さんのPC。共感を覚えたのはそんな背景もあります。

Dsc00833 漆のマウスも美しい!

【hmm…なアドバイス】
 さてこの世界大不況、みなさん何を感じていますか?

 強欲な金融会社や事業会社が引き起こしたのに、なぜみんながそれに巻き添えになるのか?そんな想いも正直あります。でもどこかでわたしたちも浮ついていたのかもしれません。短期的な効率主義・儲け主義を追求するかぎり、またこのクラッシュの繰り返しになりそうです。

 そのためにはひとりひとりが、仕事人生のパラダイムシフトをはかることだと思います。消費行動も、不要な作り手主導の付加価値は不要、もっと商品がほんらいそなえる価値を突き詰めているモノを見極めよう、それを買おう、使おう。そんな消費者になりたいと思います。

 ネットブックが売り逃げとは言いませんが、見方を変えれば資金の運用回転を早める上で好商材と見れなくもない。経済活動、もっとゆっくりしようよ。仕事パラダイムシフトをしましょう。そうしないともっと深い不況にはまりそう。次の誠の連載では商売のパラダイムシフトについて書いてみたい。今日は以上です。

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ネットブックが流行っていますね。低価格化してきた今、すごくお買い得になってきています。 [続きを読む]

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